前回のお知らせで、別の場所(別名副長官室)にUPしたと告知したものの、近頃私が兄弟ばかりにかまけているため、副長官の機嫌が悪いらしく、サイト内のリンクがうまくつながりません。
思い切って、ここに公開します。
セカンドシーズンを妄想目線でご覧になっていらっしゃる方のお一人にでもお目にとまれば嬉しいのですが…。
Supernatural製作スタッフ、まじで殺すつもりです。全世界の腐女子ファンを。
セカンドシーズンも後半に入り、サードシーズンの製作&放映を確固たるものにするために全力を挙げているのだとは思いますが、そんなに、そんなにスロットル全開で飛ばして、ガス欠でシリーズがすぐ終わっちゃったらもともこもないんだから、落ち着いてよ!と本編鑑賞中、心の中で叫び続けた私でした。
以下は完全ネタバレです。
3重くらいに重なったSlasher Filter越しに映像を見ている上、妄想を吐き出さないと血管が切れるという恐怖にかられたまま、まさにPossessed状態で翻訳しましたので、色々と誤解、曲解、妄想が含まれると思いますが、そこはご容赦ください。
第14話 「Born under a bad sign」
オープニング。
どこかで起きているSupernaturalな事件ではなく、ディーンが電話している場面から始まります。
(腐女子ファンにとって、これは要注意を促す信号です。)
しかも電話の相手は、ジョーのことがあって半ば絶縁状態になっているはずのエレン。かなりあせった様子で話しているのは、「サムがいなくなっちまった」って!その電話の最中キャッチが入って、それはサムから。
(画面でよく確認できないのだけど、ディーンの携帯の登録Summyってなってました?)
ディーン「サミー?いったいどこにいるんだ。落ち着け。そこを動くなよ。すぐに行く」
電話を切ったディーンが、サムがいるというホテルの部屋に駆けつけると、ベッドに座ったサムが呆然としています。
サム「やあ、ディーン。洗い流そうとしたんだけど…」というサムの手は血に汚れ、シャツのお腹にも血が。ディーンが慌てて、サムのお腹を探ると。
サム「僕の血じゃないと思う」
ディーン「なんだこりゃ!」
サム「わかんない」
ディーン「サム、お前なにやったんだ」
サム「なにも覚えてないんだ」
オープニング明け。
ウェストテキサスのモーテルの部屋でバーガーを食べたりしたことが記憶の最後だというサムに。
ディーン「テキサスにいたのは一週間前だぞ」
(一週間も記憶がなく、気がついたら血だらけだった、なんて、サムがとんでもないことを言っているのに、お前が無事でここにいる、それで充分だ、とか言ってるディーン。ママに続いて、父ちゃんまでも失ってしまった今、兄ちゃんにとって、サムは本当に何にも変えがたい大切な存在で。今回その兄ちゃんの気持ちを極限まで試そうとするストーリー展開となっていますよね。)
フロントで聞いた限り、サムは昨日の午後ホテルから出て行ったきりで、戻ってきた姿は見ていない、というので、とにかく何があったのか探ろう、ということで部屋を物色し始めると、ディーンが窓の掛け金に血のあとを見つけます。
ホテルの外に出た二人。歩き出した通りにサムはなんとなく見覚えがあるといって、通り脇のガレージを指差して、あれだ、といいます。二つ目のガレージのドアを指して、そこを開けてみてとサムはいいますが、南京錠がかかってる、とディーンが示すと、サムはふと自分のジャケットのポケットを探って、小さな鍵を取り出します。その鍵で南京錠を開けると中には車が。
車の中を調べ始めた二人でしたが、ハンドルにも血がべったり。ディーンが後部座席を見ろ、というので見ると、血のついた、どこかで見たようなごっついナイフが。更にメンソールのタバコの空き箱とレシートが一枚。
レシートを頼りにガソリンスタンドにやってきた二人、スタンド付のコンビニに入って話を聞こうとすると、店員はサムを見るなり出て行け、警察を呼ぶぞと騒ぎ出します。
サムは昨日べろべろに酔って店に現れ、騒ぎを起こしたのだとのこと。
とりあえずサムを外に出してディーンが、それでサムはここを出た後どこへ向かったかと聞くと、店員は「あいつは(酒と?)タバコの代金を踏み倒したんだ」とまだプンプン。
ディーン「あいつがタバコを吸ったって?」
店員「Yeah. Guy’s chimney!」(ああ、煙突みたいにね!)
なんとかサムが21号線で北に向かって行ったという情報を聞き出し、そちらに向かって車を走らせる二人でしたが、突然サムが「ここを曲がって!」というのでそのとおりにすると、その奥には一軒の家が。
二人が中に入ると男性が一人死んでおり、室内の戸棚を開くと夥しい数の武器と奇妙な記号を書いたメモが。死んでいるのは、二人と同じ魔物ハンターだったのです。
防犯カメラのランプの点滅に気付いたディーン、そのままその部屋のパソコンで再生してみると、そこにはまさに男の首をナイフで掻き切っているサムの姿が映っていました。
証拠を隠滅し、ホテルに戻った二人、(シェイプシフターだっていう可能性だってあるし)あれはお前に見えるがお前じゃないというディーンに、僕だという気がすると言い出したサム。
ディーン「どういう意味だ?」
サム「ここ数週間、なにかおかしかったんだ。Rage、Hate (激しい怒りや嫌悪感)そういう感情をどうしても止められなかった。毎日毎日、酷くなるんだ」
ディーン「俺には一度も言わなかった」
サム「兄ちゃんを怖がらせたくなかったんだ」
(ここでYou と言ってる以上、激しい感情は、RageやHateなんていうサムが兄ちゃんに抱くはずのない感情だけじゃなかったって想像するしかありません。もちろん兄ちゃんにたいするaffectionも更に強烈になってしまったのでしょう)
なんでもないことだ、という兄ちゃんに、俺はなっていっちゃうんだ、何に?俺がなるべき邪悪なものに。黙れ。でもそれは本当なんだよ、父ちゃんもそれを知ってた。黙れ。兄ちゃんは父ちゃんと約束しただろ、僕とも約束した。
(第1話「In my time of dying」で父ちゃんがディーンに約束させた言葉が、第10話「Hunted」で明らかになり、第11話「Playthings」では大酔っ払いのサムに「その約束を絶対守れ」って約束させられて…。兄ちゃんがそう簡単に可愛いサミーを手放すもんですか!しかも自分の手でなんて!と思いつつも、サムが殺人まで…なんていう展開になると、さすがに心配になってきます…)
「No.(このNo重いです!ディーンはこれまでの人生ずっと父ちゃんのいいなりになることになんの疑問も持たずに成長してきた挙句、父ちゃんの最後の言葉に逆らおうというのですから、ディーンのサムを大事に思う気持ちは、常識や、理屈なんてものとレベルが違うのです)聞け、とにかく調べよう。きっと大丈夫だ」というディーン。
サム銃をとって。「誰も傷つけたくないんだ。兄ちゃんを傷つけたりしたくない。」
ディーン「お前がそんなことするもんか。それがなんであれ、お前はそれを我慢できる」
(confineだけど、この後のサムのI can’t. Not forever.を聞くと、「我慢」って感じがします)
「我慢できないよ。永遠になんて無理だ」と無理やりディーンに銃を握らせるサム。
(このサムの台詞。絶対、腐女子向けに「兄ちゃんとやりまくりたい気持ちを我慢」の意味を持たせていますよね!)
ディーン「俺がどんなに懸命にお前を守ろうとしてきたか知ってるだろ」
サム「知ってるよ」
「(お前を殺すなんて)できるもんか。俺が死んだほうがましだ」と銃を落として窓辺へと歩くディーン。
サム「兄ちゃんは生きるよ」そういって急に顔つきを変え、「生きてこれ(僕を殺さなかったこと)を後悔するんだ」
銃で思いっきりディーンを殴り倒し(!)部屋を出て行くサム。
部屋を空けろと言いにきたフロントの男の声で意識を取り戻したディーン、男にたっぷりのチップを握らせてパソコンを借り、サムの行方を捜します。
「息子が昨夜コンサートに行くといって家を抜け出して…、息子は糖尿病で、早く見つけないと大変なことに、なんとかお願いします…」とか言って、サムのGPS携帯の所在を突き止めるディーン。
(ここでまた細かいお遊びが。ウェブサイト画面に出てきた、サムの所在地は、ジェンセンの出身地であるダラスとなってますよね?)
一方のサム。
私もハンターになるといって家出中のジョーが働いている、とある酒場に現れます。
どうして私がここにいることがわかったの?ま、色々、仕事の流れでね。ディーンは?兄ちゃんは来られなかったんだ、などなど話しながら上着を脱いだサムの右腕に、焼印のような模様がついているのに気付いたジョー。痛そうね。ああ、ストーブに触っちゃって、とか言いつつ、兄弟の父ちゃんであるジョンのせいで、自分のパパが死んだと信じているジョーに、君が僕らの父ちゃんのことをどう思ってるかは知ってるし、それを責められない、でも父ちゃんは悪魔狩りに憑り付かれてて、それによって巻き添えになる人間のことまで-君のパパも含めてね-考えてなかった、でもそれはあくまで僕たちの父ちゃんのことであって、僕じゃない、ディーンはどうなの?ディーンは、僕よりは父ちゃんに近いかな。
サム、ジョーの顔色を見て。
「Boy! You look like to carry on a torch for him, aren’t you? (驚いた、兄ちゃんが好きなんだ?)」
鼻で笑ってみせるジョーに、
サム「Take that’s Yes.(それってイエスだね)」
(Possessed Sammy! 大人気ないと思いつつも今シーズン、ジョーが出てくる度、歯をきしらせながら画面に向かって呟いていた私の心の声を、信じられないほど次々とあからさまに代弁してくれます。)
サム「気の毒にね。ディーンは確かに君のことが好きだけど、君が望む好きとは違うと思うからさ。つまり、なんていうか、妹みたいな感じ?…兄ちゃん、君のことはSchool girl 程度に思ってるから。君を傷つけたいわけじゃないんだ、ただ君の事を思って…」
ジョー「それはご親切にね、サム」
サム「本心で言ってるんだ」でっかい手でジョーの小さな手をがしっと掴み、「君のことをすごく思ってる…」
もう帰って、というジョーに、わかった、とぱしっとジョーの手を払い、立ち上がったサムは、一旦姿を消したと見せかけて、背後からジョーを羽交い絞めに!放して!というジョーの頭を掴んで、バーのカウンターに強烈に打ちつけます。
(今までディーンに色目を使ってきた歴代の女の子たちの中でも、サムからもっとも酷い目にあわされたジョーですが、この後、意識を失ったジョーにサムがぽそっと囁きかけた台詞、わたしどうしてもちゃんと聞きとれません!誰かわかる方、教えてください!)
サム「To enough to be this way, …maybe death. (これで充分かな。死んでもらおうかな)」とかなんとか言ってるようなんですが…。最初「Do not enough…」かと思って、えっ?気絶させただけじゃまだ足りないって?なんてどきどき。
(セカンドシーズンに入って以来、時々はっとすることがありましたが、サム(ジャレッド)本当に大きくなりましたよね。-親戚のおばちゃんか!-ディーンといても大きいと思うけど、小さなジョーを背後から抱きかかえたりすると、おおうっ!と思うほどの逞しさです。シャツの上からでも胸板の厚みが確認できるようになってきたし…。熊男好きのワタクシとしてはホクホクものです!)
意識を取り戻し、なんなの?いったい、何やってんのよ!と早速悪態をつき始めるジョーをいそいそと柱に縛り付けているサム。
君のママが言ったことを正確に言ってみな、…君のパパが死んだ時のこと。あんた、サムじゃないわね。サム、ジョーの前に回りこんで座り、俺だよ。知ってることを話せ、質問に答えろ、…。わかったわよ、…パパ達はカリフォルニアでHell’s bondみたいな罠をかけてた、ジョンは隠れて待ってて、パパは囮になった。まさにジョンらしいな…。それで?何にも出てこなくて、ジョンは待ちきれなくて、仕掛けに触って爆発が起きてパパは死んだの。正確にはそうじゃない。え?悪魔が君のパパを殺したんじゃない。君は本当のことを知らないんだな。君のママだって知らない。何をよ?ビルは死んでなかった、喉をゴロゴロいわせながらも君とエレンにもう一度会いたいと祈り…そして俺の親父は、そんな君のパパを殺したんだ、病気の犬を楽にしてやるみたいにね。嘘よ。本当さ。
(歌うように)My daddy shot your daddy in the head.
どうしてあんたがそんなこと知ってるのよ。…あたしをどうするつもり。Like daddy like daughter. さ、口を開けろ、といって、また嬉しげにジョーに猿轡をかませていると…。
ついに銃をかまえたディーン登場。「サム!」
サムは、サムらしい演技に戻って。…頭が燃えそうなんだ、俺を殺してくれ、さもないと彼女を殺す。頼むよ。撃ってくれ、俺を撃て!駄目だ、サミー来い。銃を下ろして後ろを向いてしまうディーンに。なんだっていうんだよ、ディーン。弟を哀れに思って、ジョーを見殺しにするのか?と、ジョーから離れて一歩前に出てきたサムに、水筒の水を。シュワーと蒸気があがるのを見て。聖水だ、悪魔め!くそったれ。窓を破って逃げ出したサムを追いかけようとするディーンに、ロープを切ってもらったジョー。
サムは悪魔に憑り付かれてるわ、ディーン。
港の倉庫に入り込んだ二人。お互いに銃を構えて探りあいます。ハンターを追っては殺そうとしているサムをPossessしている悪魔に。
ディーン「どうして俺を殺さなかった、いくらでもチャンスはあったろう」
サム「テストみたいなもんさ。お前を追い詰めて、サムを殺させようとしたんだ。でもお楽しみもここまでだ…」とかなんとか、
ディーン「こんな思いさせやがって、絶対仕返ししてやるからな」とかなんとか
サム「どうやって?俺を傷つけるなんて、…可愛い弟を傷つけるなんてできやしないくせに…」などなど、言いつつ倉庫を出て行ったサムを追って、外に出たディーンは、サムに左肩を撃たれ、桟橋から落ちてしまいます。
(どうしても一言だけ、X-Fileフリークとして、コメントさせてください。モルダーが相棒のスカリーに撃たれたのもまさに左肩でした。モルダーはその後弱った様子を見せてスカリーの同情を買っていましたが、ディーンは更に酷い目に!)
ディーンの携帯を鳴らしながらディーンの姿を探すジョー。二度目に鳴らすとディーンのいつものOld Rockの着メロが聞こえました。(一瞬、Twentieth century boys かと思ったけど、違いますね)
港の酒場にディーンを連れ戻ったジョー。
麻酔なしで弾丸を摘出されているディーンがうめき声を上げると「Don’t be a baby!」と厳しいジョー。(サムに言われたことへの仕返しです、きっと。)
ジョー「ねえ、ディーン。…悪魔って嘘をつくけど、真実を言うこともある?」
ディーン「ああ、時にはそういうこともあるんじゃないか?…特に、相手を動揺させようとする時なんか。なんでそんなことを聞くんだ」
ジョー「なんでもない」
(私はてっきりSchool girl発言のことを差している!と思ったのですが、パパの死の真相の方ですよね…)
サムの後を追うディーンについていくというジョーを「これは俺の戦いだから…」と拒否し、「また後で電話する」と言って出て行くディーン。(こんな時のディーンは男らしくて、心臓に悪いです)
閉まったドアに向かって「Hell, you will(きっとかけてこないくせに)」というジョーはちょっといっぱしの女の顔をしています。
(これである程度、ディーンとジョーの関係に結論が出た、と解釈していいのでしょうか。この後、ジョーがフェイドアウトしていくのか、完全に妹というポジションでまた出てくるのか、気になるところです。)
ディーンが鳴らしているどこかの家の電話線を切る見慣れたでかい手。
その後、サムがトントントントンと長いノックをしたのは、ボビーおじさんの家でした。
(おじさん、いつも苦労かけます!)
サム、中に入れ、しばらくぶりだな、どうしてここへ。仕事で近くまできたから、挨拶しようと思って。ディーンは?女の子とTwelfth-pack(ビールの六本入りパックSix-Packってよく聞くけど、これって12本入りのビールってこと?)と一緒にどこかにしけこんでる。可愛いコか?僕に聞かないでよ、兄ちゃんの好みは問題ありだから(He’s in way over his head.を曲解しすぎてますか?)。
お前の顔を見れてよかった、と、サムにビールを手渡すボビーおじさん。
ジョンに。父ちゃんに。と乾杯して、ぐびっと一口呑むと、蒸気を吐き出しながら、げほっとなるサム。
ボビー、聖水入りビールだ、とニヤリ。
(ディーンの電話は繋がらなかったはずなのに!女の子とどこかにしけこんでるディーンを放って、ボビーおじさんのところにくるなんて、Possessed Sammyに違いないと、長い付き合いのおじさんにはわかってしまったのですね!)
パチパチと燃える暖炉の火の前で、椅子に縛り付けたサムをひっぱたくディーン。
天井にはもちろん悪魔トラップ。
意識を取り戻したサムはディーンの顔を見て「生きてたのか、まるでゴキブリだな」
(美しい兄ちゃんにむかって何を言うの!まったくPossessed Sammyは!)
聖水をバケツでぶっかける兄ちゃんに、「サムはまだ俺の操り人形だ」「それもそう長くない、ボビー?」悪魔祓いの呪文を唱え始めるボビー。
苦しみ始めた、と思ったサムは高笑いを始めます。
「Oops。そんなの効かないと思うよ」と反対に何事かサムが呪文を唱え始めると、暖炉の火は大きく燃え上がり、部屋の中には風が巻き起こります。
その時サムの腕についた焼印に気付いたボビー。
「Binding rake(?)だ。ロックみたいなもんだ。こいつは自分をサムの身体に結び付けたんだ。」
「どうしたらいい」
「わからん」
そうこうしている内に家まで揺れだし、天井の悪魔トラップにビシッとひび割れが!
「There. That’s better.」とサムはにっこりして、まずボビーを飛ばし、ディーンを飛ばして、ぶちっとロープを切り立ち上がります。
(飛ばされて痛い左肩を打ち付けたディーンがものすごく可愛い顔を!)
サム「最悪の状況のことを人間は、なんていう?(こんなに可愛いディーンの胸倉をそのでっかい手で掴んだかと思うと、豪快に殴りつけるサム!)地獄を見た、なんていうよな?地獄ってのはな、…まさに地獄みたいなんだぜ?悪魔にとってさえもな、牢獄さ。骨と肉と血と、恐怖だ。そんなところに俺を戻すって?」
そんなことをいいつつ、(顔はやめて、顔だけは!と震える私をよそに)そのでかい拳でディーンを殴り続けるサム。
ディーン「戻ってくれ」
サム「No。もう戻らない。今や俺はサムだ。ところで…」と言って、自分で撃ったディーンの左肩に指をくいこませ「あっちでお前の親父を見たぜ、よろしくって言ってた。父ちゃんにあわせる前に、じっくり、ゆっくり痛めつけてやるよ、虫けらみたいにな。…お前は父ちゃんを救えなかった。そして心の奥底じゃ、弟のことも救えないってわかってんだよな…」なんてことを言って、さらに殴りかかろうとした時、ボビーおじさんが背後から、振り上げたサムの腕を掴み、真っ赤に焼けた火掻き棒をサムの腕の焼印に押し付けます(Nice!ボビー!)。
絶叫とともに黒い霧をはきだし、倒れこむサム。
黒い霧は暖炉を通って、外へ逃げていきました。
サミー?と話しかけ、「俺なんかした?」とか答えたサムをディーンは一発殴ります。
Ice Packでサムに殴られた顔を冷やしているディーン。
(焼けた火掻き棒を押し当てられたサムこそ冷やした方がいいと思うけど、ボビーGoodです。)
サム「By the way, you really look like crap, Dean」
(美人の兄ちゃんを自分でタコ殴りしといて、ほんと、この子はなんなの?)
ボビー「ディー・ワンデール(?)って男を知ってるか?」「なんでそんなことを聞くんだ」というディーンに、「友達みたいなもんでな。やつは自宅で殺されてたのを発見されたんだが、何も知らないな?」「そんな名前、聞いたこと無い」「それでいい…」と兄弟がなんらかの関わりを持っていることを知りながらも、そう言うボビー。
「そろそろ出発するか」と立ち上がった兄弟に、お守りを手渡すボビー。Possessionから守ってくれる、悪魔はまだその辺にいるからな、お前たちの中に戻ってくるのを防ぐためだ。
「坊主たち、これから気をつけろよ。」「おじさんもね」
Imparaに乗り込んだ二人。
ディーン「大丈夫か?…サム?…(大丈夫だよな)お前と俺…」
兄ちゃんを殺そうとし、ジョーまで殺しかけたのに、それでも自分を撃たなかった、とディーンを問い詰めるサムに。
ディーン「あれは間違ってなかった。(Possessed Sammyとはいえ)お前だったんだから」
サム「ああ、今回のサムはね。でも次のサムは?」
ディーン「父ちゃんが言ったことだけど。お前を殺せっていうのは、俺がそうすることでしかお前を救えないと思ったらってことだ。お前を救うのにまだ手は出尽くしちゃいない」
くすくすっと笑いだすディーン。
サム「なに?」
ディーン「なんでもない」
サム「ディーン、なんだよ」
ディーン「お前が女みたいなタバコ(メンソールだから?)吸って一週間はしゃぎまわってたと思うとな(というようなことを言ってます?)、…Pretty naughty」
あれだけ殴られた後でも本当に美人なディーンの口から、Pretty naughtyなんて言葉を聞いて、最後の最後またもや血管切れそうになった私でした。
Playthingsでも、二日酔いのサムに「油ギトギトのポークサンドと積み上げた灰皿を想像してみろ」とか言って、「兄ちゃんなんか嫌いだ」と言われていた時も思いましたが、ディーンの笑い声って、…なんというか、色っぽいですよね。
次回は、再びSlashへの考察を行いたいと思います。
2007年2月12日月曜日
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