2007年8月29日水曜日

やっぱり「Bloopers」!

我慢できずに、本日、二回目の日記更新です。


やっぱり出てきましたね!

注:セカンドシーズン全体に渡る映像が出てきます。閲覧にはご注意ください。

ロングバージョンの「Bloopers」。

このクリップのタイトルが Supernatural Season 2 Bloopers Complete とはなっているものの、本当にこれが全てなのかはわかりませんが。

これみちゃったら、DVDを買った時の楽しみが減っちゃうかも…、なんて、ちょっと思いましたが、どうせ、DVDを買ったら、「Bloopers」は飽きるまで、何度も何度も何度も見るんだから…。

数回先に見てしまったところで、どうということもない、ということに気付きました。


楽しそうな二人を見ると、毎度、本当に心底ほのぼのします。


以下、ネタバレ大丈夫という方のみ反転お願いします。

(以下、ネタバレ)

一番のヒットは、ジャンケンの時のジェンセンの顔かな…。(なにあの儚げな可愛さは!!!!)

車の中でおならをしたジャレッドについに耐え切れなくなったり、

ジャレッドのむき出しのおなかをぽんと叩いたり、

ジェンセンのお尻を見事な音をさせて、ぺしっと叩いたのに、ジェンセンが全く無反応だったり、

Comic Conで話題に出ていた、ちゃんとセットまで作ってキムが仕掛けたイタズラも、でてきましたよね。

(ここまで)


ワーナーさん、DVD発売前に、おまけ映像流出してますけど、ちゃんとDVD買いますから!!!

ちゃんと予約済みですから!!!

心配しないで!!!

私の周りの「Supernatural」

私、晴れ女なのではないか、と思うんです。


もともと外出が好きなほうではなくて、というか、極端な出不精で、一番好きな休日の過ごし方といえば、家で寝転んで読書!!という人間なので、「少ない外出の時に晴れたって、それはたまたまっていうものじゃない?」 と思われるかもしれませんが…。

今日は久々に夫と休みが合わず、一人で電車を乗り継いで通院しなければならないことになっていたのですが、今日の愛知県は、朝起きた時からかなり本気モードの雨降りで、

「一人で通院する日に雨?私の晴れ女説もついに敗れたり、だなー」

なんて憂鬱な気持ちで、時間ぎりぎりまでぐずぐずとSlashを(朝から!)読んだりしていました。

いい加減外出の準備をしなきゃ!と、さっとシャワーを浴びて出てくると、外の雨の音が静かに。

そして外出の身支度が終わる頃には、雲が薄くなって、雨が上がっていました。

とりあえず傘を持たずに出発できる!と気分も軽くなって、一人で病院へと出かけた私でしたが、最近の通例となった本屋めぐりだけはちょこっとしたものの、特別他には寄り道せずとにかく帰りたい…、という気分になって早々に帰ってきました。

すると、家について「ほっ」と一息ついたところで、また窓の外から「サーッ」という雨の音が…。

今はまた雨は止んでいますが、なんとなく私の「晴れ女」説、まだ返上しなくてもいいのかな?

…と、ちょっとだけ不思議な気分を味わっていたお昼過ぎ、この後、まさに

本物の Supernatural な話

を聞くことになるとは思いもしませんでした。



***



それは関東の実家の母からかかってきた一本の電話でした。

母は、「9月に入ったらまた名古屋に遊びに行きたい」なんていっていたので、その話だな、と思いつつ電話に出て、案の定、9月の名古屋行きのことについてあれこれおしゃべりした後、

母が、「お母さん、今乗ってる車が調子悪くなってきて、ちょうど車検もくるから買い換えることにした」 って言うのです。

「ふーん」 と気楽に相槌を打っていると母の話がどんどんとんでもないことになっていきました。

今回、母が新しい車を頼んだ車屋さん(三十代の男性)というのは遠縁にあたる人ではあるのですが、近くに住んでいる割に最近までまったく付き合いも無く、ものすごく車の扱い(メンテナンス等)が上手い、という以外はどういう人なのか私達家族は全く知らなかったのです。

新しい車の登録の手続きなんかのため、今日のお昼前、実家を訪れた彼は、庭を通って玄関へと向かおうとした時、

すいません、ちょっとここ通れないんで…」 と言って立ちすくんでしまったのだそう。

母の話があっちへ飛んだりこっちへ飛んだりで、私の頭もうまく整理できないでいるのですが、結論を言ってしまうと、車屋さんのお兄さん、実は、亡くなった私の父に「通せんぼ」されて玄関へ行けなかった、というのです。

ええ?!どういうこと??そう思いますよね?!

つまり、私の母のお姉さんの旦那さんの妹の子供であるその車屋さんのお兄さん、まさに 「Supernatural」 なものが見える人だったのです。
(彼のお母さんも、実はものすごく強いそういう力を持っているのだそうで、そういえばそれは前に聞いたことがありました)

母の話に驚愕して、お兄さんがどんな容姿をしているのか聞き忘れましたが、「サイキックで、車いじりがうまい」なんて、Winchester兄弟を合わせたみたいですよね。

くどいようですが、多くの中高年の女性の例にもれず、母の話がかなり支離滅裂なので、順番は入れ違っているかもしれませんが、私が電話で聞いた話を出来る限り整理すると:

結局玄関を諦め、庭からじかに居間に上がって話を始めたお兄さんは、

そもそもお兄さんのお店に行って、母が新しく買う車を決めた時、

お願いします」って言ったのは、父だったっていうのです。

母が父の写真をお兄さんに見せると、

ああ、この人だ、この人が一緒に来て、お願いしますって言ったんです」って!

で、その父は、今も母の肩のところにいるって…。

さらに「倉庫…、倉庫?…倉庫を見てくれって…倉庫なんてあるんですか?そこに、バイクが2台あるはずだって言ってるんですけど…

生前の父は、バイクでのツーリングが趣味で、400ccくらいのバイクと、1000ccを超えるド派手なホンダの逆輸入のバイクを所有していて、仕事が休みの度にツーリング仲間と出かけていました。

その2台のバイクを保管していた倉庫は、実家の裏にあるのですが、土地の高さが違うため、初めての人はそこに倉庫があることには大抵気付きません。

父亡き後、母+三人娘という女ばかりとなってしまった我が家で、そんなバイクを管理もできず、父の死後、父のツーリング仲間に二台とも譲ってしまったのです。

母ったら、そのことを仏壇に報告してなかったらしく、父としては、バイクはまだずっと倉庫にあると思っていたみたいなのです。

母がお兄さんに事情を説明すると、すぐに父は理解して様子を見に行って来たようで、

その譲った方って、ここから見て北側ですか?その人、今はそのバイクに乗ってませんよ」(!)

そして、お兄さんは車の登録関係の手続きだけしてすぐに帰るはずだったのに、

う~、足がしびれてきた…あー、両足ともだ。この状態だと立てないんで、足が治るまで、もう少しお邪魔してていいですか?

って!なんと久々に母と積もる話をしたい父が、お兄さんを引き止めるため足を痺れさせたみたいです…。

で、結局、15分ほどで帰るはずだったお兄さんは、3時間近くも足止めされることに!

お兄さんを同時通訳として使えることに喜んだ父が言うには、

母がここ数年庭の手入れや家のメンテナンスばかりにお金をかけているのをみて、

娘達に何かを残そうなんて考えなくていいんだから、もっと自分のためにお金を使え」って言ってますよ。

特に、風呂場は、まだ直さなくてもよかったんじゃないか?」なんていってますけど。この家に入った途端、水、水周りが、なんて言ってたのはこのことだったんだな。(!!)

私が、愛知県に引っ越してくる直前、実家はお風呂場をリフォームしたところでした。

それを聞いてびっくりした母が、

お父さんは不満かもしれないけど、お風呂が新しくなって、家族全員すっごく喜んでるんだから許してって言って」とお兄さんに告げると、

お兄さんは、「それを聞いたら(お父さんも)笑ってますけどね。ただ相談して欲しかったって、そういうことみたいですよ」(!!!)

母は、庭の植木の手入れとか、お風呂場のリフォームとか、なにか家庭内での大きな決め事をするときに、仏壇に報告するのを毎度毎度忘れていたみたいです。

お母さん、お父さんなんかどうせ毎日その辺にいるんだからこういうことも全部分かってると思ってた!これからは何か決めるときは仏壇に相談することにする』とは電話口での母の弁明。

上の娘さん?…が、あんまり家に顔を出さなくて寂しいみたいです

「一番上の娘は、今名古屋に住んでて…」(←もちろん私のことです。)

「まだ他に娘さんがいたんですか?」
ここ数ヶ月、実家の家族達は、車の修理なんかでちょくちょくお兄さんのお世話になるようになっていたものの、お兄さん、私の存在は、知らなかったんですね)

実は愛知県への引越しの前にもですが、この前二日間だけ実家に帰った時も、母や妹とあちこち遊びまわるのが忙しくて、私、「愛知県に行きます」とか「愛知県にいます」とか、仏壇にちゃんと報告していなかったのです。

このお盆にも帰省しなかったし…。

とんと実家に姿を見せなくなった長女のことを父なりに心配していたのですね!

母じゃないけど、「お父さん!私、そんなことわかってると思ってた」です。

秋に関東に帰ったら、なにかお供え物を持ってお線香を上げにいかなければ、と思います。

ていうか、お兄さんを通じて、私が「名古屋地区」にいると分かって、お父さんったら今まさに様子を見に来てるかも…。

今日の日記をタイプしている間、断続的に、さわーっと鳥肌が立つのはひょっとして。。。

それから上の妹のダメ男だった元彼の話とか…。(父が亡くなる直前のことなので印象が強かったのか)『(そのお兄さんたら)そんなことまでわかっちゃうんだから!』と母。

父と、庭にあるお稲荷さんが、タッグを組んでかなり強力に家を守っているということで、北関東の田舎町とはいえ、「鍵をかけなくても、泥棒が入らない」 くらいの家になってます、とか。

そしてお兄さんがいる間中、「ラップ音」が盛大に鳴ってた、とか。

妙に暗くなってた仏壇の明かりが、ふっと明るくなった途端、痺れてたお兄さんの足が治って、「あ、もう帰ってもいいってことかな?」とか。


母と電話で、そんな不思議なことを話している間中、ほとんど気楽に笑ってばかりだったのにも関わらず、なぜかずっとポロポロ涙がこぼれてきて、それも不思議な体験でした。

………「Supernatural」って、「Supernatural」な世界とこの世界との接点って、こんな風にあっけなく目にしたり、耳にしたりするものなのですね。

愛知県に引っ越してきて以来、Psychic(霊能者)、とか、Medium(霊媒)、なんて言葉に妙に慣れ親しんだここ一年弱でしたが、10年以上も前に亡くなった父の現在の声(言葉)をこんな風に聞くことがあるなんて、全く思いもしませんでした。



***



ほとんど毎回 「Supernatural」 に関係する日記を書いている私とはいえ、今日は、予想外にとんでもない 「Supernatural」 な内容になってしまったので、ひょっとして皆さんに怖い思いをさせてしまったかも、と思うので、最後はいつもの調子に戻して:


「Slash読みに役立つ用語」です。


一応前回の予告のとおり、今回は「身につけるもの」の名前をほんのちょっとだけ。


日本語にも随分カタカナ名前の服飾品が入ってきていますが、カタカナ語の多くは、英語としてはそのままでは通じなかったり、違うものを指してしまう、という場合が多く見られます。

日本語では、ずっと「下着」のことを意味する時代の長かった「Pants」はここ数年、日本語でも本来の意味である「ズボン」をも意味するようになってきましたよね。
学生時代の英語の授業では「ズボン」と言えば「Trousers」であると習った記憶がありますけれども、米語では、もうほとんど「Pants」です。

Slacks」(スラックス)もたまに見かけますが、スーツのズボンのことを現したりする日本語の感覚よりは、普段着のズボンに近いものを指す場合が多いようです。

最近読んだカウボーイ時代のSPN-Harlequin Slash では、「Breeches」(乗馬用ズボン)なんていうものも出てきました。

サムがよく着ていることで有名な、そしてファーストシーズンのエピソード「Faith」では身体の弱ったディーンが珍しく着て可愛い姿を見せていた「Hoodie」は、日本語ではパーカーと呼ぶのが普通です。

日本語で「トレーナー」と呼んでいるのは「Sweatshirt」。
日本語では「スウェットスーツ」で、トレーナー生地の上下を指すことが多いのでしょうか?

「タンクトップ」は、英語でも 「Tank top」 と呼ぶことも多いですが、Slash小説なんかの中では、圧倒的に 「Wifebeater」 という物騒な名前の方が優勢です。
(これはロバート・デニーロなどが演じたイタリアンマフィアの男達がこの袖なしのシャツを着て、奥さんを殴っていたシーンがあったとかで、そう呼ばれるようになったとか。…ううぅぅ、これも以前にどこかで詳細を読んだことがあるのに、今見つけられません。デニーロじゃなかったらごめんなさい!)

Wifebeater」 を着たジャレッドの胸、肩、二の腕の筋肉の様子などを詳細に描写しているSlashを読むと間違いなく涎が止まらなくなりますが、Slash内で 「Wifebeater」 の似合う男と言えば、実はChris Kaneが一位かもしれません。
(オクラホマ育ちとはいえ、プロフィール上はジェンセンと同じダラス出身ということになっているクリスは、Slash内ではJ2以上にカウボーイかぶれとして描かれることが多く、しょっちゅう「Wifebeater」を着ていることになっています。)

ジャレッドがプライベートでしばしば履いているのが目撃される、先日髭を生やしてジェンセンによじ昇ろうとしていた時も履いていましたよね)「ビーサン」「サンダル」は、「Flip-flops」です。

Beach sandals」でも、通じないことはないのでしょうが、やっぱり Flip-flops の方が一般的です。
(ジャレッド、ぺったんこのFlip-flopsばかり履いているのは、少しでも背を低く見せたいという心の現われなのでしょうか…。反面、ジェンセンはファンの前に現れる時には、かなりの頻度で踵の高いブーツを履いていたりして…。ジャレッドのおかげでいらないコンプレックスを植えつけられてしまったの?なんて疑いたくなることも)

ちなみに上の髭ジャレッドが被っていた「縁なし帽」は「Beanie」ですね。

そして、最後に一つ面白いのが:

Jumper」という単語。

Harry Potterで、ロンのママが毎年クリスマスプレゼントとしてハリーの分まで送ってくれる手編みの「Jumper」のことを日本人の私は、「手編み?でも、ジャンパーなんだから、カーディガンみたいなものってことかな…」と思っていたのですが、映画を見てそれが「Sweater」(セーター)だったことを知りました。

これがアメリカ人の認識では、「Jumper」といえば「ジャンパースカート」で、完全に女の子の着る物ということになって、

私が読んだSlash(多分普通のペーパーバックの小説ではなかったと…)の中で、「Harry Potter」を読んだ登場人物が 「ハリーが女の子の服を着るの?」 なんてびっくりすると「イギリスのJumperって、Sweater のことだよ」なんて説明されるシーンが出てきたのを読んだことがあって、面白い!と思ったことがあります。

日本語の「ジャンパー」は、一応、上半身に上着として着るという点で、イギリスより、ということなのでしょうか?(他に何かちゃんとした由来があるのかもしれませんが、もう調べられません)

まだまだ他にも取り上げたいものがあったような気がするのですが、雨の合間をぬっての通院と、「Supernatural」 な母からの電話で消耗したせいか、集中力が続きません。

ということで今日はこの辺で。

2007年8月27日月曜日

Bloopers!

「グレイズアナトミー」のファーストシーズンDVD Boxについに手をつけました。

妄想の関係なしにみられるドラマというのも、いいものですねー。

セカンドシーズンで、JDMが画面に出てくるようになったら、とてもそんなことは言ってられないでしょうけど。

「ER」とか「West Wing」なんかを見ていても思うことですが、あんなに立て板に水のように息もつかずに台詞の掛け合いが続くのを見ていると、感心するとともになんだか目が回ります。

アメリカ人って、職場であんなに一遍に色々指示を受けて、全部理解して対応できるってことなのですか?

それともドクターとか、ホワイトハウス職員なんていうまさに優秀なエリートさんたちだからこそ、ということなんでしょうか。

数字が苦手な私としては、長い電話番号とか、とにかく沢山の数字をベラベラベラーっとまくし立てられて、聞き返すこともなしに、メモにとったり、そのまま電話をかけたりしている姿をみると特に尊敬してしまいます。



***



昨日の日記でも触れましたが、セカンドシーズンの Blooper がちょこっとだけ流出していますね。

相変わらず正統なルートで情報収集をしていないので、どういう事情で現れてきたものなのかはわかりませんし、正統派ファンサイトをめぐっている方々にとっては、とっくに目にされている映像なのだと思いますが、とりあえず、やっぱり楽しそうな二人は可愛いので、見つけたものを貼り付けてしまいます。

注:セカンドシーズン全体に渡る映像が含まれています。閲覧には、ご注意ください。


Blooper」 & 「Blooper2

セカンドシーズンDVD Box2の発売が楽しみです…。早く、早くしてーっ!



***



そして、しばらく前に、ジャレッドだけがノミネートされたことで一部のSupernaturalファンの間でちょっとした物議をかもしていた、

「Teen Choice Awards」

現地アメリカでは、日曜の晩(日本時間ではついさっき)、Foxチャンネルでその模様が放送されたようで、そこに現れたジャレッドの姿をスクリーンキャプションした画像なんかが、物凄い速さで Fangirls たちの日記に Up され始めています。

きっと動いている映像もすぐに YouTube とかでみられるようになるのだろうと思いますが、この授賞式に現れたジャレッド、シンプルなシャツと洗いざらしのジーンズという気楽な格好ですけど、すっごいハンサムじゃないですか?
(TCAの授賞式ということもあってが、さすがに髭はさっぱりと剃ってありますね)

一人で見ているのが我慢できないので、こっそりFangirlsの日記を貼り付けてしまいます。
まだTCAでのジャレッドの姿を目にしていないという方は、こちらを覗いてみてください。

そして…、一緒に舞台に立っている女の子たちはもちろん男の子と比較しても一際大きくて、正面からのキャプションでは、首もがっしりと太くて…。まじで涎が出そうです。

やばい、やばいっす…。



***



またまた夫が連休となり、なかなか落ち着いてパソコンの前に座っていられないので、昨日に続き、今日も「Slash用語」はお休みということに…。

でもそれもちょっとだけ寂しいので、次回予告、ということで、次回は 「flip-flop」 を初めとする、身につけるものの名前を少し取り上げてみたいと思っています。

2007年8月26日日曜日

もう発売に…?

ひょっとして…、アメリカでは、もうセカンドシーズンのGag reelを含むDVDが発売されたのですか?

Gag reel のほんのちょこっとのシーンがもうYouTubeに流出し始めているみたいなのですけど…。

宣伝用にCWが流出させたのでしょうか?

くわしい状況は何も調べていませんが、私がたまたま目にしたのは、

Jaredのズボンのお尻が破けた!っていうやつ…。

今回のGag reelには、「Tall tales」のあのベッドで、もみ合う二人の様子のロングバージョンも入っていて、JaredがJensenのお尻を叩くところがある、なんていう情報をちらっとついでに読んだりしたのですけど…。

アメリカでついに発売になったのなら、数日中には、セカンドシーズンのGag reelが皆YouTubeにUPされたりする…、っていう可能性も?

日本で Gag reel の入ったBox2が発売になるのは、まだほぼ一ヶ月先ですもんねー。

先にちょこっと見られるのなら、うーん、見ちゃうかも…。

2007年8月25日土曜日

Slash読み、再開しました

なんだか変な風に疲れが溜まって、今週は、一瞬夏ばてのような症状に襲われたりしていて、妙に消耗した感じであまり日記も書けませんでした。
(本当は、「ハリポタ」の強制的集中読書と大量のDVD観賞のせいでSlashが思うように読めなかったというストレスも大きい気がします)

無謀に大量に借りてしまったDVDもついに最後、SPN第20話 「Dead Man’s Blood」でのジョンパパの「コルト」の説明にも出てきた「アラモ砦」の戦いを描いた「Alamo」をみました。

テキサス出身の Jared&Jensen。

また特にJaredがサンアントニオ出身だということもあって、

Remember the Alamo!

っていうフレーズは、いくつかのSlashで(主にギャグ扱いで)見かけたことがあったのですが、なるほど、アメリカ史に残る重要な出来事だといわれる意味が分かりました。

28番目にアメリカ合衆国の州となった、テキサスって…、テ、テキサスって!数年間、独立国家だったのですか…。

先日のキョウさんとのコメントのやり取りの中にも、大きいものの例えとして 「the size of Texas」 なんていう表現が出てきましたが、アラスカに次いで、合衆国第2番目の広さを誇る大きなテキサス州(人口も2番目に多いのだとか)は、一つの国になっていてもおかしくなかった可能性があるということなのですね。
(第三位のカリフォルニアが、ほぼ日本と同じ大きさなのですものね…)


映画のストーリーとはなんの関係もありませんが、テキサス独立支援側へのメキシコ人ボランティア民兵の中に「デスパレート…」のガブリエルの夫、カルロスがいたように思うのだけど。

デスパレートの時より髭がワイルドでちょっと細身で大きなソンブレロを被った姿は、とても連続ドラマに大金持ちの実業家として出るようになるとは思えませんが、やっぱり(髭と胸毛をたっぷり蓄えた大柄な)カルロスは嫌いじゃないです、っていうか、ちょっと好み。

PRSに出てくる 「カナダでの生活を強いられているJared&Jensen」 の二人が、故郷の料理として時に恋しがる

TEX-MEX:テキサス流メキシコ風味の料理」は、

単に州境がメキシコとの国境にもなっているテキサスだから、なのだと思っていましたが、歴史上メキシコ人とアメリカ人が混在して独立国家を作っていたことがあるような土地柄が、いまだに食文化にも反映しているということなのかもしれませんね。

こうして芋づる式に、色んな瑣末なことを知ったり、理解できるようになったりするのも不思議な感じで面白いものです。



***



衝動買いしてしまった「グレイズアナトミー」のコレクターズBOXはまだ手付かずで残っているのですが、もういい加減我慢の限界がきて、Slash読みを再開してしまいました。

といっても、8月22日の締め切りを迎えたことでどっと大量に作品が投稿されたReel_SPNに関しては、まだ様子を見ている段階です。

なにしろ映画音痴の私は、元になった映画をほとんど観ていないというハンデもあって、どこかから「お奨め」情報が上がってくるまでは、名前を知っている作家さんしか読めないという状況で。

どなたかこのチャレンジの作品を読んでいるという方はいないでしょうか?

期待していた「Mr. and Mr. Padalecki」は、作家さんとの相性がよくないのか(私が夏ばてで根気がなくなっているという可能性もありますが)、物語に入っていきづらくて、なんと途中で読むのを止めてしまいました。

このチャレンジの作品でここ最近読んだものというと、「But I’m a Cheerleader」という映画(私はみたことありません)を元にした、Cherryscotさんの


A Story to Tell the Grandkids


ゲイの少年少女たちをストレートに矯正するというキャンプに送られてしまったジャレッドは、「自分はゲイじゃないのに!」と不満たらたらなのですが、そこで(案の定)出会ってしまった超美人のジェンセンのおかげで、自分の本当のアイデンティティをはっきりと確認することになる、というお話。

数万語を超えることがもはや当たり前になってきているこうしたチャレンジ企画の作品の中では、Word Count: 4,836語というこの作品はかなり短編に感じます。

もうちょっと長いお話で、Cherryscotさんお得意の絶妙な感情描写を読んでみたかったという印象も残ります。


そして私としては、どうもこちらのチャレンジの作品の方がはまりやすい「SPN Harlequin」では


Destination: Heaven, Texas」 Word Count: 18,500語


1861年のテキサスが舞台です。

テキサスで小さな農場を経営しているジェンセンは、子供達の教育のため、シカゴから教師を呼び寄せます。ある暗い過去を抱えつつも、新天地での教師としての新しい生活を夢見てテキサスへとやってきたジャレッドは、ジェンセン一家の一員となる幸せも感じていくことになります。でも…。

ガスや水道もない、とか、あからさまな同性愛者への悪意や差別、といった古いアメリカ(しかも南部)としての時代考証もしっかりと考えられているようで、なかなかいいお話になっています。
ただ言葉遣いもかなりの「テキサス訛り」をそのまま文字にしてあることと、ところどころ「ん?なんか、話が飛んでない?」と感じるような説明不足なところがあった気がして

「全体として滑らかに読めない!意味がとりにくい!惜しい!」

という感想なのですが、これも夏ばての私の集中力欠如によるものなのかもしれません。


そして、もう一つSPN_Harlequinから:


Elysian Fields」 Word count: 24,500語


恋人に去られ、今にも倒産しそうな牧場をもてあましているジェンセンは、ある晩、酔った勢いで、インターネットの出会い系サイトで出会った見知らぬ青年を自分の家に住み込ませることにしてしまいます。
しらふに戻ってすっかりそんな約束も忘れたジェンセンのところに現れたのは、「家事を引き受ける」といいつつ実は何にもできない超セクシーなジャレッド…。

このお話に出てくる「Chris」がっ!

まさに私の好みです。

そんな素敵な「Chris」については、下のお話と一緒に説明したいと思います。


今回読んだ2つの作品に共通して言えることは、「Jensenが男らしいキャラクターでしっかり描けているにも関わらず、完全な受」ということでしょうか。

もちろん私はこういうのが大好物ではあるのですけど、最近妙に多かった、当たり前のような Jared受、よくてリバーシブルというお話の影響で、「いいんですか?なんだか申し訳ないです…」なんて、なんだか弱気になってしまった私でした。


次は昨夜から読み始めたところでまだ読み終わっていないのですが、つい先日の8月16日に最終章(なんと第26章!)がUPされたばかりの、

California Shallows

(このリンクはシリーズ全体のアーカイブの最新ページです。第1章は、このページにはありません。)

サーファーJ2です。

全26章とはいえ、一章のボリュームがそう長くないので、割とどんどん読み進めていけてしまいます。現在私は19章を読んでいるところ…でもまだ終わらないで!もっと長く読みたい!という感じ。

高校を卒業したばかりのジャレッドは、大学が始まるまでの夏の三ヶ月を三人の友達と一緒にバイトをしつつ楽しく過ごそうと、海辺の町へとやってきます。
そこでジャレッドは、心にとんでもない傷を抱えているらしい、ジェンセンという超美人(毎度馬鹿の一つ覚えみたいな描写ですみません…)と出会います。

サーファー以外には特別観光客も訪れないようなちょっと鄙びた海辺の町に集まった若者達の日常の様子や、空気の匂い、そして海の音なんかがまさに感覚として感じられるようで、なんともいえない雰囲気を持ったお話です。
(今の季節、まさに私と同様、エアコンを切って暑い空気を感じながら読んで欲しい作品です。でも熱中症には気をつけて!)
お話の冒頭から、ちょっと謎めいた感じのジェンセンも良く書けていて、ものすごく興味をそそられるのですが、ここにも私が大好きなタイプの「Chris」が出てきます。

完全にストレート(というか、超女たらし)で、そういう意味ではジェンセンに微塵も興味は無いにも関わらず、長年の親友として、ジェンセンが傷ついたりするのを絶対に放っておけず、ジェンセンに対して過剰に「Protective」になるあまり、ジェンセンの周囲に現れる恋人候補(つまりジャレッド)に対して、時にものすごく荒々しい態度に出てしまう、という「Chris」。

この「Chris」の設定は、作家さんたちの間でも人気のようで、時々目にしますが、まず外れ無しにお話の「いいスパイス」になってくれます。

この後、またこのお話の続きを読もうか、「グレイズアナトミー」のDVDをみようか、ものすごく迷っている私です。

この海辺のお話の雰囲気をもう少しゆっくり味わいたい、という気持ちも強くて。



***



実は今回は、久々にファーストシーズンの妄想日記を書くつもりだったのですが、また寄り道している間に長くなってしまったので…。

また少しだけ 「Slash読みに役立つ用語」 を採り上げて終わりにしたいと思います。


アメリカの文化では、「湯船に浸かって入浴する」よりは、断然 「シャワーを浴びる」 ほうが優勢ですよね。

Slash でも夜ベッドに入る前とか、朝起きた時、「シャワーを浴びる」シーンがよく出てきます。

給湯器がガスであろうと電気であろうと必要なだけいつまででもお湯が出るのが比較的当たり前の日本とは違って、アメリカの一般家庭の給湯システムは、

給湯タンクに溜めたお湯を使い終わったらもう終わり、またお湯が溜まるまで水しか出ないよ

ということになっている場合が多いようです。

アメリカでのホームステイなどを経験された方は、入浴時のお湯の使い方を注意するように、なんて出発前に指導されたりした人もいるかもしれませんね。

だからSlash内でも、まだそういう関係になっていない二人が交代でシャワーを浴びる場面で、後からシャワーを使うことになった人物が

「Don’t use all the hot water!」

なんていう警告を発するシーンがよく出てきたり、

何かの事件で精神的ショックを受けた登場人物が、バスルームにこもったまま出てこないのを心配して様子を見にいくと、「凍えるような冷たい水のシャワーの下に立ち尽くしているのを見つけた」、なんていう描写が出てきたりします。

ということで、シャワーの温度にいくつか段階をつけてみると:

freezing」:凍えるような冷たさ

cool」:心地のよい冷たさ

lukewarm」:生温い

warm」:温かい

hot」:熱い

scalding」:火傷するような熱さ


lukewarm, hot, scalding などの単語は、(Supernaturalドラマ本編でも頻繁に飲んでいるシーンが登場する)コーヒーの温度の描写としてもよく使われていますよね。

シャワーシーンで、他によく目にする単語に

lather」 があります。

これは石鹸などを肌に滑らせて泡を立てる、という感じを表します。

ジェンセンが手に持った石鹸をジャレッドの逞しい胸元に滑らせて「lather」したりするわけです。


そして西洋のバスルームに必ずあるのが、


Medicine cabinet」:薬戸棚


ですよね。

これは大抵、洗面台の正面の鏡の裏にある棚のことを指して、そこには頭痛薬だとか、胃薬だとかの日常使う基本的な薬の他、コンドームやlube(潤滑剤)などもしまってあることが多いようです。

QAFでも、ベンのアパートで、ベンとMake out していたマイケルが、「今日こそ本番!」と思い立って、バスルームにコンドームを取りにいくと、Medicine cabinetに並んだ大量のHIVの薬を見つけて…、なんていうシーンがありました。

Slash内によく出てくる薬の名前についても、その内機会があれば特集してみたいと思います。

2007年8月23日木曜日

あれやこれや(怠惰なSlasher生活)

Slash読みを我慢して、レンタルしたDVDをだいぶ消化しました。

Reel_SPN「Mr. and Mr. Padalecki」を読みたいがために借りた「Mr. and Mrs. Smith」、主演の二人をちらちらとJ2に被らせながらみていたせいか、当初予想していたよりは、楽しくみることができました。
とはいえ、アンジェリーナ・ジョリーの唇よりも、ジェンセンの唇のほうがまださらに可愛く感じる私の脳みそがちょっとだけ心配になりましたが。
この後、落ち着いたら「Mr. and Mr. Padalecki」を読んでみたいと思いますが、8月22日の締め切りを迎えてしまったため、Reel_SPNへはどっと大量の作品が投稿され始めて、消化すべきDVDもまだ残っているというのに、どこから手をつけていいかもわからない状態になってきました。


そして、実は歴史物の映画はちょっと苦手なのにどうしても気になって借りてしまった

アレキサンダー」。

Alexander the Great の物語が…、こんな内容の映画に出来上がっていたなんて!

またもや全く下調べをせずにみた映画で、いい風に予想を裏切られました!

ちっちゃなアレキサンダーのレスリングの稽古の直後、

It was said later that Alexander was never defeated except by Hephaistion’s thighs.

というアンソニー・ホプキンスのこのナレーションを聞いた時点で、この3時間近い映画の基本ストーリーは全て語られていたともいえるのでしょうが。

そして19歳のアレキサンダーとその母(ここにもアンジェリーナ・ジョリーが…)の会話で、

母:…the girls already say you don’t like them, you like Hephaistion more.
  もう既に女の子たちは、お前が女の子よりもヘファイスティオンの方が好きだって噂しているわ…

Alexander: Hephaistion loves me, as I am…
     ヘファイスティオンは、ありのままの僕を愛してくれるんだ…

と、そのまんまの会話を聞いて、仕事が休みで一緒に観ていた夫の前で、思わず咳き込みそうになりつつも、その後の展開にますます期待が高まりましたが、

とにかく冒頭のアレキサンダーの死の床のシーンから、本当に一貫して最後の最後まで、アレキサンダーとヘファイスティオンとの愛を描いた物語だったのですね。

アレキサンダーと父親との間の確執がついにあからさまに表面化したあの結婚式のシーンでも、ついに画面に現れた、青年になったヘファイスティオンの愛らしくも美しい姿に驚愕して、アレキサンダーとお父さんの大喧嘩なんてどうでもよくなってしまいました。

そもそもこの「アレキサンダー」を借りることにしたのは、まさにヘファイスティオンこと、ジャレッド・レトが目当てだったのですが…。

まったくストーリーの下調べをしなかったおかげで、ここまで重要な役だとは夢にも思っていなくて、やっぱりあの濃い睫毛に縁取られた「どんぐりブルーアイズ」は、まじで反則ですよね!

あんな幼馴染がいたら、アレキサンダーでなくても女の子なんかどうでもいい!と思うに違いありません。

ジャレッド・レトに匹敵する睫毛と、アンジェリーナ・ジョリーをも打ち負かす唇を持ったディーンを身近で見て育ったサムが、「兄ちゃん大好き!邪魔するなら父ちゃんでも容赦しない!」という青年に育ってしまったのと同様に。

ジャレッド・レトは、この映画の時点で 30歳くらいだったってことになるのでしょうが、そう考えるとニュージーランドのラジオ局のお姉さんが、いまをときめくジャレッド・パダレッキをインタビューに招いておきながら、レトの童顔の話ばっかりしてしまった気持ちを全く非難できなくなりました。

ハーレムにうじゃうじゃいる美女たちや、常にアレキサンダーの近くで働く異常に美形な小姓たちもいるというのに、やっぱり私がアレキサンダーでも、ヘファイスティオンだけでいい!と思ってしまうかも…。

ヘファイスティオンの役どころは、まさに絶妙です。

あれほど幼い時からアレキサンダーの唯一の親友として育ち、思春期を迎えて以降は、アレキサンダーが唯一愛情を注ぐ存在となりながらも、アレキサンダーの立場を一番に考えて決して驕ることなく常に控えめで、でもアレキサンダーになにかあれば一番に争いの先頭に飛び出していこうという姿勢が常に見えて、アレキサンダーの結婚の夜にも、あの太陽の指輪を持ってアレキサンダーの寝室を訪れて「息子を作ってね」って!!
案の定現場を奥さんに目撃されて大変なことになってしまったものの…。

男女を問わず何人の人間がアレキサンダーの周囲にいようとも、ヘファイスティオンが

自分からアレキサンダーを奪われてしまいそうで、Jealous を感じる

のは、アレキサンダーが父親の亡霊に駆り立てられるようにひたすら先を先を求めて手に入れようとする「世界」だけっていうのも、なんともいえず感動的です。

アレキサンダーの愛情を魂の全てで感じて、子供の頃から一貫して微塵も揺らぐことのない姿勢で全身全霊を捧げてそれに応えてきたヘファイスティオンだからこそ、アレキサンダーもヘファイスティオンをあれほど信頼して愛し続けたのでしょうね。

終盤、ついに崩壊し始めたアレキサンダーの寝室から、奥さんすら締め出すために、奥さんの前に立ちふさがり、顔を突き合わせて一歩も引かないヘファイスティオン!

奥さんに 「And he needs you?」 と問い詰められた時に見せた、『そんなの今更聞く必要ある?』とでもいいたげな笑顔は、唯一アレキサンダーを取り巻く他人にヘファイスティオンがアグレッシブな感情をあらわにした瞬間のようにも思えました。

父王の暗殺の現場でも、アレキサンダーを王であると名乗りを上げさせ、冠を頭に乗せたのもヘファイスティオンでしたよね。

死の床にあって唇がひび割れたヘファイスティオンですら、美しかったです。

そしてヘファイスティオンを失ってしまったアレキサンダーがあんな最後を迎えることになったのも当然のなりゆき…。

と、完全に妄想に囚われて終えた、映画「アレキサンダー」鑑賞でした。


偶然にも上記二本の映画の両方に出演していたアンジェリーナ・ジョリー。
おそらく今や世界一の美人の一人といって間違いない彼女なのに、「Mr. and Mrs. Smith」では、ブラピが彼女に役名の「ジェ(ィ)ン」「ジェニー」と呼びかける度に、ジェンセンの姿がちらつき(もちろんJen&Jennyは、RP Slash内でのJensenの呼ばれ方の代表的なもの)、「アレキサンダー」では、完全にジャレッド・レトの愛らしい美しさが圧倒勝ちして、いつもほど美人だと思えませんでした。

おそるべし、美形青年たち!!



***



そして「デッドゾーン」のサードシーズン。

このドラマの演出も、絶対おかしいです。

サラの存在が大きすぎて、ジョニーの周辺に現れる女性キャラクターの存在感がどうしても薄くなってしまうっていう事実もありますが…。

それにしたって、ジョニーとサラの仲を疑う気持ちから別居状態にまでなってしまったっていうのに、サラの夫ウォルトとジョニーがあんなに親密なのはどういうこと?

ウォルトが異常に人がいい無骨なお巡りさんであるという事実はもちろんあるけれども、自分の奥さんとの仲を疑っているような相手と気楽に仲良くハグしたり、その相手からランチに誘われて(ジョニーの誘い方も絶対初めてじゃない感じ…) 今日は忙しいけどまた今度な」 なんて応えたりするもの?

なにかにつけて事件現場にジョニーを同伴したり、ジョニーのお願いに応じて何時でも呼び出しに応じて現れたりする様子は、私の大好きな作家J.ケラーマンの作品に出てくる親友カップル(うん、カップルじゃないってことはわかってる!)「マイロ&アレックス」を彷彿とさせます。

ウォルトが浮気してるかも、なんていう話題で早朝からサラと一緒に話し合ってるジョニーが

Our Walt?

なんて言ってるし…。


ブルースとジョニーの関係もやっぱりおかしい…。
ジョニーが見たブルースの結婚式のビジョンで、まず画面に現れたのが、まさにこの二人が結婚するみたいにおそろいのタキシードで正装して、胸に赤い花を挿したブルースとジョニーの二人だったり。


パーディ牧師のジョニーに対する愛情も、相変わらず尋常じゃない…。
パーディおじさんの大好きなお金とジョニーとどっちをとる?と迫られて、おじさんはあっさりジョニーを捨てるという展開をとらずに、なんとか両方をとる道をさがしたり…。


うっかりまた騙されて新作の値段で借りてしまったこの「デッドゾーン」サードシーズン4枚目には、仲の良すぎる兄弟(双子だけど)が現れて、Slashでしか見たことのないような台詞を激白したり…。


このドラマのファン層って、どうなってるんでしょう。

シリーズが進むごとに、男をトリコにする魔性のおじさんジョニーの可愛さを強調する演出があからさまになってきているように思えて、私の頭がおかしいだけなのか、本当に混乱してきました。

このドラマを見てるとSupernaturalももう少し見習って、兄弟の仲良し具合に対して、もっともっと思い切った演出をして欲しい、なんていうふうにも思ってしまうほどです。



***



今日も「Slash読みに役立つ用語」をほんのちょっとだけ。

ウォルトがジョニーのランチの誘いを断ったときは別の言い方でしたが、「今回はやめとくよ」とか、「またの機会にね」なんていう風に相手の申し出を断るときには、

rain check」「raincheck」という言葉をよく使います。


“I'll take a rain check” とか

“(Will you) Give me a rain check.” とか

“How about a rain check?” とか


言い回しはその場その場で様々に変わりますが、意味はいずれも「また今度ね」と言う感じ。

野球などの屋外で行われるスポーツの観戦チケットで、お目当ての試合が雨天中止になってしまった場合、お客さんに渡される「雨天順延券」のことを「rain check」というそうで:

ここから 「rain check をもらうよ」 とか 「rain check をちょうだい」 というフレーズが、

(今回は残念だけど)また今度誘ってね

という意味を持つようになったようです。

実はこの「raincheck」は、つい先日発売になったばかりのSupernaturalセカンドシーズン1枚目のDVDに入っている第3話「Bloodlust」の中で、サムも使っています。

たちの悪いGordonのおかげでちょっと仲たがいしてしまった兄弟。

最終的にちゃんと仲直りしてGordonにも仕返ししたものの、

ゴードンなんか、父ちゃんの代わりにはならないんだ!

というディーンの心の痛いところを突いたサムの言葉に反応して、サムを思わず一発殴ってしまったディーンから 「お相子にするために一発殴れ」(ここでディーンが「一発殴れ」という意味で使った ” Clock me one” というフレーズも、若者言葉という感じですよね) という申し出を受けた際、


SAM:You look like you just went twelve rounds with a block of cement, Dean. I'll take a raincheck.
  セメントブロックと12ラウンド戦ったばっかりみたいな顔してるぜ、ディーン。この一発はまたの機会に取っとくよ。


すっかり仲直りして、もう別に腹も立っていないのに、美人の兄ちゃんの顔を殴るなんてサムに出来るはずもありません。
ディーンがあそこまで徹底的にゴードンを痛めつけていなかったら、サムとしても、兄ちゃんのアンジェリーナ・ジョリーをも打ち負かすほどの可愛い顔を殴ったゴードンをこそ一発殴りたかったという気持ちはあったかもしれませんが。


***


レンタルDVDも残りは「デッドゾーン」の5枚目と「アラモ」だけとなりました。

とはいえ、まだ「グレイズアナトミー」のファーストシーズンのコレクターズBoxが待ってます。

ゆっくり思う存分Slashが読めるのは、まだ先になりそうです。

2007年8月21日火曜日

読書感想:Harry Potter and the Deathly Hallows

「欽ちゃん今頃走ってる?でもそんなの関係ねえ!!」

YouTubeアクセス数世界5位という瞬間記録を持つという彼のネタではありませんが、今年の24時間テレビを完全無視して(でも冒頭の一言でお分かりのとおり「ネタ祭り」は見てました…)、私も一人、勝手に孤独な戦いをしていました。

その戦いの相手とは、ハリーポッターの最新刊(最終巻)である

Harry Potter and the Deathly Hallows」 です。

当初から、魔法学校のホグワーツの学年と同じ 「7巻」で終わりになると予告されていた通り、今回の「7巻目」で、ハリーの物語も最後となるわけですよね。

そもそも私のような大人の世代には、作品の内容よりも、作者のJ.K.ローリングの身の上話のおかげで有名になった感もある「ハリーポッター」ですが、子供向けの小説といいつつも、一巻の「Harry Potter and the Philosopher's Stone(賢者の石)」で紹介された、非常に詳細までを深く作りこまれた魔法の世界の物語を読み始めた途端、お約束どおり夢中にさせられた私です。
(子供向けの小説だから、と、原書で読み始めたのはいいものの、大好きなハグリットの台詞をどうやって読めばいいのかが分かるまで手こずったりしたことも、ちょっとした思い出です…)

子供の頃、佐藤さとるの「コロボックル」シリーズが大好きだった私は、日常私達が暮らしている世界と紙一重で全く別の世界が存在している、という、ファンタジーの設定に弱いのです。

続いて観た映画版「ハリーポッター」も原作よりも数倍上だと思える主演の三人(とくにハリー)のあまりの可愛さに骨抜きにさせられ…。

それでもハリーの成長に伴って進む、子供向けとはいえかなり重く暗いテーマの物語をそれほどあわてずに(新刊の発売を待って徹夜で列に並んだりするようなことはせずに(笑))ここまでマイペースで追いかけ続けてきました。
(私の好みとしては暗すぎるテーマのため、それほど深みにはまらずに済んだということもいえるかも…)

ところが今回の「7巻目」ばかりは、毎日のようにそのLJの日記に入り浸っている海外のFangirlsの多くが当然のように発売日直後に読んでいるのを目にして、私としては-ペーパーバックの発売を待って読んだりしていた-いつもよりもかなり早い段階で、重たいハードカバー本を購入し、腰と肩を痛め、さらには体力の限界に挑戦しつつ読み始めることになってしまいました。

前回の日記で、主演のハリーとロンが次第に原作のイメージから離れてきてしまった、と、ちょっと書いたのですが、全体としては、「ハリポタ」映画は原作のイメージをかなり忠実に映像化していますよね。

まさにダンブルドアそのものだった「リチャード・ハリス」が亡くなってしまったのは、本当に悔やまれます。(後半になればなるほど、ダンブルドアの役どころもさらに重要になってくるだけに、シリーズ全体をリチャード・ハリス・ダンブルドアでみてみたかった!)

そして映画での配役が決まった時から「ん~?」と、ちょっとだけ納得できないでいたハリーのGodfatherである「シリウス・ブラック」について、5年生の映画「不死鳥の騎士団」を先日見た時には、小説の影響が薄れてきていたこともあってか「まー、そんなに違和感ないかな…」と納得しかけたものの、7巻を読むと、「Sirius is tall and handsome…」なんていう描写がまた繰り返し繰り返し出てきて、「やっぱりもっと大柄で(←これ重要!)ハンサムな俳優さんを起用して欲しかった!」という心残りが出てきてしまいました。

そしてついに昨夜、最終巻を読み終えての感想は…、「納得」ということでしょうか。

私としては今後も足を踏み入れるつもりのない、「ハリポタ」のFandom界では、特に主人公たちの恋の行方の結末に対して、不満や批判を抱いたファンも沢山いるようなのですが、最初から完全に大人の、一歩引いた視線で読んできた私としては、主人公たちの恋の行方も含め、これまで伏線となってきた様々な謎についても、大人の私が「納得」できる結末をつけてくれたことにちょっとほっとしています。

スターウォーズのシリーズ全体を「ダースベーダー」の謎を知った上で観た時、後半の旧三部作が子供時代に見た時とはかなり違う物語として目に映ったように、今回の7巻を読み終えたところで、無性にまたこの「ハリーポッターという物語」を1巻から改めて復習したい!という気持ちが湧きあがってきていますが、6巻までは関東に置き去りにしてきているので、秋に関東に帰ったら、ということでしばらくは楽しみにしておきたいと思います。

体力が限界に近づいてくると、精神的にも不安定になってくるものですが、おそらくその影響もあって、物語もいよいよ終盤の「第33章:The Prince’s Tale」に差し掛かった時、恥ずかしながら、耐え切れず号泣の発作に襲われてしまいました。

もっとも激しい涙の発作に襲われ、思わず本を置いて、タオルに顔を伏せ泣き声すら漏らして涙を落とすハメになったのは、ダンブルドアとスネイプの:


“After all this time?”

“Always,” said Snape.


という短い会話を目にした時です。
(これだけを引用してもなんのことやらわからないと思うので、ネタバレにはなっていませんよね? 6巻を読んでいる人は、「ん??ダンブルドアとスネイプ?」なんて思うかもしれませんが、これがどういう状況での会話なのかは伏せておきます)

7巻を既に読んだ方ははっきりわかると思いますが、この「第33章」は、ハリーポッターという物語を「納得」する上で、これまでの7巻全編に渡って少しずつ語られてきたヴォルデモート卿の秘密なんかよりも、ずっと重要なキーとなる章であり、大人の読者にとっては「私、ずっとわかってた…」と思わずつぶやきたくなる章ではないかと思います。

体力を全て注ぎきって「ハリーの七年間の物語」を読み終えた後、ほんの5ページの「Nineteen Years Later(ネタバレではないと思いますが伏せておきます)を読むことができたのも、私にとっては嬉しいおまけでした。
こういうおまけもひょっとしたら評価の分かれるところなのかもしれませんが、私はいつでも「その後の○○…」を大歓迎するタチで…。



***



ハードカバーの本を寝転んで読んでいるうち左肩を痛めたりして(まだ痛みます)、体調万全とはいえない本日の私ですが、今回も少しだけ「Slash読みに役立つ用語」を。

Harry PotterのFanficがイギリス英語で書かれているのか」については、いままで確認したことがありませんが、どうなのでしょう?

同じ英語であっても、イギリス英語とアメリカ英語は、方言的なアクセントの違いの他に、単語の用法や表記などの上でも(わずかではあるものの)違いがあって(長い歴史の間に中国と日本の漢字が違ってきてしまったのにちょっと似てますね)、この「Harry Potter」の英語版には、イギリス版とアメリカ版の二つのバージョンがあるということはよく知られています。

私が読んだことがあるのは、イギリス版だけで、いったいアメリカ版との間にどれほどの違いがあるのかは分からないのですが、今回の「Slash用語」では、今回私が「ハリポタ」の7巻を読んで感じた、イギリス英語独特の表現をアメリカ英語との比較でちょこっとだけ採り上げてみたいと思います。

それも特に、イギリスとアメリカの男の子の言葉遣いの違いと類似について…。

SupernaturalのドラマおよびSlashに触れている間に、非常に馴染み深い言葉となってきた単語やフレーズを少し書き出すと…:

Awesome

Dude

Jerk

What the hell…!(放送禁止のないSlash内では、What the fuck…!の場合も…)


児童向けでもある「ハリーポッター」に上記のような荒っぽいアメリカの男の子の言葉は一つも出てきません、…出てこないのですが、多分普通のイギリスの男の子の言葉を話していると思われるロンを初めとするウェーズリー家の兄弟たちは特に、Winchester兄弟に近いともいえる、かなり荒っぽい言葉を使っているように思えます。


「ハリー」の中で頻繁に目にする

Blimey!:(blind meが変形したもので、驚いた時に使う言葉)

という、主に男の子たちが使う言葉があるのですが、驚いたときとはいうものの、どうも「嬉しい驚き」に主に適用されるようで、これはかなりの確率で「Awesome!」に変換できそうです。

それからこれも「ハリー」に頻繁に出てくる

lot」&「bloke」:どちらも、やつ、野郎という男性を現す荒っぽい言葉です

これはまさに「Dude」&「Jerk」に近いですよね。
(この「野郎」という表現は他にも山ほどあるのですけど…)

そして、シリーズ後半ではあまり見かけなくなってきたものの、ホグワーツに入学した頃ロンが口癖のように使っていた、

Bloody hell!」というフレーズ:(これはBlimey!よりも驚きの度合いが強い時、そして嬉しくない驚きにも使われます)

これは、ディーンが口癖のように使う「What the hell!」の同意義語といえそうですよね?

そしておそらく「Bloody」の単語の響きと意味に近いところから簡略形の変形として使われるようになったと思われる

ruddy」:(辞書の意味では、赤い、とか、血色がいい)は、

What the…!」と、これもディーンが頻繁に使う hell を省略した表現に近い、という感覚を覚えます。

物語の先を急ぐため、ほとんど辞書を引かずに読んでいるので、他にも見逃している表現は沢山あると思うのですが、ほんの少しだけ、気付いたものを採り上げてみました。
(しかも汚い言葉ばっかりですみません…。でも男の子ってどこの国でも、そんな言葉を使っちゃいけません!という言葉ばっかり使いたがるのですよね)



***


数日Slashをほとんど読まないでいる内に、面白そうなお話がいくつも投稿されているのですが、この後は、とりあえずレンタルしたDVDを少し消化したいと思います。

Slashも読みたい!

2007年8月19日日曜日

あれやこれや(怠惰なSlasher生活)

いい加減、ファーストシーズンの妄想日記の続きを、と思いつつもなかなか踏ん切りがつきません。


さらにここ数日、Slashが読めない!日記が書けない!という日が続いて、ちょこっとむずむずしていました。

しかしそのおかげもあって、「ハリーポッター」の7巻目がだいぶ進みました。

現在は、ほぼ半分まで読み進めてきたところ。
寝転んでハードカバーの本を読むのは、やはりなかなか疲れますが、どうも私は昔から「本は寝転んで読む」という癖がどうにも治せなくて…。

この物語がどんな風に終わりを迎えることになるのか…、この先を読んでいくのが楽しみなような、反面読み終えてしまうのがちょっと惜しいような…でもやっぱり早くすっきりと結論を知りたい!という、これはきっとここまで作品を追いかけてきた世界のファンがみな共通で抱く感覚なのでしょうね。

本を集中して読むのが体力勝負だということも、久々に実感しています。今日もこれからがんばって読もう!

ネタバレを書くつもりは毛頭ありませんが、読み終わったら少しだけ何らかの感想を書くかもしれません。

それにしても17歳になったハリーの物語は、時々「えっ?!」と思うような大人の表現が出てきて驚かされます。

17歳といえば、思春期真っ只中ですもんねー。

ホグワーツ入学当時は、「そのまんま!」だと思った可愛い映画版のハリー&ロン(ダニエル君&ルパート君)だけど…、原作小説内の二人と比べて身長の伸びがだいぶ遅れているせいか、数巻前から小説を読む際に私の頭の中に登場するハリー&ロンは、映画版とはかなり違う青年になってきています。
次の映画ができるまでに、なんとか二人の身長が(急激に)伸びてくれることを祈りますが…もう無理かな。

でも美人のジニーやハーマイオニーは、わりと映画のイメージどおりかも…。

これまでハリーポッターは作品(小説&映画)だけを観賞するだけにとどめ、その Fandom に対しては、しっかり一線を引いて踏み込まないようにしてきましたが、J.K.ローリングの筆運びが…、巻数がすすむごとに-腐女子の妄想を煽るような-微妙なニュアンスを滲ませるようになってきた気がしてなりません。

特にシリーズ後半に入ってからのダンブルドア、シリウスとハリーとの関係に対しての描写は、絶対狙ってるとしか思えません。

すっかり立派な青年となったハリーたちに、お子様に対しては基本的に起動しない(熊専門ともいえる…)私の妄想フィルターが今にも起動しそうになってきたのかもしれないけれども…。

ハリーもロンも、小説の中ではすごく大きく(背が高く)なってるんだもの!

この半年あまりで、J2という可愛い二人がだいぶ私の妄想の許容範囲を広げてくれた、ということも大きく貢献しているのかもしれないとも思います。
実は、私の頭の中のハリーとロンは、ディーンとサムくらいの身長になってきてます。

はっきりと数字の出てこない小説内で、大柄なおじさんに変身して背が伸びたハリーが「6フィートを超える」って描写されていたので、さすがに巨人の「Winchester兄弟」と比較しては、魔法使いの少年達二人はもう少し小さいのだと思うけど…



***



そして、再び半額DVDを借りにTSUTAYAへ出かけたついでに、どうしても我慢できず…。

「グレイズアナトミー」のファーストシーズンのコレクターズBoxを買ってしまいました。

こうしてじわじわとDVDコレクションが増えていってしまうのね…。

ハリーも読みたいし、「グレイズ…」も見たいし、でもまだJDMの出ていないファーストシーズンはせめて数日見るのを保留しておこうと思っていますが、どうなるか。

そしてさらに加えて、借りてきたDVDは:

「アレキサンダー」、「アラモ」という、ちょっと前から気になっていた歴史関係の映画を2本と、

reel_spnで既に 「Mr.&Mr. Padalecki」 という作品(…なんか面白そうでしょう?)が投稿されている「Mr.&Mrs. スミス」(これ見なくてもいい、と思ってた映画だったのに…)

そして半額対象の準新作になった!と大喜びで、まとめて借りた「デッドゾーン」のサードシーズン5枚(でも4&5枚目はまだ新作だった…くそーっいつも騙される!!)

ちゃんと全てを見て返却できるのだろうか…心配です。



***



またぽつぽつと投稿が再開され始めた SPN_Harlequin では、「The Billionaire’s Bidding」という作品を読みました。

ジェンセンはテキサスでも有数の石油会社の社長の道楽息子。
13年間音信不通になっていた幼馴染のジャレッドと、あるパーティーで久々に再開します。
東部の大学を出たばかりながら、傾きかけた父親の会社をなんとか立て直そうと奮闘する青年実業家となったジャレッドに、ジェンセンはとある提案を持ちかけます。

今回のSPNハーレクインとして投稿された作品を読んできただけで既にかなり私の好みの設定となってしまった、お金で愛を買う、とか、恋人のふりがいつしか…という関係がまた出てくるということなのですが、今回はこれに、ジェンセンの「自動車いじり」という趣味がからんできて、なかなか上手い展開に結びついています。

「親の敷いたレールに乗るしかないのだけれども、その生き方では幸せになれないことにもがきつつ、世間的には道楽者のろくでなし」になってしまっているジェンセンのキャラクターも上手に書けていますが、このお話にでてくるような

ものすごくセクシーな体格であるのはもちろん頭もよくて、年下だけど大人っぽい

というジャレッドは、私のRPSのキャラ設定の好みの中でもトップにくるものです。

Slash読みも停滞していますが、とにかく「ハリー」の7巻をここ二日くらいでなんとか終わらせてしまいたい私です。



***



後先考えずに、本やDVDを買い、さらに加えてDVDをレンタルしたりしているので、Slashを読む時間どころか、ついには寝る時間まで…。

ということで、今日の「Slash読みに役立つ用語」は、「寝る」についてちょっと触れてみたいと思います。

寝る、で、ぱっと頭に浮かんでくるのは、やっぱり “go to sleep” とか “go to bed” でしょうか?

この二つの表現とほぼ同じ意味で、Slashの中でよく見かける表現としては、”turn in” があります。

ところが、この「turn in」は、多分学生時代に習ったもっとも基本的な用法である

「書類などを提出する」 という意味から発展して、

「犯人の身柄を警察に届け出る⇒タレ込む」 という意味になったり、

さらにその変形の 「turn oneself in」 で 「自首する」 という意味でも使ったりします。

「turn in」 というシンプルな言葉なのですが、文章中の使われどころによって、まったく違う意味を持ってくるという、結構クセモノの表現の一つです。
(日常よく使うフレーズであればあるほど、幅広く色々な意味を持つようになってしまうということでもあるのでしょうね)


また「寝る」に戻ると、遡ること4月6日の私の妄想日記 「Daddy John’s Journal」 で、アメリカの公式サイトで公開されているパパの日記の泣かせるフレーズを幾つか抜書きしたのですが、その中の:

December 11, 1983

Sammy has finally started sleeping through the night, and now that Dean shares a bed with him, he’s out like light as well.


という短い一文の中にも、「寝る」の表現が二つ使われています。

サミーがやっと夜通し寝てくれるようになった」 の “sleeping through the night” は、もちろん一目で分かりますが、

(ベビーベッドを卒業した)サミーと一緒のベッドで寝るようになったディーンも、ぐっすりと眠るようになった」という “he’s out like light” については、(もちろん辞書にも載っている表現ではあるのですが)ひょっとしたら意味をとりにくかったという方もいるのではないでしょうか?

out like light”: 灯りが消えるように、ぱたっと眠りに落ちる、という感じですよね。


この「ぱたっと眠る」とほぼ同じ意味で使うのは、

pass out」 で基本的にこれは本来 「気絶する」 という意味なのですが、J2の二人が撮影の後、

疲れきって、気を失うように眠りにつく

という感じで Slash 内で使われているのをよく見かけます。

もちろん、この 「pass out」は、テキーラをショットグラスで飲み続けた挙句、

気を失う⇒「酔いつぶれる」

という本来の意味で使われているのも頻繁に見かけますよね。

そして Johnパパも小さな兄弟を寝かせる時にやっていただろうと思われるのは、「tuck in」です。

tuck in」 といえば、「シャツの裾などをズボンにたくし込んだりする動作」 を表す言葉というイメージが強いですが、小さな子をベッドに入れ、上掛けで子供の身体をくるむという仕草から、

寝かしつける」 という意味で使うことがあります。

風邪をひいたジャレッドをベッドに入れて寝かしつける…、なんていう一文に、「tuck in」が使われていたりすると、これも「pout」などと同様、

あのでっかいジャレッドを赤ちゃん扱い?なんか可愛い…、

という感情がわきあがってくることになります。

さらに…、日本語でも「寝る」は、「セックスする」に通じる意味を持っていますが、英語でも “sleep with” といえば、セックスするという意味になりますよね…。

でも、この方面の意味を追求していくと、本当にきりがないので…。


先日の「笑う」と同様、「寝る」については、今回採り上げたのはほんの一部で、まだまだ別の表現がいくつもあると思いますが、今回はこの辺で…。

2007年8月15日水曜日

どうしても仲良しな二人

髭面(だけどやっぱり可愛い)のJ2の写真が出回ったことで、Hiatus Blueに打ちのめされていたFangirlsが一気に活気付いて、

J2:私の一番好きな瞬間

(これはある意味永久保存版かも。時間のある方はぜひコメントをだーっと全て読んでみてください)

なんていうテーマを募集したFangirlsのところに様々な情報が集まりました。

例のノルウェーの(とんでもない内容の)インタビューとか、

日本土産の甚平のこととか、

ジェンセンが「自分はシャイだけど、それを乗り越えるのにジャレッドがすごく助けになってくれてる…」(!)なんてまたすごく可愛い告白をしたフランスの雑誌のインタビューだとか(これ日記に載せようかまよった末、保留していました)

真面目な顔で監督の指示を聞いているジェンセンの背後を、髪を pigtails に結んでサングラスをかけたジャレッドが歩いているところ、

現場に一緒の車で通ってる、ジャレッドがジェンセンにマッサージしてもらってる、

ジャレッドにつられてジェンセンがテキサス訛りをだす時、

初めての喧嘩の後、ハグして仲直りした、


等等等等、私も大好きな様々な事例がぞくぞくとあがっている中、


私が今まで完全に見過ごしていた「最高の瞬間」があったことを知りました。
(この映像見たことあったのかな…、ジェンセンのシーンだけ切り取ったYouTubeは見た事あったのかもしれない)

J2の二人が「一つのBreath mint sprayを共有しているシーン」です。

これって、二人の服装からして、ジャレッドがまだギブスをしている時に行われた「CW Upfront パーティー」の時の映像だと思うのですが、ネットワークの色々な番組の出演者に一言ずつ言葉をきいている映像の中(かなり後ろの方)で、小さな男の子が「今日は何時に寝るの?」という質問に背後を振り返って「ママ?」と可愛く訪ねた直後、そしてジェンセン自身が出てくる直前、「Everybody hates Chris」という番組に出演している子供達が答えている背後で!!

たぶん二人はカメラに映りこんでいるとは知らずにやっていますよね。

ジェンセンが、まず自分の口に「Breath mint spray」をスプレーし、それから隣で「ああ~」と大口を開けているジャレッドの口と、それから鼻にそのスプレーを向けて…。

その様子がなんと楽しそうなこと!

この二人の仲の良さ、完全に天然です…。

その後、いつもの男前の顔でインタビューに答えるジェンセンの様子がかえっておかしくなってしまいます。

今日は一度、かなり長い日記を投稿したにも関わらず、我慢でできずにまたやってしまいました。



***



本日、二回目の投稿ということで、『Slash読みに役立つ用語』は省略しようかとも思いましたが、

少しだけ、髭面の二人にちなんで…、


男性の髭が生えてくるのって、かなり個人差があるようですね。

a) 十代で、毎日髭剃りが必要になってしまった人もいれば、

b) 二十歳をかなり越えてからやっと本格的な髭が生えてきた人とか、

またはもちろん c) 一生髭が薄いままの人とか。


私、ジャレッドは、c) に近い b) かと思っていました。

今までジャレッドが髭を生やしている写真って、申し訳ばかりに口の周りに薄っすら細い髭が生えてるだけのように見えていたので。

あれって、慎重に整えた後の髭だったのですね!

今回、ネット中にたちまち広まった 「髭J2」 の写真を見ると、ジャレッドは立派な 「Beard」 を生やせる(まだまだJDMほど立派じゃないけど…)のだということがわかります。

ちゃんと首の辺りまで、髭が達していますよね!
(なぜか嬉しい私…)

ガタイが大きくなって、髭も立派に生えるようになったのなら、それはもう男として立派に合格ということです。(注:藤葉規定にて)

今回の写真のジェンセンの髭(Asylumの時の髭に似ているけど…、この写真っていつのものなのでしょう?)は、正統派の 「Whisker」 (この単語って、頬髯、という印象も強いですけど…)になるのでしょうか、それともこれも 「Beard」?

髭の定義については、これからまだ研究の余地がありそうです。

ディーン(ジェンセン)が役作りのため、髭剃りを禁じられて生やしている「無精ひげ」は、「Stubble」(直訳では、切り株、という意味にもなります)ですよね。

この 「Stubble」 の状態の人から、blow job などを受けたりすると、内腿のあたりが 「Stubble burn」でひりひりすることになる、というのも、Slash 読みの基本常識です。(だ、大丈夫かな…こんなこと書いて…)

そして、私の大好きなスキナー副長官(そしてきっともちろんJDM)のような本物の成人男性に達すると、

朝出勤前に髭剃りしたのに、退社時間には薄っすら…」という、

Five o'clock shadow」 が、夕暮れ時、ちょっと疲れの滲んだ(でもハンサムな)顔の下半分を覆うことになります。


***


白人男性の次の段階の 「大人の証」 は、胸毛(Chest hair)…なのですが、実は、先日TV出演した私の大好きな 琴欧洲 が、

「日本に来たばかりの頃は(確か19歳くらい)、5本しか生えてなかった」(今、どんなに立派な胸毛が生えているかをご存知ない方は、ぜひ次の大相撲本場所でチェックしてください)と語っていて、「へえ~」と思ったところなのです。

さらに 「僕のお父さんは、もっとすごい」って。(笑)


私の大好きなスキナーさんもたいへん立派な胸毛の持ち主。

とある Slash内で、スキナーさんが 「私の作ったチリを食べれば胸毛が生える」 なんてモルダー(ほんのかすかな胸毛あり)に言ってるシーンがあって、どうやらこれは、

辛いものを食べられる ⇔ 大人 ⇔ 胸毛あり

という、白人社会の常識的連想からくる慣用的なフレーズとなっているようです。

日本の男性の自慢料理の上位に間違いなく、「俺の特製カレー」 が入るのと不思議な類似を見せ、アメリカの男性の自慢料理といえば、「俺の特製チリ」で、そこには 「むやみに辛さを増強しがち」という哀しい共通点があります。

ドラマ West Wing(ホワイトハウス)の1シーンで、Mr. President 特製のチリを振舞われるため、職員が家に帰してもらえないというシーンがあって、妙に笑ってしまった覚えがあります。


ジャレッド&ジェンセンの二人、髭、腕、脛などの体毛が普通に生えているところから推測して、海外の Fangirls の間には、二人とも胸毛を 「Wax smooth」 してるとしか思えない、という根強い疑惑があります。
(ジャレッドは、つい最近まで身長が伸びてたくらいだから、ひょっとしたら年齢的にまだこれからなのかもしれないけど…)

いつか数年後、胸毛の生えた J2 の二人の姿を見ることがあったりするのでしょうか?

私は、胸毛も嫌いではないのですけど(正直にいえ?好き…)。

………JDMって、Supernaturalでは、シャツを脱いでないですよね?

「グレイズ…」では?

はっ、JDM、心臓病 の役でしたよね?

「グレイズアナトミー」セカンドシーズンのDVD買えってこと?

むむむむむ…。

胸毛目当てで?

変態?

すみません…。

あれやこれや(怠惰なSlasher生活)

なんだか髭面のJ2の写真が出回りはじめましたが…。


海の向こうにもこの時期、お盆休みに匹敵する休日イベントがあるのかわかりませんが(Summer vacationの時期であることは確かなのかな?)、日本がお盆休みに入った途端、めぼしいSlashの投稿もぱったりとなくなって…いったいどういうことなのかと、戸惑っています。

お正月休みも、ゴールデンウィークも関係なかった我が家は、案の定、お盆休みも他人事で、私としては今週もいつもとなんら変わりのない毎日を送っているのですが、世間が休日だと思うとなんとなく私もホリデー気分になってきます。

ということで、この(世間の)休暇中は、突如、一人QAF祭りを開催していました。

進捗状況は、やっとファーストシーズンが見終わって、現在はセカンドシーズンの9話目まで…。

というか、ずっと保留になっていたファーストシーズンの21話&22話、そしてセカンドシーズンの1話から8話までを一気に昨日一日で(まさに朝から晩までかかって!)見て、今朝起きてまた9話を見た、というまさに、QAF祭り。

それにしても、このドラマはそれぞれのキャラクターが本当によく描けていて、とても面白いですねー。

ブライアンとジャスティンの成長物語に絡んだ深刻&真面目なエピソードと、とんでもなくお馬鹿な、でも時々ちょっと物悲しい Queer たちの日常がドラマの中で絶妙に混在しているところも私のツボにしっくりとはまる理由かもしれません。
正直言って、ブライアンとジャスティンのストーリーだけに重点を置いてドラマが作られていたとしたら、私の場合、こんなに心から面白い!とは思えないという気もしています。

私が「24」や「LOST」なんていうローラーコースター系のドラマに挫折してしまうのは、全然息抜きがない!!!というところもきっと大きいので。

「X-Files」や「Supernatural」は、全体として考えればかなり重くて暗いテーマを延々と追いかけ続けている印象が強いけれども、どちらのドラマも主人公二人が折に触れて馬鹿なことをしたり言ったり、おふざけとしか思えない楽しいエピソードが突然現れたりで、主人公たちをとても身近な存在に感じさせてくれる仕掛けがしてありますよね。

現在ものすごくはまりかけている「デスパレートな妻たち」もそうか…。

「デッドゾーン」、「ホワイトハウス」、「Smallville(どうしてもヤングスーパーマンとは呼べません…)」、「トゥルーコーリング」、「グレイズアナトミー」(まだなにか忘れてるかな…)、「Supernatural」を皮切りに突如どっと見始めたドラマで面白いと感じたものも、考えてみると皆同じ要素を持っているのですね。

「Prison Break」は、私の好みとしては「挫折組み」にかなり近いけれども、マイケルの異常な美しさと、スクレなんかのキャラクター&セクシーなおじさん達が沢山出ているというところが、「もうちょっと追いかけてみるか…」という気持ちにさせるのかも…。
(セカンドシーズンも借りはじめないと…)


***


QAF、私はやっぱりマイケルが可愛いです。

Adorable, Cute, Sweetheart, Sweetie, Puppy dog eyes, …want to pinch your cheeks!….

どんだけ可愛い形容詞(主にデビーとエメットですね)を並べれば気が済むの!(笑)というくらいですが、マイケルが画面に出てきてあのとびきり可愛い笑顔を浮かべるたびに、私もあまりの可愛さにデビーやエメットと一緒にマイケルのほっぺをきゅっとつねってやりたくなります。

私とデビーとエメットにとってはどうにもたまらなく可愛い存在ではあるものの、美形という言葉には縁のないマイケルなのに、ゲイパレードの回で、女装したマイケルは驚愕するほどの美人でしたよね!!
(でもあのお尻と脚は、さすがに女性のボディダブルかな…と思うものの、マイケルのお尻ってぷりっと丸くて可愛いので、あの後姿もマイケル本人?という可能性も。
そんな美人なマイケルに目を見張りつつ、マイケルがここまで美人になるなら、ジェンセンが本気で女装したらどれほどの美人になるんだろう…一度でいいから見てみたい…、とつい考えてしまう私です。)


イタリア系のマイケルの家にはいつでも食べ物が溢れていたけど、アイリッシュ系のブライアンの家にたっぷりあったのはお酒だけだ、とか、

セカンドシーズンが始まって、デイビッドと破局して帰ってきたマイケルを見たママ(デビー)が、「骸骨みたいに痩せちゃって!!」(セカンドシーズンのマイケルはちょっと細くなって、また Adorable さが強烈になりましたよね)と泣きそうな顔でマイケルをぎゅっと抱きしめた後、山のようなパンケーキを運んでくる、とか、

QAF は、デビーの働く Diner に皆が集まって食事をするシーンも多いし、あらゆる機会に何かを食べるシーンが出てくるのも好きです。

しかしセカンドシーズンに入って、一歩進んだブライアンとジャスティンの関係の中で、ジャスティンから

one night stand なら 「fuck around」 してもいいけど、唇にキスするのは僕だけにして、

と約束させられたブライアン。

フムフム、ま、妥当な約束じゃない?なんて軽く考えていたけど。

いつもあれだけ普通にマイケルに mouth-to-mouth でキスしていた、ブライアンなのに!

あの約束の後(まだ9話目までしか見てないので早計かもしれませんが)ブライアンったら!マイケルに対しても!唇をよけてほっぺにキスしてるじゃない!

ブライアンたら!変なところで律儀なんだから!

でも、ひょっとしてこの約束をさせたジャスティンの心のうちには、それも計算に入っていたの??!!

ブライアンが絶対にファックしない唯一の存在ともいえる親友のマイケルだけど、マイケルの存在がブライアンにとって他の友人たちとは明らかに違う位置づけになっていることは確かで…。

この約束が何か今後に影響してくるのかもちょっと気になります。

しかし、マイケルの好みの男性のタイプ、背が高くて、体格がよくて、頭のいい大人の男性って、まさに私と被るんですけど…。

SPNのSlashの投稿が停滞気味なこの頃、そろそろ QAF の Slash を読み始めてしまおうか…、という強烈な誘惑にも駆られていますが、ここまでくるとせめてサードシーズンまで見てから…、という欲も出てきてしまって、本当に迷っています。



***



そしてほとんどめぼしい新規のSlashの投稿がなくて、何か読むもの!とにかく何か読ませて!と、うろちょろしていた今週は、なぜかシリーズ物や、連載継続中のお話に不思議と続けてめぐり合って、延々といくつも読んでしまいました。

その中でちょっと気になってるのは、

Re-cast (scar!verse)」(連載継続中)

これはAUで、このお話の中ではジャレッドはジェンセンではない(つまりケミストリーが起きない)別の人と一緒に「Supernatural」に出演しています。

そんなジャレッドが、撮影中痛めた背中の治療のためいつも撮影所にマッサージをしに来てもらっているおばさんリハビリ療法士の代わりに、ある日、ものすごくゴージャスなジェンセンが現れます。
scar!verse というAUの名前が付いているのは、そのゴージャスなジェンセンの頬にY字型の傷があるというところに由来していて、俳優を目指していたこともあるらしいジェンセンが、リハビリ療法士になる道を選んだ理由もどうやらその傷に関係がありそう…。

7話と8話の間に、このお話のジェンセンのイメージとしてこのお話の作者が作成した頬に傷のあるジェンセンのPhotoshopが投稿されていて、この写真への一番目のコメントに

“And yet... he's still gorgeous beyond all words.”

とあるとおり、頬に傷があってすら言葉にならないほど美人なジェンセンにしばしうっとりすること間違いなし。

「Re-cast」というタイトルと俳優志願だったジェンセンとの間になんらかの関係がでてくるのか…、それはまだこれからの展開になります。


そして 「Changed World」(Sam/Jensen)&「Chances」(Jared/Dean)(それぞれ連載継続中)

まず最初に書かれたのは 「Changed World」 で、このお話の中で、サムは「狩り」の最中になんとわき腹を刺されて命を落としてしまったディーンを取り戻すため、悪魔だか天使だかまたはさらに別の存在なのかも分からない相手と取引し、ディーンの身体に魂を戻してもらいます。
「魂は戻るけど、もとのディーンとは違う存在になる」と警告されたものの、「なんでもいいからディーンを生き返らせろ!」と言ったサムの願いどおりディーンは意識を取り戻したものの、その中身は、別の世界で「Supernatural」というドラマを演じていたジェンセンだった、という。

さらに最近連載が始まったばかりの 「Chances」 は、上記のAUでわき腹を刺されたディーンが意識を取り戻してみると、(自動車事故で病院に運ばれた)ジェンセンという名前の俳優になっていた、というもので、まさに 「Changed World」の対になるお話。

しかも、意識を取り戻したディーン(身体はジェンセン)の枕元で心配そうに手を握っていた 「Supernatural」 というドラマの共演者らしいジャレッドという名前の友達は、どう見ても弟のサムにそっくりなのに、どうやらジェンセンとは友達以上の関係のようで…。

他にもジェンセンの過去の暗い影があったりして、設定は凄く面白い!のです。

…が、設定を複雑に練り上げた割りに、登場人物の感情描写がちょっと…まだこなれていないというのか、ここまで複雑な設定でお話を書くのには、この作家さんはちょっと能力不足な感じもして、

「ジェンセンが(ディーンが)そういう状況に置かれた時の反応って、そんな感じ??」

と微妙に納得いかない部分もあるのですが、今後の成長に期待して、もう少し追いかけていきたいと思います。



***


できる限り、思いつく限り、ということで、今回も一つ。

今日の 『Slash読みに役立つ用語』 です。


Giggle」:クスクス笑い(名詞)、クスクス笑う(動詞)

つい先日、どういう意味を持つのかずっとわからなかった *g* というマークが 「giggle mark」 であるということをZionさんから教えてもらったばかりなのですが、この 「giggle」 という単語もSlashによく出てきます。

ですが、not girly giggle, manly giggle” (女の子みたいなのじゃなくて、男らしいgiggleだけど)なんていう言い訳がくっついていることが多いことを見てもわかるように、この単語も「Pout」と同様、通常は小さな子供や女の子に適用され、立派な成人男性に対してはあまり使わない言葉です。

「クスクス笑い」とはいうものの、小さな子供とか、中高生の女の子たちが、湧き上がる嬉しい(楽しい)感じを抑えきれずに甲高い声をあげて身体全体で「キャッキャッ」と笑う、あの笑いですよね。

「Supernatural」 ドラマ本編で唯一私がこの言葉に気付いたのは、「Hell House」 のエピソードで、自称プロのゴーストバスターであるエドが、マリファナの影響でつい 「giggle」 が出ちゃうと言ってたシーンで、男性(エド&ハリーは大人になりきれないオタク青年ではあるものの)でも使うことはあるのだなと思った覚えがあります。

Fangirls が頻繁に使う giggle がさらにエスカレートした時に出る 「squeal」(嬉しい悲鳴)が語源ではないかと思われる

squee!」(きゃ~!)は、

興奮の度合いによって語尾の「e」の数が無限大に増えていくことでも知られています。

Squeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee!!!!!!!!

という感じで(笑)
(最近、”e”+”!”で、4行分にも達しているコメントに出くわしました!)

私達は、「笑う」 というと 「smile」 や 「laugh」 を使う、と習ってきましたが、

Slash(fanfic)のジャンルにもなっている「crack」も「crack up」と動詞で使うと 「大笑いする」(ケラケラ笑うとか、突然笑い出すという感じもある気がします)という意味になります。

「大笑いする」だと、「laugh one's ass off」、「laugh one's head off」(お尻が抜けるほど、とか、頭が取れるほど大笑いする)なんていう表現もSlashにはよく出てきますが、

Fangirls のコメントの中によく出てくる「IMAO」は、” (I'm) laughing my ass off.” の略であることは有名ですよね。

さらによく使われるLOL(lol)は ” laughing out loud” で、これは日本の(笑)に近い気がします。

単に「笑う」という表現だけをとっても、まだまだ他にも色んな表現や程度を現すフレーズがあって、キリがありませんね!

今回はこの辺で終わりにしておきます。

2007年8月13日月曜日

Slash読みに役立つ用語、どうですか?

今日の日記では、以前から、やろう、やろうと思いつつ、なかなか手がだせなかった、

「Slash読みに役立つ用語」

について、なんとか少しだけでも手をつけてみたい、と思っていますが、その前に。



***



「デスパレートな妻たち」のファーストシーズンが見終わりました。

「LOST」のファーストシーズン(だったかな…)のおまけ映像として、ファーストシーズンの第1話を見て「面白い!」と思い、勇みたって借りてきたのは、セカンドシーズンのエピソードだった!というとんでもない手違いをしでかして…、それでも見ずに返却するのが悔しくて、結局セカンドシーズンのエピソードを計10話ほどファーストシーズンに先行および同時進行で見ることになってしまったのですが…。

そんなおかしな見方をしていてすら、というか、ひょっとしたら、そんなおかしな見方をしたからこそなのか、今回見たファーストシーズンのエピソードを、全てとても落ち着いて楽しめました。
「Wisteria Lane」で起こる(起きた)事件やそこで渦巻く暗い秘密に対して、神経を尖らせる必要なしに妻たちのおかしな日常に集中できたというか…。

それぞれがとんでもない悩み事や事件、時には秘密を抱えた「Wisteria Lane」の妻たちは、なんだかそれぞれに可愛くて、自分の日常とはどれもかけ離れているようでいて、なぜか妙に共感してしまいます。

ブリー&レックス(&不気味なジョージ)、リネット&トム(&四人の子供達)、ガブリエル&カルロス(&超セクシー青年のジョン)、スーザン&マイク(&しっかり娘のジュリー)、そして一見のどかな「Wisteria Lane」で巻き起こる様々な事件や謎が表面化するための、まさに引き金を引いたともいえる事件の当事者である、ヤング家(メアリー&ポール&ザック)、それぞれの家族内の人間関係や事件も、面白いですよね。

このドラマ、もっと若い時に見ることになっていたとしたらこれほど共感して楽しめなかったのだろうか…、なんていう風にも思ったりもしますが、このドラマのこれほどの人気を見ると、きっとどの世代にも楽しさをアピールする要素をもっているのでしょうね。

でも会社勤めをしつつ主婦をしていたまさに 「Desperate」 だった数年前までの自分と(それで結局とんでもなく身体を壊したわけですけど…)、超のんきな専業(ニートかな…)腐女子Fangirl主婦となった現在の自分の中には、4人の主婦たちの全員がちょっとずつ潜んでいるようで、完全に他人事として様々な事件を楽しみつつも、ふと気付くと自分のことのように共感しているという、なんだか不思議な感覚に陥るドラマです。

でも獲得した様々な賞の数々、既に第7シーズンまで放送することが決定している!なんていうすごい状況を鑑みると、世の女性たちの大半が、多かれ少なかれきっと同じように感じているということなのでしょうね!それがこのドラマの製作者の実力というか、すごいところなのだと思います。

ちょっと休憩して、次はセカンドシーズンを最後までみようと思います。
(BSが見られれば9月に集中再放送するらしいのに!)

秋からBSで始まるサードシーズンをうまく見始めることができることを期待しているのですが…関東への引越しのタイミングがどうなるか。



***



Supernaturalのオリジナルノベル 「NEVERMORE」 がどうしても欲しくて、昨日の日曜日、再び名古屋で本屋さん巡りをしてきました。

今回は、三越、ラシック、松坂屋、パルコがずらりと並んでいる栄のデパート群(なんと贅沢な!改めて名古屋って都会なんだと実感しました)の中の本屋さんを全てアタックし、仕上げに既に行きつけとなった大きな本屋さん丸善を覗いてみたものの、「NEVERMORE」…どこにもありませんでした。

もう秋まで待って、関東の本屋さんで買おうかな…。

でも昨日の本屋めぐりの成果として、

ヴィレッジブックスから出ているスーザン・ブロックマンの翻訳版を2冊、

同じくスーザン・ブロックマンの洋書のペーパーバックをもう一冊、

スティーブン・キングの「デッドゾーン」上下巻、

そして、ハリーポッターの7巻のハードカバーを手に入れてしまって

(トータルすると本だけでほぼ1万円…)、正気で考えれば8月9月は完全にもう読むものには困らないはずで…。(Slashも読んでるし…)

これからしばらくはなるべく「Nevermore」のことは考えず、心頭を滅却して、思いのほかあっさりと手に入ったハリーポッターの最終巻に集中してみたいと思います。
(昨夜早速読み始めたものの、本屋めぐりで消耗しきって、5ページくらいしか読めなかった…)



***



最近通院のため(時に本屋めぐりのため…)名古屋に出た時に楽しみになってきているのが、ジューススタンドに立ち寄ることです。

暑い名古屋の街中を歩き回り(本当はほとんど涼しい地下街を歩いていますが…地下街を歩いて街を移動できるというのも名古屋の街の好きなところ…)、集中して本屋さんの中を巡り歩いた後に飲むフレッシュなフルーツジュースは最高です。

当初は地下街のジューススタンドによく立ち寄っていましたが、ここ最近は、丸善という本屋さんのごく近くにある輸入食材店の中に入っている

Tropical Maria(注意!このホームページはトロピカルな音楽がずっと流れてます)

というトロピカルフルーツのジューススタンドがお気に入りです。

今までに飲んだのは、モラ、ルロ、パッションフルーツ、木トマト、グアバ。

水だけを加えた「ジュース」、

ミルクを加えた「コンレチェ」、

ミルクとヨーグルトを加えた「スムージー」、

バナナとミルクを加えた「コンレチェ・バナナ」(ホームページにはナチュラルブースターとしてバナナを含む5種類の素材が出ています。東京とかの大きい店舗では、方式がまたちょっと違うのかも…)と、

トロピカルフルーツの種類に加え、ジュースのベースも変えられるのですが、私はいつもつい 「スムージー」を選んでしまいます。

愛知県にいられる夏の間、このフルーツジュースを飲むのも、食いしん坊の小さな楽しみになっていきそうです。



***



先日のckllという人(この人は本当に困り者だという認識が固くなってきました…)が主催するサイトを巡る事件のおかげで、Hiatus Blueでただでさえ感情的に不安定になっているFangirlsの間にこの週末もかなりの動揺が走り続けていましたが、私が見る限り、まとも&ちゃんと大人だなと思えるFangirlsたちは揃って:


「現実の世界を離れて、楽しくのんきにFandomの世界で楽しみたいだけなのに!なんなのよ!!!子供の喧嘩みたいなことは、もう、いい加減にして!!!!!
ckll、あんたが受け取ったメールが本物か偽者かなんてことはどうでもいいの、自分こそが Supernatural の真に正当なファンで、それを攻撃する(実際あんたがされたと主張しているような攻撃なんか誰もしてないんだけど!)人間はファンの資格がないみたいなその態度がむかつくのよ!!!どんな意見を持っていようとファンはファンであって、正統とか邪道だとかなんていう区分はあり得ないはず。ほんと、これからもこんな馬鹿な事態が続いていくようなら、SPNファンをやめた方がすっきりするかも…」


と、まさにここしばらくの私とまったく同じ感情を爆発させているのですが、Fangirlsが語り合っていることの内容を色々総合してみると…、結局、

みんな変な事件に気を取られてて、まともな良質のPornがほとんど投稿されてないじゃない!私にまともなPornを読ませてよ!

ってことに行き着くみたいです(笑)

まさに同感…、なんですけど、世界中のFangirlsの間にわりと頻繁にこんな風に共通で湧き上がる感情や興味のシンクロニシティにはいつも不思議な感じがします。

日本の片隅でFandomにちょこっとだけ足をつけている私と、同時発生的に、海の向こうの色々な場所にいる女の子たちが同じ感情を抱くことになる、ってことが。

言葉や文化が違っても、結局人間って、そう変わるものじゃないってことなんでしょうか?



***



さてさて、寄り道どころかあまりに遠回りになってしまって、今日の日記のタイトルをまた「あれやこれや」に変更しようかとも思ったのですが、一応今回だけは、

Slash読みに役立つ用語、どうですか?

というタイトルに固執していきます。

などと大きなことを言い出したものの、実はとても皆さんの期待にそえるような内容にはなりませんので、それだけは覚悟しておいてください。

これからできる範囲、思いついた範囲で 「今日の単語orフレーズ」として、日々の日記の片隅で、一つずつくらい採り上げていくことにしてみようかと思い立って、最初くらいは「タイトル」にも入れて、派手に沢山採り上げてみようかと意気込んで本日の日記を書き始めたのですが…。

昨日の本屋めぐりの疲れがまだ抜けていないみたいで…。(っていうか、日記内で寄り道しすぎで)

やっぱり一つ一つゆっくりやっていくことにします…。

で、記念すべき第1回目となる今回、採り上げる言葉は、「Pout」です。

名詞としても、動詞としても使うこの 「Pout」 というちょっと可愛い言葉は、甘々なお話が大好きな私がSlashを語る上では絶対に避けて通れない単語です。

X-Filesでは、主にモルダーの描写で、

Supernaturalでは、ジェンセンが第一位+僅差でジャレッドの描写に頻繁に使われる、
(ひょっとしたらWincestではサムの方が多いのかも…)

Pout

単純に日本語訳すると、「ふくれっ面(をする)」ということになるのですが、これは日本ではぷぅっと頬を膨らませる印象が強いですけれども、実際には英語の「Pout」は、ぷっと唇、それも厳密にいうとどうやら主に下唇を突き出した顔を表現するようです。

これは本来、小さな子供や女の子の表情を描写する言葉であって、立派な成人男性の表情には通常適用されないのが原則です。

これを逆に考えると、読者は、Slashの中でこの言葉を適用される登場人物に対しては、それが立派な男性であっても 「可愛いっ!」 という感情を掻き立てられることになってしまう、という事実が浮かび上がってきます。

この日記で、Supernatural のことを語らないことがないような現状である以上、ジェンセンがどんな唇をしているかを知らない方がこの日記を読んでいるとは思えないのですが、モルダーがどれほどふっくらした唇をしているかをご存知の方はいるでしょうか?

ドラマの本編エピソード中ですら、スカリーにこっぴどく問い詰められる時、スキナーさんに副長官室に呼び出されて叱られる時、モルダーはとんでもなく可愛い「pout」を見せてくれます。

Slashの中で使われる、この 「pout」 という武器は非常に強力で、この表情に対面した恋人はそのあまりの可愛さに大抵 「pout」 した人間の思い通りに操られてしまいます。

私が本当に少しずつ翻訳しつづけているX-Files Slashがあるのですが、この中でも、ぷっと唇を突き出して「ふくれっ面をする」モルダーに、スキナーさんが

“And don't pout—it doesn't work with me.”

と、断固として厳しく男らしい対応をするシーンが出てきます(笑)

例え当人がムカついて唇を尖らせていない場合であっても、モルダーやジェンセンのような唇は

pouty lips」(ぽってりした唇)

と表現され、「キスをねだっている!」と非難されることもしばしば。

SPNファーストシーズンの「Scarecrow」の妄想日記の中で触れたことのある「puppy dog face (eyes)」を「pout」との合わせ技で使うことで有名なモルダーですが、Slashの世界でこれを受け継いでいるのは、サム(ジャレッド)です。
(サムの puppy dog face についてはドラマ本編中で、ディーンが小さな頃からサムのこの顔の餌食になってきたことを窺わせていましたが、Slashでも、ジャレッドからこの組み合わせでおねだりされると、つい身体を許してしまったりするジェンセンです…。)

長年Slashを読んできましたが、「puppy dog face (eyes)」+「pout」の組み合わせの攻撃に抵抗できた人間をみたことはありません。

次回は、男性に適用されない言葉繋がりで、「Giggle」を採り上げてみたいと思っています。

2007年8月10日金曜日

あれやこれや(怠惰なSlasher生活)

この夏は、エアコンなし!と決心して、実行中の私ですが、暑さのせいで私のパソコンも朦朧としているのか、今日は、一度投稿しようとした日記が久々に消えました!


ついにSupernaturalセカンドシーズンのDVD一枚目が発売になりましたね。
(どうして1シーズンをまとめて、どんっと1Boxで販売してくれないのか!というイライラは相変わらず募ります。その方がかさ張らないし、価格も抑えられると思うのに…)

今予約票を確認してみたら、Gag reel なんかの入ったおまけDVDは、なんと9月の後半に発売になるBox2巻目についてくるのですね!

このワーナーの分割販売方式、本当になんとかして欲しいものです。

現在自分の車がない私は、この一枚目、予約してあった近所のTSUTAYAから、昨夜、夫の仕事帰りに受け取ってきてもらったのですが、小学生並み(小学生以下?むしろ老人並みというべき?)の早寝早起きになってしまった私は、いつものように夫の帰りを待たずに寝てしまいたい気持ちと戦いつつ、うとうとしながら(でもまだ11時前くらいだったかな…)DVDの到着を待っていました。

字幕付きで大きな画面で見られるってやっぱりいいですねー!!

兄弟&父ちゃんの細かい台詞のやり取りや、細かい表情なんかがなんだか新鮮に見えます。
ファーストシーズンのエピソードが終わったら、私の妄想日記もいい加減終了にしようかと思っていましたが、セカンドシーズンもこうしてゆっくり落ち着いて見始めてみると、どうしようもなく妄想を掻き立てられて、やっぱり少しずつでも妄想日記は続けていこうという気持ちになりました。

しかし、これからまた9月の初旬、下旬まで、じりじりと待つ日が続くということになるのですね。

そして…今回のDVDのおまけとして入っていた、4つのドラマって、どうやって選ばれたのでしょう?
「ホワイトハウス」と「ER」のエピソードがそれぞれファーストシーズンのもの!ということもびっくりしましたが、これってSPNファンとして想定される若い世代に、少し大人のドラマを見始めて欲しい、という気持ちが込められているのでしょうか?

残りの「OC」と「NIP/TUCK」…。
「OC」って見たら変な風に嵌りそうで…。

でもどちらのエピソードも誘惑に負けて、結局見てしまいそうです…。


ところで「NEVERMORE」という、SPNのオリジナルノベル。
今回のDVDと一緒に購入した方も多いのですか?
DVD以外の商品情報を極力遮断している私は、コミックやノベライズについての情報には本当に疎くて…。

おもしろいですか?

むむむ、オリジナルストーリーということだと、Slashにも影響してくるかもなー。読んでみたい…。

住所の変更が面倒なので、愛知県にいる間は、なるべく通販には手を出さないようにしようと思っていたけど、先日のスーザン・ブロックマンにしても、今回のオリジナルノベルにしても、さらにハリーの7巻目にしても!
注文して買ってしまいたい!という気持ちがかなり高まっています。

でも読むべき本は既に大量に溜まっているし、相変わらず大量にDVDレンタルもしているし、(なにより無職なんだし!)ちょっと落ち着かないと…。



***



相変わらず、TSUTAYAの半額につられてDVDをレンタルしています。

今回は、(懲りもせず…)「LOST」セカンドシーズンの8枚目から12枚目(シーズンラスト)まで。

そして「デスパレートな妻たち」ファーストシーズンの7枚目から11枚目(これもシーズンラスト)まで。

計10枚。

「LOST」セカンドシーズンも、後半に入って、ジャック&ケイトが活躍しはじめると、段々また辛くなってきました。(やっぱり相性なのね…)
現在、11枚目をもう少しで見終わるというところまで来ましたが、この後、どんなに謎をひっぱられようとも、私は「LOST」はとりあえずこのシーズンで卒業ということにしようと思います。


今朝も昨夜に引き続き(昨夜は第1話だけ見て寝てしまったので)朝から「Supernatural」を見て、だいぶ気持ちが浮上したところで、この後、「LOST」をなんとか見終えて、明日は「デスパレート…」を思う存分楽しみたいと思います。



***



この夏の Hiatus 中、Fandomの世界では、秋からの新シリーズの公開をひたすら待つ間を利用して、様々なチャレンジが企画されています。

そんな中、「Reel_spn」 というチャレンジの作品投稿の締め切りが、8月22日に迫ってきています。

この企画については、締め切り期限を待って、日記でご紹介しようと思っていたのですが、締め切りを前に既にいくつもの作品が投稿され始めていて、中にはこの企画だとは知らずに、しばらく前にお気に入り作家さんの最新作として読んでしまったお話もあります。

Reel というのは、映画フィルムなんかのあのタイヤ状に巻いたフィルムのこと。

つまり、そうです、今度は映画のストーリーをもとにしたSlashチャレンジなのです。

Big Bangに、ハーレクインに、Fairy taleに、今度は映画!

夏のHiatus中の渇望状態を紛らわせ、Fangirls の溜まりきったフラストレーションを発散するため、本当に色んな面白い企画が計画されるものです!

もとにする映画の候補が200本、最初にリストアップされたのですが、「リストにはないけど私はこの映画で書きたい」という作家さんも多くて、最終的にいくつの作品がエントリーされたのかまでは、もう確認していません。

知らずに読んでしまったお話は別として、既に投稿され始めたお話もなかなか面白そうな感じなのですが、映画音痴の私としては、もとの映画を見ていないというものも多くてまず映画を見てから Slash を読むべきか…と、今大いに悩んでいるところです。

先日の日記でちょっと触れた「J2版コヨーテアグリー」は最近のお気に入り作家さんの筆頭でもある、jeyhawkさんが書くということも判明して、しかも予想通りヴァイオレット(Jensen)のパパには、JDMが配役されたということで、今から投稿されるのが楽しみです。

ずっと気になっている(J2+本物のクリスが出演予定の)「Just Married」もこの企画の参加作品なのかについては、まだ調べがついていないのですが、この企画で読めるのであればいいな!と期待しています。


次々と投稿されるSlashに、レンタルしたDVDに、衝動買いしてしまったペーパーバックも読み始めたいし、暇なのに時間が無い…。


相変わらずのジレンマに襲われています。

2007年8月9日木曜日

あれやこれや(怠惰なSlasher生活)

Zionさんからご了承をいただいたので!

Zionさんに作っていただいたLJ用の超素敵なアイコンをこの場で公開してしまいます。

なんと、本文中に文字以外のものが現れるのは、(kyuさんが偶然目撃した、ギャグのトリビアを除き)今回が初めて!!

こちらです:







涎が出そうな素敵なアイコンでしょう?
こうした技術をお持ちの方は本当に心底尊敬してしまいます。

Zionさんこの度は本当にありがとうございました!!!


***


今回こんなに素敵なアイコンが初めて日記上に登場することになったものの、私の日記は、完全文字だけ、ということで、今まで頑なに画像の貼り付けを行ってこなかったのですが、それには理由があります。
(え?単に貼り付けられなかっただけじゃないの?って?それもある意味正解です(笑))

アナログ人間の私は、ネット上のエチケット(ネチケット?)というものに疎く、うかつに日記に載せたものが、思わぬ権利の侵害になってしまうようなことがあったら怖い、という気持ちが常に心の底にあるためです。

ネット上には色んな素敵な画像があふれていて、海外のマニアなサイトばかりを巡っている私は、日本の皆はまだ見たことないんじゃないかなー、なんていう画像を目にすることもたまにはあるのですが、それをただ拝借してきて自分の日記に載せる、というのは、明らかにマナー違反になってしまうわけですよね?

今ではどのサイトでも目にできるようになった、Jensenの赤ちゃん時代の「いーっ」っていう顔のあの超可愛い写真も随分前に目にしていて、でもこんなプライベートな感じの写真をネットの日記に載せるのは反則なんだろうな、と物凄い我慢をし、最近も物凄く可愛い(これがっ、本当に可愛いの!)Jaredの赤ちゃん時代の写真を目にして、物凄く日記に載せたくなったのを思いとどまったり(この写真もきっとその内ネット中に蔓延してしまうのかも…)

でも一線を越えたら後はどうにも歯止めがきかなくなりそうで、とにかくじっと我慢し続けてきたのです。

そんな誘惑にうっかり駆られたりしないためにも、自分でタイプした文字なら、そうそう誰かの権利を侵害することもないだろう、ということで、ネット世界のごくごく片隅で、日々ひたすら文字だけをタイプしてきたのですが、最近では、日記に素敵な画像を貼り付けてみたいなーという誘惑に駆られることも多くなってきていました。
(前回の妄想日記のディーンの「アヒルさん」の口とか…二頭の巨大グリズリーの対決とか…)

遊びに来てくれる人が一向に増えないのも、「完全文字だけ」っていうハンデも大きいよねー、なんて、だらだらと長い日記をタイプしつつも、寂しい独り言をいうこともあって。

でもまさに今朝、ネット世界のやりとりの怖さ、というか、そういうものを身につまされるような事件が起こったのを目撃してしまって、今日の私は、「やっぱり初心に忠実に細々と地味にやっていこう」と気持ちを新たにすることに…。

その事件とはなんなのか、というと。

むむむむむ…。

これは、とりあえず私の胸だけにしまっておこうか、とも思ったのですが、なんだかむかむかするので、事件のさわりだけ吐き出してしまいます。
(最近こんな愚痴が多くてすみません。いつか折りたたみの技術を覚えるまで(笑)どうか読み流して、もしくは読み飛ばしておいてください)

私としてはこれまで一度も訪れたことのなかった『dean_sam』というSPNファンサイトがあります。
(実は先日、まさにこのサイトへのリンクを教えてもらったにも関わらず、ものぐさをして覗きに行っていませんでした)

正統派ファンおよび腐女子ファンに関わらず、Supernaturalを好きなファンであれば誰からの投稿も受け付ける、という窓口の広いサイト運営をしているおかげで、結構参加メンバーも沢山いるらしいサイトなのですが…、なんでもかんでも投稿を受け付ける、というか、どこからでもSPNに関係する情報を持ってきてサイトに載せてしまうという運営方法が、ある種の問題というか摩擦を生じさせることもあるらしくて、「マナーのよくない面倒くさそうなサイトだなー」と、私としてはとりあえずお近づきにならないようにしておこう、と、ずっと思っていたのです。

このサイトを主催しているckllという人は、ギリシャ人?で、英語が母国語ではないということで、今回の問題も余計に変な風にこじれてしまったようなのですが…。

ckllという、彼女が、

「クリプキの事務所から、影響力のあるファンの代表の方へ、ということで直接私宛にe-mailが届いたの!!」

という感激のコメントをサイトに公開したところまでは、よかったのです。

「おめでとう!」「よかったね!」というお祝いのコメントに混じって、

「そのe-mailの内容を公開してくれない?ここへ来ているファンもきっと皆興味があると思うから」

というお願いに、「メールアドレスや担当者の詳細な名前なんかは教えられないし」なんていう聞いてもいない情報の公開を拒否した上、メールの内容についてはごく曖昧な1フレーズくらいだけを答えた彼女、あまりに曖昧で私も「ん?」と思いましたが、

「正確には、メールでなんて言ってきたの?」

という、別の人からの続いての質問にも相変わらず「まあ、そのうちね」みたいなまた持って回った言い方をし続けた彼女、

「論理的に、これこれこういう事情で、あなたにメールをしています。っていう、そのクリプキ側の説明を教えて欲しいだけなの、今までにもファンサイトのmods(主催者)宛に、イタズラのメールが届くことはよくあったから」という、私が読んでももっともだと思える更なる問いかけに

「今回のメールのことをこんな風に疑われたり、私のことを嘘つきみたいに言われるのは心外。そのうちちゃんと証拠を公開するから、それでわかると思う。もうこんな風に私を攻撃したりしないで」みたいなこじれた回答になって、

その後は、何度冷静に、くどいくらい落ち着いた調子で
「ただ単純にメールの内容を説明して欲しいだけなんだって」、
と別の人が間に入って繰り返しても駄目で、結局
「あなたを疑ったり、ましてや攻めたりなんかしてないってことは、ここまでの私の書き込みを読んでもらえばわかると思うけど、あなたに何を言っても無駄みたいだから、今後はみんなのために間に立ってあなたに質問しようなんて気を起こさないことにするわ」
と仲介に入った人も諦めムードに。

なんだか一方的に被害者ムードを漂わせて、素直に質問しただけの相手を「酷い人!」みたいに攻め続けるだけで、一切はっきりしたことを公開しようとしない、ckllさんに、
この人と議論しても埒が明かないね!と、傍観している私もいらいらし始めた時、

Keepaofthecheezさん(彼女、かねてからイタリア系だと言っていて、私も前から彼女の日記を読んでいて割とキレやすい人だなーとは思ってたけど(笑))が、完全にぶちキレました。

ただ単純に説明して欲しいって頼んでいるファン仲間をそんな風にコケにするあんたにはもう我慢できない!!!って(爆笑)

その捨て台詞を最後に、彼女は、この『dean_sam』を出入り禁止にされた!まあ、こっちからもDe-friendしてやったから関係ないけど!!って、まだ鼻息も荒い様子。

顔の見えないネットの世界で(噂によると、あまり褒められた意味ではなく)あらゆる手段を講じて、しかも母国語でない言葉で大規模にサイトを運営していて、ひょっとして本当にそのサイトの貢献を「LJオタクのクリプキ」から認められて、交渉のメールをもらったのかもしれないけど、なんというか、私としては、この人とはお友達になりたくない、と改めて思ってしまいました。

普通なら、明らかに腐女子的内容も含まれるサイトに制作サイドが公にコンタクトをとってきたなんて、手放しで、「おめでとう!!」「私も嬉しい!!!」って大喜びするところだと思うのに残念です。
(ckllさんに対して元からあまりいい印象を持っていなかった私なので、ちょっと彼女に厳しい見方になっているかもしれませんが)

自分の本来の実力以上のことを無理やりにやろうとすると、どうしてもこんな風に、醜い結果がついてくるのかも、と、今回の事件の一連の流れを見て思ったのです。

ということで、長い前置きになりましたが、私の日記は、まだまだ地味~にやっていきます。


***


話はまた突然変わりますが、映画「トランスフォーマー」、見てしまいました。

相変わらずほとんど下調べをせずに映画を見に行ってますが、「トランスフォーマー」面白かった!

女ばっかりの三姉妹で育ち、ロボット物アニメなんかにはとんと縁の無い人生で、どんなものかなーとは思っていたものの、思いがけなく色んな要素が盛り込まれた楽しいお話になっていて、とっても楽しめました。

女優さんが必要以上に美女揃い、という印象ですが、それもまたGoodです。

それにしても、初めて画面に人間が出てきたと思ってじっとみると 「スクレ??!!スクレだ!!」って、しばらく大画面で見るスクレの顔に驚愕し続けてしまった私。
PBのセカンドシーズンも半額対象になったからまたレンタルし始めろっていう暗示なのか…。

それにレノックス大尉の奥さんって、ママ(Mary Winchester?)にそっくりに見えたんだけど…。
いやいや私ってすぐ人間違えしがちだから…。
だれかトランスフォーマー見た人がいたら、教えてください。
あの奥さん、ママに似ていませんか? ママじゃないの?

本当は、トランスフォーマーと同日から公開になっているはずの「プロヴァンスの贈り物」が見たかったのだけれども、愛知県の田舎町のシネコンは、こうした大人のラブコメ(違うかな?)には興味がないらしくて、全然上映する気配がありません。
「グラディエーター」以来、久々にリドリー・スコットとラッセル・クロウが組んだ作品しかもラブコメ(違うの?)ということで、ぜひ見てみたいのですが、名古屋の映画館ならどこか上映してるのかな…。


そして、昨日は、通院のついでにまたもや本屋さん巡りをしてしまいました。

ハードカバーを買ってしまおう、と半ば覚悟を決めていた、ハリーポッター7巻は残念ながらSold Out の文字がでかでかと貼り出されていて、「予約なしで買おうなんて、やっぱり甘かったか…」とがっかり。
この際、ペーパーバックが出るまで待つか…、でもまた次回の通院の時にでも追加が入荷されていないかとりあえずチェックしてみたいと思います。

でも手ぶらで帰るのも悔しくて、最近気になっていた作家さんのペーパーバックを2冊買ってしまいました。

その作家さんとは、Suzanne Brockman(スーザン・ブロックマン)。

超ハンサムなゲイ(…すみませんいつも…)のFBI捜査官Julian Cassidy という登場人物がでてくるらしい、「チーム16-トラブルシューター」というシリーズが読んでみたくて…。

「Hot Target」というエピソードがとりあえず欲しかったのですが、手に入ったのは、「Breaking Point」と「Into the Storm」の二冊だけ。

スーザン・ブロックマンのトラブルシューターシリーズは、ヴィレッジブックスから翻訳も出ているようなのですが、昨日私が巡り歩いた本屋さんでは全て在庫切れの状態で、唯一見つかった原書のペーパーバックを二冊購入してきたものの、一話完結形式になっているようであるとはいえシリーズ物をまったく途中から読み出すというのはどんなものなのか、アマゾンとかでシリーズの頭から注文して買うべきなのか…。
これも様子を見ながら読み始めてみたいと思っています。

このスーザン・ブロックマンという人は、「危険を愛する男たち」というシリーズで、なんとハーレクインの人気シリーズも書いているということで、思い切ってハーレクインデビューしてみるか!と、本屋さんの端末で「ハーレクイン」も検索してみるものの、こちらも全て(!)品切れ状態。

昨日立ち寄った名古屋の丸善では、いつもの洋書コーナーとは別のフロアで、ちょうどペーパーバックのセールもやっていて、掘り出し物がないかとしばらく粘って探してみましたが、唯一見つけたのは、

「Smallville」のノベライズ本!タイトルは「Strange Visitors」
An original, all-new novel based on the hit TV show from the WB network

なんて、そそる煽り文がついてて、表紙にはちゃんとトム・ウェリングがなにやら深刻な顔をして佇んでいます。
日本で今はやりのドラマや映画をそのまま文字に起こしたノベライズ本とは違って、アメリカのこうしたノベライズ本は、完全なオリジナルストーリーであるというところが、お得な感じがしますよね。
これもSlashの合間に、ぼちぼち読み始めてみたいと思います。

そういえば、Supernaturalも、アメリカ版のノベライズ本が出るのでしたっけ?
いつでしたっけ?9月?
この本は、予約しないと、SPNのテレビ放送もやっていない名古屋の本屋さんではそもそも仕入れてもらえないのかな…。


本屋巡りをすると、日頃我慢している雑誌の立ち読みもつい、してしまいます。
表紙に結構大きめな字で「スーパーナチュラル」なんて出ていた「Movie Star」を手にとり、ざーっとジェンセンのインタビュー記事を斜め読みして、ぱらっとめくったそこに、サンディーの肩を抱くジャレッドの姿を見つけて、反射的に「買おう」とレジに走りました。

サンディーと一緒のジャレッド、まだギブスしてますね。痛み止めの影響もあるのかもしれないけどこの写真のジャレッドはなんだかめずらしく作り笑顔みたいな大人しめの笑顔です。
前のページでジェンセンの肩を抱いているジャレッドの方がトレードマークの「Dimples」が全開になってますよね。

インタビュー冒頭近くの『X-Files』の熱心なファンが『スーパーナチュラル』のファンになってるっていうコメントにも、いつもながら「そうそう、そうなのよ!私もそうです」と一応相槌を打った私。

でも今回のインタビュー記事で、私が一番食いついたのは、実は「シアトルにカウボーイの競技を見に…」、というところです。

この部分の記事の翻訳は明らかに間違っている気がするけれども、これは、J2の二人が

シアトルにアメフトのダラスカウボーイの試合を見に行った」という出来事!のことを言ってるわけですよね?

1月6日(土曜)に行われた、シーホークス対ダラスカウボーイズ戦。

シーホークスは地元シアトルのチームで、試合の予想としては、圧倒的に(J2が応援する)ダラスカウボーイが優勢とされていたのに、なんとシーホークスが勝ってしまったという…。

記事を読む限り、貴重なお休みを裂いて二人で出かけたシアトルはとっても楽しかったようで、カウボーイが負けたことについては、ジェンセンはあまり気にしていないみたいでなによりですが、スポーツ音痴の私がなぜ、この試合のことを覚えていたか、というと。

勘のいい方はもう既にお気づきでしょうが、「Slashで読んだ」のです。

これが、とってもほのぼのとした短いお話で、いつか紹介しようと思っていたのに、少し前、お気に入りを整理した時、「この話を紹介することもないだろう」と判断してリンクを削除してしまったようです。

またいつか見つけたら日記に載せたいと思いますが、このお話なんと!

テキサス出身でもちろんカウボーイファンのJ2の二人が、このシアトルでのシーホークス戦に、シアトル出身の(ということはもちろんシーホークスファンだと予想される)JDMを誘っていた!という設定なのです。

突然電話で、Boysからアメフトの試合を一緒に見に行こうと誘われたJDMは、戸惑いつつもOK。
久々にBoysとも再開して楽しい時を過ごし、思いがけないシーホークスの勝利でご機嫌に。
試合後、温かい飲み物を買うために本場シアトルのスターバックスに三人で立ち寄った際、Boysの自然で当たり前な感じに親密な様子をJDMの目線から、「この二人って、そうなのか?」みたいな感じに二人の関係を納得していく、という絶妙に描写の上手いお話だったのです。

なんでリンクを削除しちゃったんだろう…。また読みたい!

このお話に感動した別の作家さんが、J2(Jensenだったかな?)サイドからのお話を書いたりもしていたのですが、やっぱりJDMのPOVの方がすごく印象的でいいお話になっていました。

それにしてもJ2の二人が貴重なお休みまでも一緒に過ごして、アメフト観戦のためにシアトルに出かけたりしてるって、このSlashを読んで知った時には、驚かされました。

この二人の仲良し具合って、やっぱり異常じゃないの???

(実現はしなかったとしても、J2の二人、実際にJDMを電話で誘うくらいのことはしていそうですよね?時間があったら一緒に観戦しようよ!って。いや、せっかくのオフは二人っきりで過ごしたいから…、なんて誘わなかったのかな?)


久々にこういう雑誌を買うと色々細かい情報を知ることができて楽しいです。

チャド・マイケル・マーレイ主演の「One Tree Hill」とか、「Heroes」も、ついにスーパードラマTVで放送が開始されるとか、
(Heroes見たい!!)

「ミディアム」が秋からFOXで放送開始!とか
(秋に関東に帰ったら、ケーブルのFOXでアリソンが見られる…ということは、今焦ってレンタルしなくてもいいのね…)

「グレイズ…」のT.R.ナイトの事件のこともちょこっとだけ説明記事があったり、

「アイ・ナウ・プロナウンス・ユー・チャック・アンド・ラリー(原題)」という映画、ぜひ日本でも全国上映して欲しい…とか、
だって!この映画のあらすじ、「扶養控除を受けたいがために、ゲイじゃないのにゲイカップルを装う男性二人のお話」だっていうんですよ?
ものすごく面白そうじゃありませんか!(あ…、また私だけ?)


夫が休みでSlashが読めなかったこの二日間は、数年前に読んだジョナサン・ケラーマンの「Dr. Death」の日本語翻訳版「マーダープラン」を読んだりしていましたが、やっぱりアレックスとマイロの友情は、普通じゃありません。(笑)


今日は、Reel SPN というこれももうじき締め切りを迎えるチャレンジ企画のことをちょっと日記に書こうと思っていたのに、すっかり脇道に逸れてそれどころではなくなってしまいました。これについてはまた近いうちに…。

2007年8月7日火曜日

Fangirls!!!

「もう LJ を抜ける!」なんていう泣き言にはもういい加減うんざり!!

誰でもいいから、そろそろまたいい Porn を書いてよ!!!

今朝私のところに届いた、Fangirl の日記の更新通知から、こんな叫びが飛び出してきて、

私もまさに同感!!!

と、大笑いしてしまいました。


さらに、別の Fangirl の日記では…。

Steve Carlson が、11月のシカゴのイベントに参加することが、決まったの~~!!!!

って、また大きな叫びが。

彼女は、もう一人の Fangirl と 「スティーブをシカゴに呼ぼう!」 っていう投票を主催していて、

「私達の信念がついに身を結んだってことよ!!」

と、大興奮。

Fangirls の熱い思いが、こんな風に実を結ぶこともあるんですねー!


私は、夫が急遽今日明日と二連休になって、あまりゆっくり Slashを読むこともできないかも、というかんじ…。

2007年8月6日月曜日

X-Files Slasher の見たSupernaturalその26

昨日は、また久々にテレビを見た!日曜日でした。

Dash、手延べそうめんに、

ジャンク、大相撲スペシャルに、

K-1 香港大会に…、

琴欧洲、やっぱり好き…、横綱に、なんて大きなことは望まないけれども、なんとかそろそろ初優勝する姿を見てみたいです。

大相撲ハワイ巡業の模様を、ぜひとも二時間スペシャルくらいで放送してもらいたいのですけど…。

思わぬ大騒ぎになってしまったつい最近の不祥事のことを考えると、自粛ムード?

でも、ここで一発お相撲人気を取り戻すためにも、ぜひ何か楽しい企画を放送してもらいたいものです。


***


などなど、独り言はこの辺にして、ファーストシーズン第20話の妄想日記の続きです。


このクリップは、もちろん皆さんご覧になったことがあると思いますが…。

An Ode to Jensen's Lips

タイトルからも想像できるとおり、まさにJensenの唇に焦点をあてた紙芝居形式の映像です。

Jensenの唇って、すっごくぷっくりしていて可愛いですよね。

最近、ちょっと大人の顔になってからは、唇を引き締め気味にしてきりっと見せていることも多いのですが(実は本人も唇がセクシーすぎることを気にしているのかな、とすら思うことも…)、もう少し若い頃の写真なんかでは、信じられないくらいにふっくら丸まるとした唇をしているものがありますよね。

そんなJensenの可愛い唇が、時々「あひる」っぽく見えるっていうのも、世界のFangirlsの共通認識。


***


父ちゃんとサムが珍しくほのぼのと語り合い、笑い合っていた最中、ディーンが一人葬儀社に忍び込んで苦労の末に入手した「Dead Man’s Blood」を使った親子の作戦で、怖い女のバンパイアをおびき寄せるための囮になったのは、ディーンでした…。

(父ちゃん、こんな秘密兵器を知ってたのなら、最初にバンパイアの寝込みを襲ったとき、寝ているバンパイアに「Dead Man’s Blood」を塗った矢を撃ち込んでやればよかったのに…と、思うのは素人の浅はかさなんでしょうね。とりあえず、手間のかからない方法を試してみて、駄目ならまた考えるというのがウィンチェスター家の流儀なんですよね?パパ?)

今回ディーンが囮に選抜されたのは、家族の間でも、やっぱりママにそっくりなディーンが一番美形だっていう父ちゃんとサムの共通認識があるっていうことでしょうか。

以前の妄想日記でもちょっと触れたことがあるのですが、家族の中で一番小柄(で美人)なディーンは、Family Business の「狩り」で役割分担が生じた場合、力仕事を免除されているのではないか、という疑惑が…。

Impala のボンネットを開けて覗き込んでいるディーンのお尻に、もちろんあっという間に食いついてきた女バンパイアですが。

それにしても、いったい誰の演出なんでしょう?

Smart ass なことばかり言い続けるディーンが強烈な張り手をくらった上、両頬をぎゅうっと挟むように掴まれて、日本風に表現すると「タコさん」の口に、海の向こうの表現では「アヒルさん」の口にされるって!!

ディーンはそんな「アヒルさん」の口のまま、随分台詞もしゃべらされ、怖いお姉さん(Kate)にチューまでされたところで、やっと父ちゃんとサムが木の陰から放った「死人の血」つきの弓矢がバンパイアたちを射抜きます。

こんな弓矢なんか、「ちくりとも感じないわ」と言い放つ Kete に!

父ちゃんたら、なんて言ったと思います??!!


John: Give it time, sweetheart. That arrow’s soaked in dead man’s blood. It’s like poison to you, isn’t it?


Sweetheat!!!ですって!!!

父ちゃん、私、薄々感づいてはいたけれども、やっぱりディーン以上の Lady Killer です…。
しかもこれ一度じゃありませんから!(バンパイアのリーダーとの取引の時にも、もう一度言ってますよね)
あの声で、sweetheart なんて、一度でいいから呼びかけられてみたいものです。

はぁ~。。。。


そして上手く捕まえた Kate を囮にして、バンパイアのリーダーをおびき寄せる作戦の詳細を息子達に告げている父ちゃんですが、この後の危険な仕事は一人で引き受けようとする父ちゃんに、いつものとおり、まずサムが「いつまでも子ども扱いするな!」とキレます。

そしていつものように父ちゃんとサムの言葉の応酬が過熱しようとした時、ディーンが静かに口を開きます。


Dean: Dad, all due respect, but, uh, that’s a bunch of crap.


このディーンの台詞を聞いて、父ちゃんとサムが揃って見せた驚きの顔!

ここで父ちゃんを一人で行かせたら、今度こそもう二度と生きては会えないかもしれない。

その一念が、ディーンをして初めて父ちゃんに向かって口答えさせることになった、ということですよね。

小さな頃から反抗しっぱなしの次男坊なら、いつものとおり大声で叱り付けて議論をうやむやにできますが、今まで反抗したことのない長男を説得するのは手強いと悟ったらしい父ちゃんは、ついに息子達の前で本心を告白することになります。


John: Look, I don’t expect to make it out of this fight in one piece. Your Mother’s death... it almost killed me. I can’t watch my children die, too. I won’t.
  (いいか、この戦いを無事に済ませられるとは思わないんだ。お前たちの母さんが死んだ時には…、父ちゃんも死に掛けた。ましてや、自分の子供達が死ぬところをなんか見ることはできない。父ちゃんはそんなものを見るつもりはない)

Dean: What happens if you die? Dad, what happens if you die, we could’ve done something about it. You know, I’ve been thinking, I – I think maybe that Sammy’s right about this one. I think we should do this together. We’re stronger as a family, Dad, we just are, you know it.
  (もし父ちゃんが死んだらどうなる?父ちゃん、もし父ちゃんが死んだらどうなると思う、俺達だってどうにかなっちまう。なあ、ずっと考えてたんだ、今回のことについては、サミーが正しいよ。今度の戦いは一緒にやるべきだと思う。家族として戦う方が強くなれるよ、父ちゃん、絶対そうだって、父ちゃんだってわかるだろ。)


この可愛い長男の懇願を聞いても、いえ聞いたからこそ?父ちゃんはあくまで「駄目だ」と言い張って、一人で行ってしまいます。

そして、一人でバンパイアのリーダー(Luthor)と取引する父ちゃん。

Luthor の反撃に遭って意識を失った時、息子達が飛び出してきます。

その後、サムが Luthor に捕まってしまうというピンチはあったものの、結局、意識を取り戻した父ちゃんが、モンスターから悪魔までなんでも殺せるという「コルト」の威力を Luthor で試し撃ちし、残った二人の女の子たちは、父ちゃんの視線のセクシービームで撃退して(え?違う?)、この場はなんとか一件落着ということに。

でも…:

Luthor: You people. Why can’t you just leave us alone. We have as much right to live as you do.

John (from behind him): I don’t think so.


という、Luthorが撃たれる直前に発したこの最後の台詞と、それに答えた父ちゃんの台詞は、セカンドシーズンのエピソードへのちょっとした布石となっていくのですよね。


その後、兄弟がモーテルで荷造りしていると、父ちゃんがズボンのポケットに両手を突っ込み、気難しい顔をして、部屋に入ってきます。


John: You ignored a direct order back there.

(これとほぼ同じ台詞を何度スキナーさんがモルダーに言ってきたことか!!(笑))

Sam: Yes, Sir.

Dean: Yeah, but we saved your ass.

Sam glances sidelong at Dean in surprise.
John just looks at Dean for a second and Dean stares right back.


気付きました?ここでディーンは「Yes, Sir.」って言ってません。
それどころか、『もう父ちゃんが何を言ったって一歩も引かないからな』 という顔で、さらに口答えを!サムも 『兄ちゃん?何を言い出すんだよ!』 って顔してますね(笑)

そんなディーンの顔をじっと見つめた父ちゃんは:


John: You’re right.

Dean: I am?


怒られるのを完全に覚悟して反論したディーンは、父ちゃんの肯定の言葉を聞いて、ちょっと意外そうに眉をぴくりと上げて聞き返しますが、この顔がまた!美人です。


John: It scares the hell out of me. You two are all I’ve got. But I guess we are stronger as a family. So... we go after this damn thing... together.

Sam and Dean together: Yes, Sir.


「You two are all I’ve got.」…父ちゃんにとっても兄弟二人が、手元に残った大事なものの全てだから、二人が言いつけに背いて危険に飛び込んできたと知った時は死ぬほど怖かった、って…。
でもだからこそ家族一緒の方が強くなれるのかもしれないな、だから悪魔のヤツを追い詰めてやろう、…一緒に。(!!!)

ついに、父ちゃん負けを認めましたね!

長年、反抗され慣れた次男坊よりも、ママ似の長男に断固として反抗されたのがよっぽどキツかったと見えます。

父ちゃん、夫婦喧嘩でも、ママに一度も勝ったことないでしょう?


いよいよ次は、前後編にまたがる、シーズンフィナーレのエピソードです!

でもやっぱり、セカンドシーズンのDVD発売までには間に合いそうもありません…。

2007年8月5日日曜日

X-Files Slasher の見たSupernaturalその25

8月に入り、セカンドシーズンのDVD発売もいよいよ秒読み段階に入ったという感じですね。

そんな中、私が日々入り浸っているLJではまたもや不穏な動きが…。

私はLJでもごく狭い範囲にしか出入りしていないので、詳細は不明ですが、またもや魔女狩りがあったみたいです。

今回の魔女狩りで再度一番の標的となったハリーポッター系のFandomサイトを中心に、もうLJを抜ける!と宣言しているコミュニティも続出している模様。とはいえ、Fandomの世界というのは、色々なジャンルが複雑に入り組んでいるところがあるので、SPNサイトについても、またお友達ロックをかける作家さんが増えそう…というか、さらに進んでLJではない別の日記サイトに移行するような動きも見えて(既に日記の内容を移し始めた作家さんもいます)、この先どうなっていくのか心配です。

spn_harlequinへの投稿が、昨日くらいから停滞しているのも、何か今回の騒動の影響があるのか…。

しばらく息を凝らしつつ様子を見て、最悪私も別の日記サイトのアカウントを取ることになるのかも…。面倒くさい~~~!!!なんとか今回の騒ぎも穏便に治まってくれることを願います。



***



また久々に、ファーストシーズン第20話 「Dead Man’s Blood」の妄想日記です。

いよいよファーストシーズンもクライマックスに差し掛かってきました。

まず最初に一つ言えることは、これからファーストシーズンの最終話までの3つのエピソードには、全て父ちゃんが出てくるってこと!

これだけでもディーンと同じで 「父ちゃん大好き!」 な私はワクワクします。

見所満載で非常に重要なエピソードであるとはいえ、だらだらと全てのあらすじを書いても仕方ないので、なるべくポイントを絞って日記を書いてみたいとは思っていますが、大好きな父ちゃんが全編に出ているだけに、どのシーンも捨てがたく、なかなか切り口が見つかりません。
ま、ファーストシーズンのエピソードも残り少ないので、気の済むように、でもなるべくあっさりと書いてみたいと思います。

以前にもどこか(Asylumの回だったかな…)で書いた気がしますが、既に半年以上に渡って、妄想目線を丹念に磨き上げてきた私にとって、この辺りまでくると、このSupernaturalというドラマの根本を担う家族間のAngstを目にしながら、どうしても我慢できず、こみ上げてくる大笑いに屈服し、身を任せてしまっている自分に気付かされます。
…一家が悩み、衝突している姿を見て大笑いしているって、不謹慎な気もしますけど。
兄弟&親子間のやり取りが、とにかくどうしようもなく妄想を駆り立ててくれて…。
この辺りのエピソードの台詞の構成は、もう絶対わざとですよね?
今回の「Dead Man’s Blood」では、さらに父ちゃんまでが笑いの種を細かく提供してくれるので、この緊迫したバンパイアのエピソードを見ながら、気がつけばケラケラと笑い声を立ててばかりいる私です。

こんな私も、エピソードを一番最初に見た時には、確かにまじめに兄弟&親子の苦悩に感情移入していた、と思うのですが。

兄ちゃんが無条件に父ちゃんのいうことを聞くのは、サムを大事に思えばこそだって、「Something Wicked」の回でちゃんと理解して、サムも一つ大人になったと思ったのに…。

子供の頃からの条件反射というのはそうそう簡単に拭い去れないものなのですね。

父ちゃんの顔を見た途端、反抗期の子供に一瞬で戻ってしまうサムです。



***



前回までのあらすじが始まる時の「Previously on Supernatural」というフレーズ、私はずっとサム(ジャレッド)だけが言ってると思っていたのですが、今回の第20話に関しては、ディーン(ジェンセン)の声ですよね?
これまでにも、これがディーンの声だったことってありましたか?
冒頭部分はスキップしてみていることも多いので、私が気付かなかっただけなのか…。

とにかく今回の「Previously on Supernatural」は、親子の関係に焦点を当てた、いい編集になっています。


今回のオープニング(Teaser)に出てくるのは、ダニエル・エルキンスというおじさんで、登場した途端、まるで父ちゃんの手帳と見まがうような手帳になにやら熱心に書き込みをしていたりします。
そして、このおじさんが、屈強な二人の部下を従えた怖い顔のお姉さんに襲われた時に金庫から取り出した「コルト」という銃こそが、これからシーズンフィナーレまで、そしてもちろんその後のセカンドシーズンにまで重要な役割を担っていく存在になるのですよね。


オープニング明け。

いつものように「狩り」の対象になりそうな事件を探していた兄弟は、父ちゃんの日記マニアであるディーンのアンテナに引っかかったエルキンスという名前のおじさんの殺人事件を調べるためコロラドにやってきます。

エルキンスおじさんの荒らされた自宅に調査に入った兄弟は、またいつものように可愛い会話のやり取りをしつつも、このおじさんが父ちゃんと同じハンターであったことを知ります。

兄弟が調査するエルキンス宅を離れたところからじっと見つめる黒い影…。(!!!)

エルキンスおじさんが倒れた床に残したダイイングメッセージにつられて、おじさんの私書箱から一通の手紙を取ってきた兄弟が、宛名にかかれた「J. W.」というイニシャルって、「ジョン・ウィンチェスターかな」「開けちゃおうか」なんてImpalaの中で相談していると、ディーンの側の窓をドンドンッと叩く音がして、のっそりと大きな熊が…、ごほっ、いえ父ちゃんが(!!!きゃ~~~!!!)顔を見せます。

さあ、再び家族三人が顔を合わせました!


Impalaのバックシートに乗り込んだ父ちゃん:


Sam: Dad, what are you doing here? Are you alright?

John: Yeah, I’m okay. Look, I read the news about Daniel. I got here as fast as I could. I saw you two up at his place.

Sam: Why didn’t you come in, Dad?

John: You know why. Because I had to make sure you weren’t followed... by anyone... or anything. Nice job of covering your tracks, by the way.

Dean: Yeah, well, we learned from the best.


父ちゃん!!その声!その短く刈り込んだ髭!相変わらずセクシーです…。

珍しく息子達を褒める父ちゃんの言葉に、素直に「最高の父ちゃんから教わったからね」なんて言葉を返す、可愛い長男。

そして兄ちゃんが父ちゃんを褒める言葉は、率先して無視する傾向のある次男が間髪入れず言葉を続けます。

この後の親子の会話を全て引用したいところですが…。
我慢して概要だけかいつまんでみると。

シーズンフィナーレに向けて、親子が直面することになる戦いのキーとなるもの(「コルト」)が初めて暗示される会話であり、

最愛の妻を殺した存在を突き止め、復讐するため、手段を選ばずに突き進んできた父ちゃんがハンター仲間との間ですら、色々衝突を起こしてきた(この後、ボビーが初めて登場するエピソードでも、この父ちゃんの性格に触れてますよね(笑))という事実が明らかになり、

そうした「狩り&復讐」だけに重きを置いてきた父ちゃんの人生の中で、二人の息子達との間にそれぞれどんな関係を築いてきたのかについても、私達視聴者にその片鱗を再確認させてくれるシーンでもあります。
無条件に父ちゃんを崇拝し、父ちゃんの言葉に素直に従う長男と、もう父ちゃんの言いなりになんでも従うような子供じゃないんだ!と全身で主張する次男、という、もはや私達にとってはお馴染みになった構図ですよね。

そして、Supernatural独特の設定によるバンパイアについて初めて言及されるシーンでもあります。

これについては、父ちゃんが簡潔ですっきりした説明をしてくれています:

John – voice over: Most vampire lore is crap. A cross won’t repel them, sunlight won’t kill them, and neither will a stake to the heart. But the bloodlust – that part’s true. They need fresh human blood to survive. They were once people, so you won’t know it’s a vampire until it’s too late.

このバンパイアは、セカンドシーズンのこれまた重要なエピソードである「Bloodlust」でも再登場します。
今回のエピソードでもわずかにそれを匂わせる台詞が出てきますが、ハンターとその狩りの対象であるモンスターとの間の関係が、単純に正義×悪といえるのかを考えさせる存在ともなっていきます。


続くモーテルのシーンで、ベッドで熟睡している息子二人の傍らで、警察の無線を傍受している父ちゃん。
兄弟が小さな頃から、こんなシーンが幾度と無く繰り返されてきたのでしょうね。
サムの足はやっぱりベッドからはみ出しています…。
そして重要な情報を掴んだ父ちゃんに起こされた兄弟ですが、またディーンは可愛い仕草で眠い目を擦っています。(これってJensenのくせなんでしょうか?)


John: A couple called 911. Found a body in the street. Cops got there, everyone was missing. It’s the vampires.

Sam: How do you know?

John (heading for the door): Just follow me, okay?


この父ちゃんの有無を言わせぬ命令口調!

そしてバンパイアが関係していると思われるカップル失踪現場に集まったお巡りさん達に一人で話を聞きに行った父ちゃんに、ついに文句を言い始めるサム!


Sam: I don’t see why we couldn’t have gone over with him.
  (なんで俺達がついて行っちゃ駄目なのかわかんないよ)

Dean: Oh, don’t tell me it’s already starting.
  (おい、もうおっぱじめるなんていわないでくれよ)

Sam: What’s starting?
  (始めるって何を?)


親子の間(というか、サム⇒父ちゃんという一方通行)に確実に緊張感が高まっていきますが(笑)、間に入ってヤキモキするディーンの姿にどうしてもニヤけてしまいます。

そしてSlashで読んだのかと思っていた父ちゃんの台詞もここで出てきました。


John: …..Hey, and Dean, why don’t you touch up your car before you get rust? I wouldn’t have given you the damn thing if I thought you were gonna ruin it.
  (おい、ディーン、錆付く前に車を手入れしろ。お前がちゃんと手入れすると思ったからこの車をお前に譲ったんだぞ)



そう!Impala、元は父ちゃん所有だったのですよね!
そういえばママの事件の後、ちっちゃな金髪のディーンを横にくっつけて、赤ちゃんのサムを抱いた父ちゃんは、Impalaのボンネットに腰をかけ、なんだか思いつめた様子で消防士さんたちを見ていましたっけ。

何かと反抗しがちな次男坊を抑えて父ちゃんをかばう気配りを見せている長男の苦労も知らず、思いつくままに兄ちゃんを叱責する父ちゃんに、サムが「ほらね?父ちゃんってこういう人なんだよ」とでも言いたげな顔を見せるのも笑ってしまいます。
(父ちゃんのこういうところ、昔の日本のホームドラマの頑固親父みたいです…)

父ちゃんを一男性として考えた場合、決して息子達の細かい精神状態に気を配って繊細な子育てが出来るような人じゃないのよね、と、こうした姿を見るとよく分かります。
それを反転して考えてみれば、「Something Wicked」でディーンがずっと気にしてきたことが明らかになったディーンの子供の頃の失態なんか、父ちゃんはちっとも気にしていないはず、と想像することもできます。
(この後のシーズンフィナーレとなるエピソードでも、父ちゃんの単細胞ぶりを物語るシーンがでてきて、思わずぷっと笑わされました)

そして、バンパイアのアジトへと突っ走る父ちゃんのごついトラックを追いかけて、珍しくサムが運転するImpalaの中、サムがまた小さな爆発を起こします。

俺達兄弟は、父ちゃん抜きでも二人で立派に狩りをやってて、もうとっくに子供なんかじゃないのに、父ちゃんは相変わらず俺達を完全に子ども扱いしてるって。


Sam: Yeah, well maybe that worked when we were kids, but not anymore, alright? Not after everything you and I have been through, Dean. I mean, are you telling me you’re cool with just falling into line and letting him run the whole show?

Dean (hesitates): If that’s what it takes.


!!なんとここで初めて、父ちゃんへの服従にディーンがためらいを見せます。
このディーンのためらいは、父ちゃんが自分達を子ども扱いして、これからくるはずの悪魔との最後の大事な戦いについても父ちゃん主導でやりたいようにさせておいてもいいのか?というサムの質問の意図とは違うところへのためらいであるように思えます。

今回のエピソードを皮切りにいよいよ火蓋を落とされることになる悪魔vsウィンチェスター一家の因縁戦いの中で、一家のメンバーそれぞれの悪魔に対する思いが明らかになっていきますが、

もちろん自分の命と引き換えにしてでも憎き悪魔を倒す、という信念に凝り固まった父ちゃんと、

ママに続いて愛しいジェシカまで悪魔の餌食になったのである以上、なんとしても自分の手で悪魔を倒したいという思いを募らせているサム、

二人が悪魔との戦いに向ける動機はほぼ同じ、ごく単純なものです。

でもディーンはどうでしょう?

ママと普通の幸せな生活を奪った悪魔を憎いと思い、家族共通の長年の願いとして復讐してやりたいとは強く思ってはいるものの、無条件に愛情を注ぐ地球上で唯一の存在となってしまった父ちゃんとサムの命をその復讐の過程で失ってまで、復讐を遂行したいと思っているか…。

(当然そうなることがディーンにも予想できていることだと思いますが)父ちゃんが自らの命を犠牲にしてまで、悪魔との戦いに身を投じようとした時、その時でも無条件に父ちゃんの命令に従うことができるか、ディーンはそこにためらったのであるように思えるのです。


この後、相変わらず繰り出される父ちゃんの横暴な命令に、ついにキレたサムがImpalaを父ちゃんのトラックの前に回り込ませて停め、単細胞親子による(ディーンの反応から推測するに)恒例の大喧嘩が勃発しますが、二頭の巨大なグリズリーみたいなゴツイ二人の間に割って入るディーンは、K-1のレフェリーを彷彿とさせます。(笑)
もしくは寺内貫太郎一家で 「お父さんも周平もやめてちょうだい!!」と小林亜星と西城秀樹の間に割って入るお母さん(加藤治子)というか…(例えが古すぎる?)

Jensen のプロフィールの身長6フィート1インチが本当なら(嘘だとはいいませんが…)、JDMとほぼ同じ身長のはずなんですけど、ディーンはこのでかい二人の間にいると、やっぱりちっちゃく見えますよね。


この後、一応ちょっと反省したらしい父ちゃんが、「コルト」の秘密をついに打ち明け始めますが、この説明の中に、「アラモ砦の戦い」のことが出てきます。
アメリカ史では非常に有名かつ大事な出来事であるらしいこの「アラモ砦の戦い」の舞台となったアラモ砦は、Jaredの生まれ故郷であるサンアントニオの有名な観光名所でもあって、これまで色々なSlashでも言及されてきたのを目にしていて、いつかもうちょっと詳しく調べてみたいと思っているテーマです。

それにしても、父ちゃんのトラックの武器庫、すごいです…。

「コルト」を取り返すため、大した下準備もなしに、バンパイアの巣に潜り込んだ親子が見事失敗して一旦引き上げ、バンパイアへの秘密兵器となる「死人の血(Dead Man’s Blood)」を入手するためディーンを葬儀社にお使いに出している間、単細胞親子がついに打ち解けて会話を始めますが、父ちゃんと二人っきりになったサムが居心地悪そうにうろうろ部屋を歩き回っている姿!いいですね。

いつも思いますが、上着を脱ぐと、サム本当に立派な体格をしていることが良くわかります。

そして、なんだか少し恥ずかしそうにサムに打ち明け話をする父ちゃんの手元が!

実は私は、JDMの手が大好き…。

海外のFangirlsの間では、Jaredの大きな手&長い指はほとんどセックスシンボルといわれるほどの高評価を受けていますが、私としては、JDMの手が一番セクシーだと思います。
顔や体格と比較して、ほっそりと長い指をしていて…。

Jensenは、端正な顔立ちと比較すると、手や指はちょっとずんぐりとしている感じがしませんか?
ディーンの手元が映ると、丸っぽく見える手がほんのちょっと不器用そうにも見えて、それはそれでまた可愛い!とも思うのですけど。


Sam: We’re not different. Not anymore. With what happened to Mom and Jess... (he laughs) we probably have a lot more in common than just about anyone.

John: I guess you’re right, son.

Sam: Hey, Dad? Whatever happened to that college fund?

John: Spent it on ammo.


身体の大きさだけじゃなく、中身も実はそっくりだ、と確認しあった単細胞親子。

それにしても学資貯金を全部武器の購入に使っちゃったと告白した父ちゃんの笑顔のキュートなこと!

ジョンパパ、やっぱり最高です!


***


父ちゃんのおかげで、どう切り詰めても長くなってしまうので、今回はこの辺りで一旦休憩とすることにします。

2007年8月4日土曜日

Slash&ちょっと食いしん坊

spn_harlequin 読んでます。

やっぱり面白い!

ラブコメ映画好きの自分は確実に自覚していましたが、やっぱり、ハーレクインにハマる素質を充分に備えていたみたいです…。

ということで、今日は、お勧め、spn_harlequin の作品をさっそく少しだけご紹介したいと思いますが、その前に、ちょこっとだけ寄り道を。



***



愛知県に引っ越してきた時、用事で頻繁に隣町にでかけることがあったのですが、そこで一軒とても気になる店がありました。

それは 「グランドスラム」 という、ハンバーガーとサンドイッチの店で、店構えとしては、この地方によくある、ちょっと大きめの喫茶店と同じ。
店の前には、比較的広い駐車場があり、通りからも目立つように、大きな「ハンバーガー」の絵が描かれた看板が設置してあります。

何度かその店の前を通りかかった時、いつも駐車場は車で一杯で、「美味しいものが食べられそう…」という私の食いしん坊の期待を常にくすぐってくれました。

でも様々な 「名古屋めし」 という誘惑のある土地柄で、中々、「ハンバーガー&サンドイッチ」のために、名古屋とは反対側になる隣町に出かけていくチャンスもなく、「グランドスラム」は気になる存在のままで終わってしまうかなー、と諦めかけていました。

でも、今日こんな日記を書いてるということは…。

そう!ついに行って来ました 「グランドスラム」に!

どうでもいい瑣末な事象は省略すると、期待通りの「美味しいもの」を出してくれるお店でした。

メニューは表の看板どおり、ほぼバーガー&サンドイッチだけですが、それぞれとても沢山の種類があります。

私は初めてのトライということで、オーソドックスに 「チーズバーガー」(なんと850円!)、夫は 「グランドスラムスペシャルダブルバーガー」(←名前が違うかも…値段は1300円!!!)それに、どうしてもサンドイッチもトライしてみたくて、ハム&チーズサンドを一つ頼んでしまいました。

さらに注文をとってくれたお姉さんは、「ハンバーグの焼き加減を選べます」と…。

むむむ!これは、サム&ディーンの兄弟が(主にSlashの中で…)食事に立ち寄る diner のシステムと一緒!
(とりあえず今回は二人とも「ミディアム」にしました。)

大きな白いお皿に載って出てきたハンバーガーは、もちろん期待通り「セルフアッセンブル」タイプ。
こんがりと焼けたバンズには、チーズがトロリととけたハンバーグだけが乗っていて、トマト、スライスオニオン、山のようなレタス(タルタルソースがたっぷりかかってます)、ピクルスなんかは横に添えてあります。
(夫の「スペシャルダブル…」は、チーズなしで、ハンバーグが2段重ね)

もちろん各テーブルの上には、あの真っ赤なケチャップの容器と、黄色のマスタードの容器が仲良く並んでいて、ハンバーガーを自分の好みの味付けに仕上げることが出来るようになっているわけです。

ハンバーグも結構なボリュームだったので、私はレタスのタルタルソースがかかっているものを一枚とピクルスだけを挟み、分厚い輪切りのトマトと残りのレタスはサラダとしてつまむことにしました。

それからもちろん好きなだけケチャップとマスタード(辛くありません)をふりかけ、上のバンズをポンと乗せ、お姉さんがフォークの入ったカゴと一緒に持ってきてくれた、袋状になったオイルペーパーに組上げたハンバーガを入れて、あーん、と食べると…。

ハンバーグはとてもジューシーに焼けてて、一口齧るとあふれ出した肉汁がたちまちバンズに浸み込んでいきます。ハンバーグがいかにも 「肉!」 という感じで、一口で、「ん~、美味しい!」と唸ってしまいました。
この感じは、自作の「チーズステーキサンド」(Aslylumレポートの回を参照ください)に思いっきりかぶり付いた時に似ています!

さらにランチのセットだと、ハンバーガーにお好きな飲み物+フレンチフライ、オニオンリングス(カタカナですが複数系で書いてありました)、ヨーグルトの3つからいずれかを選べることになっています。
私は、コーラ(やっぱりハンバーガーにはコーラ、店を出て車に乗った瞬間、夫と二人、ビールと一緒に食べたかった!と声を揃えてため息交じりに呟いたとはいえ…)と、オニオンリングスを選択しました。

たかが一個のチーズバーガーに千円近く、という意識はどうしても持ってしまいますが、ボリュームを考慮すれば、充分に満足のいく食事ができたと思います。

追加で頼んでしまったハム&チーズサンドも、こんがりとトーストしたライ麦パンに、ハム&チーズ&レタス&トマトがたっぷりと挟んであって、中々美味しかったです。

食いしん坊のタガが外れてしまった私は、帰り道、どうしても甘いものが食べたくなって(私にとって、甘いものは常に別腹です)、テレビ(最近ほとんど見ないというのに…)CMで見かけた、新発売の 「マックフルーリー・キャラメルオレオ」 を家の近所のマックのドライブスルーで購入し、ブラックコーヒーと一緒に、先日DVDを購入した「グラディエーター」を見ながら食べました。

マックフルーリー、ちょっと甘すぎる、とも思うのですが…、好きです。アイスが好きなのです。
新発売の「キャラメルオレオ」も期待通りの美味しさでした。
「ストロベリーオレオ」も「キットカット」も美味しいですよね…。

食いしん坊心に完全に負けた後、食べるのにも体力がいる、ということなのか、消耗した私はまた日が暮れる前から本を読みつつ横になって、夕飯はパスして寝てしまいました。
(「夕飯は、一人で何とかできる」と自信満々に請け負った夫は、一人でまた大量にとんかつを揚げて、食べていたようです…)



***



さて、本題に戻って、spn_harlequinです!!


お勧め、まず一つ目は、前回の日記にあらすじを載せた

Business and Pleasure

word count の記載がないのですが、お話は5章に分割されています。

5章?!なんて、ちょっと尻込みする人もいるかもしれませんが、満足の行くストーリー展開のためには、これだけの長さがやっぱり必要です。

やり手のヤングエグゼクティブでも下半身はどうにも節操のない Jared と、彼の有能なアシスタントである Jensen。

Jared は、「一人の相手とちゃんと長く付き合える」ところを見せて、部下の重役達の心証を良くするため、3ヶ月間の期間限定で、Jensen に「見せ掛けの恋人」になって欲しいと話を持ちかけます。

Jaredに対して、密かにずっと片思いをし続けてきた Jensen は、この先自分を本当に愛してくれる人を見つけて前に進むためにも、この辺りで Jared に対する自分の気持ちに区切りをつけることにしよう、と決心して、「恋人のふり」を引き受けることに。

いかにもお約束?そうでしょう?

大好きな人を相手に、三ヶ月間恋人のふり?

切ない展開が予想できますよね?

冒頭近くで出てくる三年前の小さな出来事が小さな伏線になっていて、このお話、期待を裏切らない、まさにいい出来になっています。

このパターン大好き!!!



お次は、今日読んだばかりの、

Grapes of Wrath and other Forbidden Fruit


これも面白かった!!

Total word Count: 20.733語です。

大きなワイン農園を経営する Padalecki家には、Jeff(JDMとは無関係です)とJaredという双子の跡継ぎがいましたが、父親が亡くなった時、Jeff が弁護士を抱きこみ、本来の父親の遺志に背く形で、Jared を家から追い出してしまいます。

ゲームソフト会社を自力で立ち上げ、自らも立派な若い社長として成功を収めた Jared ですが、内心ではJeffに対する怒りを抱き続けていて、ずっと復讐の機会を狙っていました。

とあるパーティーで、Jeff の婚約者 Jensen に、Jeff と間違えられた Jared は、Jeff への復讐のためこの機会を利用しようと思い立ちます。

リンクしたページにある物語のカバーアートを見ると雰囲気が分かると思うのですが、Jensen は、少年の頃に植えつけられた自分の容姿に対するコンプレックスから、身体に合わないぶかぶかの服を着て、趣味の悪い眼鏡をかけ、冴えない伸ばしっぱなしの髪形、という外見なのです。

一緒に過ごすうちに、Jared が Jensen の本来の姿(もちろんとんでもない美人さんです)に気付いていく様子とか、

Jared を婚約者の Jeff だと信じきっている Jensen が、どんどん Jared に心を開いていく様子とか、

お互いこんなにもぴったりと愛し合うようになったっていうのに、真実が明かされたら、一体どうなっちゃうの??!!とか、

読者の興味をどんどん引っ張り続けてくれて、2万語を越えるお話も、難なく読めてしまいます。

ハーレクインって…、本当に面白いですね!



今回のチャレンジには、私の大好きな keepaofthecheez さん、そして jayhawk さんもエントリーしていますが、私が読んだ限り、二人ともいつもどおりいい話ではあるものの、ハーレクインというカテゴリーからはちょっと外れたかなー、と思わざるを得ない作品になっていました。
(ハーレクインを読んだことのない私の判断なので、実は、ハーレクインにはこういうカテゴリーもあるのかもしれないけど)


ちなみに、keepaofthecheez さんは、ポーカーの若き世界チャンピオンとなった Jared と、かつて Jared にポーカーを教えた師匠でありながら、一度は自分の夢を求めて俳優となる道を選び、そこで成功を掴んだはずの Jensen が再び勝負の世界に戻ってきた、その時、Jared は…。というお話。
ポーカーを全く知らない私としては、勝負のシーンを読んでいくのがちょっと難しいのと、
この夏、彼女がはまっていた、「Het」がまだちょっと抜けてなくて、(GGでJaredと共演していた)ローレン・グラハムが色っぽい脇役として出ています。
そんなわけで、これはハーレクインなのかな?というストーリー展開ではあるものの、この人のNC-17シーンは、Het、Gayに関わらず、うまい!んですよね。Hot なんです。


jayhawk さんは、ミディアム(霊媒!)であるお祖母ちゃんの素質を受け継いで、小さな頃から、他人には見えないものを目にしてきた Jared が、Jensen という幽霊と知り合いになったのだけれども、実は…。というお話。
本人も、Original Prompt からは、だいぶかけ離れちゃったかな、とコメントしていますが、このお話もやっぱりハーレクインではない、よね?という感じ。
実は、Jensen と出会う前の、Jared が不思議な力に目覚めていく様子を描いた、少年時代のチャプターの方が出来がいいようにも思えてしまう、ちょっと惜しい感じも否めない作品です。


上の二つに関してはリンクは貼り付けませんが、興味のある方は、上の spn_harlequin のリンクからコミュニティに入って、読んでみてください。

spn_harlequin。まだ続々と新しいお話が投稿され続けているので、また頑張って読まなければ!

また面白いお話をみつけたら、ご報告します。