なんだか髭面のJ2の写真が出回りはじめましたが…。
海の向こうにもこの時期、お盆休みに匹敵する休日イベントがあるのかわかりませんが(Summer vacationの時期であることは確かなのかな?)、日本がお盆休みに入った途端、めぼしいSlashの投稿もぱったりとなくなって…いったいどういうことなのかと、戸惑っています。
お正月休みも、ゴールデンウィークも関係なかった我が家は、案の定、お盆休みも他人事で、私としては今週もいつもとなんら変わりのない毎日を送っているのですが、世間が休日だと思うとなんとなく私もホリデー気分になってきます。
ということで、この(世間の)休暇中は、突如、一人QAF祭りを開催していました。
進捗状況は、やっとファーストシーズンが見終わって、現在はセカンドシーズンの9話目まで…。
というか、ずっと保留になっていたファーストシーズンの21話&22話、そしてセカンドシーズンの1話から8話までを一気に昨日一日で(まさに朝から晩までかかって!)見て、今朝起きてまた9話を見た、というまさに、QAF祭り。
それにしても、このドラマはそれぞれのキャラクターが本当によく描けていて、とても面白いですねー。
ブライアンとジャスティンの成長物語に絡んだ深刻&真面目なエピソードと、とんでもなくお馬鹿な、でも時々ちょっと物悲しい Queer たちの日常がドラマの中で絶妙に混在しているところも私のツボにしっくりとはまる理由かもしれません。
正直言って、ブライアンとジャスティンのストーリーだけに重点を置いてドラマが作られていたとしたら、私の場合、こんなに心から面白い!とは思えないという気もしています。
私が「24」や「LOST」なんていうローラーコースター系のドラマに挫折してしまうのは、全然息抜きがない!!!というところもきっと大きいので。
「X-Files」や「Supernatural」は、全体として考えればかなり重くて暗いテーマを延々と追いかけ続けている印象が強いけれども、どちらのドラマも主人公二人が折に触れて馬鹿なことをしたり言ったり、おふざけとしか思えない楽しいエピソードが突然現れたりで、主人公たちをとても身近な存在に感じさせてくれる仕掛けがしてありますよね。
現在ものすごくはまりかけている「デスパレートな妻たち」もそうか…。
「デッドゾーン」、「ホワイトハウス」、「Smallville(どうしてもヤングスーパーマンとは呼べません…)」、「トゥルーコーリング」、「グレイズアナトミー」(まだなにか忘れてるかな…)、「Supernatural」を皮切りに突如どっと見始めたドラマで面白いと感じたものも、考えてみると皆同じ要素を持っているのですね。
「Prison Break」は、私の好みとしては「挫折組み」にかなり近いけれども、マイケルの異常な美しさと、スクレなんかのキャラクター&セクシーなおじさん達が沢山出ているというところが、「もうちょっと追いかけてみるか…」という気持ちにさせるのかも…。
(セカンドシーズンも借りはじめないと…)
***
QAF、私はやっぱりマイケルが可愛いです。
Adorable, Cute, Sweetheart, Sweetie, Puppy dog eyes, …want to pinch your cheeks!….
どんだけ可愛い形容詞(主にデビーとエメットですね)を並べれば気が済むの!(笑)というくらいですが、マイケルが画面に出てきてあのとびきり可愛い笑顔を浮かべるたびに、私もあまりの可愛さにデビーやエメットと一緒にマイケルのほっぺをきゅっとつねってやりたくなります。
私とデビーとエメットにとってはどうにもたまらなく可愛い存在ではあるものの、美形という言葉には縁のないマイケルなのに、ゲイパレードの回で、女装したマイケルは驚愕するほどの美人でしたよね!!
(でもあのお尻と脚は、さすがに女性のボディダブルかな…と思うものの、マイケルのお尻ってぷりっと丸くて可愛いので、あの後姿もマイケル本人?という可能性も。
そんな美人なマイケルに目を見張りつつ、マイケルがここまで美人になるなら、ジェンセンが本気で女装したらどれほどの美人になるんだろう…一度でいいから見てみたい…、とつい考えてしまう私です。)
イタリア系のマイケルの家にはいつでも食べ物が溢れていたけど、アイリッシュ系のブライアンの家にたっぷりあったのはお酒だけだ、とか、
セカンドシーズンが始まって、デイビッドと破局して帰ってきたマイケルを見たママ(デビー)が、「骸骨みたいに痩せちゃって!!」(セカンドシーズンのマイケルはちょっと細くなって、また Adorable さが強烈になりましたよね)と泣きそうな顔でマイケルをぎゅっと抱きしめた後、山のようなパンケーキを運んでくる、とか、
QAF は、デビーの働く Diner に皆が集まって食事をするシーンも多いし、あらゆる機会に何かを食べるシーンが出てくるのも好きです。
しかしセカンドシーズンに入って、一歩進んだブライアンとジャスティンの関係の中で、ジャスティンから
one night stand なら 「fuck around」 してもいいけど、唇にキスするのは僕だけにして、
と約束させられたブライアン。
フムフム、ま、妥当な約束じゃない?なんて軽く考えていたけど。
いつもあれだけ普通にマイケルに mouth-to-mouth でキスしていた、ブライアンなのに!
あの約束の後(まだ9話目までしか見てないので早計かもしれませんが)ブライアンったら!マイケルに対しても!唇をよけてほっぺにキスしてるじゃない!
ブライアンたら!変なところで律儀なんだから!
でも、ひょっとしてこの約束をさせたジャスティンの心のうちには、それも計算に入っていたの??!!
ブライアンが絶対にファックしない唯一の存在ともいえる親友のマイケルだけど、マイケルの存在がブライアンにとって他の友人たちとは明らかに違う位置づけになっていることは確かで…。
この約束が何か今後に影響してくるのかもちょっと気になります。
しかし、マイケルの好みの男性のタイプ、背が高くて、体格がよくて、頭のいい大人の男性って、まさに私と被るんですけど…。
SPNのSlashの投稿が停滞気味なこの頃、そろそろ QAF の Slash を読み始めてしまおうか…、という強烈な誘惑にも駆られていますが、ここまでくるとせめてサードシーズンまで見てから…、という欲も出てきてしまって、本当に迷っています。
***
そしてほとんどめぼしい新規のSlashの投稿がなくて、何か読むもの!とにかく何か読ませて!と、うろちょろしていた今週は、なぜかシリーズ物や、連載継続中のお話に不思議と続けてめぐり合って、延々といくつも読んでしまいました。
その中でちょっと気になってるのは、
「Re-cast (scar!verse)」(連載継続中)
これはAUで、このお話の中ではジャレッドはジェンセンではない(つまりケミストリーが起きない)別の人と一緒に「Supernatural」に出演しています。
そんなジャレッドが、撮影中痛めた背中の治療のためいつも撮影所にマッサージをしに来てもらっているおばさんリハビリ療法士の代わりに、ある日、ものすごくゴージャスなジェンセンが現れます。
scar!verse というAUの名前が付いているのは、そのゴージャスなジェンセンの頬にY字型の傷があるというところに由来していて、俳優を目指していたこともあるらしいジェンセンが、リハビリ療法士になる道を選んだ理由もどうやらその傷に関係がありそう…。
7話と8話の間に、このお話のジェンセンのイメージとしてこのお話の作者が作成した頬に傷のあるジェンセンのPhotoshopが投稿されていて、この写真への一番目のコメントに
“And yet... he's still gorgeous beyond all words.”
とあるとおり、頬に傷があってすら言葉にならないほど美人なジェンセンにしばしうっとりすること間違いなし。
「Re-cast」というタイトルと俳優志願だったジェンセンとの間になんらかの関係がでてくるのか…、それはまだこれからの展開になります。
そして 「Changed World」(Sam/Jensen)&「Chances」(Jared/Dean)(それぞれ連載継続中)
まず最初に書かれたのは 「Changed World」 で、このお話の中で、サムは「狩り」の最中になんとわき腹を刺されて命を落としてしまったディーンを取り戻すため、悪魔だか天使だかまたはさらに別の存在なのかも分からない相手と取引し、ディーンの身体に魂を戻してもらいます。
「魂は戻るけど、もとのディーンとは違う存在になる」と警告されたものの、「なんでもいいからディーンを生き返らせろ!」と言ったサムの願いどおりディーンは意識を取り戻したものの、その中身は、別の世界で「Supernatural」というドラマを演じていたジェンセンだった、という。
さらに最近連載が始まったばかりの 「Chances」 は、上記のAUでわき腹を刺されたディーンが意識を取り戻してみると、(自動車事故で病院に運ばれた)ジェンセンという名前の俳優になっていた、というもので、まさに 「Changed World」の対になるお話。
しかも、意識を取り戻したディーン(身体はジェンセン)の枕元で心配そうに手を握っていた 「Supernatural」 というドラマの共演者らしいジャレッドという名前の友達は、どう見ても弟のサムにそっくりなのに、どうやらジェンセンとは友達以上の関係のようで…。
他にもジェンセンの過去の暗い影があったりして、設定は凄く面白い!のです。
…が、設定を複雑に練り上げた割りに、登場人物の感情描写がちょっと…まだこなれていないというのか、ここまで複雑な設定でお話を書くのには、この作家さんはちょっと能力不足な感じもして、
「ジェンセンが(ディーンが)そういう状況に置かれた時の反応って、そんな感じ??」
と微妙に納得いかない部分もあるのですが、今後の成長に期待して、もう少し追いかけていきたいと思います。
***
できる限り、思いつく限り、ということで、今回も一つ。
今日の 『Slash読みに役立つ用語』 です。
「Giggle」:クスクス笑い(名詞)、クスクス笑う(動詞)
つい先日、どういう意味を持つのかずっとわからなかった *g* というマークが 「giggle mark」 であるということをZionさんから教えてもらったばかりなのですが、この 「giggle」 という単語もSlashによく出てきます。
ですが、”not girly giggle, manly giggle” (女の子みたいなのじゃなくて、男らしいgiggleだけど)なんていう言い訳がくっついていることが多いことを見てもわかるように、この単語も「Pout」と同様、通常は小さな子供や女の子に適用され、立派な成人男性に対してはあまり使わない言葉です。
「クスクス笑い」とはいうものの、小さな子供とか、中高生の女の子たちが、湧き上がる嬉しい(楽しい)感じを抑えきれずに甲高い声をあげて身体全体で「キャッキャッ」と笑う、あの笑いですよね。
「Supernatural」 ドラマ本編で唯一私がこの言葉に気付いたのは、「Hell House」 のエピソードで、自称プロのゴーストバスターであるエドが、マリファナの影響でつい 「giggle」 が出ちゃうと言ってたシーンで、男性(エド&ハリーは大人になりきれないオタク青年ではあるものの)でも使うことはあるのだなと思った覚えがあります。
Fangirls が頻繁に使う giggle がさらにエスカレートした時に出る 「squeal」(嬉しい悲鳴)が語源ではないかと思われる
「squee!」(きゃ~!)は、
興奮の度合いによって語尾の「e」の数が無限大に増えていくことでも知られています。
Squeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee!!!!!!!!
という感じで(笑)
(最近、”e”+”!”で、4行分にも達しているコメントに出くわしました!)
私達は、「笑う」 というと 「smile」 や 「laugh」 を使う、と習ってきましたが、
Slash(fanfic)のジャンルにもなっている「crack」も「crack up」と動詞で使うと 「大笑いする」(ケラケラ笑うとか、突然笑い出すという感じもある気がします)という意味になります。
「大笑いする」だと、「laugh one's ass off」、「laugh one's head off」(お尻が抜けるほど、とか、頭が取れるほど大笑いする)なんていう表現もSlashにはよく出てきますが、
Fangirls のコメントの中によく出てくる「IMAO」は、” (I'm) laughing my ass off.” の略であることは有名ですよね。
さらによく使われるLOL(lol)は ” laughing out loud” で、これは日本の(笑)に近い気がします。
単に「笑う」という表現だけをとっても、まだまだ他にも色んな表現や程度を現すフレーズがあって、キリがありませんね!
今回はこの辺で終わりにしておきます。
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2 件のコメント:
藤葉さま
連投失礼します、キョウです。
あれ? すみません、記事をひとつ抜かして読んでいたようです;
「笑い」の表現も実は多彩なんですね! 英語、もっと勉強しておけばよかった…(と、全教科同じように思っているダメ人間です。トホホ)。 DSの英単語と、NHKの「きょうから英会話」でポツリポツリと学習してはいますが、まだまだ中学程度。でも、最近は「Check it out!」や「what are you talking about?(doing?)」などのごく短い言葉なら聞こえるようになってきましたv もちろん聞こえるだけで、喋れはできませんが… 継続は力なり、を信じて自分なりに進みます。
先生、これからもよろしくお願いします!(ペコリ)
それと、ぶしつけながら、私のブログから藤葉さまの記事にテキストリンクを貼る事をお許し願いたいのですが、いかがでしょうか…? 私が記事ソースを藤葉さまに頼る事が多いもので…
TBは、拙宅も受け付けていないのでいたしません。
どうか、よろしくご検討下さいませ。
キョウさん
コメント連投ありがとうございます。
Slash用語、いざ始めてみると本当に大したことが書けなくて…。
とりあえずは基本的な単語から、ということでお付き合いいただければ幸いです。
テキストリンクの件、私はまったく構いません。
文字オンリーという超ハンデを背負った私の日記ですが、キョウさんへのなんらかの刺激になっていると思うと本当に嬉しい気持ちになります。
キョウさんのイラストの(一番はじっこにいる)ファンとして、新しいイラストがUPされるたびに、毎度胸が痛くなるほど感動してますので。本当にキョウさんの才能&センスにはどうしようもなく感服しています。
これからも陰ながら応援してますのでこちらこそよろしく。
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