いい加減、ファーストシーズンの妄想日記の続きを、と思いつつもなかなか踏ん切りがつきません。
さらにここ数日、Slashが読めない!日記が書けない!という日が続いて、ちょこっとむずむずしていました。
しかしそのおかげもあって、「ハリーポッター」の7巻目がだいぶ進みました。
現在は、ほぼ半分まで読み進めてきたところ。
寝転んでハードカバーの本を読むのは、やはりなかなか疲れますが、どうも私は昔から「本は寝転んで読む」という癖がどうにも治せなくて…。
この物語がどんな風に終わりを迎えることになるのか…、この先を読んでいくのが楽しみなような、反面読み終えてしまうのがちょっと惜しいような…でもやっぱり早くすっきりと結論を知りたい!という、これはきっとここまで作品を追いかけてきた世界のファンがみな共通で抱く感覚なのでしょうね。
本を集中して読むのが体力勝負だということも、久々に実感しています。今日もこれからがんばって読もう!
ネタバレを書くつもりは毛頭ありませんが、読み終わったら少しだけ何らかの感想を書くかもしれません。
それにしても17歳になったハリーの物語は、時々「えっ?!」と思うような大人の表現が出てきて驚かされます。
17歳といえば、思春期真っ只中ですもんねー。
ホグワーツ入学当時は、「そのまんま!」だと思った可愛い映画版のハリー&ロン(ダニエル君&ルパート君)だけど…、原作小説内の二人と比べて身長の伸びがだいぶ遅れているせいか、数巻前から小説を読む際に私の頭の中に登場するハリー&ロンは、映画版とはかなり違う青年になってきています。
次の映画ができるまでに、なんとか二人の身長が(急激に)伸びてくれることを祈りますが…もう無理かな。
でも美人のジニーやハーマイオニーは、わりと映画のイメージどおりかも…。
これまでハリーポッターは作品(小説&映画)だけを観賞するだけにとどめ、その Fandom に対しては、しっかり一線を引いて踏み込まないようにしてきましたが、J.K.ローリングの筆運びが…、巻数がすすむごとに-腐女子の妄想を煽るような-微妙なニュアンスを滲ませるようになってきた気がしてなりません。
特にシリーズ後半に入ってからのダンブルドア、シリウスとハリーとの関係に対しての描写は、絶対狙ってるとしか思えません。
すっかり立派な青年となったハリーたちに、お子様に対しては基本的に起動しない(熊専門ともいえる…)私の妄想フィルターが今にも起動しそうになってきたのかもしれないけれども…。
ハリーもロンも、小説の中ではすごく大きく(背が高く)なってるんだもの!
この半年あまりで、J2という可愛い二人がだいぶ私の妄想の許容範囲を広げてくれた、ということも大きく貢献しているのかもしれないとも思います。
実は、私の頭の中のハリーとロンは、ディーンとサムくらいの身長になってきてます。
はっきりと数字の出てこない小説内で、大柄なおじさんに変身して背が伸びたハリーが「6フィートを超える」って描写されていたので、さすがに巨人の「Winchester兄弟」と比較しては、魔法使いの少年達二人はもう少し小さいのだと思うけど…
***
そして、再び半額DVDを借りにTSUTAYAへ出かけたついでに、どうしても我慢できず…。
「グレイズアナトミー」のファーストシーズンのコレクターズBoxを買ってしまいました。
こうしてじわじわとDVDコレクションが増えていってしまうのね…。
ハリーも読みたいし、「グレイズ…」も見たいし、でもまだJDMの出ていないファーストシーズンはせめて数日見るのを保留しておこうと思っていますが、どうなるか。
そしてさらに加えて、借りてきたDVDは:
「アレキサンダー」、「アラモ」という、ちょっと前から気になっていた歴史関係の映画を2本と、
reel_spnで既に 「Mr.&Mr. Padalecki」 という作品(…なんか面白そうでしょう?)が投稿されている「Mr.&Mrs. スミス」(これ見なくてもいい、と思ってた映画だったのに…)
そして半額対象の準新作になった!と大喜びで、まとめて借りた「デッドゾーン」のサードシーズン5枚(でも4&5枚目はまだ新作だった…くそーっいつも騙される!!)
ちゃんと全てを見て返却できるのだろうか…心配です。
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またぽつぽつと投稿が再開され始めた SPN_Harlequin では、「The Billionaire’s Bidding」という作品を読みました。
ジェンセンはテキサスでも有数の石油会社の社長の道楽息子。
13年間音信不通になっていた幼馴染のジャレッドと、あるパーティーで久々に再開します。
東部の大学を出たばかりながら、傾きかけた父親の会社をなんとか立て直そうと奮闘する青年実業家となったジャレッドに、ジェンセンはとある提案を持ちかけます。
今回のSPNハーレクインとして投稿された作品を読んできただけで既にかなり私の好みの設定となってしまった、お金で愛を買う、とか、恋人のふりがいつしか…という関係がまた出てくるということなのですが、今回はこれに、ジェンセンの「自動車いじり」という趣味がからんできて、なかなか上手い展開に結びついています。
「親の敷いたレールに乗るしかないのだけれども、その生き方では幸せになれないことにもがきつつ、世間的には道楽者のろくでなし」になってしまっているジェンセンのキャラクターも上手に書けていますが、このお話にでてくるような
「ものすごくセクシーな体格であるのはもちろん頭もよくて、年下だけど大人っぽい」
というジャレッドは、私のRPSのキャラ設定の好みの中でもトップにくるものです。
Slash読みも停滞していますが、とにかく「ハリー」の7巻をここ二日くらいでなんとか終わらせてしまいたい私です。
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後先考えずに、本やDVDを買い、さらに加えてDVDをレンタルしたりしているので、Slashを読む時間どころか、ついには寝る時間まで…。
ということで、今日の「Slash読みに役立つ用語」は、「寝る」についてちょっと触れてみたいと思います。
寝る、で、ぱっと頭に浮かんでくるのは、やっぱり “go to sleep” とか “go to bed” でしょうか?
この二つの表現とほぼ同じ意味で、Slashの中でよく見かける表現としては、”turn in” があります。
ところが、この「turn in」は、多分学生時代に習ったもっとも基本的な用法である
「書類などを提出する」 という意味から発展して、
「犯人の身柄を警察に届け出る⇒タレ込む」 という意味になったり、
さらにその変形の 「turn oneself in」 で 「自首する」 という意味でも使ったりします。
「turn in」 というシンプルな言葉なのですが、文章中の使われどころによって、まったく違う意味を持ってくるという、結構クセモノの表現の一つです。
(日常よく使うフレーズであればあるほど、幅広く色々な意味を持つようになってしまうということでもあるのでしょうね)
また「寝る」に戻ると、遡ること4月6日の私の妄想日記 「Daddy John’s Journal」 で、アメリカの公式サイトで公開されているパパの日記の泣かせるフレーズを幾つか抜書きしたのですが、その中の:
December 11, 1983
Sammy has finally started sleeping through the night, and now that Dean shares a bed with him, he’s out like light as well.
という短い一文の中にも、「寝る」の表現が二つ使われています。
「サミーがやっと夜通し寝てくれるようになった」 の “sleeping through the night” は、もちろん一目で分かりますが、
「(ベビーベッドを卒業した)サミーと一緒のベッドで寝るようになったディーンも、ぐっすりと眠るようになった」という “he’s out like light” については、(もちろん辞書にも載っている表現ではあるのですが)ひょっとしたら意味をとりにくかったという方もいるのではないでしょうか?
“out like light”: 灯りが消えるように、ぱたっと眠りに落ちる、という感じですよね。
この「ぱたっと眠る」とほぼ同じ意味で使うのは、
「pass out」 で基本的にこれは本来 「気絶する」 という意味なのですが、J2の二人が撮影の後、
「疲れきって、気を失うように眠りにつく」
という感じで Slash 内で使われているのをよく見かけます。
もちろん、この 「pass out」は、テキーラをショットグラスで飲み続けた挙句、
気を失う⇒「酔いつぶれる」
という本来の意味で使われているのも頻繁に見かけますよね。
そして Johnパパも小さな兄弟を寝かせる時にやっていただろうと思われるのは、「tuck in」です。
「tuck in」 といえば、「シャツの裾などをズボンにたくし込んだりする動作」 を表す言葉というイメージが強いですが、小さな子をベッドに入れ、上掛けで子供の身体をくるむという仕草から、
「寝かしつける」 という意味で使うことがあります。
風邪をひいたジャレッドをベッドに入れて寝かしつける…、なんていう一文に、「tuck in」が使われていたりすると、これも「pout」などと同様、
あのでっかいジャレッドを赤ちゃん扱い?なんか可愛い…、
という感情がわきあがってくることになります。
さらに…、日本語でも「寝る」は、「セックスする」に通じる意味を持っていますが、英語でも “sleep with” といえば、セックスするという意味になりますよね…。
でも、この方面の意味を追求していくと、本当にきりがないので…。
先日の「笑う」と同様、「寝る」については、今回採り上げたのはほんの一部で、まだまだ別の表現がいくつもあると思いますが、今回はこの辺で…。
4 件のコメント:
藤葉さま
こんにちは、昼間っからすみません;キョウです。
>ハリポタ
7巻読まれているのですね!ペーパーバックなんて凄い…(汗) 最終巻はどうなってしまうのでしょう。日本発売が待たれます…。あ、私も本は「寝転んで読む」派です! 腰に悪いんですけどね。私もどうしても直せません…
>SPN_Harlequin
『Mr.&Mr Padalecki』も面白そうですが、この設定に喉が鳴りました! よ、読 み た い…(鼻息)いつか時間が出来たときの為に、とっておきます。速攻ハードコピーしなきゃ! いつもご紹介ありがとうございます…!
>「寝る」
またまたSlash用語解説、ありがとうございます!
「眠る」→「ヤる」まで、幅広いご解説、お疲れさまでしたv ごく簡単な単語の組み合わせなのに、状況によって表現の違いが出てくるんですね。pass out、tuck in、sleep with…藤葉さまの解説は、意味の羅列ではなく、その使用例も挙げて下さるのでとても「感覚」が掴みやすいです。 私のようなSlash初心者には、とても有り難いですv 「ヤる」で思い出しましたが、以前の記事でmake outもそういう意味だと言う事を仰ってましたよね? #17『Hell House』冒頭で使われていて、「あ〜!これか!」とちょっぴり嬉しくなったのを覚えています。
最後に、テキストリンクに快いお返事を下さり、ありがとうございますv 何と勿体ない…私にとっては藤葉さまこそド真ん中の『仰ぐべき人』なんです。どうぞ堂々となすって下さい! 私こそ、至らぬ事をするかも知れませんが、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
またしばらくネット落ちします。
復帰後にうかがいますね!
キョウさん
「寝転んで読む」:腰に来るんですよね!
Slashはパソコンの前に座って読んでいるので忘れかけていましたが、久々に腰に来る感じを実感してます。
SPN_Harlequin:また一つ面白そうな話が投稿されてすごく読みたいのですが「ハリー」が!(笑)
数万語のお話となると、慣れない内は読むのが大変かもしれませんが、やっぱりじっくりと起承転結を味わえるという点で、長いお話の方が名作だと感じる作品が多くなる気がします。少しずつ長いお話もトライしてみてください。
キョウさん、"make out"!しっかり身につきましたね!実際には「ヤる」まではいかず恋人同士がgropeし合うという感覚で使われることが多いようなのですが。
ドラマのあのシーンで出てきた!とか、あのお話に出てきた!なんていう関連付けができると、単語やフレーズも「もう忘れない」というレベルで覚えられたという実感がわきますよね。
お忙しい中、いつも遊びに来ていただいてすみません。私もまたその内こっそり遊びにいきます。
藤葉さま。
kyuです。
ぇえ!?買ったんですか「グレイズ」DVD!しかもS1を?傾いてじゃなく、しっかり?ハマっていらしたんですね~。そこまでとは思ってなくてちょっとビックリです。
「ハリーポッター」7巻はもう読み終わりましたか?ハードカバーで読んでいるなんて凄いです。原作の主人公達って「青年」という表現が出来るほど成長しているんですね。映画の「ハリー」しか知らない私は、映画版「ハリー」の出演者陣の成長ぶりに今後の撮影大丈夫なの?と勝手に思ってました(汗々)原作の方が大人っぽい?ですね~。「ハリー」に関しては、ハーマイオニー、マギー・スミス演じる先生/魔女(役名が分からない…)、「不死鳥~」で登場した不思議系の金髪の女の子(役名が…)と女性陣がお気に入り。全て映画のイメージなんですけどね。
今回のSlash講座(用語編)も有り難くメモメモ。(メモするだけじゃなくて身につかないと意味がない…)ご紹介あったSlashも取り敢えずチェック。…やっぱり時間が足りない(苦笑)
今回の日記を読んで、DVD購入にレンタルに読書に日記の更新にと、何だか行けるトコまで行ってみようという藤葉さまの勢いを感じます(笑)
御身体を壊さない程度で~!
kyuさん
「グレイズ…」S1買っちゃいました。
ドラマを見るなら頭からという変なこだわりがあるため、シリーズものは頭から見ておかないとどうも落ち着かなくて。
新作の値段でレンタルするくらいなら「買ってしまおう!」とほとんど衝動買いです。
「ハリー」7巻目も読み終わりましたよ!
病気で体力の無かった6巻目の時は、一ヶ月以上かかって読み終えたような記憶があるので、正味三日くらいで読み終えた今回を振り返るとだいぶ体力が戻ったのだなー!と実感します。
7巻でもマクゴナガル先生や不思議少女のルナちゃんも活躍してましたよ。
毎日が夏休みみたいな生活を送っているとはいえ、お盆休みからさすがにちょっとハメをはずしすぎ(笑)という感じで、「ハリー」がクリアできたのを機にこの辺で少し落ち着きたいと思います。
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