2007年10月30日火曜日

お友達募集します!

なんとかSlashの部屋を開設しました。


ブログのタイトルはその名も 「藤葉’s Slash大好き!」…です。


まだ過去のデータの移転も済んでおらず、空っぽな状態ですが、一応枠組みだけは作ったということで、この機に予告どおり、お友達を募集させていただきたいと思います。

先日の大騒動のおり、大勢の方々から、お友達登録をするためのメールアドレスを教えていただいたのですが、中には

「Slashは読まないのですが」

とおっしゃる方も沢山いらっしゃいました。

今後もドラマ本編の感想文や、日常のこまごまとした日記はここで書いていくつもりですので、これまでの私の日記でも特別 Slashの記事は読んでこなかった、という方は、今回面倒な手続きをとっていただく必要は全くありません。その点はご心配なく。

今回のお友達募集は、あくまで


「年齢が18歳以上である」

「Slashというものをご存知である」

「Slashというものに興味がある」

「Slashというものを現状読んでいる(これから読む意思がある)」

「Slashに関わる話題で、私の妄想にお付き合いくださる意思を確かに持っている」


以上の条件の全てに当てはまる方に限らせていただきます。

以上を、確実にご了解いただいた上で、私のお友達になって「Slashの部屋」に入室したいと思ってくださる方のみ、大変お手数となって恐縮ですが、以下の指示に従ってお友達登録のための申し込みをしていただければと思います。

まことに勝手なお願いで、何度もお手間をかけることになり大変心苦しいのですが、上に挙げた条件に当てはまらない方々や、そもそもSlashという概念を嫌悪するような方々の目にとまらないところで日記を書いていくことで、今回こちらの日記が出くわしたような騒動を回避することを目的としたことですので、何卒ご理解のほどよろしくお願いします。



***



まず最初に表明しておきますが、今回のお友達募集に期限はありません。

お友達登録のための手続きをとっていただくのは、いつでも結構です。

今後どれだけ先になっても、とにかく気が向いた時にその意思をお知らせいただければ、随時私の方でお友達登録をさせていただきます。

ただ一応お友達として登録する方がどんな方であるかを確認するためにも、「登録希望。以上」だけではなく、既にSlashを読まれている方なら、どんなお話が好きか、なんていうことを一言添えていただくというのも条件に入れさせていただきます。
(今まで、この日記のSlashの回で「匿名」でないコメントをいただいたことのある方、私と個人的にメールをやり取りさせていただいている方についてはその限りではないのですが、私のうっかりで登録からもれたりすることのないよう、一応、登録希望の意思を伝えるメールだけは送付いただきますようお願いします)



***



今回新たな鍵のかかる部屋を開設したのを機に、専用のメールアドレスも取得しました。


Slashの部屋用メールアドレス: fujiyou.slash☆gmail.com (☆を@に変えてください)


では、具体的手順ですが、 私自身も実際に動き出してみるまで、分からない部分もあるので、ひょっとしたら細かいところで今後手順を修正することにもなるかもしれませんが、現状こうするのがいいだろうと私なりに考えたものを書き出してみます。


Googleアカウントを持っている方の場合、

「友達登録に使用するメールアドレスを記載し、Slashへの愛を簡単に綴ったメールを上記のアドレス宛に送付ください。」 :D

私の登録が済んだ段階で、Slashの部屋への 「ご招待」 のメールが届きます。

それ以降は、Googleアカウントにログインすれば、いつでも「Slashの部屋」に入室することができるようになります。

※ 今回登録いただいた方々へは、私がSlashの部屋を更新する毎に、更新通知メールを送付する設定をさせていただこうかと思っていますが、毎回更新通知メールをもらうのはうっとおしい!と思う方はその旨をお知らせくだされば、リストから外します。



Googleアカウントを持っていない方の場合、

友達登録の方法としては、二つに分かれます。

一つ目の方法は、「Googleアカウントを新たに取得していただく」 というもの。

アカウント取得後は、「アカウントを持っている方」の手順に従って、登録希望メールを送付ください。(その後の条件は上記のとおりです)


Googleアカウントをとってまで入室したくないけど、鍵のかかる日記でどんなことが書かれることになるのかちょっと覗いてみたい、という方の場合、

登録を希望するメールアドレスを教えていただくことで、「Guest(ゲスト)」として、入室許可の登録をすることができます。

こちらの場合も、私がアドレスを登録すると同時に「ご招待メール」が届きますが、こちらの場合アカウントを持っている方との違いは、入室できるのはご招待メール内に貼られたリンクからのみである、ということです。
このリンクの有効期限は、2週間に限定され、それ以降は私からの「ご招待メール」が再び届かない限り、「Slash部屋」への入室はできなくなるということになります。


上に青字で書いた注記と重複するのですが、この「Guest」扱いの方々についても、私から毎回の日記の更新通知メールを送付させていただくことで、「ご招待メール」と同じことになるのか、について、実はまだ確信が持てない状態です。

「更新通知メール」が「ご招待メール」になるなら、アカウントを取得されない方でも、私が2週間以内に日記を更新し続ける限り、私から届くメールについているリンクから、いつでも入室できる、ということになるのだと思うのですが。





お友達登録の手順は以上です。

Googleアカウント?なにそれ、なんていう方もいらっしゃるかもしれませんね…。

私の説明で分かりにくいところがありましたら、どんどん指摘お願いします。

現在、この日記のコメント管理機能はOFFとなっており、投稿いただいたコメントは、日記上に公開されてしまいますので、ご自分のメールアドレスを入れたお友達希望の通知をコメント上でされたりすることのないようくれぐれもご注意ください。

私の別のアドレスをご存知の方は、そちらに問い合わせの質問メールをいただいても結構です。(その方が反応は早いかもしれません。)





再度繰り返しますが、上に挙げたややこしい説明を読んでいただく必要があるのは、あくまで「Slash」というものをご存知の方のみです。

この日記は以後もなんら変わることなくだらだらと書いていきますので、ご心配されませんよう、お願いします。



***



明日はハロウィーンですね!

実は私の末の妹はハロウィーン生まれで、明日は妹の誕生会(誕生会っていう歳でもないのですけど…)を兼ねた食事会のため、またもや実家の家族に呼び出されています。


上のようなお願いをしたまま、放りっぱなしでご質問等への反応が遅れましたら、「カボチャでも食べてるのかな?」と思っておいていただけると間違いありません。


では、どのくらいの方がお友達になってくださるかわかりませんが、メールお待ちしております。

2007年10月29日月曜日

Jensen!girlsの熱意

皆さん、TV guide com のJensenのインタビューってもう読みました?

ええ、あのPart1Part2に分割されて公開されたやつです。

私のようなのん気なおばさんと違って、現役かつ元気一杯のFangirlsは、日々最新の情報収集に余念がないと思うので、皆さんとっくにチェック済みだとは思いますが。

あのインタビューから、Jensen!fangirlsの間になんだかすごい波紋というか、衝撃が走っているのですってね。

でもその問題になってるっていうインタビューの内容だけど…。


Part 1は、

Tom Welling と一緒に、Smallvilleの主演の候補に挙がったもののTomが主演に選ばれ、その後、ラナの恋人役として、そのSmallvilleにゲスト出演をしていた時に、SPNへの主演が決まって、急いで脚本を修正してもらったこととか、

SmallvilleのTomとは友達でたまにゴルフをするとか、
Lex役のMicheyと遊んでるとか、
父ちゃん役の、JDMとも彼がカナダに来るときには遊んでる(!!)(JDMいまだにカナダに遊びにいくことがあるってことなの?)とか、
Jaredにもゴルフを教え始めたんだけど、特大の箱でゴルフボールを買ってやったのに、Jaredは最終的にその大量のボールを一個残らずなくしてしまったんだ、とか :D

Fangirlsの間では、既に伝説的な言い伝え(笑)にもなっている、Supernaturalをカナダで撮影開始したばかりの頃、バーでの喧嘩で相手を病院送りにしたこと、

なんていう、カナダでの結構楽しそうなプライベートの生活について語った後、

制作サイドは、Supernaturalのファンは、若年層の女の子で、同じ時間帯に裏番組として放送されている Grey's、CSI、The Office(←これもかなり面白そうですよね…)なんていう超強力なライバル番組の視聴者とはバッティングしない、なんていって、去年なんかろくにプロモーションもしてくれなかったんだけど、

実際には、色々なイベントにやってきたり、撮影所を訪れてくれるファンのほとんどが 30代~50代だったりするのを見ても、(上に挙げたような番組の視聴者と)同じ世代の人たちが興味を持って番組を見たり、DVDを買ってくれてるってことなんだと思う。

なんていうことも言ったりしてますよね。


Paleyの観客を見た時は、まさに私と同世代のX-Files Fangirlsが大量にSupernaturalファンになってる!と実感したし、
Asylumの写真を見た時も、自由に使えるお金をある程度持ってて、イギリスでのイベントにまでお目当てのスターを追いかけていこうというエネルギーを持ってるのは、(韓流スターを追いかける奥様たちとかなり近い感じで…)結構なお姉さんってことになるのね…、なんて思ったりもしたことを思い出します。


Part 2では、

新しく投入されたRubyとBelaなんていう美人さんたちがうまく機能してくれるといい、「Heroes」とか、(家族づれでハワイで撮影している)「Lost」なんていう登場人物が沢山いるドラマの出演者たちが、週に2,3日だけ働いて、後はのんびり暮らしているのが羨ましくてしかたないんだ!

なんて、自らの過酷な長時間労働に対する切実な思いをもらしているのをふんふんとうなずいて読み、

この夏のダラスでの舞台のこととか、もうFanの間では公認のはずの「とある女優さん」と一年くらいデートしてることなんかをさらっと語り、

シーズン3の今後の展開、Deanと自分との共通点、Impalaへの思い、最後はクリプキにDeanを殺さないでって手紙を書いて、なんていう言葉で締めくくられてますよね?


以上は、完全な斜め読みで、パッと目についたところを取り上げたので、内容にとんでもない間違いがありましたらすみません。





ん?このインタビューの内容のどこにそんな衝撃を受けるところがあったの?という感じなんだけど…。

とあるFangirlsの日記で、ついにJensenが「Coming out!!!」なんて太字でこのインタビューの紹介がされているのを見て、

「えっ!ついにJaredとそういう関係であることを認めたってこと?! 私そんな超大事な一文を読み逃してたの?」

なんて一瞬あきらかに頭の悪い誤解に襲われた後、落ち着いて考えてみると、

どうやらJensenが 「とある女優さん」 とデートしてる、って認めた!ってところが衝撃っていうことみたいですね。

彼女とは、色んなところに一緒に出かけている姿を目撃されていて、ダラスの舞台なんかJensenの家族と一緒に毎日見にきていたっていうのに、なにをいまさら…、と完全なおばさんの私には不思議な感じにも思えますが、

熱烈な Jensen!girls の多くは、Jensen の口から「付き合ってる」という言葉を聞くまでは、あくまで「二人は友達」だと信じてる!っていう、ファンも沢山いたってこと。

アイドルスターのファンになるって、そういうことなの?

………。


先日、この日記が「晒し」にあった時も、その晒しを行った当本人の人というのは、正統派かつかなり熱烈なJensenファンであるらしい、という印象を持ったのですが、

Jensenを心から愛する正統派のファンの中には、私のような見方でSupernaturalを、ひいてはJensenを、見る人間がいること自体が許せない!という強烈な嫌悪感に襲われる人も少なからずいるということなのでしょうね。


自分の大好きなスターが誰かのものになって欲しくない、と感じる気持ちの先は二手に分かれることもあって、

まずは、最近では世界中にいることがわかっている「腐」のつく女の子たちというのは、自分以外の別の女の子のものになるくらいなら、男同士で仲良くしてて!と妄想の先をねじれさせることで、自分の精神の安定を図るタイプ、
(この「腐」っていう状態に年季が入ってくると、自分ではどうこうしようなんてちっとも思わない青年二人をくっつけて妄想を働かせはじめたりします。私は既にこの段階…)

もう一方で、昔だと「グルーピー」なんていう言葉で表現されましたが、大好きなの!とにかく私を愛して!とスター本人にアタックするタイプ、昔のロックスターとかって、こういうファンに次々手をつけたりしていたようなイメージもありますよね。
(私のJDMに対するFangirlな気持ちは、こっちかも…。…)

最近のスターやアイドルって、ファンとの関係がもっとクリーンなイメージになってる感じもありますが、
先日のCSIでチャドが演じていた超売れっ子俳優のすごい遊び振りをみると、現在でも「遊んでいるタイプ」のスターの日常って、結構ものすごいことになっているのでしょうか?

とはいえ、「一晩だけでも私を抱いて!」と熱望するファンの熱意は時に常識からは外れたものになってしまうことも多くて、AsylumでJensenに飛び掛ったり、サイン会の席で、ホテルのルームナンバーを書き込んだ自分のヌード写真を渡そうとした女の子なんかはまさにそのタイプですよね。


Jensenの「Coming out」騒動。

私は嵐の外側で、ほんのわずかな騒ぎの様子を漏れ聞いただけで、聞きかじった部分から大げさな印象を受けているだけなのかもしれませんが、Jensen!girlsって、

彼女のSandyも込みでJaredが大好き!というおおらかな傾向も強い Jared!girls とか、

熊が好きなんです…なんていうJDM!girls(この表現間違ってる?…)

とは一味違う、強烈な熱意をもってJensenを愛している女の子が圧倒的に多い気がします。

私も、JDM結婚-既にバツイチだけど-なんていう報道を聞いたら、ショックなのかな。

2007年10月28日日曜日

SPN S3 EP4 感想文

ただいま、おやつとしてコーヒーのお供にSnyder’sのWhite Fudge Covered Mini Pretzelsを摘みつつ、日記を書きはじめました。

パッケージはこの写真にそっくりですが、[HERSHEY’S]のホワイトチョコレートのパッケージがちっちゃくくっついてる部分に、White Fudge Covered Mini Pretzelsの文字が入っています。
ファッジは甘めですが、コーヒーと一緒に食べる分には美味しく感じます。

今まで食べてきたSnyder’sのプレッツェルは、現地ではどうやらPretzel piecesというらしい、一口大に砕かれた、ビールのおつまみによく合うようなちょっと強めのフレーバー(ハニーマスタード&オニオンとか、チェダーチーズとか)のものばかりでしたが、このMini Pretzelsもなかなかです。

でも私は頭に響くほど歯ごたえのあるPretzel piecesの方が好きかも…。

食べ過ぎると強めの味付けも手伝って、胃にもたれますけどね。





最近日記の内容がこればっかりになっているような気もするのですが…、

Supernaturalシーズン3第4話感想文です。

楽しいエピソードが2話続いた後、そろそろ来るだろうなと覚悟はしていましたが、兄弟がバカ騒ぎや格闘をせずに、悪魔たちと真面目で静かな会話を交わしてばかりいるエピソードというのは、僅かなヒアリング力を酷使しつつ字幕なしで無理やりエピソードをみなければならないというハンデを負った私のような外国人にとっては、詳細を理解するのがかなり手強いエピソードになるということです。

とはいえ、一応自らの覚書&修行という意味でも、今回も少しだけ、理解できた範囲で感想文を書いてみたいと思います。(あまりご期待せず…)


以下はSupernaturalシーズン3、EP4「Sin City」の感想文です。
S3のネタバレが含まれるのに加え、私の感想文には、常に誤解、曲解、妄想が含まれる可能性があります。
毎度毎度のお願いとなりますが、以上を完全にご了承いただいた上で、広い気持ちで私の馬鹿な感想文を読んでみてもいい、という方のみ、閲覧いただきますよう、お願いいたします。















***



シリアスなエピソード、とはいえ、シーズン1&2の頃と比べると、シーズン3に入ってからはストーリーの重さが違って来ているようにも感じます。

ディーンの目線からちょっと考えてみただけでも、

訳もわからず行方不明になってしまっていた父ちゃんをきっと大変な不安と心配を抱えて探し始めたシーズン1、

そして、やっと見つけた父ちゃんが自分の命と引き換えに悪魔に連れて行かれてしまったことにまずとんでもないショックを受けたというのに、大事な可愛いサムのことまで悪魔が狙ってる、と、ずっと心配の絶えなかったシーズン2、

ディーンのそんな心境を反映するかのように、先の二シーズンでは、エピソードの雰囲気にも時折息が詰まるような重さと暗さがあったように思うのです…。

自分の命は残り1年と期限をつけられてしまったものの、その後ずっと可愛いサムが元気で幸せに暮らせるならもう思い残すことはない、とディーンが気持ちを割り切ってしまった今シーズン、シリアスなエピソードになっても、ストーリー自体の雰囲気は重くなりきらず、なんだか画面まで明るくないですか?

最近のディーンの瞳は、ほとんどいつも綺麗なグリーンに見えます。
サムの瞳もかなり明るくみえますけど、サムを見上げるカメラアングルでアップになることが多いため必然的に上目遣いになっておめめパッチリ度の大きいディーンの方がさらに瞳に光が入りやすいのか、ここのところ毎回息を飲むような美人さんショットが連発していますよね。

さらに、父ちゃんが完全に不在、やっと見つけたと思ったら、目が黄色くなってしまったりしていてどうも頼りにならなかったなんていうS1

困った時はボビーおじさんを呼ぶという流れが定着し始めたものの、サムの抱えた秘密のこともあって、心を全て開くわけにもいかなかったS2と比較して、

地獄の門が開いてしまった現場にも居合わせ、ディーンが悪魔に命を売り渡してサムを生き返らせたことまで全て承知している、つまり兄弟が心から信頼し、甘えて、頼りに出来るボビーの存在感が確固としたものになった上、そのボビーがつねに背後から全力でサポートするとその口から明言してくれているS3ということで、

画面の前の私たちも無意識に安心感を感じ、エピソードの重さを負担に感じなくなっているのかもしれません。でも…、やっぱり演出自体の傾向も軽くなりましたよね?

それにしてもRubyやBelaが、主演格でクレジットされてるのに、もはや完全に兄弟の父親としての役割を担っているボビーが依然としてゲスト扱いであるというのは、まったくもって納得できない不思議です。





Andy: “God’s not with us. Not anymore. ….He can’t help us, and if he can…HE WON’T.”

なんて、いかにも宗教色にあふれた、つまりややこしい台詞が盛りだくさんのエピソードになりそうな予感たっぷりのオープニング明け。

ボビーがなにやら真剣な顔で修理しているのは、地獄の門を開ける鍵として使われたあのコルト?

そのボビーの傍らで、ディーンが取り組んでいるのは、そのコルトに詰める銃弾作り?

あらゆるEvilなものを殺せるというすごい触れ込みだったコルトの弾って、(ディーンの顔が真剣なことは認めるけど)あんな素朴な感じの作業で作れるものなんでしょうか?
(もちろん作れないから、ボビーはきっとディーンの作った弾を使って砂袋に向かって試し撃ちしてたのだろうし、その弾で見事胸のど真ん中を撃たれたRubyも "Ouch! That smarts a little!" の一言で済ませた後、お手伝いを申し出てくれたってことなんでしょうね)

そんな二人のところへどこかから戻ってきたサムが今回見つけてきた事件は、オハイオのFactory townの外れだとかにある町の教会とホビーショップで起きた連続自殺事件のよう。
なんでビーチを襲う悪魔とかが現れないんだよ、と不満をもらすディーンを、残念だけどそれはまた今度ね、となだめる今週のサムは、顔は先週に引き続き可愛いけどちょっとお兄さんぽい感じ。

なんとかしてこの銃を機能させる方法を見つけんとな。なんてボビーは難しい顔をしてますが、どうもその手掛かりはまだ見つかってないみたいです。

俺たちがオハイオの事件を調べてる間になんとかしといてよ、とか言ってるディーンに、むっと顔をあげたボビー、それまでに悪魔を殺せるようにはできないかもしれんが、お前を殺せるようにはしとくと約束するぞ、とコルトを振りつつディーンを威嚇。

でもいよいよボビーの家を後にしようと玄関に向かって歩き始めた兄弟に向かって、

「何かあったら、それがなんであっても、電話するんだぞ」(ボビー!素敵です!)

そんなボビーの言葉に、こくっと揃ってうなずいた兄弟の顔がまさに二人の男の子に戻ってますよね。





スーツを着込んだ兄弟が、最近の定番ともなってきた保険会社の調査員を装い、オープニングの事件が起きた教会にて、ちょっと笑顔の素敵な神父様に話をきいてみると、町で起こっている事件の原因はいかにも「Possession(悪魔憑き)」っぽい感じ。
(今回、ディーンのおでこに一つニキビができてます?)

教会での調査を終え、本日お泊りするホテルに到着すると天井は鏡張りで、それを発見したディーンはニコニコ顔。サムと二人で泊まるだけだっていうのに、なにがそんなに嬉しいんでしょう…。

そんなディーンがドアを閉めようとした瞬間、超セクシーな美人と一緒に向かいの部屋を出てきたのは、サムが学校へいってる時にサキュバス絡みの仕事で知り合ったというRichie。
(このRichieのアクセントはなんか独特だなーと思っていたら、とあるFangirlのコメントによると、ジャージー訛りらしいですね)

Richieがお金を渡して先に帰らせた美人を「Step-sisterだ」と紹介した後で、ディーンから「弟だ」と紹介されたサムの立場が微妙な隠喩を含みそうな気がして笑えます。
(はっ、そんな勘ぐりするの私だけかな…)


ここで久々にSlash辞書をちょっとだけ。

Step-sisterSister-in-lawも日本語表記にすると義妹(もしくは義姉)です。
でも、Step-がついた場合の「義家族」は、再婚によって家族になった人間を指すのに対して、

in-lawがつくのは婚姻によって縁戚関係ができた相手の家族のことを指す感じ。
言葉で説明すると、なんだか分かりにくいですが、


あるお父さんがいたとして、そのお父さんの目からみて

Step-sonなら、その義理の息子は、再婚した奥さんの連れ子のこと、

Son-in-lawなら、その義理の息子は、自分の娘が結婚した相手、娘婿ということになるわけですよね。

ではStep-sisterは?…そう、自分の親が再婚した相手の連れ子である女の子。

Sister-in-lowは?…自分の兄(もしくは弟)が結婚した女性ということになります。

私の例えがかえって分かりにくくしてしまっていたらすみません。

他にも、腹違い&タネ違いを示す「Half-sister」なんていう表現もありますね。



父ちゃんは、極力他のハンター達と二人の息子が接触するのを避けていたようだけど、こんな風にして、仕事絡みで同世代のハンター友達を作ったりする機会もあるってことなのですね。

そんなRichieとの会話の間、天井の鏡に加え、ベッドには大好きなMagic Fingers(ベッドに内蔵されてるマッサージ機)がついているのを見つけて、Quarters(25セント硬貨)を嬉しそうに積み上げてるディーンの笑顔がキュートです。
FBIの追跡を避けホテルに軟禁状態だった「House of the holy」の回とは違って、今回ゆっくりホテルで過ごす時間はなかったようにも思いますが、前回はサムが「Unhealthy!」(こんな感じのこと言ってなかったっけ?)だと文句を言うほどトリコになっていたMagic Fingers、ディーン、少しは楽しめたのでしょうか?

Richieの情報を元に地味なFactory townというふれこみとは裏腹に、若い女の子たちがあふれている街中のバーへとやってきた兄弟ですが、奥さんを寝取った相手を撃ち殺したいかにもPossessedされてるっぽい男を捕まえて聖水をかけてみても反応なし。

今回サムの予想がことごとく外れていくのも可愛かったですよね。

Richieの疑惑をきいてサムが悪魔の元締めじゃないかと目をつけ、事務所に忍び込んで大騒ぎした挙句、"Uh...sorry?! HAVE A NICE DAY!" なんて可愛い笑顔でごまかして逃げてきてしまった、あのハゲ頭のおじさん。なんだか散々な目にあっただけに終わってしまいましたが、彼は、X-Filesファンにとっては忘れることのできないスカリーのお父さんです。
当時は、わずかに残った髪の色はスカリーと同じ赤毛だったと思いましたが、今やすっかり白くなってしまいましたね。

一方、連絡のつかなくなったRichieの携帯からGPSで悪魔の巣を突き止めたディーンはうまいことバーテンダーの美人をDevil’s trapに捕らえました。

ここでディーン 「Richieをちゃんと埋葬してやったよ、some skunkの巣に転がされとくよりましだからな」 なんていってますけど、

Skunkとはもちろんスカンクのこと。


辞書には嫌なやつ、嫌われ者、なんて訳が出てきますが、昔、辞書を引いた時には、「嫌な女」「嫌われ者の女」と、Skunkと呼ばれる対象が女性であることが明記してあったような気が…。
Slashなどで見かける用法も、ほぼ例外なく「She’s a skunk!」なんて、ムカツク女の陰口を叩いたりする時の単語として使われています。


さてゆっくり悪魔祓いをしよう、とラテン語のテキストを秘密のポケットから取り出すものの(サムをPossessしてたメグもやってましたが)力のある悪魔はDevil’s trapの中にいてもある程度の力を使えるのですよね。
メグが、ボビーの家の天井を割って、Devil’s trapから出てくることができたのは、サムの持ってる力と相乗効果になって力が強まったのか、ボビーの家がもろかったのか…。

ホットなバーテンダーのCaseyは、Devil’s trapを割ることまではできなかったものの、ディーンの持ってるラテン語の呪文の本をバラバラにして吹き飛ばし、出入り口の階段も崩してふさいでしまいます。

ここでうろ覚えのラテン語で悪魔祓いの呪文を唱えようとするディーンの唇!!!

皆さんしっかりと見ましたか?!な、なんですかあれ??

あのピンク色!あのふっくらとした形!!サムがそばにいたら気絶ものです…。

ところが、どうにかこうにかわずかに唱えた呪文も

「Nice try. But I think, …you just ordered Pizza.」 とCaseyはばっさり。

連絡の取れなくなったディーンを探して、サムが苦労している間、Caseyとディーンのおしゃべりタイムが延々と!繰り広げられます。
セカンドシーズンではバンパイアが「俺たちにも生きる権利がある」と主張していましたが、今回は悪魔の言い分を語らせたところっていう感じですよね。

(Caseyの長台詞の聞き取りはかなりの嘘っぱち度です。ご注意ください!)

戦争とか大虐殺とか、あんた達の神様は好き勝手にずいぶんなことをやってきたけど、今度はあたし達の番が来たの…。
「Higher power」を信じるのはあんた達人間だけだと思ってるの?悪魔の世界にも、「Lucifer」っていう名前の神様がいるのよ。
なんていうとんでもない話を始めるCasey。

Angelを信じないことをモットーとしてきたディーンですが、Caseyから神様を信じるか、と聞かれて、わかんないけど、信じたいね、なんてサムが聞いたら「え?」と眉を吊り上げるようなことをいってます。

でも一般的には(ディーンの知識でも)悪魔、そしてCaseyも説明してますが、天国から落とされた元天使というイメージも強い「Lucifer」なんていう名前を聞いて、ディーンは 「Lucifer’s really real?」 なんて可愛い声を出していますよね。

ね?あたし達の種族だって、あんたたちとそんなに変わらないのよ。

このCaseyの語りの中で、人間のEvilの代表として、実在のディック・チェイニー副大統領(副大統領になる直前、ハリバートンという世界最大の石油掘削機の販売会社であり、湾岸戦争とイラク戦争で巨額な利益を得た会社のCEOをしていた経歴から、『歴代最悪の副大統領』とも評されている)の名前を出した点については、このドラマの舞台を現実とは異なる世界と捕らえてきたファンの多くが「最低!」との評価をしています。

とはいえ、Downstair版のディック・チェイニーがいるのか?いないわ、まだね。という流れから、Downstairっていえば、あっちはどうなんだ?ともう一年弱後には、いくことになりそうな下の階の様子を伺うディーン。

「地獄ってこと?…あんまり長時間過ごしたい場所じゃないわね。どうしてあたしたちがこんなにここへ出てきたがってるのだと思うの?」

この二人の会話、とにかく長いです!

一つ質問してもいいか?地獄の門が開いて、悪魔が大量に出てきたけど、このあとはどうなるんだ。計画はあったのよ、黄色い目のおじさんが立ててた計画がね。
おじさんを殺して計画は終了かと思いきや、どうやらまだサムを引き入れて計画を続行しようという動きがあるみたい。

つまり、このCaseyと後から駆けつけた神父様をPossessしていた悪魔達は、黄色い目のおじさんの派閥ってことになりますよね?だからこの二人は、妙にセクシーで魅力的ってことなんでしょうか。

このSexy Demons vs. Rubyチームで、サムを取り合いしているような構図もあるってことなの?

(実はディーンを閉じ込めたりしたのも全てこの悪魔達の計画通りのことだったのか…)Brack eyeの神父様に連れられてディーンのところにやってきたサムは、ピンチにタイミングよく現れたボビーとRubyの助けを借りて、どうやら修理が完了したらしいコルトを握り締め、正体を現した神父様とCaseyをあっけなく退治。

でも、悪魔と一緒にPossessedされていた人間も二人、なんのためらいもなくあっさりと殺してしまったことになるサムの行動に、兄弟はそれぞれに悩みを抱えることになります。

サムとしては、そもそも自分がJakeへのとどめをためらったため、兄ちゃんは命を落としたサムを取り戻すため悪魔に魂を売り渡すはめになり、さらにはそのJakeの手によって、地獄の扉が開けられてしまうことにもなったわけで、同じ失敗は二度と繰り返さないという強い思いがあったからこそ、今回こそはためらわずに引き金を引いたのですよね。

でも、ディーンの頭の中には「戻ってきたのは100%本物のサムだと確信できるか?」という黄色い目のおじさんの言葉がもちろん残っていて、

ついにはボビーに不安をもらしてしまいます。

俺の弟はどっかおかしいと思う?って。ボビーはもちろん、

”Nah, demons lie, I’m sure Sam’s OK.” と言ってくれますが、

”Yeah, yeah, me too.” と答えつつも、ディーンの顔から明らかに不安の色は消えていません。

その頃、一足先にホテルに戻ったサムも荒れています。
(もうこの辺り、いつものことですが、疲れてヒアリングも嘘っぱちです)
もう行くの?お祝いする暇もないじゃない。お祝いなら僕抜きでしろよ。ねえ、今日は二匹も悪魔を殺したのよ!それと一緒にとり憑かれていた人間も二人殺したんだ。

悪魔にとり憑かれた人間なんて、結局苦しみながらゆっくり死んでいくようなもんなの、あんたはそれを助けてあげたようなものよ。助けただって?お前は”Cold bitch”だ、なんて悪態をつき続けるサムに。少しはあたしにもいい態度を見せなさいよ、なにしろあたしはあんたのお兄ちゃんを助けてあげるんだから、と究極の飛び道具を取り出したRubyですが。

お前はずっとそういい続けてるけど、最後に確認した時は、ディーンはまだ地獄に行くみたいだったぞ。(サムを死なせるくらいなら自分が死ぬとディーンが言い張ってるからってこと?)

あたしと組みたくないっていうなら、その銃を貸しなさいよ、そしたら別の人間に渡して…。
この銃を今、お前に使わないと思うのか。いいわよ、やれば?そしたらディーンはもう助からないってことだけどね。

この後、自分の解釈にぜっんぜん!自信がないのですが、

ディーンを助けるためRubyの指示にしたがって行動するようになったら、サムは(Evilな存在になって?)今のサムじゃなくなる、というようなことを言ってます?その後はどうなる?というサムに。

明るい面をみましょうよ。それでも私が一緒にいるわ。

あんたの肩にとまったちっちゃな堕天使としてね。

このLubyの「Little fallen angel」という台詞から、Luby?(Lucifer?…)なんていう疑念も一部で出ています。

ねえ!なに?どういうことなの??!!

この兄弟ったら、お互いのために、それぞれ自分が地獄に落ちる決心をしちゃったってことなの?

せめてこの後、Transcriptでも読まないと!なんだか大事なところを漏らしてそうです。

最新話のTranscriptってどのくらいでアップされるのでしょう?



***



最近、色々なごたごたに取り紛れて、CWの公式ページに公開される予告編すらもチェックに行っていなかったのですが、さすがに来週のエピソードの楽しそうな噂には耐え切れず、見に行きました。

のん気な私などとは違い、既に皆さん、もうとっくにチェック済みでしょうが、来週、なんだか面白そうですね!

予告編で公開されている分でも、未放送部分のネタバレは拒否!という方は、以下の閲覧にはご注意ください。





クロスロードで赤い目の悪魔を呼び出した時には、

この人とキスしたい!」(きゃー!):D:D

と、呼び出した当人が心から思うような外見で現れる、というのが私の持論です。

で、もし私がクロスロードで悪魔を呼び出したとして、一体どんな姿で現れて欲しいか、と考えると…、

第一候補はもちろんJDM

第二候補は最近のぼせ上がっているウォリックことGary Dourdan…かな。


ディーンの好みは明らかにブルネットのセクシー美人のお姉さんでしたよね。

ではサムの好みはどんなの?と思ったら、…!!!

Jaredの(もう何年越し?の)最愛のGirlfriendのサンディーがS3にゲスト出演するって、そういうことだったの!

おとぎ話になぞらえた数々の殺人事件 + サンディー?!

またまた楽しい、可愛いエピソードになりそうな気がするけど、どんなお話になるのでしょう?

来週も楽しみですね。

2007年10月26日金曜日

「Nevermore」読了しました

昨日、お昼少し前に、突然ネットが繋がらなくなってしまいました。

最近、Gmailばっかり使ってて、ケーブルTVから渡されているメールアドレスを全くチェックしていなかったので、ひょっとしてメンテナンスとか?で、私がその情報を確認し忘れていただけなのかも…、なんて最初は思っていました。

その後数時間おきにネットの状態をチェックしてみるものの、全く繋がる気配もなく、今朝になっても全く変化なし、9時になるのを待って、ケーブルTVに電話を入れ、「ネットが繋がらないんですけど…」と訴えてみると、

「モデムの電源を一度抜いてみてください、それでリセットがかかりますから」 とお兄さんあっさり。
(きっとこんな電話を毎日数え切れないくらい受けているのでしょうね)

モデムの電源を抜いて、また挿して、ルーターのリセットボタンを押して…、なんてことを何度か繰り返して、「もうこれで駄目だったら、またお兄さんに電話してみよう」と思ったとき、あっけなくつながりました。

まったく、昨日の私のフラストレーションは一体なんだったの?という感じ。

とはいえ、愛知県で日記を書き始めて以来、ほとんどネット中毒(ネットの大海の中の非常に狭い範囲しかウロチョロしていないわりに、かなり長時間拘束されてることの多い私です)ぎみだった私としては、「少し落ち着きなさい」って誰かに言われたような気もして、昨日は、読書三昧で過ごしました。

実はこれもあまり普段と変わらないのかも…。

そんなこんなで、イライラ、むずむずしつつも 「Nevermore」 を読み終わりました。

結局私としては、残念ながら最後の最後まで、評価が向上しないままに終わりました。

幽霊退治の展開については、本編のドラマでさえ色々突っ込みどころの多いSupernaturalなので、その辺りのプロットに文句をいうつもりはありませんが、やっぱり兄弟の関係について

「この人全然わかってない…」

という気持ちを最後までどうにも振り捨てることができないままで。

巻末の「作者について」に挙げられている、これまでこの人が書いてきた本当に様々なドラマのノベライゼーションの仕事を見ると、この分野では確かに第一人者なのかもしれないけど、SPNというドラマのファンではないのね…、と底が見えた感じ。

ドラマの本質を知らない人が、指定されたページ数を埋めるために苦し紛れのエピソードをあれこれ考え出した結果、どうでもいいシーンばかり延々と長い描写が続いて、多くの Fangirls にとっては、Supernatural の最も大切な本質であり、一本通った大事な背骨でもあるはずの兄弟愛や親子愛への考察が完全にお粗末になってるっていうことなのだと思います。

Ash経由で幽霊退治の仕事を頼んできて、NY滞在中、兄弟を家に居候させてくれていたManfredおじさん(物凄い数のクラッシックロックのコレクションを所有していて、良質のコーヒー豆を選ぶ目は確か、というディーンがいかにも大好きになりそうなおじさんだけど、自分のバンドのレベルはいまひとつみたい…)とか、

警察内部にいながら密かにハンター達を支援するという立場にある人たち(セカンドシーズンのあのエクソシスト出身の女優さん、不正をしていた恋人を撃って兄弟を逃がしてくれた女刑事さんも新たにそのメンバーに加わったなんて説明も出てきましたが)の一人であるNYPDの黒人女性刑事、MacBainのキャラクターなんかは、

もうちょっとしっかり設定を考えて書いてくれていたら、オリジナルキャラクターとしては、なかなか面白い存在になったかもしれないのに、と残念な部分もあります。

ディーンが、Manfredおじさんの家でひっきりなしに美味しいコーヒーを飲んでいるのはまだいいとして、あの食いしん坊のディーンが食事をしているシーンがほとんど(一度も?)出てこなかったのも、この小説に対して全く納得できない要素です。

朝起き抜けから、「あのディーンが」なんにも食べずにブラックコーヒーばっかりがぶ飲みしているシーンが何度も出てくるのを読んでいると、私の胃に穴が開きそうです。





お昼くらいには、「Nevermore」も読み終わってしまった私なのですが、昨日は、結局ずーっと夜までネットが繋がらなかったので(モデムのコンセントを引っこ抜くだけでよかったなんて!)、Amazonから一緒に届いた Suzanne Brockmannのペーパーバックを読み始めてしまいました。

キョウさんのコメントへのお返事でも書きましたが、感情描写が絶妙に上手いスーザンのペーパーバックを読み始めて、あらためて「Nevermore」のキャラ設定の薄っぺらさが私の気のせいではなかったことを実感する結果にもなりました。

これはあくまで女性と男性の好みの差ということも大きな要因としてあるはずで、この「Nevemore」みたいな、軽い読み物としてのノベライゼーションは、基本的に男性が楽しんで読むように書かれているのだと思います。

だからクラッシックロックや、私がくどいと感じた瑣末な描写をこそ、じっくりと読んで楽しめる読者も、

くどくど悩んで見せたり、胸の内の思いを赤面するような言葉で吐露したり、弟、および兄ちゃんへの愛情をことある毎にしつこく表明したりしない

あらゆる場所でゲイカップルに間違えられたりもしない

さっぱりした兄弟関係を歓迎する読者も、もちろん大勢いるはずです。

その反面、兄弟の感情表現を中心に、毎回重箱の隅をつつくような見方をしている私のような根っからの Fangirls にとってはどうしても物足りなく感じたということ。

結局二回にわたってすっかり辛口の感想文を書くことになってしまいましたが、この作家さん、噂によるとまたもう一冊、SPNのノベルを書く契約をしているらしいけど、私は「この人が書くオリジナルノベル」は、もう卒業ということにしようと思います。

別の人、女性作家さんとかが書くのなら、読んでみてもいいけど…。



***



というわけで、ネットをお預けされたおかげで、昨日、ついに読み始めてしまったSuzanne BrockmanのSEALチーム16トラブルシューターシリーズには、アリッサ・ロックという、超美人で海軍出身の超凄腕の狙撃の腕を持つ女性FBI捜査官が出てくるのですが、

とにかく美人で一目を引く彼女の外見はカフェオレ色の肌にグリーンアイズと描写されます。

つまり大別すると黒人とされるアリッサなのですが、様々な人種の交じり合った結果として、瞳の色はグリーンであるということ。

様々な瞳の色を持つコーカサス人種の間では、詳細は忘れてしまいましたが、この色とこの色の瞳の両親からこの色の瞳の子供は生まれない、なんていうアジア人があまり知らない常識もあるというのをどこかの小説で読んだことがありましたが、一般的な知識として濃い色の瞳の方が優勢であることが多いということで、アフリカ系由来の褐色の肌とグリーンの瞳を併せ持つというのは、かなり珍しい存在と言えるはずですよね。

このところ毎日見ているCSI(ベガス)の中で一瞬で目を釘付けにしてくれたウォリックことGary Dourdanは、2005年にテレビ界の最もセクシーな俳優10人に選ばれたりもしている(やっぱりね!(笑))そうですが、彼がまさに、

カフェオレ色の肌に、グリーンアイズなのですよね!(しかも身長は6フィート2インチ)

Gary Dourdanは、プロフィールによると French, Irish, Scottish, African, Indian and Jewish descent ということで、それこそ世界中の様々な人種の遺伝子が混在されて生まれた、芸術品ということなのですね。







この人、あのドラマに出ていた○○だ!」の続きで…、先日CSIで発見した「LOST」のブーン、

S4からはいよいよジェンセンが出演するヤングスーパーマンこと「Smallville」のS3にも出ていました。
このS3は最初から通して見ていないので、どういう展開があったのかわからないのですが、ブーンはアダムという名前で、どうやらちょっとの間、ラナの恋人だったみたいです。

先日感想文を書いたSPNコンパニオンブックにも出てきましたが、Smallville S4にやはりラナの恋人役として出演中だったジェンセンは、Supernaturalへの主演が決まった段階で、大急ぎで、姿を消す展開を脚本に書いてもらったそうですが、ブーンも、S3出演中に、「LOST」への抜擢が決まったということなのか、あっさり死んでしまいました。

どうもラナの歴代の彼氏は、残念ながら哀しい運命を迎える可能性が高いです。
クラークの永遠の片思いの相手だから、この人気シリーズが続いていく限り、クラーク以外の誰かとハッピーエンドになってしまうわけにもいかないということなのでしょうけど。

でもこのブーンこと、Ian Somerhalderって、モデルとしてもすごく人気があるのですってね。
「LOST」でロックさんに懐いてくっついて歩いていた様子は可愛かったですが、全般的に見て情けない役だったので、その美貌に全然気付きませんでした。
でも、先日CSIにゲスト出演している姿を見て、そのあまりの美貌に本当に「ぎょっ」と目が覚めました。
「Smallville」S3 での姿は、病気で体がボロボロになったところからしか見てないので、こちらもあまり美貌がわかりません…。


それにしても、現在FOXおよびAXNでやってるドラマって、圧倒的に犯罪捜査とか医療に関わるドラマが多いですよね。

いい加減にしようと思いつつ、ついついたまにみてしまう「NCIS:ネイビー犯罪捜査班」には、主演のギブスとして、「West Wing(ホワイトハウス)」で、CJの恋人になりかけたのにコンビニ強盗の凶弾にあっさり倒れてしまった、SPの素敵なおじさんが出ています。
あの素敵なおじさんが「West Wing」からあっさり姿を消したのも、「NCIS」への出演が決まったからだったりして…。

そしてこのNCISには、ダークエンジェルで、マックスの恋人役を演じていたマイケル・ウェザーリーが、女好きのちょっとワルっぽい若手捜査官として出演しているのですが、DAでは、少年少女たちに混じって、ほぼ唯一の大人として出演していたイメージとはがらっと変わって、グレイヘアーの本物の素敵なおじさん、ギブス捜査官に子供扱いされつつ見せる、ちょっと荒っぽい演技はなかなか魅力的です。


…ドラマも見すぎ?


そろそろSlashのことを吐き出す場所も作らなければ…。
(この日記には書きませんが、相変わらずSlashもちょこちょこ読んではいるのです)

今日はなんとかネットの接続が復活したものの、なんだか微妙に調子がおかしいので(これはネットの回線というよりGoogleの問題なのかも…)、また完全復活したところで、なにかしら動き始めたいと思っていますが、そんなことを言ってるうちに、今週のSPN第4話も放送になってしまいますね。

現地ではもう放送になったようですね。

2007年10月24日水曜日

「Nevermore」…途中経過

現在、Supernaturalオリジナルノベル「Nevermore」を読んでいまして、ただいま3分の2程度まで読み進めたところなのですが、この本、手強いです。
決して文章が難解なわけでもなく、難しい単語ばっかりが出てくるわけでもないけど、一つ一つの描写がくどいし、とにかく物語に感情移入できないの!

これは単純に相性の問題もあって、この本を楽しく読める人ももちろん大勢いるのだと思います。



この後、少々辛口の愚痴をもらしますので、「Nevermore」を楽しく読んだ、もしくはこれから楽しみに読もうと計画しているという方は、お読みにならないことをお奨めします。
大したことは書きませんが、ネタバレも多少出てくる可能性があります。







私にはNYの地理の知識も、クラッシックロックの知識もなく、中学もしくは高校の時に確かに読んだはずのポーの小説の記憶ももはや抜け落ちている、ってことも大きな要因なのかもしれません。

だとしたって、上に挙げたような知識を全て兼ね備えている女の子が世界にどれだけいるっていうの?(もちろん私は女の子じゃないけどさ…)

そもそも一体どういったファン層を狙って、この本を書いたっていうの?

このドラマの熱烈なファンの大半がおそらくは若い女の子たちであることを考慮すると、この「Nevermore」というSPNのオリジナル小説の質について、どうにも不思議になります。

この作家さんが男性だってこともあるのかもしれないけど、この人の兄弟および父ちゃんの人物像、そして親子および兄弟間の関係の解釈には、決してハズレとも言い切れないのだろうけれども、どうも「そうそう!」と手放しでは賛同できない感じがつきまといます。

サムの目が茶色でディーンの目が青?
ディーンがサムを「Sammich」(しかも2回も!)なんて呼ぶと思う?…
6フィート1インチもあるはずのディーンを、しかも女性の目線からの描写で、しきりに「short」と表現し続けるのも、違和感があります。
大抵の女性からしたら、この兄弟は二人とも背が高い、そして規格外の弟の方がむしろ 「freakishly tall」 なんて表現されるのが普通の印象のはず。

先日、NYの(不二子ちゃんこと)Belaの高級マンションをなんということもなく訪れてあっさり「ウサギの脚」を取り返していたDeanが、この本の中ではNYの街に着いた途端、完全に頭の悪い単なる田舎者に成り下がって、Impalaの運転すらサムに任せていたり、

ちょっとした不意の出来事に直面して、しどろもどろにうろたえてサムに助けを求めたり、
(モーテルで偽造クレジットカードがちゃんと使えなかったくらいでよ!そんなのこの一家にとっては日常茶飯事のはずでしょう?)

サムの大学入学準備のための大量の書類の記載を父ちゃんが全部自分でやっていた、という事実があきらかになったり。

本編エピソードではおいしい所をとかくディーンに持っていかれがちなサムを目立たせようとこの作家さんなりに善意で判断してそんな数々のエピソードを盛り込んだのかもしれないけど。

そもそもあのモーテルのシーンを入れたんなら、サムがさっと自分の財布から取り出した苗字の違うクレジットカードを受け取った受付のおばさんが、

「二人は兄弟だって聞いたと思ったけど…」って

ナイスで素敵な突っ込みを入れた時に、明言はしないまでもディーンの腰を抱き寄せるとかして

「分かるだろ?実は僕達…」って

匂わせるくらいの気のきいた演出をするべきでしょうが!!!

なのにサムが

「僕は養子で、それがわかった後、死んだ両親への思い出として彼らの姓を名乗ることにしたんだ」

なんて薄っぺらなことを言って、それをモーテルの受付なんかを長年やってるらしい酸いも甘いも噛み分けたおばさんが 「そうなの、えらいのね」 なんて鵜呑みにするなんてこと、常識で考えてあり得る?

父ちゃんが、息子達をハンターとして教育しつつも、なるべく普通の人間らしく育てていたし、(悪魔退治さえ済めば)普通の生活ができるようにしてあげたいと思っていたっていう解釈に異議を唱えるつもりなんか全くないし、その解釈には私も同意するわよ。

でも父ちゃんなんか、兄弟の小学校のPTA関係の書類すら書いたことないと思う!

Pastor Jimとか、ボビーとかが代わりに書いてあげていたに決まってるし、

少し成長してからは、サムの学校関係の書類は(ビキニ捜査官なんていう想像力にあふれた斬新な偽造IDを自在に制作する)ディーンが、

さらにもう少し大きくなればサムが自分で全部書くようになっていたに決まってる!

父ちゃんが確かに書いたことの証拠が、父ちゃんの署名を偽造したりするのは僕は苦手だから…、なんて理由、お粗末にもほどがあるってもんです。

きっとこの「オリジナル小説本」の仕事を請けるにあたって、この作家さん、一通りエピソードを通しで見た事は見たのでしょうけど、この兄弟のキャラクター設定の基本を全然わかってない!と、どうしても場面場面で突っ込みたくなってしまいます。

そして警察内部にも数人(現在4人)ハンターを支援する存在がいる、なんていうオリジナルの設定を勝手に作っちゃってるし。


ストーリー上重要ともいえない場面の描写がくどい、

キャラ設定がお粗末、

勝手にオリジナルキャラ(設定)を登場させる、


これって長年Fanficを読んできた立場から評価すると、全てBad Ficの条件を満たしているといえます。

残りの3分の1ほどで、それなりに納得できる結末に持っていってくれるのか、

せめて一箇所くらい兄弟愛に感動するようなシーンを入れてくれているのか、

不安は残りますが、高い送料を払ってアメリカから取り寄せたペーパーバック、なんとか読み終えたいと思います。







愚痴だけで終わりにするのはあまりに寂しいので、最近見ているドラマについてちょっとだけ。

引越し後、見始めた「グレイズアナトミー」セカンドシーズンのDVD Boxもおまけ映像まで見終わってしまいました。

まったく当たり前のことではあるのですが、俳優さんというのは、それが仕事である以上色々なドラマに出演しているもので、新しく見始めたドラマに知った顔が出てくると、

「あ、あのドラマに出ていた○○だ!」なんて

ついつい指摘したくなるものです。

グレイズには、X-Filesのカーシュ長官代理が外科部長役で出ていることは、前にも日記で触れたことがあったと思うのですが、なんとその部長の奥さんは、SPN「Home」の回で、兄弟と一緒にWinchester家の実家を除霊した「ミズーリ」ですよね!

さらにセカンドシーズンの終わりに近いエピソードでは、妊娠中の奥さんおよびその両親と一緒に事故にあった若い旦那さんとして、「得意技はオビ・ワン」でお馴染み、キュートな「アンディ」が出て、またホロリとさせるいい演技をしていました。

父ちゃんこと、JDMを皮切りに、SPNでもかなり重要な脇役たちをこんなに出演させているって、やっぱり木曜夜9時(だったっけ?)という激戦区の視聴率を争う裏番組であるSPNに圧力をかける意味もあったりするのでしょうか?

さらに、これもSPNの裏番組で、(ほとんど勝負にならないくらいの)超強力なライバルである 「CIS(ラスベガス)」。
関東に帰ってきて以来、ケーブルTVでの連続放送を、実はほぼ毎日見ているのですが…、今週からはシーズン3が開始されて、1話目に、物凄い美形の男の子が出てる!とぎょっと視線を釘付けにされたのが、なんと「LOST」のブーン。
(ダークヘアーにブルーアイズって、本当に美形の基本なのですね。「LOST」ではあまりに情けない役で、美形が目立たなかったのね)

そして次の2話目のオープニング、ハリウッドの超売れっ子俳優役として、カジノで派手に遊んでいる姿が大写しになった、ちょっときゅっと上を向いた鼻がJaredにもちょっと似てるようにも思える背の高い金髪の青年の顔を

「この子、絶対みたことある!これって…チャドだ!

と、(私だけの)衝撃的な発見をし、オープニング明けのゲスト出演者のクレジットにじっと目をこらしていると、まさに「Chad Michael Murray」の名前が。

Gilmore Girlsでの共演以来、Fangirlsの間ではJaredの親友として誰もが認めているチャドについて、実はこれまでドラマや映画(私「House of Wax」も見ていないのです)の中で動いている姿を一度も見たことがなく、良く目にするのはHiatus中の薄汚い無精ひげを生やして、Jaredが隣にいるために妙に背も小さくみえる写真ばかり。

(以下は分かる方だけ意味を理解してください…)Jensen/Chris と張るくらい多くの作品が書かれている Jared/Chad は、今までとにかく一つも読む気にならなかったのですが、

「CSI」で売れっ子映画俳優を演じていたチャド、主演の「One tree hill」ではバスケ選手の役(たぶんそんなことを聞いた気が…)ってことで、「Freakishly tall」でない普通の人たちと一緒にいると背も高く、身体もすごく引き締まっていて、なかなかチャーミング。

Jared/Chad?…また一つ新しい世界が開いてしまったかも…、なんてちょっとドキドキしています。

この第2話のエピソードには、グリッソム主任の大先輩として、なんとマジソン上院議員も出ていました。
彼は、X-Filesで、モルダーのことをFoxと呼んでも 「僕を名前で呼ぶな!」ってモルダーから反抗されなかった唯一のセクシーガイ。

S3に入って、毎回注目(これは私だけ?)の若手俳優を起用している「CSI」だけど、そんな若いイケメンたちが足元にも及ばない超セクシーなウォリックと、見れば見るほど可愛さが増してくるグリッソム主任に、どうにもやられつつある私です。

「グレイズ」では、X-Files時代には憎らしくてしかたのなかったカーシュ長官が、可愛いおじさんぶりを発揮しているし、困ったものです。

X-Filesに出ていたおじさん達って、モルダーを可愛く見せるための演出だったのか、みーんな背が高くて、かつその多くががっちりしてましたよね。
(ジョン・シャイバンが脚本を書いて、キム・マナーズが監督してたことを思うと、まんざら私の妄想とばかりはいえないのかも…)

他のドラマでこうしたおじさんたちの姿をみかけると、他の共演者よりも一際背が高くて、大柄で、すごくどきどきします。




さて、また「Nevermore」の続きを読もう…。

2007年10月22日月曜日

Supernatural-The Official Companion S1

昨日、Amazonからついに届いた本の数々は、もうずーっと読みたくて、読みたくて、読みたくて、うずうずうずうずしていたものばかり。

まず最初に手をつけたのは、SPNシーズン1「オフィシャルコンパニオン」で、写真も沢山入ったこの160ページほどの本、まさに一気読みしてしまいました。

ファーストシーズンの各エピソードやキャラクターに関する、J2本人や制作スタッフによる撮影当時の様々な思い出やトリビア情報がたっぷり詰まった

Supernatural The Official Companion Season 1

定価約15ドルは、ちょっとお高い印象もあるかもしれませんが、盛りだくさんなスタッフの裏話や豊富なトリビアなどを考慮するとお買い得と言える気もします。

私は特に、キャラクターを紹介するページで、J2を始めとするそれぞれの役柄を演じた俳優さんたちが、自分の役柄をどのように解釈し、掘り下げて演じていたかを語っていた部分をとても興味深く読みました。

少女時代「ガラスの仮面」という漫画を夢中になって読んだものだけど、俳優さんって、自分の演じる役柄をこんな風に深く考えているものなのね!とすごく感心させられました。
俳優さんたちの役柄に対するディープな解釈は、私の妄想日記の中の解釈と一部通じる部分もあって、私の解釈もまんざら妄想とばかりはいえないのかもなんて嬉しくなったり。

オリジナルノベルの「Nevermore」は、Amazonジャパンでも扱っていることを確認したのですが、この「オフィシャルコンパニオン」もそうですか?

すでに発売後しばらく経っていることもあって、私がAmazon USに注文を入れた時には10ドルにまで値引きされてはいたものの、そこに送料がかかってしまうことを考えると、他になにか一緒に頼むものがあるならば、送料のかからないAmazonジャパンで買えるといいですよね。
私の場合は、どうしても欲しかったスーザン・ブロックマンのペーパーバックが、Amazonジャパンには一冊も売っていなかったのでやむなくまとめてAmazon USに頼むことになってしまいましたが。

…、なんで、私こんなに売り込みの宣伝してるんでしょう。(笑)

8月くらい(でしたっけ?)に発売されるという、セカンドシーズンのコンパニオンブックも楽しみです。
(でもまだ予約を入れる決心はつきません…)


収録されている談話やコメントは、様々なインタビューなどで聞いてきた内容も多いですが、この本の中で初めて目にしたものも沢山あります。

感想がてら、印象に残った部分を少し取り上げてみたいと思うのですが、実は私が日々、その日記に入り浸っているFangirlsの代表格である、keepaofthecheezさんが、Fangirlsの心に響くフレーズをしばらく前の日記の中で大量に抜粋してくれています。

それについては彼女の日記で読むことができますので、興味のある方は覗いてみてください。

ということで、今回はすでにタイプ済みの彼女の抜粋に乗っかる形で、いつものように私の斜め読みの翻訳をつけて一部ご紹介させていただきたいと思います。



Disclaimer:

今回の「コンパニオンブック」に関する内容一部紹介については、完全に個人の楽しみを目的としたもので、出版元の権利をなんら侵害する意図はないことをここにまず表明します。
むしろ私の感想で、興味をもった方がいれば実際に購入して隅から隅まで堪能していただくことをお奨めします。
さらに、私の翻訳には、常に誤解、曲解、妄想が含まれる可能性があります。


以上をご了承いただけるという方のみ閲覧いただけますようお願いいたします。









※ 原文に忠実な翻訳ではなく、私が噛み砕いて解釈を入れたところは、色を変えました。

Even David Nutter, with his extensive experience in the industry, was blown away by Padalecki and Ackles's chemistry. "Never have I done a show where two actors clicked so well together. These guys had never met each other before and it was like they were instantly brothers."
-- p.11

(パイロットを監督した)業界では大変なキャリアをもつDavid Nutterですら、PadaleckiとAcklesの間のケミストリーには圧倒させられた。「私は、二人の役者がここまでしっくりとうまが合ってる現場で監督したことはない。彼らはこの作品の前には一度も出会ったことがなかったというのに、一瞬で兄弟になってしまったみたいなんだ」


Ackles was worried she [Amy Acker] wouldn't be sweet, seeing as how the two Texans went to rival high schools. "I went to LV Berkner High School and she went to Lake Highlands High School," Ackles explains. "We were bitter rivals, for sure. When I found out she was a Wildcat, I was like 'Ah, we're not going to get along at all!' And we didn't--it was fist fights every day. No, but we did, and she's a very lovely person, and that was another reason I love Dead in the Water so much, because of Amy--she was awesome."
-- p.29

ジェンセンは、S1EP3「Dead in the Water」でルーカスのママを演じたAmy Ackerがテキサス出身、しかもジェンセンが通っていた「LV Berkner 高校」の強力なライバル校である「Lake Highlands高校」に通っていたことを知って、「仲良くなれそうもないな!」って心配していたのだそう。
でも実際には彼女はとっても素敵な人で、ジェンセンがこのエピソードを好きになったのも彼女と共演できたことも理由の一つになってるって。


[...]"That's a pretty tricky gag to have. Especially for Jared, who had such short turnarounds as it is, to have a prosthetic like that, which took so long to put on and have him bleeding from his eyes...He's a great guy, but he hates sitting still. For him to sit still for two-and-a-half to three hours, it's just prison."
-- p.39

キーメイクアップアーティストのShannonによると、
目から血を流したりするための特殊な装具をメイクでつけるためにはとても時間がかかって、とにかくじっとしていることが苦手なジャレッドにとって、2時間半から3時間もの間じっと座っていなきゃならないこうしたメイクは監禁されてるようなものなの。
(まさにジャレッドらしい談話ですよね!(笑))


"For Route 666 we were supposed to be on the Bayou, and we had a freak snowstorm," key hairstylist Jeannie Chow recalls. "Of course, it doesn't really snow in Louisiana! That was a fun day, though, for Jared and Jensen, because they're both from Texas and don't get to see a lot of snow. So they went tobogganing and had a snowball fight!"
-- p.75

キーヘアスタイリストJeannieによると、
(Deanの元カノ、キャシーが出てくる)「Route 666」の撮影の時、大雪が降ったんだけど、ジャレッドとジェンセンにとってはとっても楽しい日になったみたい。だって二人ともテキサス出身でそんなに雪を見たことがないでしょう。だから二人はソリ遊びをしたり、雪合戦をしたりしてたのよ。


Another notable costume choice in the episode [Nightmare] is when the brothers pose as priests. "They were very cute little priests," costume designer Diane Widas says with a grin. "They're very handsome boys, so they were supposed to look like their clothes didn't quite fit them perfectly. Jensen, his pants are always a little short, too tight. He's supposed to be a little more blue-collar than Sam. We've always tried to maintain that in his style."
-- p.79

コスチュームデザイナーのDianeによると
[Nightmare]の回で、兄弟が牧師さんの格好をするシーンがあったんだけど、二人ともすっごくキュートで可愛い牧師さんになっちゃったの。(実際には、変装なんだから)完璧に似合っちゃったりしたら駄目なのに、二人はとってもハンサムな男の子だから。ジェンセンっていえば、彼のズボンはいつもちょっと短めで、ちょっときつめなの。彼はサムよりもさらにちょっとブルーカラーのイメージだから。私たちはいつもそんな風に彼のスタイルを調整してるのよ。
(Deanの衣装がとかくツンツルテンなのがちょっと気になっていましたが、そういう理由だったのですね!)


Jared's bikini inspector badge from 'Something Wicked' reads:

This agent is authorized to operate at any beach, park, or backyard pool party, or warm climate locale in the world. No restrictions or limitations are to be placed on their visual or physical inspections; violaters will be subject to tickling and spanking.
-- p.99

このページ!あのちび兄弟が出てきた「Something Wicked」の回で、ジャレッドがCDCのIDとして持たされたビキニ捜査官のバッジの拡大写真が載っています。*g*

この捜査官は、あらゆるビーチ、公園、裏庭でのプールパーティもしくは世界中の暖かい気候の場所で捜査を行う権限をもつ。目視もしくは身体検査を実施する際には、いかなる制約および制限もないものとする。違反者は、くすぐられ、尻たたきをされることとする。

なんて書いてありますが…この文面、Deanが考えたってことなんですよね?


For Padalecki, [Nicki] Aycox's performace was one of the elements that made 'Devil's Trap' memorable. "Every time I think of Nicki Aycox, I think of the scene after she's been exorcised, and she was sitting there dying. This feels so unprofessional, but I remember during her coverage, when we laid her down on the ground and she was sitting there telling us 'Sunshine Apartments' or something like that, I remember totally breaking character and just looking at her like, 'Man, she's good!' I remember just watching her like, 'Jeez, this girl can act.' So it was real fun to have her around. Plus, she's cool, she's another sweet girl." Ackles concurs. "Nicki was great. She definitely brought a lot to the table. I was really sad to see her go at the end of the first season."
-- p.120

ジャレッドは、セカンドシーズンの「Born under a bad sign」で Possessed Samを演じた時の役作りについて語っていたインタビューでも触れていましたが、悪魔祓いをされる時のメグの演技にすごく感銘を受けたのだそうですね。
実際に、サムが悪魔祓いをされるシーンでは、メグの演技を参考にしながら演じたとも言っていました。


"Being able to film with Jeffrey Dean Morgan was awesome," Jared Padalecki says. "Not like it's not fun to work with Jensen, but it's also fun to work with another great actor. He always elicits some response from us that Jensen and I don't get from each other, because he and I are in character and we're looking at Jeff, he's our dad, and there's just a way you feel when you look at your dad that you don't feel when you're looking at your brother, no matter what. It only ever helps our character development and the levels of Sam and Dean."
-- p.125

(父ちゃんこと)「Jeffrey Dean Morganと撮影ができたのはすごかった」とはジャレッド。「Jensenと仕事するのが楽しくないなんていうわけじゃないよ。でも、また別のすごい俳優と一緒に仕事できるって楽しいものなんだ。彼はいつだって僕らから何か反応を引き出してくれる、それってジェンセンと僕とのお互いからじゃ得られないもので。だってジェンセンと僕が役に入ってる時にジェフを見るだろ、彼は僕らの父ちゃんなんだ、で、自分が父親を見る時に感じる感じ方ってあるよね、それがなんであろうと、それは兄ちゃんを見て感じるものとは違う。それはとにかく僕らのキャラクターの発展や、サムとディーンのレベルを向上させるのを助けてくれる。

"The next thing I knew," Padalecki says, "they wanted me to meet this guy, Jensen Ackles, and I was like, 'Jensen Ackles?! I have his posters on my wall!"
-- p.126

ジャレッド「次に僕にわかったのは、制作サイドの人たちは、Jensen Acklesって男に僕を合わせたいんだってこと。で、僕は、『Jensen Acklesだって?!』僕、彼のポスターを壁に貼ってるよ!」
(!!!!!ジャレッド、…なんっって可愛いことを言うんでしょう!)


Despite the fact that he's only twelve years older than his oldest son in real life, Morgan still refers to them as "two of the greatest kids I've ever gotten to work with." The sincerity of his words is obvious, as he clearly admires the pair's strength of character. "They're in their early to mid-twenties, and they're so not affected, like a lot of young actors are, by the trappings of what Hollywood has to offer. They remain two boys from Texas that are really just genuinely great guys. I just love 'em. I can't tell you the amount of fun that I've had working with them. It was a real privilege. Not an ounce of stupidity in either of them as far as Hollywood goes."
-- p.134

実際には上の息子よりもたった12歳年上なだけなのにも関わらず、Morganはそれでも彼らのことを「二人は今まで一緒に仕事をした中でも最高のガキどもだ」と言ってはばからない。彼の言葉は真実のもので、彼が二人のキャラクターの強さを心から賞賛していることを物語っている。
「二人は、二十代の始めと半ばだが、多くの若い俳優達のように、ハリウッドというものが提供するものに囚われていない。二人はテキサスからきた二人の少年のままで、それって本当にすごいことだと思ってる。俺はただ奴らを愛してる。彼らと一緒に仕事をすることがどれほど楽しいことか言葉ではいえないほどだ。まさに特権だな。ことハリウッドに関して言えば、二人にはこれっぽっちの愚かさもない」


このp.134で、keepaofthecheezさんが取り上げていないJDMのジョンパパという役柄への解釈をほんのさわりだけ追加したいと思います。

Not the best dad in the world; he definitely made a lot of mistakes. I think the key was always that he did things, even when they were wrong, for the good of his sons.

(ジョンは)世界一の父親じゃない、彼は明らかに多くの間違いも犯している。俺としては、キーになるのは、彼がやっていたことはいつだって、たとえそれが間違っていたとしてさえ、息子達のためになることだと思ってたってことだと思ってる。

JDM!そのパパの解釈、私の心にしっかりと届いてました。
この各キャラクター紹介のページでは、JaredもJensenもそれぞれ自分の役柄を深く考え抜いて自分なりの解釈にもとづいて演じていることが述べられています。あまりに長くなるので、抜粋はできせんが、この辺りはぜひ原文をじっくり読んで欲しいと思うところです。



Morgan looks back fondly on his time on the Supernatural set with Padalecki and Ackles: "We're like three idiot brothers. We all turned into six-year-old kids when we were together, which was a lot of fun for us--I don't know how much the crew appreciated it, but we had a wonderful time. I really miss that aspect of it."
-- p.137

Morganは、PadaleckiおよびAcklesと共に過ごしたSupernaturalのセットでの時間を愛情を込めて振り返る「俺たちは、三バカ兄弟みたいなもんだ。一緒にいると全員6歳のガキに戻っちまうんだが、それはものすごく楽しいことだった…クルー達がそれをどれほど歓迎していたかはわからないが、でも俺たちは最高の時を過ごしたよ。それを味わえなくなったのは本当に寂しいことだ」


"Jared is a very tall boy," costume designer Diane Widas says, "6'4", so I end up making a lot of his coats because they're really hard to find in eights or tens."
-- p.145

ジャレッドはとっても背の高い子なの、6フィート4インチ、だから彼のコートの多くは私が手作りするはめになったわ、8とか10なんていうサイズを見つけるのは本当に大変なのよ。

ジャレッド、アメリカ(カナダ?)でさえ、洋服のサイズがないほどの大きさなんですね!
完全なるJared!girlのkeepaofthecheezさんは抜粋してませんが、私がずっと疑問に思ってきたDeanのコートの謎もこのすぐ後に出ていました。
Jensenは、(父ちゃんの)日記を持ってるでしょう、だからそれを入れるためのポケットを全てのコートにつけたの」って。(笑)
私ずっと、Deanの上着って、ドラえもんのポケットがついてるみたい…って思ってきたのです。


While the favorable press reacion has been gratifying, the average viewer's opinion is even more important to Kripke. "I'm fairly obsessive about checking the message boards after an episode has aired," he admits. "Fan boards really are valuable as real-time audience testing. If you find that every person on every message board everywhere hates one particular element, it makes you pay attention. Or, if you find out that everyone everywhere loves a particular element, then you know you have something good."
-- p.157

Kripke!やっぱり、ネットでFangirlsの反応をチェックしてます。



以上は、keepaofthecheezさんが抜粋した中からさらに私が厳選して紹介したいと思った心に響いたフレーズです。
(他にも面白い記事は沢山あるのですが、本当にキリがないので涙を飲んでほんの一部だけのご紹介で我慢しておきます)

そして…、最後は、この本の巻末についてる:

22 Reasons Not to Go On a Road Trip With My Brother, by Sam Winchester
僕の兄ちゃんと一緒にロードトリップ(車旅行)に行きたくない22の理由、by Sam Winchester


ファーストシーズンの各エピソードを凝縮したようなSamのちっちゃな不満の数々です。
この面白さを上手く伝えられるかわかりませんが、私のヘボ訳をつけてみます。

1. His car only plays cassette tapes. Seriously.
 兄ちゃんの車には、カセットデッキしかついてない。マジに、だよ。

2. He picks the worst spots to camp--you're as likely to get eaten alive, and I ain't talkin' mosquitoes... (Fortunately, Dean will go first, because apparently he tastes good.)
 兄ちゃんは最悪のキャンプ場所を選ぶ…生きたまま食べられちゃうようなね、で、俺が言ってるのは蚊なんかじゃないからね…(ありがたいことに、食べられるとしたらDeanの方が先になりそうだけど、だってあきらかに兄ちゃん美味しいんだもん)
[ちょっと!Sam、美味しそう、じゃなくて、he tastes good.って事実を述べてる?やっぱり味見してるのね…。ん?あ…、apparently が付くと推測になるんだっけ…、自分でSlash辞書に取り上げておきながら、忘れてました。残念!…美味しいらしい、か…。でも、明らかに美味しそう、ってことよね。]

3. You'll lose your love of swimming.
 水泳が嫌いになる。

4. He stops at the worst places to shop for clothes.
 兄ちゃんは最悪の店で服を買う。

5. He tends to antagonize the police.
 兄ちゃんはお巡りさんの反感を買いがち。

6. You never know whether you're giving the keys to him or an evil shapeshifter.
 兄ちゃんに鍵を渡そうと思っても、本当の兄ちゃんか、邪悪なシェイプシフターかわからない。

7. He wouldn't know a good cup of coffee if it bit him in the ass.
 兄ちゃんは、尻に噛み付くほど苦くなきゃ、いいコーヒーだと思わない。

8. He'd rather squat in an empty house than go to a motel, and then he hogs the bathroom.
 兄ちゃんはモーテルに行くより、空き家に不法侵入する方が好き、そしてバスルームを独り占めする。

9. Road trips are great, but he never wants to go home.
 ロードトリップはいいよ、でも兄ちゃんは絶対に家に帰ろうとしないんだ。

10. You go the slightest bit stir crazy and he no longer trusts you with a loaded gun.
 ちょっと僕の頭が混乱するとするだろ、すると兄ちゃんはもう装てんした銃を持たせてくれなくなる。

11. You have one little disagreement and he doesn't hesitate to leave you at the side of the road.
 ほんのちょっと意見が食い違っただけで、兄ちゃんはなんのためらいもなく道路わきに置き去りにして行ってしまう。

12. Even if he dies, he'll still be a backseat driver.
 死に掛けていてさえ、兄ちゃんはあれこれうるさい。

13. He has a bad habit of playing chicken with ghost trucks.
 兄ちゃんは幽霊トラックとチキンレースをする悪い癖がある。

14. Objects in the rearview mirror may be less natural than they appear.
 バックミラーに映るものは、見た目ほど本物じゃないかもしれない。

15. He's no help in a fight--he can't even handle a thirteen-year old girl.
 兄ちゃんは格闘の助けにならない…13歳の女の子さえやっつけられないんだから。

16. His downstairs brain is always impairing his upstairs brain.
 兄ちゃんの野生の脳は、いつだって理性の脳を低下させる。

17. He's very careless with where he leaves his itching powder.
 兄ちゃんは、痒ゆ痒ゆパウダーを置く場所に非常に不注意だ。

18. When you think he's watching your back, he's off playing video games.
 ちゃんと面倒を見てくれてると思っていると、ビデオゲームをしに出かけている。

19. He forgets his wallet in the most inconvenient places.
 兄ちゃんは、もっとも迷惑な場所に財布を忘れる。

20. He accepts roadside assistance from vampires.
 兄ちゃんは、バンパイヤからの車の修理の申し出を受け入れる。

21. He lets minor roadblocks--like fire--keep you from reaching your destination.
 兄ちゃんは、僕を目標に到達させないため、…火とかの…ちっちゃな妨害をする。

22. "Road kill" takes on a whole new meaning.
 「(車での)事故死」が全く新しい意味を持つようになる。

-- p.158-159


「オフィシャルコンパニオン」面白かったです!




次に手をつけるのは…、「Nevermore」かな。

2007年10月21日日曜日

あれやこれや(なんだか忙しいSlasher生活)

たった今、Amazonから荷物が届きました!

嬉しい~~~!!!

Suzanne Brockmannのペーパーバック三冊にハードカバー一冊、

Supernaturalのオリジナルノベルである「Nevermore」と、

SPNシーズン1のオフィシャルコンパニオンブック、計6冊。


…実は、父ちゃんことJDM目当てで買い始めた「グレイズアナトミー」のセカンドシーズンのDVD Box1&2もつい最近手元に届いていて、まだ全部見終わっていない状態なのに…。

SPN S3 EP3 のサムもぎゅっと抱きしめて離したくないくらいの強烈な可愛さだったけど、病院のベッドに横たわりつつも満面の笑顔で(これがまた背の高い金髪の)美人を口説いているJDMのなんとキュートなこと!
ママをなんとかモノにするため熱心に口説いていた頃のジョンパパもまさにあんな感じだったのでしょうねー。

そして、「グレイズ…」では、JDM、36歳(もうじき37歳)なの?(笑)

顔は26歳(いまやDeanはもう 28歳なのかな?)の長男を持つジョンパパと同じなのに…。

JDMが画面に出てくるたびに、その超可愛い笑顔にみとれて台詞を聞き取ることも、字幕を読むこともできず、何度もリプレイするはめに。:D :D :D

単に私の頭がおかしいという可能性も無きにしもあらずですが、JDMの台詞の全てが、最低 3回ずつは聞きなおす価値があるような名台詞に思えてしかたありません。

自らホットなキュートガイだとか言ってるし…。

あの声も、本当に犯罪的にクセモノです。

普通のドラマは、1シーズン分のBoxセットくらいあっという間に見終わってしまうのに、「グレイズ…」だけは、本当に遅々として進みません。


さらに、ずーーーーっと欲しかった、本も大量に届いてしまって。

まさにクリスマスとお正月がいっぺんに前倒しでやってきちゃったみたいな気分です。

この楽しみな品々をこれからどう時間をやりくりして消化していっていいものか、まさに嬉しい悲鳴です。


まずは何から手をつけよう…。

あー、この後ケーブルで 「Smallville」 シーズン3のエピソードが放送になっちゃうんだった…。

ケーブルTVも相変わらず私の自由時間を蝕んでくれます。


まずは、コンパニオンブックかな…。

身体を休めるどころか、この調子では、眠る時間もなくなってしまいそうです。

2007年10月20日土曜日

SPN S3 EP3 感想文です

数日休んでまた日記を書き始めます。とご報告した時には、今週一杯ゆっくりして、来週月曜くらいから日記を再開しようかと目論んでいたのですが…。我慢できず…書いてしまいました。

何度も繰り返しになってしつこいようですが、今回の騒動では、思いがけないほど多くの方たちから、励ましとご心配をいただいて、大変驚くとともに、嬉しい思いでいっぱいです。

ということで、まずはこの場を借りて、少しだけ、現状報告をさせていただきたいと思います。

(一人の大人として、本人としては落ち着いているつもりだったものの)動揺のあまり一時思考停止になっていたらしい当初は十人ほどの常連さんだけを招待して、どこかに隠れてしまおうと思ったのですが、これまで日記を読んでくださっていることすら知らなかった皆さんから届いた悲鳴のような懇願を拝見している内に、単純に地下に潜ることが解決策とはいえないのではないか、と思うようになりました。

誰か、何かを好きになった時、その感じ方は十人十色で、誰もが同じように感じるとは限りません。
だから自分か心から楽しい、好きだと思う、その同じものを心底嫌悪する人間が存在したって不思議なことではありません。
なのに私の日記に多くの方たちが共感を寄せてくださっていたという事実を一時の動揺と恐れから、簡単に切り捨ててしまうのは、これまでずっと長い間「文字を書きたい!」「自分の書いた文章を誰かに読んで欲しい!」という気持ちを抱えて生きてきた私にとっては、物凄く惜しいことに思えたのです。

基本的に誰でもが見ることができるネット上に日記を公開している以上、

「見たくない人の目に止まらないようにする手段を講じる責任が生じる」

というご意見があることも承知していますが、広いネットの中からかなりの辺境に位置する完全文字だけのこの日記を探して辿り着いてくださった皆さんとのこれまでの貴重な出会いのことを思うと、このブログに検索避けをつけることにも現在少々迷いを持っています。

Supernatural というドラマもセカンドシーズンのDVDがリリースされ、現地アメリカではサードシーズンも放送開始されたということで、日本でも一気に注目度が上がってきているという事実を私が甘く見ていたことは確かでしょうが、世界中の女の子たちが、兄弟やJ2を大好き!という気持ちをオープンに、声高に表明して楽しんでいるのを日々目にしていると、日本の女の子たちだってそろそろクローゼットから一歩出てきてもいいのじゃない?とどうしても思ってしまう気持ちも強くあって…。

とはいえ、強い嫌悪感や反感を招きやすいSlashの話題については、誰でも見られるところに置いておくべきではないというご意見はごもっともで、Slashの記事については、今後完全に「同志」の皆さんだけに見えるところで書いていくことに決めました。

LJのように、毎日の日記を、

「今日は誰でも見られる状態に」

「今日は登録したお友達だけに」

と公開状態を分けられるようになると便利だと思うのですが、htmlのできない私としては、有料アカウントを取得してまで(この有料アカウントの線引きも全く調べてはいないのですけど)、あまり素人フレンドリーとは言えないLJでサイトを運営するのはちょっと敷居が高い感じもして、当面現状を維持しながら、「全員」向けと「お友達」向けとに別の日記で書き分けていく練習をしていってみたいと思っています。
(Googleブログの機能が今後進化する可能性もあるかもしれないし…)

そもそも毎度毎度くどいようですが、病気療養中の暇にあかせて書き始めた日記なので、できるだけのん気に、気楽に、簡単に、が最大目標です。

一度目に触れてしまった上、今回懲りずにあっさりと日記を復活させたことで、今後も嫌悪感から攻撃が続いたりするのかもしれませんが、「全員」向けの日記についてはなるべく大人しめにやっていきたいと思っていますので、私がペースを掴むまでは、「行き過ぎよ!」「腐が出すぎてる!」なんて折に触れてご注意いただけると有難いです。:D

ということで、すっかり前置きが長くなってしまいましたが、この後は、

Supernatural シーズン3第三話の妄想感想文を少しだけ書きたいと思っています。
(妄想とか書くのもひょっとして危険なのかな…)

日本での放送、もしくはDVDの発売を待ってゆっくり鑑賞することにしているという方は、以下、シーズン3のエピソードの完全なネタバレが含まれますので閲覧にはくれぐれもご注意ください。

毎度毎度の警告ですが、乏しいヒヤリングの限界に挑戦しつつエピソードを見ている私の感想文には、誤解、曲解、妄想が含まれています。

その点も充分にご了承の上、以上を承認できるという方のみ閲覧いただきますようお願いいたします。











***



日記の更新を休んでいる間も相変わらず入り浸っていたFangirlの日記から辿って、Jared関連のこんな記事にほのぼのしていた私:

"I was just about to open Word when one of my interns walks up, points at my screensaver and asks, "Who's that guy with Jared?"

"That's Jensen Ackles, his co-star on Supernatural," I explained. Do you know what her reply was! What's Supernatural! I must have had that deer-in-the-headlights look on my face because she had to ask again before I was able to answer. So I explain about the show and she seems a bit interested. I, however, am confused. How is it possible to recognize Jared Padalecki without knowing what he is currently starring in? So of course I have to ask.

It turns out that Jared's mother was her Journalism teacher and Jared would stop by her classroom whenever he was in town just to say hi.
She said there were plenty of times when he'd stay for most of the class and get into the discussions right along with the other students! She also said that he's a really great guy (like we didn't already know that!) and he's always kind of bubbly. He laughs a lot and has a hard time sitting still (imagine that)."

Supernaturalというドラマを見たこともない人から、

「(スクリーンセイバーの中で)そのJaredと一緒にいる人誰なの?」

って聞かれたことから、どうして最近の彼の出演作すら知らない人がJared Padaleckiの顔に気付くことができるのか、を逆に質問すると、なんと彼女はJaredのお母さんが教えるジャーナリズムのクラスをとっていて、Jaredは町(サンアントニオってことかな?)にいる時にはいつでもお母さんのクラスに顔を出すのよって…。
しかもJaredは単に挨拶に寄るだけじゃなくて、大抵の場合、そのまま教室に残って他の生徒達との議論に参加するのだそう!さらにJaredは本当に素晴らしい男性で、いつもすごく活発な感じだって。彼はよく笑うし、あまりじっとしていることができない感じなの。(いかにも想像できるでしょ)

この後、「Jaredママのクラスはすごく人気があってすぐに定員が一杯になっちゃうから、なかなか入れないのよ。それはJaredがたまに立ち寄るなんてことは関係なしに、Mrs. Padalecki is an awesome teacher.だからなの」なんて続いていますよね。

そして「俳優にならなかったら、教師になりたかった」なんて、Jaredが言ってたのは、ママっていう素晴らしいお手本がいたからなのね!


なんて締めくくられていますが、撮影の合間や、プライベートで(Jensenの舞台を見に行った時なんかに)目撃される普段のJaredについては、とにかく小さな男の子みたいにいつも元気一杯で、屈託のない明るい青年である様子がよく報告されますよね。

Samを演じている時には、美人(もちろん兄ちゃんを含む)の前で無意識に全開になるPuppy Dog Face に Jared本人の痕跡が色濃く感じられるものの、最近、エピソードの流れによっては兄と弟が逆転したみたいな、冷静で逞しい、大人の男臭さをも少しずつ発散するようになってきていました。

でも、今週のSamは…。

先週、私、DeanのミニチュアみたいなBenが可愛いって言ってた?

私が?

…うーん、そうだっけ?絶対言った?言ったっけ?

そんな気持ちはどこかに吹っ飛んでしまいました。
今週のエピソード、史上最強のPuppy dogが、まさにFull forceで戻ってきましたよね。

Sam!!!

可愛い!!!

なんなの???



前回のエピソードの感想で、そろそろDeanを落ち着かせて兄弟の仲良しぶりを復活させてくれないとFangirlsの我慢も限界になる、とか、
兄ちゃんの愛情を独り占めするために、SamがDeanに手を焼かせるようなシーンをちょこっとでも入れてくれればよかったのに…、
なんて微かな不満をぽそっと漏らしていたのですけど、なんと今週、そんなFangirls共通の願いをたっぷりと満喫させてくれるエピソードになっていたとは!

さすがにSupernatural制作サイド、ネットを詳細にチェックして、Fangirlsの動向を調査しているだけのことはあります。
私たちFangirlsの気持ちの推移なんかしっかり計算済みってことなのね。





オープニング、またちょっと渋めのおじさん(どうやらJesusマニアのKubrick)が面会に訪れたのは、兄弟のお陰で刑務所に入れられているゴードン。

おじさんは、「Demon’s gate」が開いたワイオミングの現場にWinchester兄弟がいたなんて情報をお節介にもゴードンに教えちゃってます。

んん~…、このゴードンっておじさん出すとまた面倒なことになるんじゃない?
え?まさかこのまますぐ今週、ゴードンを刑務所から出す手引きをするつもりじゃないでしょうね!なんて、不安とともにちょっといらいらしていると、先週に続いて、Fangirlsへのサービス週間(月間?)はまだ続いていました。

この深刻なオープニングから、まさかこんなおかしなエピソードになっていくなんて!





オープニング明け、夜道を疾走するImpalaの中で、兄弟は喧嘩中。

お前、Rubyとかいう悪魔のChickに聖水をぶっかけるどころかおしゃべりしたって?
だって、俺たちを助けられるっていったんだもん。どうやって?言って見ろ、あの女がどうやって俺たちを助けられるっていうんだ。兄ちゃんを助けるってことだよ。クロスロードの契約から助けるってことだ。

父ちゃんの教育がよっぽどよかったってことなのか、Winchester一家が全員根っからの単細胞だってことなのか、とにかくこの人たちは、秘密ってモノを胸にしまっておくことができません。
(本当にこの一家全員O型とかじゃないの?)

そんなの嘘に決まってんだろ!

Dean: "She knows what your weakness is, it's me!"
  あの女はお前の弱点を知ってんだよ、それは俺だ!

他に何言った?何も。ねえ、俺だってRubyを信用しようっていうんじゃない、利用しようって言ってるんだ。Rubyは俺たちが今まで調べてきたことよりずっと色んなことを知ってるみたいだしさ。などなど…。

この兄弟喧嘩中のサムの様子も、先週までの一歩引いた大人の態度じゃなく、兄ちゃんに素直につっかかる弟らしさがよく出ていますよね。

そこで携帯が鳴り出しますが、兄弟どちらの携帯でもなく、なんとグローブボックスに入っている父ちゃんの携帯が鳴っていたのでした。
Deanったら、父ちゃんのContacts(知り合いというか情報元)から連絡が入った時のために、ずっと充電を続けていたって。
Deanが父ちゃんの携帯を充電し続けていた、という事実に、なんだかちょっと胸が痛くなった私です。


電話の内容は、父ちゃんがこっそり所有していたバッファロー郊外の倉庫に押し入った人間がいるとの報告。

兄弟がその倉庫に行ってみると、父ちゃんが仕掛けておいた罠に引っかかって犯人が負傷した血痕から、二人の男が押し入ったらしいことを発見。

それにしても、この倉庫!

Sam: “That’s my division championship soccer trophy! I can’t believe he kept this!”

Dean: “It’s my first sawed-off, I made myself. Six grade!”


父ちゃん、旅暮らしの中、可愛い息子達の可愛い記念品をこんなところにちゃんと保管していたのですね!

sawed-offって、Wincestを読んでいたりすると時々見かけますが、Deanが手にしているのを見れば一目で分かるように、持ち運びや扱いを簡単にするため、Shotgunの銃身をのこぎりで切って短くしたもののこと。
6年生の時に、そんなものを自作していたというのは、ママが聞いたら眉をひそめるところかもしれないけど、父ちゃんにしてみたら、サムのサッカーの優勝トロフィーと同様、愛する息子を誇らしく思う大事な思い出の一品なのですね。


倉庫内でさらに鎖で施錠された金網の扉を開けると、中には地雷から手榴弾から(おそらくは父ちゃんがまさに兄弟の学資貯金を使い果たして購入したと思われる)大量のAmmo に混じって、Curse Box(呪いの箱?)がいくつもあって、泥棒達が盗んでいったのは、その中の一つであることがわかりました。

そんなものを開けちゃうと大変なことになるんだろうねー、と思っていると、もちろんその頃マヌケなコソ泥二人組みが、盗んできたCurse Boxを開けちゃってます。
画面の前の私も、中にはいったい何が!と息を飲んで見つめていると、出てきたのは、

「Rabbit Foot(ウサギの脚)」。

そのふわふわした脚を掴み上げた途端、元軍の医療班にいたおじさんが銃創を治療してくれたり、相棒とのポーカーにとんでもなく勝ち続けたり、これって…、と思ったその時。
もちろんそこにあっさりと兄弟が現れて、泥棒二人とおかしな格闘を繰り広げた挙句、サムがウサギの脚を掴んだ瞬間から勝機が兄弟に移り、

「このウサギの脚って、Lucky Breakなの?」

とキョトンとしつつも、兄弟はとにかくウサギの脚を取り返してその場を去ります。

ディーンが早速買ってきたスクラッチくじをサムが擦ると、いきなり100ドルの当たり。

「でも、父ちゃんが鍵をかけて隠してたくらいだから、絶対なにか呪いがあったりするんだよ」

とサムがブツブツいってますが、その頃、ちょこっとだけウサギの脚の幸運を味わったコソ泥は、見事今週の「痛い人」に…。

あー、やっぱりそうなるのね…。

困ったときのボビーおじさん頼みで、いつものように電話してみると

「ウサギの脚はLuck Charmなんかじゃない、本物のブードゥーの呪いだ。手に入れた人間は、悪魔も倒せるほどの幸運を手にするが、それを失ったら、一週間以内に必ず死ぬ」って。

電話してるSamの背後で、Impalaのボンネットに当たりくじを並べてニコニコのDeanは、

Dean: “Dude! We’ve got fifteen grand!”

grandという単位も、よく見かけますが、これは1000ドルのこと。
fifteen grandとなると、なんと15000ドルにもなります。


レストランに足を踏み入れた途端、100万人目のお客様ということで、一年間の無料お食事券をもらったりしつつ食事をしていると、アイスの一気食いでDeanが頭痛に襲われている間に、サムは、いかにもズラっぽい美人ウェイトレスにウサギの脚をスリ取られてしまいます。

Deanの前には、パフェやプリンアラモード用のお皿みたいなものが並んでますが、タダで食べられるとか、お金に余裕がある時しか、デザートは頼まないってことなんでしょうか?
この辺りも、父ちゃんとの三人の兄弟の子供時代の生活を垣間見るようで、ちょっと胸が痛くなります。


そしてこのズラのウェイトレスはもちろん、三話目に入ってついに登場したシーズン3から新規参入することとなった二人の美人のもう一人、

Bela こと Lauren Cohan

オープニングクレジットでは、またもやボビーおじさん役のジムよりも前に名前が出ています。

Bela…、美人な大泥棒(great thief)不~二子ちゃんだったのね…。
私は恥ずかしながら昔から様々なドラマや映画に出てくる峰不二子的な女性の存在を疎ましく感じてしまうことが多くて、Bela、確かに美人だけれども、今後エピソード内でどんな存在感を発揮してくることになるのかとりあえず様子見てみないと、といった印象。

とはいえ、Rubyとゴードンだけでもかなりうっとおしい存在になりそうなのに、さらに不二子ちゃんって…、こんなに色々うっとおしい存在を続出させて、一ヶ月遅れでスタートしたシリーズ内で、ちゃんと兄弟の仲良しぶりをアピールしつつ消化できるの?と少し心配になります。

概ね好評だった Rubyに比べ、Belaは、海の向こうのFangirlsの間でも第一印象はあまりよくない、と言った感じが伺えるような気がします。
第一話のTamaraに続いての英国アクセントの美人の出現ですが、悪魔の出入り口がワイオミングにあったとはいえ、出てきた悪魔が散らばったのは世界中ということで、インターナショナルな演出をしているということなんでしょうか。関係ないのかな。

このBela、悪い意味で、ハーマイオニーに似てる、なんていう意見も見つけました。


Belaにウサギの脚を奪われてしまったSamには、もちろんたちまち様々な不幸が襲い掛かって来ます。

コーヒーを飲もうとしてこぼし、慌てて立ち上がればウェイターと衝突し、そこでポケットの中のふわふわがなくなってることに気付いて、慌てて兄ちゃんと一緒にレストランの外に飛び出せば、転んで両膝を擦りむき…。
でも、Samが特別な存在であるからなのか、Samに襲い掛かる不幸はなんだかみんなちっちゃいです。

その頃、オープニングでうっとおしいゴードンから、とにかくSamを見つけて殺せみたいなことをいわれてたKubrickおじさんとその相棒は、お昼になにか美味しいものを食べるため、相棒のおじさんのお奨めのレストランのホームページでメニューを検索していましたが、そこでお食事券を抱えて写真に写っている兄弟の顔を発見。
ここまでちらっ、ちらっと登場したシーンを総合すると、このおじさん達がかなりのおとぼけキャラであることもうっすら分かってきますよね。(笑)

ちっちゃな不幸に襲われ続けるSamを連れて相棒を失ったコソ泥のところに戻り、超美人顔全開で、Deanが、ウサギの脚のせいで死んだあんたの相棒に続いて、次に犠牲になるのはそこにいる俺の弟だ、あんたはろくでなしかもしんないけど…

「But… you’re not a killer, are you?」

なんて心に染み入る説得で、そもそもこのおじさん達にウサギの脚を盗むよう指示した Bela のことを聞き出していると、KubrickおじさんたちもHigher power(神のお告げ?)のお陰で兄弟の行方を絞り始めていました。
(食事代がタダだったから、クレジットカードからは追跡できないよ、といいつつ戻ってきた相棒のおじさんが抱えていたアルミホイルのスワン?あれなんだったんでしょう…)

その後、ボビーからいい知らせがあると電話をもらい、ふわふわを盗んだ Hot Chick の正体がBelaらしい、でも犯人がBelaならボビーが知り合いに聞いて居場所を突き止めることができるかもしれない、なんていう情報をボビーとやりとりしているDeanの背後で、ガムを踏んづけたSamが、これまでのシリーズを通しても最強のPout & Puppy Dog Faceを見せてくれます。

Bobby: "Just…Look out for your brother, you idgit."

と、小さな頃からきっと数えられないくらい言われ続けてきた台詞を再び念押しでボビーおじさんから言われて電話をきり、Deanが背後を振り返ると、世話のかかる当の弟は唇を尖らせて

Sam: “I lost my shoe.”

両肩をがっくりと落として、靴下の足をもじもじさせつつのあのPouty Face!

まさに先週登場した8歳のBenを打ち負かす可愛さ!

「子供の喧嘩に大人を呼ぶのはBitchだけだ。俺はBitchじゃない」なんて、かなりおマセのハードボイルドでミニチュア版のDeanといった感じだったBenよりもさらに幼くみえるくらいです。

これだから、DeanにとってSamは、いくら身体が大きくなったとしたって、いつまでもベビーベッドの中で抱きしめて眠っていた赤ちゃん時代のままの可愛いBaby brotherであり続けるのですね。





Belaの居場所を突き止めたと再びボビーから電話をもらい、NYのクイーンズに向かうことになったDeanは、Samをモーテルに残し、

「とにかくじっとしてろ。電気をつけたり消したりするどころか、鼻も掻くなよ」

とまるで幼稚園児に言い聞かせるようにしっかりと言いつけて去っていきますが、部屋にポツンと残されてやっぱりすぐに鼻を掻いたりしているSamがまた妙に可愛いです。

そんなSamをいとも簡単につかまえた、Kubrickと相棒のおじさんを見上げ

Who are you? What do you want…..

なんて、心細そうに言ったSamの顔がまた!!

なんて可愛いの!あまりの可愛さに涙が出そうです。

ゴードンの友達のKubrickはともかく、相棒のおじさんは、私と一緒にSamの可愛さにすっかりやられてしまったようで、Samを容赦なく痛めつけるKubrickの様子を目にして首を振ったり、痺れを切らしてSamの頭に銃を向けたKubrickを押しとどめたりしていますね。

今週のエピソードにより、

Deanの可愛さに反応しない女(主にMegなどの悪魔のChickや、Belaのような不二子ちゃん系の美人)、

そして普通の女性はもちろん(MegにRubyなんていう)悪魔のChicksさえとりこにするSamの可愛さに反応しないおじさん(ゴードン&Kubrick)には要注意という方程式が浮かび上がってきます。





可愛い弟の命がかかっているとなれば、すぐに本気の出るDeanが、高値で誰かに売りつけようと交渉中だったBelaからウサギの脚をあっさり取り返し、

あっという間に戻ってきて、Kubrickから可愛い Samを救出し、

ウサギの脚があるうちに、と買っておいたスクラッチくじも削り、

しつこく姿を現して、かつ、マヌケなコソ泥を簡単に言いくるめたDeanの話術も全く通用せず、なんとためらいなくSamを撃った(!)Belaもなんとか機転をきかせて撃退し、

Dean: "Don't go away angry, just GO AWAY."

なんて決め台詞でしめたDean。

最後はいかにも不二子ちゃんらしく、Deanが墓石にかけたシャツのポケットに大事にしまっておいた46000ドル分の当たりくじを頂戴して Belaは去っていき、一件落着かと思いきや…:


“Sam Winchester must die.”

という台詞に相変わらずこだわっているゴードンのもとにKubrickが。

ん~っ、やっぱりゴードン出てきちゃうの?


***


数日、休んだせいか、いつも以上に長い日記になってしまいました…。

ほとんどいつものとおりの調子で感想文を書いてしまったけど…、どうなのでしょう。大丈夫そう?

2007年10月17日水曜日

今後の日記書きについて

閉鎖する!なんて大騒ぎしましたが、恥ずかしながら、またすぐに戻ってきてしまいました。
いや本当に赤面です。


皆さんから本当に熱心な

今後も読んでいきたい!

というコメントが次々と舞い込むのに心底驚きまして、今後の方針を考えました。


日記を分割しようと思います。


つまり、基本的に、皆に見られるところでSlashのことを書いている、というのがネックになってるのね、との結論に達したので、Slashのページを切り離してみようかと。

雑多なドラマ、本などの感想文や、私の日々の食いしん坊ぶりなど、そんなことを日記に書いてもそれを嫌悪して攻撃しようなんて思う人はいないのですよね?
ま、なかにはいるかもしれませんが、そんなことはネット上で日記を書いている人間全員が同じ条件です。

なら、Slashのことさえなければ、別段こそこそ隠れていることもないのではないか…、と思ったのですけど。

ドラマを見たり、本を読んだり、美味しいものを食べたり、その感想を日記に書いて、「こんな風に感動した!」っていう自分の気持ちに誰かに共感してもらってその反応を感じたい、そう思ったからネットで日記を書き始めたわけで、そうでなければ、紙の日記帳にペンで、もしくはPCのハードドライブの中でワードででも一人日記を書いていればいいということ。

今回、閲覧継続希望のコメントをくださった方の中には、Slashは読まないけれども私の日記は楽しんでくださっている、なんていう書き込みも沢山ありました。

今回のことをきっかけに、今後も私の日記を読みたい!と熱心におっしゃってくださる方がとても大勢いらっしゃったという有難い事実にも気付くことができました。

中には数週間ぶりに訪ねてみたら「閉鎖」を知って驚いた!なんておっしゃる方もいて、そんな声をきくと、たまたまここ数日私の日記を訪れなかったというだけで、これまで私の日記を楽しみに訪れてくださっていた方たちとぷっつり縁が切れてしまうのは、とても残念な気もします。

私の日記には根深くSlashの痕跡が入り込んでいるので、どこで線を引くか、というのは悩みどころでもありますが、とりあえず、今回はSlashのタグの付いてる日記を全て非公開にし、残りは今までどおり誰でも閲覧できる状態に戻しました。
(Zionさん、毎度お世話になります。このやり方なら前にやったことがあったのに、動転のあまり全く思い浮かびませんでした。)

なんだかスカスカになって、すっかり寂しくなってしまいましたが…。

やっぱり私、Slashのことばっかり書いてたのね…。

食いしん坊や、インタビューの記事、そして「あれやこれや」として書いてきた日記でも、Slashのタグがついていたものは、今回内容を確認することなく非表示としてしまったので、なにか、「あの記事を復活させて?」なんていうリクエストなどありましたら、コメントなどでお知らせいただければ内容を編集するなどの手を加えて対応したいと思っています。

半面 「この記事は隠したほうがいいんじゃない?」 なんていうものを発見された場合にはその旨をお知らせいただければ追加で非表示にいたします。

そしてSlashのページに関しては、いずれ新たにメンバー制のブログを作り、こちらは本当に「読みたい」とおっしゃってくださる方にだけ公開していくことにしたいと思います。
(まだどこのブログにするかも決めていませんが、htmlのできない、さらに究極の面倒くさがりの私としては、慣れてもいるGoogle blogになってしまうかもしれません。)

今回コメントやメールをいただいた方々の中から、Slashを読みたいという方だけを選別するのは非常に難しいので、まさに二度手間となるお手数をかけて恐縮ですが、Slashのページを読みたいと希望される方については、大変お手数ですが、また別途日記でルールをお知らせしますので、それに基づいて閲覧希望の申請をしていただくことになると思いますが、その折にはご協力願えればと思っております。


この度いただいたメールやコメントは、本当に私のことをご心配くださってお気遣いいただいた、とっても嬉しい内容のものばかりで、一つ一つお返事したいところなのですが、ここ数日の激動の展開に少々疲労して弱っておりますので、申し訳ないのですが、今回の日記を持って、一応のお返事に代えさせていただきたいと思います。


っていうか、皆さん、閉鎖だと思っているから、誰も見に来ていないのかしら…。


とにかく数日休んで、またちょこちょこあちこちにご連絡させていただくかもしれません。


しばらくは、大人しめに…Slashには触れずに…日記を書いていきます。


この度は、大変お騒がせいたしました!

2007年10月16日火曜日

一日だけコメント管理を復活させます

(補足のため、更新します)

皆さん、今後も読みたい!とのコメントを続々といただきましてありがとうございます。

一つだけ、お知らせしておきますが、

本日投稿されたコメントは、基本的にこのブログ上には公開されません。

でも投稿していただいたコメントは私にはきちんと見えていますので、ご心配なく。

本日は、コメント方法の質問などで、皆さんにもご覧いただいたほうがいいだろうというコメントだけを選んで公開させていただいています。

今回新たにGoogleのアカウントを取っていただいている方もいるようなのですが、その場合でも、コメントの文面にメールアドレスをタイプしていただかないと、私がプロフィールを開いても、メルアドを閲覧するようなことはできないようですので、お手数ですが、引き続き日記の閲覧を希望されるというコメントの際には、メールアドレスを入れていただきますようお願いします。

実際の作業は数日おいて、ということになると思いますが、今回閲覧継続希望のコメントをいただいた皆様に関しては極力洩れの無いように、閲覧許可の登録をいたしますので、少しの間お待ちください。





この度は、皆さんにご心配をおかけすることになって恐縮です。

コメントにお返事しきれない、と感じたのは初めてのことで、少々感動もしております。

相変わらずのものぐさで恐縮ですが、この場を借りて、お返事に代えさせていただきたいと思います。

お気遣いにあふれたメールを下さった方々も、ありがとうございます。

こちらは追々、お返事させていただきます。


***


さて、今日の本題ですが。

このgoogle blogで、閲覧許可を設定する場合、どうやらメールアドレスなどで日記の公開対象をこちらで設定する必要があるようです。

こんな僻地の偏った内容の日記を読んでくださっているのは、ほんの数人の方で、その数人の方とはほとんどメールをやり取りしているので、私のメールアドレスも皆さんご存知だろうという考えから、


全面閉鎖とする前に、今後も閲覧を希望される方については、メールで連絡をいただきたい、


と昨日の日記の中で書いたのですが、中には私のメールアドレスを見つけられない方もいらっしゃるようです。

落ち着いているつもりでも、やはり動揺していたのか、私もまるで頭が回っていなかったのですが、takanameさんのアドバイスをみて、コメント管理を復活させれば、皆さんのコメントを非公開にすることができることを思い出しました。

私のメルアドをご存じない方は、本日のこの日記にコメントをいただいて、その非公開のコメントの中で、メールアドレスを教えていただければ、今後、日記を閉鎖後も、これまでの日記が閲覧できるよう設定させていただきたいと思います。

この状態で、日記の全文を晒しておくのは不安もありますが、一旦投稿してしまった日記を部分的に非公開にする方法が分からず(こんな人間がネットで日記を書いているのですから、問題も起こります!)、私の能力では、現状まさにオールオアナッシングというところなので、もう一日だけ、日記を公開し、

明朝、私がパソコンを立ち上げたところで、日記を閉鎖するということにさせていただこうと思います。

この間に、今後もこの日記を読まれたいと希望する方の目に止まればいいのですが。


***


それにしても、私などの予想よりも多くの方がこの日記を目にしてくださっていたようで、驚いています。

新規の読者が増えているということは、それだけ簡単に検索にひっかかるようになってきている、ということなのですね。

昨日のコメントの中でもお叱り、というか、ネットに文章を晒す身としての心得を書いてくださった方がいらっしゃいましたが、いずれそのうちに、と対策を先延ばしにしているうちに、こんな事態になってしまったことを半ば後悔する気持ちもあります。

とはいえ、「嫌い!」と感じる方もいる一方で、この日記を「大好きです!」なんて嬉しいことを言ってくださる方にも大勢出会えたということは、短いネット生活での大きな収穫でした。

今後、今回閲覧許可の設定をした方のみを対象に、今までどおりの日記を書き続けていくか、検索避けのできるパスワード制のブログなどで新たに日記を書き始めるか、については、皆さんからのアドバイスなども参考に、(一番楽な方法を…)考えて行きたいと思っています。

こんな方法がいいと思う、というご提案がありましたら、ぜひぜひご教授ください。

では、今後どうなるかわかりませんが、またどこかでお目にかかれることを期待して。

コメント&メール、お待ちしています。

2007年10月15日月曜日

日記を閉鎖します。

突然のことで大変残念ですが、日記を閉鎖しなければならないようです。

非常に偏った内容で、ここ一年近く日記を書き続けてきましたが、どうやらこの日記がそんな内容を嫌悪する方の目に触れてしまったようで、「2ちゃんねる」にこの日記の文面が(悪意を持って、ということですよね?)晒されている、とお知らせをいただきました。

この日記は、あくまで個人の楽しみとしてつらつらと思いついたことを書いてきただけで、決して誰かに嫌な思いをさせるつもりはなかったのですが、そんな内容を「嫌い!」「気持ち悪い!」と思う方もいらっしゃるということは初めから承知していたことで、そもそも誰でも見ようと思えばみられる場所でこんな日記を書いてきた私が悪い、ということ、どうにも仕方ありません。

これから数日(一日になるかもしれません)の猶予の後、一旦は全面閉鎖、それからまだ読みたいと仰ってくださる方には、メールでその旨をお知らせくださった方に限り、ここまでの日記の閲覧許可を差し上げるということにしようかと思います。
(といっても、閲覧制限の仕方もまだよくわかっていませんが…。)

わずかながら、私の日記とリンクしていただいている数サイトの管理人さんにご迷惑がかかっていないことを祈るばかりです。

体調もだいぶ回復してきたことだし、日記書きは少し休んで、ちゃんと今後の生き方を考えろ!と誰かが伝えようとしているのかもなんていう風にも思います。

わずか一年足らずという短い期間でしたが、好き勝手なことを日記に書いてきたのに加え、色々と思いがけないほど楽しい経験をさせていただきました。

もし今後日記を書き始める際には、もうちょっと色々注意して準備して臨みたいと思っています。

んん~、でもあまり面倒くさいことはしたくない…。

このまま閲覧制限した状態で書いていけばいいのかな?それじゃ駄目なの?

その辺りも追々考えてみたいと思います。

では、とりいそぎ、お知らせまで。

SPN S3-2感想文

東海地方から関東地方へ引っ越しただけで、激しい時差ぼけに襲われていた私(笑)

なんとエピソード放送前のFangirlsの日記のさわりを目にして、「え、今回のSPN、面白くないの?」なんてボケたことを言ってましたが、とんでもない誤解でした。

え?あ、そうです!あきらめかけていましたが、サードシーズン、2話目もみることができました。

面白かったー!

本放送開始前、生来のものぐさも手伝ってエピソードの内容に関するSpoilerをほぼ完全に遮断してきたためなのか、先週に続き、今週も新鮮に楽しかった!

それにしても、今回のエピソードみたいな内容のFanfictionがどこかで書かれていても、ぜんぜん不思議じゃないですよね?

Sera Gamble…、サードに入って、おじさん達から、

Fanfic書くつもりで、好きなように書いちゃっていいよ

なんて許可がでちゃったりしてるのでしょうか?

あまりの嬉しさに、今週も、ちょっとだけ感想文書いちゃいます。

でもその前に、Zionさん、こっそり愛してる…、って言ってもいいですか?



***



以下は、Supernatualサードシーズン、第2話の完全なるネタバレ妄想感想文です。
サードシーズンは、DVDが出るまで見ません!と心に決めている方、閲覧にはご注意ください。

そして毎度のことですが、乏しいヒアリング力で無理やり鑑賞している私の感想には、誤解、曲解、妄想が含まれています。その点も、くれぐれもご了承願います。
(もちろんあきらかな間違いを見つけた場合には、ご指摘いただけるとありがたいです。)







オープニング明け。

余命一年を宣告されているDeanから、先週、

小細工したらお前が死んじまうんだ。俺を助ける手段を見つけたって、この俺が邪魔してやるかんな!

なんて言い渡されたSamですが、もちろんSamはそんなDeanの悪魔との契約をなかったことにするため、Deanに隠れて全力で頑張っています。

上着を脱いでるSam、やっぱりがっちりと大きくなって!そそられますよねー。

それにしても…。

そのDeanに秘密の電話をボビーおじさんとしている最中、当のDeanが現れて「電話の相手誰?」って聞いたからって、

レストランの席に座ってよ?「ピザを注文したんだよ」「ピザって気分だからさ」???って、あんた。

嘘がヘタにもホドがあるってもんでしょうが!

しかしそんな超ミエミエのSamの嘘を気にする様子もないDeanがそわそわしてるのは、元カノが近くに住んでるからのようで。

約8年前に、父ちゃんとサムが留守にしている間5日間ぶっ続けで?彼女のロフトで甘い時を過ごしたらしいLisa。(←これ嘘っぱちだったらごめんなさい)

彼女のことを「Gumby Girl」、で、「…ってことは、俺、Pokeyになっちゃうの?」なんてまた可愛い顔で!ぽそっと言ってるDeanですが、

Gumby」といえば、アメリカの子供なら誰でも知ってるクレイアニメ(粘土が動くアニメーションですね)のこと。

He can change into anything, with his pals Pokey Prickle and Goo

オレンジ色の粘土でできたお馬さんの Pokey を相棒に、緑色の粘土できた Gumby はなんにでも変身できる…、ってことは、「Gumby Girl」なLisaは、粘土のように柔軟な、かなりの超人的なアクロバットにも対応できた女の子だったってことなの?

先週に引き続いての、そんな私の頭の中のシモネタ(?)はさておき、Samをさっさとモーテルに置き去りにして、いそいそとこれがまた美人のLisaを訪ねたDeanの前には驚きの展開が待っていました。

Ben!!!降参です…、か、可愛い!!
(このお誕生会のシーン、なんとか笑いをこらえて台詞を聞くのに苦労しました)

登場するなりしょっぱなの台詞が、”Yeah! It’s AC/DC, rules!!!

髪型から服装から、なんとちっちゃなジーンズの破れ目まで!完全なるDeanのミニチュア版…。
ブルネットの美人ママの血を受け継いで、髪の色と目の色はブラウンだし、そばかすもありませんが。
ほのぼの系Fanficの大好きな私としては、こういう可愛い設定には、無条件にやられてしまいます。

「何歳?」とLisaに聞けば、「8歳よ」。
Lisaと付き合ったのは、約8年前、そろそろ9年?
大学出てないDeanだって、そりゃあ簡単に頭の中で、引き算しちゃいます。

それにしても、Benがサンドイッチをぱくつく姿に、お誕生日のケーキには、クラシックなマッスルカーのミニカーがトッピングされて…、で、そのケーキをまさにシンクロ状態で頬張りながら、DeanとBenの目線が、Chicks(ママと女の子…)のお尻をじーっと追いかける様子に、このBenって子の妙にハードボイルドな言葉遣い!
(Sera!ちょっとお遊び要素が度を越してない?!)

そんなあらゆる要素が結びついて一瞬にしてDeanの頭の中に(もちろん画面の前でどうしてもにやにやが止まらない私たちの頭の中にも)浮かんでくるのはたった一つの答え。
(Deanがゴミ箱にぶつかって、段差を滑り落ちるあの動揺ぶりって、演出なんでしょうか?)

さりげなく Lisaに確認した答えは「違うわよ!」でしたが、Lisaの話から、どうもこの閑静な新興住宅街では、ご近所で立て続けに不幸が起きてることが明らかになりました。

一方、モーテルに置き去りにされたSamは、隣接するDinnerでお昼をしつつも、さらに一人で調査を頑張って進めているところでしたが、そのSamの前に現れたのは、もちろん金髪美人のRuby。

あの凄いナイフの秘密なんかもちろん教えてくれず、なんで俺につきまとうんだというSamの問いかけには、「背が高いからよ、背が高い男が好きなの」なんてはぐらかされ、さらには、黄色い目のおじさんが死んでビジョンを見なくなったからって、あんたが特別な存在でなくなったわけじゃないのよ。ママに絡んだビジネスも、ママのお友達に起きたことだって…。知らないの?じゃ、あんたがその辺を調べた後でまたお話しましょ?

なんて、さらに謎を増やして立ち上がったRuby。

ところで、この町で仕事ができたって知ってる?

もちろんその瞬間にDeanから「仕事だぞ」って電話がかかってきます。

Samがお昼に注文したのはフレンチフライを添えたBLTサンドかと思ったけど、パンがトーストしてないし、楊枝が刺さっているのを見るとクラブハウスサンド?
FOXチャンネルのセレブ系料理番組で先日、すごく美味しそうな「PLT(プロシュート&レタス&トマト)サンド」を作っていて、S2でDeanがママに作ってもらってたBLTみたいなのをいつか自分で作ってみようと企んでいる私です。
ただ、Samがサンドイッチと一緒に頼んでいたうっすら白くにごった飲み物がなんなのかとても気になります。なにあれ?


画面が切り替わると、オープニングの電気のこぎりの事故で元夫をなくした母子の家では、読書をしながらママが居眠りしてますが、ママの読んでる本

Historian

なんですよね。
私は一年ちょっと前に翻訳版でこの本を読んだのですが、「ドラキュラ」の伝説を追って、現在と過去を行ったり来たりしつつ世界中を駆け巡るというこのお話。

本が妙に大写しになったことに「むむむ?」と思っていると、鏡に映った娘が不気味な姿に…。

そして新聞沙汰にはならなかったものの、立て続けにLisaのご近所で起こった不幸な事件(こちらのお宅のご主人は電球を替えてる途中、バランスを崩してはしごから落ちたって…他にもDeanは電話で、ジャグジーで溺れた人がいるなんていってました?)を髪をきちんと梳かしつけ、素敵なスーツ姿で調査しに出かけたSamが目撃した奥さんの首筋に残った不気味な跡。

「Historian」?ドラキュラが食いついた跡にしては、妙な形をしているけど…。

再び様子のおかしい女の子(ケイティ?)の家に映像が戻ると、ママが娘のために作っているのは!

まさにあれ「Grilled cheese sandwich」ですよね。

私の日記の「食いしん坊」の第一弾の回で紹介したメニューですが、香ばしく焼けた「Grilled cheese sandwich」美味しいんですよ?
このママのサンドイッチはちょっと焦げ気味でしたが、バターを使ったこのサンドイッチは、油断すると本当にすぐ焦げてしまうのです。娘の異変に気もそぞろなママとしては仕方ないのかもしれません。

こちらのママは自らおかしな首筋の跡に気付きましたね。

そして展開としてはいかにもありがちではある、またまたほのぼのしたDeanとBenのいじめっ子撃退シーンをはさんでいよいよ不気味な子供達の正体が明らかになっていきますが…。

今週のモンスターを見てX-Filesマニアの私の頭に浮かんできたのは、確かセカンドシーズンくらいにでてきた超不気味な寄生虫男「Flukeman」。
正統な手段を全てぶっちぎって捜査を進めるモルダーと、そんなモルダーをあくまでFIBの手順に従わせようと努力するスキナー副長官の対立が初めて明確に取り上げられた回でもありました。この二人の関係はもちろん私のX-Files Slash読みのルーツです。


今回の「Changeling」というモンスター。
私が今まで読んできたX-FilesやSupernaturalのFanficでも、物語本編の伏線のネタとして、何度か見かけたことがあります。

通常は、今回の台詞にも出てきたように、赤ちゃんをさらって代わりに化け物の赤ちゃんとすり替えてしまう、というモンスターなのですが、その犯人が、トロールだったりするというのも結構あったような。
先日、takanameさんから紹介してもらった可愛いお話の「Rubber Duckey」でも、トロールが町の住人を入れ替えてしまうような事件が出てきませんでしたっけ?(引越し後の朦朧とした頭で読んだので、全然間違っていたらごめんなさい)

いつものようにあっさりと化け物を退治し、Benを含むさらわれた子供達も皆無事に取り返して、Deanは再び「本当に俺の子じゃないのか?」ってLisaに確認してますが、私が日記に入り浸っている海の向こうのFangirlsの多くは、Lisaは本当のことを言ってるっていう結論に達していたようです。

私としては、BenがDeanの子であるかどうかよりも、Crossroadでの悪魔との取引以来、じきに終わりを迎えてしまう自分の命のことを思って妙に浮ついていたDeanの心が今回のことをきっかけに、やっと地に足がついたんじゃないか、という気がしています。

残された短い命のある間とにかく楽しもう!から、自分はこれまでの人生でなにを成してきたのか、に目を向ける段階に来たというか。

今シーズン中、ずーっと、Deanが異常な女遊びのテンションを続けていくのもエピソード的に無理があるだろうし、多くのFangirlsが求めているのは、とにかく「兄弟がお互いを思いあう姿」であることを思うと、そろそろいつものいちゃいちゃ兄弟の姿を見たい~という禁断症状が出てくる頃です。

たった40分ほどのエピソードであまり欲張ることはできませんが、私の妄想目線としては、今回もDeanに子育てされて育ったSamが、下の子が出来たことで焼きもちをやくような、Benと何かしらの形でDeanの愛情を巡って張り合うようなシーンがちょこっとでも画面にでてきたら面白かったのに、なんて思ったりしましたが、もちろん今シーズンのSamにはそんな暇はありません。

DeanとLisaに「ごゆっくり」と告げたSamはモーテルでRubyの宿題のいよいよ大詰めに入っていました。

どうやらママの友達、さらにはママの主治医やおじさんまで、皆何らかの形で死亡していたようですね。

単なる自称「優秀なハンター」なRubyが、たまたまサムの家族のことを当の本人よりもよく知ってるなんていかにもおかしいこと。

正体を明かせ!と、こだまするような大声でRubyに迫ったSamの迫力に、どきどきが止まらなく(笑)なっていると、なんとRubyの目がBlack eyeに!!

Rubyによれば、悪魔にだって色々いて、皆おんなじことを考えてるとは限らないって。
黄色い目の悪魔がどんな目的で、Samのママたちにあんなことをしたのか、私に分かっている限り、それは全部Sam、あなたのためであって、それがいったいなんのためだったのか、あたしもそれを知りたいの。あなたのことを助けてあげたいだけなのよ。そうさせてくれたら、あなたにもいいことがあるわ。

なんだよそれ。

Rubyはもちろん、Samの一番欲しいものをお皿に乗っけて目の前に差し出してきます。


“I can help you save your brother.”


兄ちゃんを助ける。

現在のSamの第一番の望みはそれ。

助けたいだけなの、と言いつつ、「あたしにもあたしの考えがある」(だっけ?)なんて言ってるRubyの本当の望みはなんなのか、まだまだ謎は深まるばかりだし、油断もできそうにない感じですが、サムのあの顔!やばいですね…。





Ruby、すっごく美人なんですけど。
シーズン1&2に出てきた歴代の悪魔たち(黄色い目の父ちゃんに、もちろん黄色い目のおじさんに、メグに、Crossroadの赤い目のお姉さんたち)のセクシーさと比べると、演技がさっぱりしすぎてない?
彼女自体、あれがセクシーさの限界なのか、それともへたに色っぽさを出しすぎると世界中のFangirlsから反感を買う可能性があるから、あえて、さっぱり目の演技をさせられてるってことなのか…。

はたまたRubyの言うとおり、悪魔にも色々いて黄色い目の一家は、妙にセクシーな家系だったってことなのか…。

ちょっとだけ感想文といいつつ、すっかり長くなってしまいました。

でも、またまた楽しくなってきましたねー。


来週も見られるかしら…。

2007年10月12日金曜日

Slash辞書をちょっとだけ

今日は久々にSlash辞書をとりあげたい、と思っていますが、その前にちょっと。



***



私がSPN S3の第2話を見られるのはいつのことになるやらわかりませんが、日本でも iTunes US のアカウントを持ってる人は、今頃は既に視聴済みなのでしょうね。

私が遊びにいくFangirlsの日記にも、今朝になってちらちらとSPN S3第2話の感想文なんかがちょこっとだけ現れたりしてきていますが、どうもサードに入って以来、セカンドシーズンの時のような「大興奮!!!」のエネルギーが感じられません。

Fangirlsの感想文も一応ドラマ本編を見てから読みたいので、涙を飲んで「感想文」の入った日記は、冒頭を覗いた時点で閉じることにしているのですけど、その冒頭から

「今シーズンのSPN、なんか興奮しないんだけど、どういうこと?」

みたいな書き出しになっていて、

別のFangirlも

「今晩のSPN?たぶん見ると思う。人生には笑いも必要だもんね」

なんてそっけないコメントだけで、実際に見た感想文はまだ上がってきていないような状態。

私のように 「とにかく落ち着いて待っていなきゃ駄目」 な身分の人間には、この妙に落ち着いた状況はある意味ありがたいとも言えますが、これといって驚愕の展開のなかった第1話に続き、第2話もそんなに大人しい(そういうことじゃないのかな?)なんて…、色々ファンを驚かせるための小細工をするのが好きなクリプキにしては、なんだからしくないんじゃないの?なんて思ってしまいます。

もしかしたらS3に入って、奇をてらった物語運びより、本気で兄弟を取り巻くストーリーをじっくりと語ろうとし始めているのかも…、なんていう儚い期待も抱いたりしますが、視聴率が全てのアメリカTV業界にあって、そんなことで大丈夫なの?

実際まだ第2話も見ていない状態で、想像だけでこんなことを言っていても仕方がありませんが、大人しいなんて油断していると、この後とんでもない展開が現れたりするのでしょうね。

ま、大人しかろうと、興奮が薄かろうと、なるべく早めに自分の目で確かめることができる日がくることを祈ってます。



***



ケーブルTVもクセモノです。

Smallvilleのシーズン3に、デッドゾーンのシーズン4…。

12月からは、Smallville!いよいよジェンセンの出演していたシーズン4が放送になるのですね。
トゥルーコーリングのトゥルーの恋人役のオファーを蹴って、ラナの新恋人役として出演した Smallville でのジェンセンの役柄については、噂だけは色々聞いている…という感じですが、とにかく放送が楽しみです。

その他の色々なドラマも同じ週に何度も再放送しているのだし、録画してまで見るのは…、ということで、ちょっとだけ見ちゃおうということになると、つい夜更かしになってしまって。

愛知県に引っ越す前にも、テレビを長時間つけていた割に民放の番組をほとんど見ていなかったという事実を思い出しましたが、そうでした、延々毎日再放送される海外ドラマをついつい次々と見てしまっていたのでした。

DVD Boxを全て持っているX-Filesの再放送をいったい何度みたことか!
(ついにFOXチャンネルでは、X-Filesの放送終了してしまったのね…。ちょっと寂しい。)

ちょっと落ち着けば…、ケーブルの魔力から離れていられるようになるはず。



***



ついに昨日、Amazonさんに「送ってちょうだい!」とお願いしてしまいました…。

いえ、DVDはまだちょっと勇気が出なくて、今回は本だけなのですけど。

当初、Amazonジャパンで用が済めば送料もかからないし…、と期待していたのに、なんと日本のアマゾンさんの洋書の部屋には、Suzanne Brockmanのペーパーバックを一冊も置いてないの!?

驚きました。

そんなわけで久々にAmazon USに入って、買い物することになりました。

Suzanne Brockmanのペーパーバック(SEALチーム16シリーズの6,7,8&11巻)に、

Supernaturalのノベル「Nevermore」に、

もう一冊、Supernatural First Seasonの「コンパニオンブック」というものを。

この「コンパニオンブック」は、いつも遊びに行っているFangirlの日記で、しばらく前に内容がちょっと紹介されていて、それがとっても面白そうだったのです。

2週間くらい先になるのかな?荷物の到着が楽しみです。



***



そしてSlash。

乾さん、ご紹介いただいた2つのWincest、どちらも可愛くて、おかしくて、大変楽しかったです!

この二作品は "Bisiness and Pleasure" の作者さんのお話なのですね。

ちょうどどちらも「manly」に妙にこだわってるDeanが逆にすごく可愛く感じて、この作家さんの弾けた筆運びというか、楽しいリズムも大好きになりました。

Deanが可愛いと、必然的にSamが(Deanのお馬鹿加減にとんでもなく振り回されているわりに)落ち着いた大人に見えて、それもまたツボですよね。


そしてtakanameさん、「Hush…」のご本人による続編NC-17、教えていただかなかったら、完全に見逃していました。
別のWriterさんの書かれたエピローグではどうもしっくりこなかった部分が、これでやっと落ち着いた感じがします。満足、です。(笑)


こんな風に良質の作品ばかりを次々安心して読めるって、すごく幸せな気分になりますねー。

その内に機会がありましたら、ぜひともまたお奨めをご紹介いただけるとありがたいです。
でもこんな幸せな状態が癖になると、自分で探索して新しい作品を探すのが面倒になってしまいそうで恐いかも(笑)


RPSでは相変わらず「Snapshots」に夢中です。
(また新しく超可愛いおでこに傷痕のあるJensenのバナーもできて、ますますこの物語の世界観への期待が膨らんできました)

5話に入っても、まだ!JensenとJaredが出会いもしていないというのに…。
とにかく「ゆっくり追いかけていくから、思う存分丁寧に書いていって!」と応援する気持ちだけでいる自分が不思議な気がするほどです。
この作家さんがWriter’s blockなんかに襲われることなく、当初予定の9万語になってもいいから、このお話を最後まできっちりと書き上げてくれることを祈るばかりです。



***



さてまたまただいぶ寄り道してしまいましたが、予告どおり、今日はちょこっとだけSlash辞書です。

本当にちょこっとだけですが…。


一見するとまるでそっくりなのに、全然意味が違う単語ってありますよね。

私の中でその代表格となるのは、なんといっても

obvious」 と 「oblivious」です。

え?同じ単語に見える?

じっと良く見て、間違い探ししてみてください。

後ろの単語には、obの後に、「li」が入っているでしょう?

日本人としては、どちらかというと「obvious」の方がなじみのある単語でしょうか。

この形容詞は、「見たまんま」「あからさま」「ばればれ」みたいな意味を持っていて、これは確か学生時代に「明白な」なんていう意味で習った単語だったと思います。

一方の「oblivious」は、私はSlashを読むようになってから頻繁に出くわすようになった単語です。

こちらの意味は、辞書に載っている意味だけを見ると感覚が掴みにくいのですが、

誰かにじっと見つめられているのに「全然気付いてない」とか、

その場の深刻な空気に「無頓着でいる」だとかいう感じになりますよね。


「ばればれ」と「気付かない」。
つまり、この二つの形容詞、見た目はそっくりなのに、意味はほぼ完全に「真逆」ということになります。

obliviousは名詞の「oblivion」になると「忘我の境地」とでもいう状態を表して、これも時々、強烈なNC-17シーンの絶頂の最中もしくはその直後の描写なんかにでてくることがあります。


「明白な」obviousの意味にそっくりな意味を持ち、Slashにも本当に頻繁に出てくる副詞といえば、

apparently」 です。

ドラマを見ていても、「パ」にアクセントを置いたこの単語は、台詞の中にわりと頻繁に出てくるのを聞くことがありますよね。

これは、「見るからに明白なことだけど、どうもそうらしいよ」という、バレバレな事実を一応推測の形で言い表そうという時、頭にくっつける言葉です。


その反対に、あまりに微かだったり、あまりに控えめで、「oblivious」になっちゃう、という状態を形容するのは、

subtle」(副詞だと「subtly」)です。

この単語は、真ん中の「b」を発音しない、というのも特徴ですが、そのため発音も控えめ、まさに「subtle」ですよね。


英語の形容詞や副詞って実に豊富にあって、学生時代、ただ辞書や単語帳を使って意味を覚えようとした時には、なかなか頭に入らなかったものですが、Slashやドラマの台詞なんかでその単語が使われる状況を一緒に目にすると、しっくりと意味を理解し、記憶することが出来る気がします。

そこから似たような意味の単語を芋づる式に覚えていくこともできたり、Slashって、なかなか侮れません。


***


明日の土曜日も実家に呼び出されていて、日曜は夫が休み…、もういい加減ファーストシーズンの妄想日記の続きに取り掛かりたいのですが、なかなかゆっくり取り組めません…。

SPN S3の続きも見たい…。

それに Amazon から本が届いたら!

とにかく落ち着いて、暇人なりにスケジュールを考えていかなければと思います。

2007年10月10日水曜日

怠惰なSlasherは落ち着きません

引越し後、なんだか落ち着かない日々が続いています。

日中、たった一人でほぼ完全に引きこもりをしていた愛知県での生活は、全ての時間を自由に使うことができたのですが、現在も、基本的に状況はなにも変わっていないとはいえ、色々と気の散ることが多いです。

実家が近いというのも考え物ですね。

昨日は、母に呼び出され、お昼を一緒に食べて(既に関東に帰ってきてから2回目です)、その後、映画を見に行きました。

「ミス・ポター」

なんだか素朴でほのぼのとしたイギリスの上流階級のオールドミスの生活を見ているうちに、中学生の頃没頭して読んでいた、アガサ・クリスティーの小説を思い出しました。
クリスティーの小説には、ユアン・マクレガーが演じたような(遺産などの)財産があって働く必要のない三十過ぎの青年が、いつまでも少年扱いされつつ年を取った母親や大叔母なんかの相手をして暮らしている様子がよく出てきて、不思議な感覚を覚えたものでした。

ミス・ポターを見る限り、イギリスの上流階級って、本当にクリスティーの小説みたいな生活をしていたのですね。
それにしてもキスシーン一つにどきどきするって、ハリウッドのドラマや映画を見慣れた目にはとても新鮮です。
当初、「字幕?」なんて渋っていた母が、映画館を出た瞬間、「面白かった!」なんて感動の面持ちで感想をもらしたのを聞いたのも新鮮でした。





そんなこんなで帰宅したものの、落ち着いてSlashを読む気にもなれず、ついに昨日はテレビの電源を入れてしまいました。

「Medium」、「House」、「Bones」、「CSI」…、「Smallville」のサードシーズンもやってるの?!

「スターゲートアトランティス」のセカンドシーズンも放送中だっていうし、

「フレンズ」は最終シーズン?

愛知県では帰りの遅い夫を待たずに、早い日は夜9時に寝てしまうなんていう生活をしていた私が、昨夜は、最後の「House」を見終わったのが11時!

しかも「House」ったら、セカンドシーズンに入って、別の意味で面白くなってる…。
おじさん二人が同棲して、まるで夫婦みたいなイチャイチャな喧嘩してるなんて…、どういうこと?
また私の妄想のタネを増やすつもり!!

それからさらに村上龍の読みかけの小説を読んだりして…。

やばいです…。

こんな調子でテレビや本に夢中になっていたら、Slashを読む暇も、日記を書く暇もなくなってしまいます。





生活リズム崩壊の危険を感じた本日は、なんとか自分のペースを取り戻すべく、またまたtakanameさんにお奨めしてもらった

Hush (Don't Tell a Soul)」 Word Count: 30,275語を

一気読みしていました。

面白かったー!

いやー、これ名作ですね!

takanameさん、いつも素敵なお話を紹介くださってありがとうございます!

ほぼ一年前に書かれた作品ではありますが、このお話のDean&Samの関係を読み込んでいくうちに、セカンドシーズンの「ジン」のエピソードと、つい先日放送が始まったサードシーズンの第一話を彷彿としてしまいました。

嘘と分かっていながら、(このAUで生きてるDeanが)唯一人生に望むことを現実にしたような「夢を見る」ことをやめられないDean。

その夢によって、自分の命があやうくなってきていると気付いていたのに、「それでもいいんだ。放っておいてくれ」とSamを拒絶するDean。

普通の幸せな生活を送っているSamを置き去りにして、一人で逝こうとしているそんなDeanを偶然にも、Samが「Selfish」だと呼んだのも、あまりにS3の第一話の兄弟とシンクロしていて!どきっとしました。

takanameさんもコメントの中で触れていましたが、まるでS3の兄弟を予見しているみたいですよね。

そう考えると腕利きのSlash Writerさんは、本編エピソードを書いてるシナリオライターのレベルにほとんど到達しているということすらいえるのかもしれません。

とにかく兄弟二人の心理描写が絶妙で、読んでいて胸が締め付けられっぱなしですが、Deanの夢の中の「Dream Sam」のキャラ設定もとても上手くて、ちょっと最後の最後は現実のSamの存在感が薄れて感じたほどで、このお話って本当にハッピーエンドだったのだろうか、なんてちょっと思ってしまったほどです。

明白なNC-17シーンが出てこないのがちょっと残念…と思っていたら、なんと別の作家さんがエピローグを書いてくれていましたね。またちょっと、空気の違うNC-17シーンもまた、なかなかよかったです。

なかなか自分で探して読むことのできないWincest、こうして名作を紹介していただくのって、本当にありがたいです。

この日記を読んでる皆さん!WincestでもRPSでも、お気に入りの名作を隠し持っている方がいましたら、ぜひぜひ情報をお寄せください。よろしくお願いします。





ケーブルTVと実家からの干渉になんとか折り合いをつけて、時間の使い方を整理しなければ、と痛切に思います。

ホント、どうしたらいいのでしょう?

2007年10月8日月曜日

あれやこれや(怠惰なSlasher生活)

この日記のタイトルは藤葉’s X-Filesなのです。

皆さんご存知でした?

今年の1月に日記を書き始めて以来、本当に Supernatural のことばっかり書いてきたので、この日記を読んでくださる方でも、私が X-Files のファンであることをご存じない方すらいるかもしれませんね。

私のSlash読みのルーツは、まさにX-Filesで、私はもう随分長い間X-FilesのSlashを読み続けてきたのですが、この一年ほどは…、Supernaturalの魔力にやられて、X-FilesのSlashを読むのもぱたっとストップしていました。

とはいえ、X-Files Slashの一番のお気に入りの作家さんが、転職や家のリフォームなどのごたごたで長期連載していたSlashの続きを書くのをストップしてしまっているというのも、私のX-Files Slash離れの大きな要因になっています。

でも彼女の飼い猫(猫ちゃんたちの名前がまた、Fox, Walter, Alex, John なんて、X-Filesファンにはたまらないネーミング)のことを中心にUPされる彼女のブログが楽しみで、彼女の日記だけはずっとチェックし続けてきていて、

「最近、身の回りのことが落ち着いてきたので、またSlashを書き始めるかも」

なんていう言葉が日記に現れ始めたのをうきうきした気分で見守って(こんなところでも私はROM人間です…)いたのですが、つい最近の日記で、彼女が

SupernaturalをDVDでまとめて見始めたって言ってて!!

妙に興奮してしまいました!(笑)

感触としては、まだそんなにハマっていないみたいだけど、セカンドシーズンに入ってからはかなり面白くなってきたって…。

彼女みたいな凄腕のWriterさんが、SPNのSlashを書くようになってくれると読者としてはとっても嬉しいのだけど、私よりもさらにお姉さんの彼女が、SPNのSlashを書き始めてくれるかというと、ちょっと難しいかもしれないかなー、でも非常に説得力のある世界観を作り上げる作家さんだけに、この人が書くWincestのAUなら、ぜひ読んでみたい…。



***



引越しの荷物もなんとかあらかた片付き、ケーブルTVの面倒くさいチャンネル設定もなんとかやり終えたのに、この一年TVを見ない癖がついてしまったためか、海外ドラマの宝の山であるケーブルTVを前にしながら、TVの電源を入れることすらできません。

TVをつけたら最後、見入ってしまって、Slashを読むこともできなくなりそうで…。

今日はそんな乱れた心の整理のためにも、朝からテレビをつけず、気が済むまでゆっくりSlashを読んでしまおう!と心に決めて、読み始めました。

まずは、先日NC-17の読みすぎで疲れたところに takanameさんからお奨めしてもらった、Wincestで、


Rubber Ducky (You're the One)


この作品は、私がしばらく前に騒いでいたBigBangチャレンジへの投稿作品でして、既に読まれた方も多いのかもしれませんね。

私は、ずーっと読んでみたいと思いつつ手を出す決心がつかないでいる間にすっかり忘れてしまった、という、うっかりで読み逃していたのですが、今回、お奨めをいただいたお陰で安心して読むことができました。

関東に帰ってきてからの一発目として、この可愛いお話はとても楽しかったです。

しかし、可愛いRubber Duchyに変身したディーンの気性の荒さと口の悪さが!妙におかしいです。


次は、前にも紹介しましたが、連載で追いかけている「Snapshots」。

第4話になって、なんと初めてJaredが登場しました。
これといってまだなんにも本筋のお話が始まっていないにも関わらず、このお話、すごくいいお話になりそうな予感があふれていて、相変わらず期待させてくれます。

ところが次に読むものを見つけようと、ちょこっとずつ新規に投稿されたSlashのページをあれこれ開いてみるものの、どうも「これだ!」という作品がみつかりません。

引越しのごたごたで、Slashを読む集中力が欠けてしまったのかも…。


そんなことで、今日の午後は、あっさりSlash読みをあきらめ、愛知県を去る間際に購入した、


村上龍の 「半島を出よ」(上巻)


を読み始めてしまいました。

これはハードカバーが出たときから注目していて、文庫が出るのをずっと待ち続けていた作品だったのですが、期待にたがわず面白い!
この本のキリがつくまで、Slashには集中できないかもという予感もしています。

この本が読み終わったら、村上龍について、一度日記を書いてみたいと思っています。


ケーブルTVの誘惑も時間を追うごとに強烈になってくるし…、超暇人なのに…、なんだか気ばかりあせって落ち着きません。

家事も少しはしなくては…。

2007年10月6日土曜日

SPN S3 第一話!ちょっとだけ感想文

関東に帰ってきました。

できることなら、まだしばらく帰ってきたくなかった…。

超のん気な愛知県での生活は、本当に楽しかったのですが、また心機一転、北関東の地で頑張って暮らしていきたいと思っています。

引越し荷物も相変わらず片付かないままですが、昨夜からしつこい頭痛に悩まされていて今日一日は、「お片づけしない!」ことに決めました。

ところが今朝、夫が仕事にでかけたのを見計らってこっそりパソコンを立ち上げた途端、頭痛なんかどこかに飛んでいってしまう事態に…。(でも今日はお片づけはしません!)


Supernatural Season3プレミア!


他のドラマより一ヶ月近く遅れて、になるのでしょうか?でも、ついに始まりましたね!

放送開始が遅れたハンディを少しでも取り戻すためか、iTunes(US)では、現地時間10月4日夜9時のテレビでの本放送よりも一日早くFree配布になったようで、愛知県で引越しの準備を進めながらも現地アメリカのFangirlsの興奮の様子を羨ましく眺めていました。

「サードのエピソードももちろん見たいけど、のんびり構えていればいいや」なんて強がりを言っていたものの、

皆の「見た!」「見ました!」「見た?」「見てないの?」なんて興奮の声を耳にしている内に、

やっぱり「なんでもいいから見たい~」という気分になってしまって…。

でも引越し疲れからか体調も良くないし、とにかく落ち着いて、と自分に言い聞かせていたところ、ありがたいことにこんな僻地で細々と日記を書いている私のところへも嬉しい情報をお寄せいただいて、なんとか第一話、無事に見ることができました。

まつこさん、Zionさん、この場を借りて、本当に皆さん情報をありがとうございます!

でもこうしてまた新たに、ぴちぴちのFangirlsの興奮エネルギーに巻き込まれていくことになるのね…。

来週からのエピソードをどうやって追いかけていくかについては、また今後の運命に任せることにして、せっかくなので、ちょこっとだけ第一話の感想文を書いてみたいと思います。

関東に帰ってきて、初の日記書きが、SPN S3の第一話についてというのもなんだか感慨深いものがあります。


この後、大した内容を書くつもりはありませんが、Supernaturalサードシーズンのネタバレが出てきます。「サードだって、日本でDVDが発売になるまでは絶対見ない!」と心に決めている方は、閲覧ご注意ください。





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サードシーズンに関しては、もう貧弱なヒアリングを酷使して、無理やり妄想日記を書くようなことはやめておこう、と思っていたのですが、やっぱり見てしまうと…。

ということで、ほんのちょこっとだけ感想文を。

今回はオープニング明けから色々笑わせる仕掛けがしてあって、なんだかウキウキ、ケラケラと楽しく鑑賞が始まりましたよね。

目撃したSamがナイフで目をくり抜きたくなるような行為って…、Dean、いったいどんなアクロバットを繰り広げていたのでしょう。Deanは、


Dean: ”It was a beautiful natural act, Sam!”


なんて上機嫌で言ってましたけど…。





まずはキャスティングが発表になって以来、全世界のFangirlsをヤキモキさせたこと間違いなしの二人の美人の内の一人、

Ruby こと Katie Cassidy。

(私、これってセカンドシーズンの本放送の時からずっと同じようなこと言ってますが…)エピソードをリアルタイムで追いかけていけるかどうかも分からないS3の内容やキャスティングに関しては、ほぼ完全に情報を遮断していたため、新しくキャストに加わる二人の美人さんたちのことについても、実は私、なーんにも知らないのですが、この初回のエピソードを見る限り、「悪くないかも…」という印象です。

動いている姿は、ちらっと目にした写真なんかよりもよっぽど美人でりりしくて好感が持てます。

意味ありげな様子でサムに付きまとった挙句、危機にさっと現れて、ボビーすら「見たことも聞いたこともない」、あの物凄いナイフを駆使してサムを助けたりするって…。
弾の数に制限されない分、あのナイフってある意味、父ちゃんが命がけで見つけた「コルト」よりも凄い武器なんじゃ…。

ナイフといい、やけにサムこだわっていることといい、Rubyには色々隠された謎も沢山ありそうで、この後のストーリー展開になんだか期待を持たせてくれます。

この調子でジョーのママ、エレン(だっけ?)に続き、恋愛感情一切関係なし!で女性キャラの「カッコイイ存在感」を全面に打ち出して言ってくれるとすごく楽しくなりそう…だと思いますが、今回の流れだと、「SamとRubyが恋愛関係に陥る」とか、「SamがRubyに恋してしまう」なんていう展開ももちろんありがちで、そんな安っぽい展開にだけは陥って欲しくない!と切に願うところでもあります。

ただオープニングクレジットで、JaredやJensenと同レベル(Guest starringのついたボビー役のJimよりも前)にKatieの名前が出てきたことについて、カチンときているFangirlsも多いようです。

それはちょっと違うんじゃない?このドラマはあくまで「兄弟」の物語でしょうが!ということで。

それほど重要な役どころになっていくんだよ、っていう制作側の意気込みなのかもしれませんが、確か、最終的に

「美女二人はレギュラーでも兄弟のLove Interestでもなくなった」

ということになったのだと思っていたので、彼女がGuest Starringという扱いでなかったのはちょっと以外でした。





そしてGuest Starringの代表格といえば、ボビー。

サードに入っても相変わらず、いい味出していますね!!!

すっかり兄弟のお父さん的ポジションに定着してきました。

そして、あのスーツ姿!(笑)
可愛い!
以前、Yuuさんが日本未公開のニコラス・ケイジの最新作映画「Next」の中で目撃したと教えてくださったボビーのスーツ姿はあんな感じ?さらにもっとぴしっとしているのでしょうか。

このシーズンでは、ボビーについても色々深い話が明らかになる、と言われていますから、これからますます楽しみですね。

ということでボビーももちろん大好きなんだけど…、どうしても思ってしまうのは、父ちゃんでは、駄目だったの?ということ。
父ちゃんでは、ボビーと一緒の時みたいに、兄弟がこんなに和んだ雰囲気にはならないってことなの?
っていうか、JDM、そんなに忙しいの?(回想でもいいから一話くらい帰ってきて…)





今シーズンの兄弟。

Dean!細っっ!

miyuさんも、前回の日記のコメントでDeanはだいぶWork outしたみたいって言ってましたが、海の向こうのFangirlsも口々に「細い!」、「セカンドシーズンの半分になっちゃったじゃない!」なんて言ってます。

がくっと痩せて顔が小さくなったせいか、元々おっきな目がますますぱっちりしたみたいに見えますね。
これって、単にHiatus中、無理やり食いしん坊をしなくていい間に、自らすっきりと体重を落としたってことなのか、はたまた「余命一年」のなんらかの演出のために意図して体重を落とさせられたってことなのか…。

Jensen、ほっそりした顔も超美人ではありますけれども。

とにかくゴツイもの、おっきなものが好きな、熊好き人間の私としては、Jensenまた一歩遠いところにいっちゃったのね…、と寂しさすら感じるくらいです。

そんな美人度に磨きのかかったディーンが、ボビーの車に乗って悪魔にPossessedされたらしい男を張り込んでいたシーン。
助手席のシートをDeanが座った状態のまま無理やり倒してSamが後部座席に乗り込むところで、Samにぎゅーっと押しつぶされたDeanの苦しそうな顔を目にして

あの時のDeanの顔!後ろから入れられてるみたいだったわよね!

なんて、超腐女子の感想を漏らしているFangirlもいました(笑)

皆、実際に動いている新しい兄弟の映像を目にして、新しい妄想の種子をチャージするのをいまかいまかと待ちかねていたのよね!分かります!その気持ち!!

ことあるごとに、Deanが「残された時間はわずかだから…」って言いつつ、女の子遊びを正当化するのも、つい笑ってしまいます。

残された命が一年だからって、現在のDeanの体調には全く関係ないのだと思うのに、急に咳き込んでみせたりして。

女の子と一緒にいるDeanを目にしたSamが、いつもどおりに文句を言おうとすると、Deanの可愛い仮病に直面して「わかった、ごめん」なんて引き下がってしまうのも、やっぱり面白いです。

この調子でいくと、Sam、しまいには絶対切れるよね…。と、にやにやしていたら、その通り。

最後の最後で、この兄弟の醍醐味である熱々の会話をまた見せ付けてくれました。

「七つの大罪」の悪魔達を無事退治し、車で走り去るボビーおじさんに向かって、二人一緒に可愛く手を振った後、さ、次はどうする?悪魔関係の事件が報告されているルイジアナに行こうか、と提案するSamに、

Deanは一言、


Dean: “Nah.”


Nahってなんだよ。
クロスロードでの悪魔との取引を反故にして、なんとかDeanの命を救おうとしているSamとしては、ちっとも自分に協力しようとしないDeanの態度は、確かに腑に落ちないものがあるはずですよね。

兄ちゃんのそのやる気のなさはなんなんだよ!なにか言い分があるなら言ってみろ!言えよ!と問い詰めるサム。


そんなSamをじっと見上げるDean…、この子はやっぱり秘密を守れません。


クロスロードに悪魔を呼び出して取引したろ?あん時、もし今度の契約を反故にするような小細工をしたら、即、お前は死ぬって言われたんだ。わかったか?お前が死んじまうんだ。だからお前が俺を助ける手段を見つけたとしても、俺がお前を止める。

よくもそんな契約ができたな、ディーン。

お前が死んだら俺は生きてなんかいられない。そんなの無理だ。

兄ちゃんが死んでも俺は生きていられるって?

ま、そういうことだな。


この兄弟の関係は、驚いたことにファーストシーズンから全く変わりません。
4歳の時以来、家族のためだけを思って生きてきたDean。既に自分の命と引き換えにして父ちゃんを失ってしまった今、唯一この世に残った愛しい存在であるSamを失ったら、Deanにはもう何一つ残らないことになってしまいます。そんな世界で生きていても仕方がないとDeanは本気で思っているのです。


それに引き換え、「狩りってものにキリがついたら、普通の生活に戻りたい」なんて常々言っているSamなら、自分がいなくなったとしてもきっと幸せに生きていける、ひょっとしたら自分がいないほうが、Samはずっと幸せな生活が送れる、とすら、Deanは思っているのかもしれません。
そんなDeanにとって、ちょっとした手違いでSamを死なせることになるかもしれないような悪魔との契約を無効にする方法なんて、もう探すつもりはない、ということなのです。



父ちゃんが兄ちゃんのために命を売ったって知った時、どう思った?俺はその場にいたんだ、俺は覚えてるよ。兄ちゃんは、twisted and broken (とにかくめちゃめちゃに壊れてたってこと?)な状態だった。それと全く同じことをしようとしてるんだよ、俺に対して。そんなの身勝手だ。

ああ、俺は身勝手だ、それでいい。


一方でSamがDeanを思う気持ちだって、決してDeanに負けているわけじゃないのです!(たぶん…)DeanがSamのことを思うのと同じだけの気持ちで、SamもDeanのことを思ってるってことが-つまりSamだってDeanがいない世界で生きていたくないと思うほど兄ちゃんのことを大好きだってことが-どうやってもDeanの心に届かない様子を目にするのは、ものすごく切ないものですね。
(でもこれも全てこれまでの言動が悪かったってことなのよ?サム。兄ちゃんを捨てて大学に行ったり、「普通に戻りたい」なんてことを言うから!)


今までのDeanなら、ここまでのSamのPuppy dog faceに直面したら、

「わかった!なんとか二人で仲良くいつまでも暮らせるよう、手段を考えよう。だからそんな目で俺を見るな」

なんて妥協してしまうところなのですが、今シーズンのDeanは違います。
(でも肝心のラストで体力とただでさえ乏しいヒアリング能力の限界が…見当違いの解釈だったらごめんなさい)


今まで家族のためにあれこれやってきたけど、もう疲れたんだ。本当に疲れたんだ。
今、お前は生きてて、俺は気分がいい。こんなの本当に久しぶりなんだ。


だから命がある間、もう悪魔を追っかけたりしないで、楽しく暮らしたい?ってこと?

Sam!今シーズンのあんたのノルマは、あんたのDeanに対する愛情がいかに本物で深いかってことをDeanに身体で(ごほっ)思い知らせることよ!頑張って!






そういえば、愛しい夫であるIsaac を失った Tamara。

あっさりと去っていきましたけど、なんだか複雑な過去を抱えているようだし、きっとまた登場しそうです。



***



そういえば、Seven deadly sins(七つの大罪)をちょこっと検索していたら、七つの大罪には、それぞれ該当する悪魔が割り当てられてるなんてことが出てきました。

今回のエピソードにそこまでの詳細(悪魔の名前)は出てこなかったし、下に出てくるような大物の悪魔(SatanとかLuciferとか)が今回のBlack eyes の悪魔たちの中にいたとも思えないので、まったく関係ないのだと思うのですが一応書き出してみます。

Lust:色欲(Asmodeus)

Gluttony:暴食(Beelzebub)

Greed:強欲(Mammon)

Sloth:怠惰(Belphegor)

Wrath:憤怒(Satan)

Envy:嫉妬(Leviathan)

Pride:傲慢(Lucifer)


Lust につきまとわれたDeanに、Gluttony と対決したBobby、Samのお相手は誰かと思ったらPrideでしたね。(笑)(Samのところにはあと二人くっついて来てたけど、あれは?SlothとEnvyとかだったのでしょうか?)


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どうにかこうにか一話目をみてしまったけど…、来週からまたヤキモキすることになると思うと…。

ま、この先どうなることやらわかりませんが…、とにかく、動いてる兄弟の姿!いいですね!

それにしても昨夜からの強烈な頭痛、いったいどこに行ってしまったのかしら。不思議です。

Supernatural、いちゃいちゃ兄弟の威力、おそるべし。

2007年10月2日火曜日

Fangirls set 訪問再び

あっという間に10月です!

今年の夏は永遠に終わらないのじゃないかと思ったほどの暑い9月でしたが、10月に入った途端、めっきり涼しくなりました。

関東への引越しもいよいよ明日。

関東に帰ったら、テレビもネットもまたケーブルに戻る予定ではあるのですが、引越し後すぐに使えるようになるのかについてはまだ不明な点もあり、今回、もしくは明日の早朝を最後に、しばらく日記の更新を休むことになるかもしれません。

なんていいつつ、すぐ4日に更新してるかもしれないけど…。

FOXに、AXNに、ムービープラス…、海外ドラマを沢山放送しているチャンネルが見られるようになると、TSUTAYA に通う回数も少しは減るかな。



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なんて、ちょっとしんみりした気分でまたまた夜も明けきらない早朝に起き出したら…。

まるで私の引越しへの景気づけみたいに、

FangirlのSupernatural セット訪問のレポートがまた出現していますね!


写真は(なぜかスタッフを撮影したもの以外)ほとんどぼやぼやしていましたが、こんどは僅かながらビデオクリップが!


中でも笑えたのは、吹き飛んだ車の窓ガラスを浴びながら兄弟が路地を駆け抜けるシーンの説明で、

キムが、兄弟の台詞も聞かずに「カット!」をかけたと思ったら、

「君達、結婚式みたいだ」って…。(笑)

スタッフが兄弟に浴びせかけた細かいガラスが、ちょうど結婚式の「ライスシャワー」に見えたってことみたいなんだけど、その後キムやスタッフがちょうど結婚式みたいに祝福(?)しながら歩み寄っていくと、(残念ながらビデオにはそこまで映っていないということなんだけど)ジャレッドまで 「ウェディングマーチ」 をハミングし始めた、とか。


あるシーンの撮影が終了したとき、ジェンセンがスクリーンの一つを外して運び始めて、

「セットの撤収をお手伝いするなんて、優しいのね!」

って、感心してたのに、たちまち一人のスタッフが追いかけていって、スクリーンを取り返してた。

それをジャレッドは大笑いしてみてた、とか。


忙しい撮影の合間にも、相変わらず細かく色々イタズラだけは続けているみたいです。


そんなほんのちょっとの撮影の合間にも、「ジャレッドは食べてた」とか。(笑)


撮影が週末のお休みに入る前の金曜日、真夜中前に撮影のキリがついたのが、J2の二人も嬉しそうだった(あれ?妄想かな?)、なんていうレポートもほのぼのします。

撮影が早く終わった週末は、やっぱり二人で飲みに出かけて寛いで楽しんだりするのでしょうか。

この彼女のレポートから、「水曜日」の件に、飛んでいくと…、
以前この日記でもご紹介した「ジャレッドの誕生日直後のセット訪問レポート」、覚えておられる方もいるかもしれませんが、
あの興奮のレポートを公開してくれた、バンクーバー在住の彼女たち、またロケの噂を聞きつけて見学に来ていたみたいですね。
(っていうかあれ以来、ことあるごとに通いつめてるってことなんでしょうか?スタッフとも友達になってるみたいだし。)

それにしても、兄弟を一目でも見たい!と、世界中から集まってくる(もちろんマナーをわきまえた) Fangirls に対して、撮影スタッフがとても親切に対応してくれて、J2の二人も、出来る限り時間を割いてファンと交流しようとしてくれてる、っていう様子をこんなふうに垣間見ることができるたび、いつも本当に感心します。

今回もこのレポートを書いた彼女とその友達の他に、アメリカ各地から3人、ブラジルからも(これはあくまで偶然みたいだけど)来ていたなんて、いってますね。

私も、父ちゃんがサードシーズン復活してくれたなら、Fangirlの一人としてバンクーバーに行ってみたかったのに…。


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ということで、関東に帰っても、こんなにのん気な Fangirl 生活が続けられるかは、わかりませんが…。

(ケーブルのインターネット環境…あまり良好じゃなかったような気も…)

妄想に押しつぶされてまた体調を崩したりすることのないよう :D、なんとか日記を書き続けていくことができればと思っています。

では。