2007年7月27日金曜日

ショック!!完全な宝の持ち腐れでした…

ショックです。

自分が見逃していたものに、半年以上もの間、全然気付いていなかったなんて!!!!!

つい先日、SupernaturalのおまけDVDでNG集を見直したばかりだったのに…、その時にもちっとも気付いていませんでした。

アナログ人間の自分にまたもや心底あきれ返りました。

実は私、今更こんなことを言っててお恥ずかしいですが、今日やっとDVD経由でJoの日記を読むことができたのです…。

そう(ハリーポッターじゃないけど…)やっと(たぶん再び?)「あの秘密の部屋」に入れたのです。

この日記を読みに来てくださっている、パソコンをDVDで見ることに慣れている方々、パソコンの仕組みをちゃんと理解している方々の前で告白するのは、大変恥ずかしい思いがしますが、もし、私以外に、DVDの購入対価の数割にも値するといっていい 「あの特典」 をまだ甘受していない方がいた場合、少しでもお役に立てれば、という気持ちから、今回は、私の間抜け加減をご披露します。

おまけDVDをパソコンに入れて、画面の下に出てくるSupernatural Online Feature というボタンを押した時に入れる、あの「秘密のサイト」って、「基本的には一回だけ入れる特典」っぽい仕掛けがしてありますよね?

今や記憶もはっきりしないのですが、私は一番最初にあの「秘密のサイト」を開いた時、たぶん「また後でゆっくり見に来よう」と思ってあっさり閉じてしまったのです。

それ以来、再びおまけDVDを入れて、Supernatural Online Feature のボタンを押しても飛んでいくのは、誰でも入れるアメリカの「Supernatural」公式サイトのホームページで、あの「秘密のサイト」には入れなくなっていて、いつしか私は「秘密のサイト」に入ったことがあったことさえ忘れていました。

ネットに繋いだ状態で DVDを入れても、あの「秘密のサイト」に入れなければ、Joの日記のパスワードは解除されないわけで、心の底で「私は何かを見過ごしているはず…」とずっと思い続けてはいたのです。

Supernatural ファーストシーズンのおまけDVDをパソコンに初めて入れる時には(それぞれのパソコンに内臓されているソフトによっても違うのかもしれませんが)InterActural Playerを使って再生しますか?このDVDには無料のプレイヤーが入っています。なんてメッセージがでますよね。

そして2回目以降は、何も聞かれずに、このDVDを入れれば自動的にInterActural Playerが起動するようになる。

私のパソコンにインストールされたInterActural Playerはどこかおかしいのか、ひょっとしてバージョンが古くなってしまったのかも、と、ずっと心の底では思っていたのに!!!!

今まで、InterActural Playerを一度アンインストールしてみよう、という考えにまで頭がまわらなかったのです。

今朝、また早朝四時半というとんでもない時間に起き出して麦茶を沸かしたりした後、ふと思い立ってPCのプログラムファイルから、InterActual Playerをアンインストールして、一応ウィルス駆除ソフトも解除した状態で、再びおまけDVDを入れ、指示に従って再びInterActual Playerをインストールして「Supernatural Online Feature」のボタンを押したところ…。

いつもの公式サイトとは明らかに違うサイトが画面に現れ、突然、画面に出てきたクリプキがセカンドシーズンの見所なんかについて話し始めました…。

画面の下には、「Hunter’s Journal UNLOCKED」なんていうボタンが当然のように、鎮座していて…。

SCRIPTなんていうボタンを押すと、またもや画面に出てきたクリプキが

「Supernaturalのパイロットの一番最初のオリジナルの草稿のスクリプトを公開するよ…。この脚本では、サム&ディーンのバックグラウンドが全く違ってて…」

なんて、驚くようなことを話し始めて!!!

57ページもの 「Supernaturalパイロットのオリジナルのスクリプト」 が読めるようになってる!!!

2004年11月23日という日付をみると、オーディションのため、キャスト候補の俳優さんたちに渡されていた台本の内容は、このスクリプトの内容だったのかもしれないってこと?

ってことは、J2の二人の初めての対面のシーンで、

「Where’s everybody?」

「There’s nobody. Just you and me, pal.」

なんて、初対面からケミストリーの火花をバチバチと散らしながら、仲良く読み合わせしたスクリプトも、これだったかもしれないの?

起き抜けの朦朧とした頭で、57ページのスクリプトを一気に読破しましたよ。

私の好みとしては、やっぱり現在の Supernatural の基本設定&ストーリーの方が格段に上ではあるけれども、これはこれで面白い!!

ディーンが22歳のサムをスタンフォードに迎えに来る(ちょっと表現が違うかな…、正確には騙して誘拐か…)とか、白いドレスの女とか、共通のキーワードもあるけれども、ママを失った事件(事件そのものも起きた年も)を始めとして、兄弟の育ってきた環境も、一家の「狩り」への関わりかたも全く違う!

何より、一家の苗字が違うし、パパの名前まで違う!!!

サムが22歳でロースクールに入るのではなくて、ちゃんと卒業してる!
(クリプキが、「間違えちゃったんだ」っていってた、謎のサムの空白の2年間は、こちらの草稿では存在しなかったってことね)

Impalaの年式が67年じゃなくて、65年!

パパの親としての駄目っぷりもさらに強烈だし、ディーンのキャラクターももっとずっと男っぽい感じで、この設定なら当初クリプキたちが想定していたように、ジェンセンがサムを演じて、ディーンにはもっと荒削りな男臭い感じの人を採用したりすることで、もっとずっとハードボイルドな話になっていった可能性もあるかもなー、なんて思ってしまいました。

でもパパがある程度ちゃんと子育てと「狩り」を両立してくれて、そんなパパが男手一つで手塩にかけて育てたハンサムな息子達が、成長の過程でお互いに強烈な兄弟愛を抱きあうことになった(私の解釈またちょっと妄想気味?)、という現在のストーリーに変更したからこそ、こんなに大量のFangirlsが食いついたってこともありますよね。

このオリジナルの草稿スクリプト、まさにクリプキによるAU版 Supernatural という感じ。

探しに行ってないけど、このスクリプトは、Super-wikiにも公開されてないのでしょうね?
Joの日記の文面は、Super-wikiで読めるけど…。どうなのでしょう?

こんな面白いものを!半年以上も!!見逃していたなんて!!!

あのスクリプトを読んだだけでも、ファーストシーズンのDVDの代金のいくらかを取り戻した気分になりました。

とりあえず、セカンドシーズンのDVDが手元に届く前に、ファーストシーズンの「秘密の部屋」に入るための呪文を見つけられたようで、よかった!

セカンドシーズンのDVDにも、またこんな仕掛けがしてあるのでしょうか?


英語のスクリプトを57ページ読む、となると、無理!遠慮します!なんて思う方もいるかもしれませんが、この日記へ気長に遊びに来てくれている方で、私の誘惑に乗って Slashを読む経験を積んできた方なら、問題なく読める内容だと思います。

クリプキ作の、AU版 Supernatural、まだチェックしていない方はぜひトライしてみてください。

…って、毎度ながら蚊帳の外だったのは私だけで、実は皆さんこれもとっくにご存知だったのかしら…


***


昨日は、ハリーポッターの「ホグワーツ5年生の回」の映画を見に行って、今日の日記には少しハリーのことでも書こうかと思っていたのに。

AU版Supernaturalのおかげで、ハリーなんかすっかりどこかに飛んでしまいました。

でも5年生の回を映画で見たことにより、6年生で何が起こったかをだいぶ思い出すことができて、7年生のハードカバーをやっぱり買ってしまおうか…、という気分にかなり偏りつつある私です。

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