2007年7月9日月曜日

今日はSlash!

ちょ、ちょっと待って~、というくらい、お気に入り作家さん達の新作投稿ラッシュが続いていて、マジで嬉しい悲鳴から、「嬉しい」がとれそうです。

Big Bangも全然読みにいってないのに、私の読むペース遅くなった訳じゃないよね…。
TSUTAYAで次々と借りてくるDVDがいけないんだな。

その上さらに、かなり長い間読むのをためらい続けていた物凄く長いお話を読み始めてしまったのです。
次々と投稿される新作も読みきれていないというのに…。
(keepaofthecheezさん、2万語を超える作品で、Toppy!Jensen??って…、読めばきっと面白いんだろうけど…超Bottom!Jensen好きなバリバリ上下固定派の日本人として育ってしまった私としてはどうしても読み始めるのに抵抗が。)



その読み始めてしまった超長いお話というのは、RPS AUなのですが、このお話の中でJaredは、そのまんま、連続ドラマや映画の脇役として出てるような俳優さん。
Jensenは、俳優となる夢を持ってハリウッドへとやってきたものの挫折して、現在はなんとHookerとして身体を売る日々。

親友Chadとの賭けで、「Hookerを引っ掛けてきたら500ドルやる」につられたJaredは、街でもちろんJensenを拾うことになり、その後どうしてもJensenのことを忘れられなくなって…、そんな風にして物語は始まっていきます。

35章(いまだ連載中!)も続いているお話は、一章一章がちゃんと数千語あります。

現在、4章まで読んだところで、我慢できずに8章くらいのあらすじを読んでしまったところ、Jaredは、ドラマのタイトルはまだ文面に出てきませんが、どうやら「Supernatural」のオーディションを受けることになり、オーディションのための練習をJensenに付き合ってもらっているうちに、俳優になることを挫折したといっているJensenの演技の能力が決して低いものでないことに気付いて、自分が挑戦する「Sam」の相手役である「Dean」役の候補者として一緒にオーディションに来て欲しいって頼む、というか、Jensenにはそうと告げずに一緒に連れて行こうとする、という!!!

もちろんその後の展開は予想がつきますよね。

ううぅ~、そんなわけでこの先が読みたくてうずうずしている私なのです。

この作品の作者は cherryscott and ze_pink_lady 、共作ということですね。

漫画とかならまだしも、共作の小説って一体どういう風に書いていくものなのか、それについても不思議に思うところです。

cherryscott と言えば、以前この日記でもご紹介したDamaged!verseで、心理描写をさせたら絶品であるということはわかっています。

そして ze_pink_lady。この人のお話は今までそれほど読んだことはないのですが、NC-17シーンのネタの豊富さというか、NC-17シーンを書くことに決して飽きたり手を抜いたりしない人(笑)という印象があります。

ということで、私が読み始めてしまった超長編「Easy to Say (Harder to Feel)」は、ひょっとしたらemo部分は、cherryさん、sex部分はze_pinkさんが書いているのではないか、なんていう想像もしているところです。

cherryscottさんは、LJの魔女狩り騒動の後、作品の全てにお友達ロックをかけてしまったのですが、少し前に、自作&共作の全ての作品を集めて投稿したアーカイブを作ってくれたので、ここでDamaged!verse、そして「Easy to Say (Harder to Feel)」を含む全ての作品を読むことができます。

アーカイブ名は、「The Sacred Muse」です。

cherryscottさんの作品に興味があるという方は一度覗きに言ってみてください。
この人は、「Het」なんかのジャンルも沢山書いていて、私も中々全てを読むことはできそうにありません。


そしてずっと連載を追いかけ続けてきた

caramel_maddyさんの 「A Slow Cadence」 が、第16章をもって完結しました。

この作品はずーっと以前の日記でもちょっとご紹介したことがあるのですが、敬虔なBaptistの家庭で育って、ハリウッドに出てきたばかりの頃には、「毎日寝る前にお祈りしています」 なんてインタビューでうっかり語っていたりもしたJensenの生い立ちに焦点を当てたお話です。

このお話、本当に独特の雰囲気があって、少年の頃のJensenの思い出と、現在親元を離れハリウッドで俳優として活躍しているJensenの日常とが交互に語られていくのですけど、これが「You」という二人称の語りになっているのがまた宗教的な背景を持つ作品の雰囲気を一層高める効果になっているような気がします。

少年の頃から、同性に惹かれるという自分の心に気付いていながら「それは人間としていけないことなの」というママの呪縛に縛られて、ずっと自分の素直な感情を押し殺し、自分を責め続けて成長していくJensenの様子がとにかく切ないのです。
Supernaturalでの共演で、Jaredと出会い、Jaredの手放しのあっけらかんとした愛情表現に出会って、Jensenはどんな風に自分の心と向き合っていくことになるのか…。

今回16章が読み終わったところで、頭からおさらいしたい気持ちもありますが、他にも読みたいお話が山積みで、またいつか時間ができたら。


先日、ご紹介したmiss_begonia 、どなたか「お友達」になってもらった方いるでしょうか?

彼女、このJensenの宗教的な背景を隠し味にした、とんでもないハチャメチャCrackを書いています。
とにかく全ての登場人物のキャラクター設定がめちゃくちゃなのですけど、それがとにかくおかしくて!

また誰にも開けないかもしれませんが…

…So Help Me God


今日は、keepaofthecheezさんの最新作をとにかく読んでから、超長編の「Easy to Say (Harder to Feel)」の続きに戻りたいと思っていますが、お相撲も昨日から始まってしまったし、そうすると、昨日借りてきたDVDなんかTSUTAYAの袋から出すことも出来ないということ???

こんなに暇なのに!

一日が24時間じゃ足りないなんて!!

一体どういうこと???!!!

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

藤葉さま

こんばんは、kyuです。
私も1日が24時間では足りない気がしてなりません。おかしい…人様より時間はあるハズなのに…。
それにしても藤葉さまが悲鳴をあげてしまう程のSlash新作投稿ラッシュですか?すっ、すごそう!?
未だ私は「お友達して下さい」も出来ず仕舞い。
アレもコレもしなければいけないこと、やりたいことがあるのだけれど、手をつけないまま(又は中途半端なまま)時間は過ぎて行きます。
で、逃避のように滅多にしない部屋の掃除なんか始めたりして、ますますドツボに。足の踏み場がない現状を見て情けなくなります(泣)
もし1日が30時間だったら…なんて思うのですが、結局今と同じように「足りない」と私は言っているんだろうな…。

藤よう さんのコメント...

kyuさん
最近、コメントにお返事しようとすると全て文字化けになってしまって困ります。
Cookieを削除すれば元に戻るのですけど、色んなところにログインしたままSlash読んだりしてるのが悪いのでしょうか?

こんな生活で時間が足りないっていってる自分を振り返ると、「こんなことでいいのかな…」と正直ため息が出ますが、こんなに大量の英文を毎日読んでるってことをある種の「修行」だと思えばいいんだ!(笑)って、もうしばらくは自分をごまかしておくことに決めました。

お掃除始めたkyuさんは立派です。

匿名 さんのコメント...

藤葉様。
こんにちは。ご無沙汰いたしました。
やっと「ブルー」を脱し、ぼちぼち動き始めました。過日は、SOLO's smileのこと、教えていただき、ありがとうございます。あの、単位を表す言葉から、想像の糸口がつかめずに立ち往生していたので、すっきりしました。

それにしても、すごい勢いですね、新作スラッシュ。でももう、読みたいもの、書きたいことに加え、なすべきこともたまりにたまっているので、これ以上手を出せません。ああ、「SLOW CADENCE」は読みたい!!!
なんだか、「老後の愉しみ」の引き出しばかりが、どんどん膨らんでいきそうです(苦笑)。

ところで、SN、サードシーズンは「7つの大罪」が根底のテーマらしく、そうなるとJENSENは、キリスト教的テーマにどっぷり、ですね。なんだかクリプキ氏を始めとするSNのスタッフが、スラッシュを参考にしてお話をかいているんじゃないかと邪推してしまいます。
そして私もやっぱり、最後に出る言葉は、上記のKyu様、藤葉様と同じです。
時間が足らない!!!

藤よう さんのコメント...

Maxyさん
「twelve parsecs」の謎を即答できてしまった自分をちょっとヤバイと思いました(笑)
(でもきっとディーンも即答できたはず…)

私はリーアム目当てで「シンドラー…」をついにみて、本日投稿しようと思っている日記は、ユダヤ人からの連想で、ちょっと宗教的要素を含むものになってしまいそう、と思っていたら、SPN S3は「七つの大罪」ですか!クリプキも色々新しい喰い付き場所を探してくるものですね。
宗教色が強くなると、S3の内容に基づくWincestも更にAngst要素が強くなって行きそう、ということでしょうか。楽しみだけどお手柔らかに、という感じです。