日常ほとんどテレビを見なくなってしまった私なのですが、このところ日曜日だけは結構テレビを見ています。
イケメン力士の代表として出演した「豊真将」目当てで見た、昨日のジャンクSportsも面白かった…。
そして恥ずかしながらどうも昔からTOKIOが好きなのです…。
メンバーのほぼ全員がO型であること(松岡だけがA型なんですよね)、メンバーのほとんどが美味しそうに大量にものを食べるということ、ジャニーズの中でもダントツにガテン系であること、そしてこれはどうでもいいことだけど某リーダーが私と同じ誕生日である(生まれ年は違うけど…)こと、などの理由から、どうにも愛着を感じずにはいられなくて…。
Dash村も随分長いこと(といっても飛ばし飛ばしではありますが)追いかけ続けています。
どうしても時々、将棋少年(ナオタくん引退しちゃうなんて…)とか演歌少年とかに釘付けになってしまうので、毎回欠かさずというわけにもいきません。
RPSは「Supernatural」が初めてといいつつ、ジャニーズのグループなんかで、年を経るごとに家族のような連帯感ができていくのをみていると、特にTOKIOとかV6とか下積みの長かったグループは、まさに年月が培ったと実感できるメンバー間の気楽な仲の良さを見ているだけで、なんだかほのぼのと微笑ましいというか、和んだ気持ちになって、正直いって、時にちょっとだけ妄想に陥ってしまうこともあります。(すみません…)
つまり何が言いたいかっていうと、「昨日のメントレG見た?!」ってこと。
太一君のパソコンに保存されている他人には見せられないメンバーの写真って、一体どんなんでしょう?(笑)(つまり明らかにもうメンバーは他人じゃないってことですけど)
お尻におできが出来ても、とりあえず山口君に見て(大笑いして)もらってから、病院に行くとか。
このまさに家族的な感じ、心が和みます。
***
ということで、どうしても我慢できずに寄り道してしまいましたが、メントレGを最後まで見た方ならお分かりのとおり、今日の日記は「ひつまぶし」を含む「名古屋めし」について、少々レポートしてみたいと思います。
私が「ひつまぶし」を初めて食べたのは、今から5年以上前、名古屋に半日滞在する機会があった時で、雑誌などでも紹介されている老舗だったと思うのですが既にお店の名前も忘れてしまいました。それでもそれ以来もう一度食べたいとずっと願っていた一品です。
たまたま期間限定で名古屋の近くに住むことになった以上、この「ひつまぶし」どうしても再び食べないわけにはいきません。ところがB型の夫は、その以前の老舗で食べた「ひつまぶし」にそれほど感銘を受けなかったようで、B型特有の頑固さで、私が誘ってもなかなかうんと言わず、機会が訪れません。
そんな時、実家の母と仕事を休むことのできた下の妹(実は妹は二人います)が、お姉ちゃんの様子が心配だからという口実をつけて、一泊二日で名古屋に遊びにくることになりました。
これはまさにチャンス!ということで、食いしん坊の血筋で固く結ばれた女三人による、「名古屋食い倒れツアー」が幕を開けることになったのです。
昨日メントレで紹介されていたのは、あつた蓬莱軒本店の「ひつまぶし」でしたね。
この蓬莱軒本店、車があれば、すぐにいける場所にあるのですが、現在こちらには私の車を持ってきておらず、夫は仕事で、のんきな女三人の遊びには付き合えないということで、今回のツアーは電車で移動するしかありません。
ということで今回は、名鉄の神宮駅から徒歩で行くことのできる、熱田(あつた)神宮南門店、まさに熱田神宮の南門の目の前にある蓬莱軒の支店に行くことにしました。(とはいえ、画面を通しての見た目は一緒、美味しさもきっと一緒だと思います。)
初めて熱田神宮に来た母と妹と一緒にお参りをすませ、おみくじを引いたり、お守りを買ったりした後、蓬莱軒のある南門に向かって歩く途中、食いしん坊の私として、どうしても避けて通れない場所がありました。
広大な敷地をもつ、熱田神宮の境内には、「宮きしめん」というきしめんを食べさせてくれるお店があるのです。
参道を南門へ向かって歩いていくと西門から入ってのすぐ近く、林の中にひっそりと隠れるようにして、休憩所のような長テーブルが沢山ならんでいるのですが、お出汁のいい香りは、もちろん参道にまで漂っていて以前からどうしても一度食べてみたいと思っていました。
とはいえ、いくら食いしん坊でもこれから念願の「ひつまぶし」を食べにいくというのに「きしめん」でお腹を一杯にするわけにもいきません。メニューにはお出汁の種類やトッピングの異なる様々なきしめんが出ていて非常に興味を惹かれるのですが、ここは涙を飲んで一番シンプルな「宮きしめん」を一杯だけ、三人でシェアして味見してみることにしました。
お腹ぺこぺこの食いしん坊三人、しかもこのツアーは2月の半ばのことでまだかなり肌寒く、おあげ、椎茸、かまぼこ、鰹節(お好みでねぎ)くらいのシンプルな具がのったお醤油ベースのお出汁のきしめんは幅広の麺ももちもちと、温かさもご馳走になって最高に美味しくて、とても一杯じゃ足りない!!という気分になりましたが、すぐソコに蓬莱軒が!ひつまぶしが!待っています。
あっという間に、きしめんを平らげた私達は、いそいそと蓬莱軒へと向かいました。
さすがに蓬莱軒、平日の昼間だというのに満席でしたが、それでもほとんど待つこともなく席にとおしてもらえました。
うなぎ屋さんというのは、お料理が出てくるのをゆっくり待つ覚悟が必要ですよね?
ということで、私達は、三人で(一応控えめに)二人前のひつまぶしをまず頼み、ひつまぶしが出てくるまでのおつまみとして「う巻き」、「肝焼き」、「骨せんべい」そして、恵比寿ビールの小瓶を一本頼みました。
完全に酒飲みのオヤジだって思いました?
この日記では何度も表明していますが、私は池波正太郎が大好きなのです。
鬼平が、うなぎ屋さんに入って、うなぎが焼けるまで、う巻きや肝焼きなんかをつまみながら茶碗で冷酒を飲んで待っているシーンにどんなに憧れてきたか!
母も妹もほとんどアルコールは飲まないので、テーブル付のベテランのお姉さん(おばちゃんとはなんとなく言えません、って、言ったも同然か…)は、ちゃんとちっちゃなグラスを三つ出してくれたものの、ビールはほとんど私一人で飲んでしまったのですが、母は、近くのテーブルのサラリーマンが食い入るように私達を見ていて恥ずかしい、と言ってました。
確かに、女三人で、昼から、肝焼きでビールなんて!と思われたのでしょうね。
でも旅の恥はかき捨て!(私は現在地元に住んでるわけですが…)食べたいものを食べたいように堪能しなければつまりません。
こってりとしたタレに絡んだ肝焼きもとても美味しく、こりこりとした歯ごたえの骨せんべい(山椒塩につけていただきます)もなかなかでしたが、なんといっても「う巻き」!
予想では、卵焼きの芯にうなぎが入っているんだろう(そういう「う巻き」を出すお店も多いですよね)と思っていたのですが、蓬莱軒のう巻きは、ふわふわ熱々の卵焼き全体に細かく切ったうなぎが混じっていて、どこをつまんで食べてもはずれなし、卵の焼き加減もジューシーで絶品です。
(頑固なB型の夫も帰宅した私のあまりに熱のこもった食いしん坊レポートに影響されて、その後会社の同僚数人と出かけた際、「しら河」というこれも老舗でついにひつまぶしを食べてとても美味しかったとついに認めたのですが、う巻きは、どうやら私が食べた蓬莱軒の勝ちみたいです)
そうこうしている内に「ひつまぶし」がやってきました。
同じ蓬莱軒なので、太一君が食べていた(最終的に可哀相な山口君を除くメンバー全員がありついていましたが)ひつまぶしと見た目はおんなじです。
それぞれのお茶碗に取り分けて、まずは熱々をそのまま、もちろん美味しいです。
それから、ねぎ、のり、わさびなんかの薬味を載せて。この薬味が加わるとガラッと味わいが変わって、特にわさびの香りがいいアクセントになってとても美味しく感じます。
最後は、薬味を載せた上からお出汁をかけて…、油っぽいうなぎにお出汁をかけることに抵抗を感じる方もいると思うのですが、これが決して生臭くなったりはせず、さらさらさっぱりとまた違った美味しさが生まれます。
きしめんやう巻きなんかも色々食べたので、2人前でちょうど満足、という感じでした。
ひつまぶしに大満足して再び名古屋の街中に戻ってきた私達、病気療養中で体力のない私がツアーガイドのため、母と妹も今回は特別あちこち観光するつもりはないということで、名古屋駅の地下街で、ぷらぷらとお土産を物色した後、(ちょこっと歩くとすぐにバテテしまう私なので)一休みでお茶をしよう、ということになりました。
ここでちょっと脱線。
名古屋、というか、愛知県(ひょっとして東海地方?)の、喫茶店文化についてご存知の方も多いでしょうが、現在私が暮らしている名古屋郊外の田舎町にも、石を投げれば喫茶店に当たる、というくらい、多くの喫茶店が存在しています。
そしてどの喫茶店も驚くほど早い時間から店を開けています。
これは、モーニングという文化があるせいです。
どんな時間に入ったとしても、コーヒーを頼むとピーナツなどの小さなおつまみがついてくる、というのも、関東から来た人間にとっては新鮮なのですが、午前中に喫茶店に入ると、間違いなくお店のお姉さんから(もしくはお兄さん)から「モーニングにしますか?」というような声をかけられます。
そこで「はい」と答えて、お好みの飲み物を頼むと、コーヒー(もしくはカフェオレとかカプチーノとか頼んだ飲み物)と一緒に厚切りのバタートーストとゆで卵が現れるのです。(これはお店によって色々バリエーションがあるようです)
壁に「モーニングやってます」とか「チケット販売中です」とか張り紙はしてあるのですが、モーニングがいくらなのかはどこにも書いてありません。
なんだか落ち着かないまま、トーストや卵を平らげ、お会計で、プラス200円とか、300円とかくらいかな、と思いつつお財布を取り出すと、なんと請求されるのは飲み物の値段だけ。
コーヒーの値段もスタバなんかのように高価なのではなくて、300円ちょっとというところが相場です。
関東地方で、日常的に喫茶店を利用する人の年齢層は、かなり狭い範囲に限定できるのではないかと思うのですが、ここ愛知県では、本当にあらゆる年齢層の人たちがモーニングにやってきます。
なので平日の午前中の中途半端な時間帯でも、どの喫茶店もそこそこ人が入っていて、老夫婦が仲睦まじくトーストをつまんでいたり、学校や仕事に家族を送り出した後らしい中年の主婦の集団がわいわいおしゃべりをしていたり(3時のお茶じゃなくて、午前中です!)、市場に野菜をおろした帰りですか?という感じの中高年のご夫婦とか、仕事はどうしたんですか?というようなおじさんがコーヒーを飲みつつ新聞を読み耽っていたりします。
さらに土日になると、赤ちゃんを含む小さな子供とおじいちゃんおばあちゃんを引き連れた一家三世代とか、デートのスタートがここなの?というような、高校生、大学生のカップルとかで、朝っぱらから店内がごった返すことになるのです。
午前中の喫茶店に入るといまだに軽いカルチャーショックを禁じえない私です。
そんな喫茶店文化真っ盛りの東海地方で、知らない人がいない喫茶店といえば、「コメダ珈琲店」です。愛知県内、それこそどこに行っても必ずあるチェーンの喫茶店です。
やっと本題に戻りますが、私は母と妹を名古屋駅の地下街にある「コメダ」につれていきました。一休みしてコーヒーを飲む、というのが目的ではありますが、二人にぜひ食べさせたいと思ったものがコメダにはあるのです。
それは「シロノワール」です。
温めたドーナツ型のブリオッシュの中心にたっぷりとソフトクリームが盛り付けてあり、別添えのメープルシロップをかけていただくという、ソフトクリーム、メープルシロップに目がない私にとっては夢のようなデザートです。
オリジナルサイズの「シロノワール」はかなりの大きさです。(一人で食べきりサイズの「ミニシロノワール」もあります。ミニとはいえこれも結構なボリューム。)
お昼にひつまぶしをたっぷり食べたとはいえ、もちろん甘いものは別腹、三人で食べるなら余裕ということで、オリジナルサイズの「シロノワール」を一つと、それぞれにコーヒー(私はコメダのアメリカンが好きです)を頼みました。
あっという間に平らげ、幸せのため息をもらした私達親子。
ゆっくりと一休みした後、予約しておいた名古屋駅近くのホテルにチェックインし(この食いしん坊ツアーの間、私もアパートには帰らず母達と一緒にホテルに泊まりました)夕飯の時間になるまで、妹は駅の周りのデパートを見てくると一人ででかけ、久々の遠出のため早朝北関東の町を出発することに緊張して前の晩眠れなかったという母と、やはり久々の外出で、休み休みとはいえあちこち歩き回って消耗してしまった私とはホテルで少し昼寝をし、夕飯(まだ食べる!?)に備えて体力を回復させることになったのです。
(続く)
この日の夕飯から、翌日のお昼に二人と別れるまでの「食い倒れツアー」の模様はまた次回(多分明日)にしたいと思います。
2 件のコメント:
ひつまぶしのあまりの美味しそうさに、ついつい書き込みを…!
あつた蓬莱軒、いつか首都圏に出店してくれないか、と待っているのですがなかなか実現しないのが残念でなりません。
ところで名古屋といえば、甘いスパゲティ「甘口抹茶小倉スパゲティ」が有名な「喫茶マウンテン」を真っ先に思い出してしまうのですが、まだ食べる機会に恵まれていません。
一時閉店したものの6/29に営業再開だそうで、いつか挑戦したいと思っています。
完全B級グルメなので「藤葉様も是非」と言い辛いのですが、機会がありましたら是非(笑)感想をお聞かせ願いたいです。
引き続き名古屋めし編②がアップされるのを楽しみにしております♪
ささみさん
コメント管理を解除してみたのですが、するとやっぱり「書き込みありました」の連絡がこなくて不安になります。
蓬莱軒のひつまぶし、美味しいんですよ!もし名古屋にくることがあったらぜひ「う巻き」も試してみてください。
「喫茶マウンテン」テレビで良く紹介されてましたよね!私もトライしたことはありませんが、ささみさん、かなりのマニアですね(笑)
名古屋で一般的に食べられているスパゲティというと、ささみさんもご存知かもしれませんが「あんかけスパゲティ」というのがありまして、これについては名古屋めし編③くらいでご紹介しようかと思っているところです。
BigBang企画という長編Slashの波にさらわれて、名古屋めしの後編を書くのを忘れかけていましたが、ささみさんのおかげでちょっと正気が戻ってきました。
また続きを書きましたらぜひ読みにきてみてください。
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