2007年6月23日土曜日

"These aren't the 'droids you're looking for."

数日間、コメントの管理を解除してみたのですが、このブログ、コメントの履歴も画面横に出すことができない上、私の一日分の日記がまただらだらと無駄に長いので、気の小さい私はコメントしてくれた方に気付かなかったらという恐怖にどうしても打ち勝てません。いつかGoogleがブログのフォーマットをもっと進化させてくれるまで、コメントの管理をまた戻しておくことにします。コメントしてくださる方には、コメントの投稿と公開が時間差になって、ご不便をかけていると重々承知はしているのですが…。ひょっとして、またアナログ人間の私が知らないだけで、コメント管理しなくても書き込みの通知をもらう方法があるのかしら…。LJなんかどんな小さな書き込みもメールで知らせてくれるのに…。


そして、今回の日記、また訳のわからないタイトルですみません。


今回、スターウォーズおよび、ちょこっとだけ Supernaturalセカンドシーズンの内容のネタバレとなる可能性がありますので、閲覧にはご注意ください。



***



These aren't the 'droids you're looking for.


この台詞はもちろん、オビ=ワンがエピソード4で、重要機密を持って逃げたと思われるドロイド二人(R2-D2とC-3PO)を探すストームトルーパーに(ディーン曰く)「オビ=ワンした」時の台詞で、Supernatural セカンドシーズンの人気エピソードの一つ(Jaredもお気に入りに挙げていた)「Simon Said」でキュートなアンディが兄弟の目の前でオビ=ワンした時に(まるでディーンを喜ばせるためみたいに)最後に一言付け加えた台詞でもあります。

この場合、身長からいってディーンが超キュートかつ勇敢なチビドロイドR2-D2ってことになるのでしょうか?(笑)

「Awesome!」と喜ぶマニアのディーンがやっぱり可愛かった…。

おかげで私は、この一言の台詞の本物を聞きたい!と願う気持ちが引き金になって、ずーっと長年見るのを控え続けていた、このSF超大作を一気に観賞するはめに。

ということで、三日間を費やして、ついにスターウォーズ6作品全ての鑑賞が終了しました。

いやー、長かった!

子供の頃、ほとんど訳もわからず見ていた後半3部作もそれなりに面白いと思っていましたが、すっかり大人になった目線でエピソード1から改めて順番に見ていくと、話の流れが物凄くよくわかって、全く新しい感覚で楽しめました。

そしてコメンタリでルーカスが語った、全6作を通して一つの「ダース・ベーダーの物語」になるのだという、この映画の本質もはっきりと実感しました。

現在DVDでレンタルされているのは、「特別編」で、後から随分映像に手が加えられたものなのですね。
コメンタリで、ルーカスがちょこちょこそう言っているのを聞いてはいたものの、エピソード6のエンディングで、若きアナキンの亡霊(?)が出てきた時には新鮮に驚きました。
でもオビ=ワンは相変わらずおじいさんの姿なのに…、ルークの視線で見たいと思う姿だから?
だからオビ=ワンはルークが見たことのあるおじいさんの姿で、アナキンは若くて素敵だった頃の姿、ルークと面識のない素敵なおじさんクワイ=ガンの姿はないってこと?
きっとファンのトリビアサイトを探れば、細かい謎の設定の解釈がいくらでもありそうだけど、これ以上深みにはまるわけにもいかないので探さないでおきます。

でもディーンがまたマニアなコメントをしたら、その時は、また耐え切れずに探しちゃうかもしれないけど…。

今回3日がかりでやっと見終えた苦労を無にするのも悔しいので、6つのエピソードについて、一応覚書程度にほんの少しずつ感想を書くことにします。

大した内容ではないものの、この後、スターウォーズ、そしてところによりSupernaturalセカンドシーズンのネタバレが出てくる可能性がありますので、ご注意願います。





【エピソード1】

とにかくクワイ=ガン・ジン(リーアム・ニーソン)素敵ですよね~。
そばにいるユアン・マクレガーが小柄ということもあるんでしょうけど、あの大きさと色っぽさはまじで心臓に悪いです。ジェダイがあんなに色っぽくていいんでしょうか?

そして子供の頃に見ていた後半三部作と、数年前に地上波の日本語吹き替え版で見たエピソード1では気付かなかったことでも今回初めて気付いて驚いたことがあります。
素敵なおじさんクワイ=ガンも、オビ=ワンも、アナキン(ダース・ベーダー)もC-3POまで皆、英国アクセントで話してるってこと!
特にダース・ベーダーのあの独特の台詞の言い回しは、本当にぞくぞくします。

それから、ちっちゃな8歳のアナキンの顔が、ジャレッドに似ていると思うのは私だけでしょうか…?きっと私だけだな…。
以前にエピソード1を見た時には、小生意気そうな子だなーなんて思っただけでしたが、ジャレッドに似てると思ってしまった途端、(金髪ではあるけれども)サムがちっちゃい頃の姿のように思えてしまって、可愛くて可愛くてたまらなくなってしまいました。

ダース・モール(X-Menのトード役の人なんですか!?)も凄いキャラクターでしたが、ダース・モールとの戦いの後息を引き取るクワイ=ガンを抱きしめて、ぎゅっと師匠の頬に顔を押し付けるオビ=ワン、やっぱり私も一緒にもらい泣きしてしまいました。

クワイ=ガンの火葬のシーン(エピソード6のダース・ベーダーの火葬シーンとも繋がっているのでしょうが)、うん、そう、どこかの父ちゃんが焼かれているのを兄弟がじっと見つめる「あのシーン」をまさに彷彿とさせます。
スターウォーズファンなら、あのシーンを見た瞬間、あれだ!と思ったのでしょうね。

ジェダイが死んだ時、オビ=ワンやヨーダのように身体が跡形もなく消えてしまう場合と、残った死体を火葬にする場合とがあるみたいですけど、この辺りも調べればどこか(公式サイト?)で説明されていたりするのでしょうか。ちょっとだけ気になりました。


【エピソード2】

本当にまっさらの状態で初めてみるエピソード2、もう素敵なお師匠様は出てこないのね…、と少しがっかりはしたものの、オビ=ワンが可愛いお師匠様になって、アナキンもこんなに大きくなって!

どんなストーリーでも妄想目線で見ずにはいられない私、クワイ=ガン&オビ=ワン、オビ=ワン&アナキン、師弟の関係というものには、どうしても色っぽさがつきまといます。

ただ、ストーリーの展開上しかたのないことだとはいえ、あんなに可愛いお師匠様がいるっていうのにアナキン、パドメに夢中だとは…。
まあ、8歳の時、初対面で「天使」だと思ったくらいの美人だから忘れられなくてもしかたないけど、よくそれで十年間のジェダイの修行が勤まったものです。
そんなことだからダークサイドに堕ちるのよ…、と、どうしても呟かずにはいられなかった私でした。

そしてクリストファー・リー、こんなところでも悪い魔法使い…、いえいえ、ダークサイドに堕ちたジェダイを熱演していたのですね。


【エピソード3】

エピソード2の時には、まだまだ私の好みからは程遠かったアナキンも、おっ、髪が伸びて、少し身体も大きくなって?色っぽくなってきてる!と思ったけど、ストーリーが進むごとに顔もどんどんダークサイドに…。
オビ=ワンは相変わらずの可愛さですね。
ルークたちが成長するほんの二十年間くらいで、あの可愛いお師匠様があんなに渋いおじいさんに変われるものか、ちょっと考えないでもありませんが。

スターウォーズって子供から大人までが満遍なく楽しめる超娯楽大作だとばかり思っていましたが、ダースベーダーがダークサイドに堕ちるまでを描いた前半3部作については、既に作品の評価も確立していて、資金面での心配なんかをする必要がなくなっていたせいか、結構大人な内容になっているのですね。
殊に、アナキンとオビ=ワンの溶岩の星での対決のラストは、スターウォーズでここまで!と、ちょっとびっくりしました。でもあのシーンこそがダースベーター誕生のキーとなるわけで…。


【エピソード4】

These aren't the 'droids you're looking for.

なんといっても!オビ=ワンの口から、この台詞の本物が聞けただけで、本望です。

ハン・ソロ…、ン十年前も、子供心に素敵だと思っていましたが、女としてはどうしてもつい惚れてしまいたくなる、典型的に魅力的なキャラクターです。
愛機、ミレニアム・ファルコン号をあれほどまでに愛する姿は、ディーン&Impala の関係を彷彿とさせてくれます。
チューイ(チューバッカ)との固い絆もいいですよね。
当時のハリソン・フォードはまだおじさんというのも可哀相なように思える年頃なのに(エピソード4の時で33歳くらいだったとか)、しきりにルークを子ども扱いするところも胸をくすぐります。

8歳のちっちゃなアナキンが大人社会でもまれつつも立派に生きて、かつ、あんなに皆から「ジェダイになるには年が行き過ぎてる」って言われてたのを見てきた後だけに、周囲の大人たちのルークに対する赤ちゃん扱いには違和感を感じるほどでした。
最後のジェダイナイト候補だから、大事に育てなきゃって皆思ったのかもしれないですが。


【エピソード5】

いよいよダースベーダーの魅力が際立ってきました。あのテーマ曲と共に現れる彼、中身の顔が酷いことになってるってことはもう承知しているけれども、あの大きさ、あの黒いロングマントを翻して現れ、去っていく身のこなし、あの声!心底ほれぼれします。

ダースベーダーの正体なんか全く知らずに見ていた子供時代、超びっくりした例の「I’m your father.」という台詞も、今回はすっかり画面の中の素敵な彼と一緒にハモっていました。


【エピソード6】

何十年かぶりで見たイウォーク、やっぱり物凄く可愛かった!
あんなに気性が荒くなければ、ぜひ一人抱っこしてみたいものです。
この後半三部作の最後のエピソードは、とにかく見所満載で楽しいつくりになっていますね。

皇帝(帝国)を倒しただけで、あんなに全銀河に幸せが訪れるものだろうか…、という気もしますが、ハッピーエンドはなによりです。
この後は、ルークとレイアのそれぞれの子孫からまたジェダイの素質を持った人たちが増えていくということなのでしょうね。


いや~、一気に見るのは無謀だったかもしれませんが、これでディーンがまたSW関係でマニアなことを口走っても、少しはついていけるようになった気がします。

でも私の性質上、どうしても素敵なおじ様たちばかりに注目してしまうので…、せっかく体力勝負でマラソン的に観賞したものの、基本的知識を外してしまったかもという疑念は拭い去れません。


次回は、名古屋めし③、か、ここ数日日記に載せるのを我慢していた Slashを…。

8 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

藤葉さま。

kyuです。
今日は、ハイペースの更新にビックリです。
だって、先のコメントをチマチマ考えている間に、新たに2つも更新されていて…一瞬アレアレとキョロキョロしてしまいました。

SW。私も子供の頃に後半三部作をTV放送で見ている人間です。鮮明に覚えているのが、ルークの腕が切り落とされたシーンで…。多分、子供心に怖かったんだと…。あと、ライトセイバーの独特の音!!

リーアム・ニーソン、カッコいいですよね。
Part 1は、彼ばかりを追いかけていた私は、クワイ=ガンがPart1でお亡くなりになってしまったので、残り2作品がどうでもよく……おぃおぃ。
結局、前半3部作のうち、Part1は映画館で観たのですが、残り2作品はWOWOWで観てしまいました。

改めて全6作品を観て漠然と私が思ったのが、後半3部作の方が好きかも、と。
これといって好きなキャラクターがいる訳ではないんですが、前半3部作よりも冒険色の強い後半の方が、肌に合うみたいで…。
よくSpnでSWのネタを取り上げられているので、そこら辺を注目して観たいと思いながら、いつの間にか映画の世界に入ってしまっていて忘れてしまいます(笑)

藤よう さんのコメント...

kyuさん
更新驚かせてすみません。SWの鑑賞が完了した勢いで日記を書いていたら、署名の件で連絡をもらったりして、どどっとやってしまいました。

SW。全編を通してあんなに腕を切り落とすシーンが沢山あったということも意外でした。
そしてエピソード1、私が2&3を全く見ようという気ももたずに何年も来てしまったのは、素敵なクワイ=ガンが死んでしまったからだったかも、と漠然と思い出しました。
一緒ですね(笑)
そして私もやっぱり娯楽作品として単純に楽しめる後半三部作の方が好きみたいです。

匿名 さんのコメント...

藤葉様。
こんばんは。
とうとう禁断の果実、SWを、食べてしまったようですね。ことSWに限らず、私を含め、かなり多くの人が、Deanのせいでズルズルと、超えてはならない一線を超えているように思うのですが(苦笑)。

さきほど当方のレスにも書かせていただきましたが、藤葉様、リンクの件は「私のほうに藤葉様のブログのリンクを貼らせていただきたい」というお願いだったのです。なのに、わざわざこちらに、私の三重苦ブログのリンクを貼ってくださり、心底恐縮しております。すみません。そこで、改めてお願い致します。当方にも、藤葉様のリンク貼らせていただけたら嬉しいです。

SW、もう語りだすとヤバイのでやめておきます。かわりに、SN&SWのYouTube。もしすでにご覧になっていたらごめんなさい。あまりにも面白いので。

↓劇場映画予告風。うまいですよね!
http://jp.youtube.com/watch?v=b4U14Z-KUD4

↓歌詞と配役の妙に大笑い。チューバッカこの人? この人がヨーダ?〈爆)
http://jp.youtube.com/watch?v=xz_7Ggecmhg

そして、僭越ながら突っ込みどころをもう少し。あるサイトによると、アンディの車のライセンス番号は「RU OBI 1」だそうです。ハハハ。それに、確かエピソード2の中、オビ=ワンがアナキンの空飛ぶ暴走車に乗ってて「だから飛ぶのはイヤだ」って、歯食いしばってぼやくシーンありましたよね? あれは、Deanの飛行機嫌い思い出させてくれます。それにしてもDeanがあの身長でR2-D2?例の忠義なチビドロイドは今も好きで、ボールペンとか持ってる。するとC3POはSam? 確かに、いつもブツクサ文句言ってましたけど。
さらにJensenが若い頃好きだったのは、Harrison Fordでしたよね?!なんか、コレにも不思議な繋がりを感じてしまいます。「水辺の恐怖」では、「フォードとハミルだ」って名乗ったし、Deanに心開く子供の名前はルーカスでした!
脈絡ありませんが、とにかくSWは、リーアム&ユアンが最高!藤葉様がリーアムをわかってくださり、嬉しいです。

藤よう さんのコメント...

Maxy494さん
ご迷惑でなければ、もちろん相互リンクでお願いします。

きっと色々隠れているだろうと思っていましたが、SN内には色んなSWの要素が取り入れられているのですね。
ファーストシーズンのエピソードは完全にX-Filesフィルターをかけて見ていたので、全然気付きませんでした。
リーアムには完全にやられてしまいました!
本当に素敵なおじさんですよね。

YouTubeもこの後ゆっくり見に行きたいと思います。

匿名 さんのコメント...

藤葉様

こんばんは、深夜にお邪魔いたします。
SW、通しでご覧になられたのですか!?
お疲れさまです;
私はどちらかというと旧三部作派なので、『新』の人気にちょっぴり寂しい気持ちも(笑) そこはそれ、新三部作もちゃんと楽しんで観ています(1、2はプレミアも行きました!)。

そしてリンク確認しました。ありがとうございます…! うちの方でも貼らせて頂きましたので、ご報告にあがりました。 こちらこそ、不都合ありましたらいつでも何なりと…どうぞよろしくお願いしますv

取り急ぎご挨拶まで。

藤よう さんのコメント...

キョウさん
スターウォーズ6作品を一気に…、やってしまいました。まさに暇人だからできること、ですね(笑)
疲れましたが、楽しいひと時でした。

リンクの件、ありがとうございます。
私のところからなんらかの危険が及んだりすることないことを祈っております…。

匿名 さんのコメント...

藤葉様。
おかげさまで、こちらにも相互リンク貼らせていただきました。(リンク、うまく貼れるようになりました!)ありがとうございます。
とり急ぎご挨拶まで。いまから仕事です。それでは。

藤よう さんのコメント...

Maxyさん
了解しました!
お仕事頑張ってください。