面白かった!
ディーンのおかげでスターウォーズ全6作品を一気に見るはめになり、さすがに疲れて、SWを返却に行ったら、しばらくDVDのレンタルはお休みしようと思っていたのですが、なんと近所のTSUTAYAったらそんな私のココロを見透かしたかのように、数ヶ月ぶりに旧作全品100円キャンペーンを打ち出してきて…。
なので、やっぱり借りてしまいました。
今回は、それでもちょっと控えめに、「キューティーブロンド二作」、「Two Weeks Notice」、「天国の青い蝶」、そして「ロッタちゃんと赤いじてんしゃ」の計5本です。
(海外ドラマは月末までずっと継続して半額キャンペーン中で100円にならないので、今回は「Dead Zone」はお休みです)
日常、おかしな妄想ばかりしている私ですが、時々普通の女の子に戻って理屈なしに気楽に笑えるラブコメがみたくなります。
「Two Weeks Notice」
ずっと見たかったのに見そびれていて、すっかり旧作になって100円で見ることになるとは。
ヒュー・グラント&サンドラ・ブロックが組んで、ラブコメをつくったら!面白いに決まってますよね。
電話でChineseのデリバリーを注文するルーシーが、あまりに大量なため、毎度「そうよ、一人で食べるの」って電話の向こうの確認に答えるシーンだけで、完全に食いしん坊としての仲間意識を刺激され。
レストランでのシーンで、言葉ではなんのやりとりもなしに、ジョージが自分のグラスから氷をルーシーのグラスに移し、お料理が運ばれてくると今度はルーシーのお皿から、ジョージがビーツを取ってあげる、あの無意識に通じ合った感じに、「きゅぅぅぅ~っ」と意味不明な感嘆の声がもれ。
お互い必要とし合ってることは一目瞭然なのに、気持ちがすれ違う様子というのは、本当に中毒になる魅力的な設定です。
しかしサンドラ・ブロックって、ことコメディーとなったら、あの美人がなりふり構わない感じで体当たりの底抜けに面白い姿を見せてくれて、驚愕を覚えるほどです。
「キューティーブロンド1&2」
(何年も前から)妹から面白いから絶対見たほうがいいと言われ続けていたものの、正直ここまで楽しい映画だとは期待していませんでした。
(少し前にプリティプリンセス1&2では痛い思いをした経験もあったし…、もちろんジュリー・アンドリュースとアン・ハサウェイに勝手に期待した自分が悪いんだけど。)
細かい設定では突っ込みどころもそれこそ沢山あるのでしょうけど、そんなことはお構いなしに笑って、見終わった後には、すがすがしい気持ちで一杯になりました。
先日見てすごく楽しかった「ズーランダー」はお馬鹿な(でも心は素直で純粋な)男性たちが満喫できましたが、キューティーブロンドはその女の子版という気もします。
デルタ・ヌウの女の子たち、最高です。
エルの親友のマーゴット&セリーナが画面に出てくるたびに、あのお馬鹿加減が可愛くて、ウキウキするほど楽しくなりました。
「パーマをかけた後、24時間は髪を濡らしたりなんかしないわ」(1の中のシーンより)とか、
「フェイシャルエステの後、厚化粧なんかしない」(2の中のシーンより)とか、
エルの鋭い(?)推理のポイントは、私の中の女の子もぴんときて、マーゴット(セリーナ?)と一緒に思わず法廷で「はいっ!」と手を上げたくなったり(笑)
途中で無意味に始まるちょっとしたミュージカル調のシーンですら気にならないほど、とにかく頭から終わりまで、楽しく堪能しました。
残りの2つの映画もそれぞれ見るのが楽しみですが、その前に。
***
そんな楽しい「キューティーブロンド1&2」を見た後で、どうしてもお勧めしたいSlashがあります。
実はこれもいつかCrack祭りをやる時のために、ずっと隠し持っていたものだったのですが、私の中でJensen版「キューティーブロンド」とでもいいたくなる、AU Crack fic。
前編が7,700語、後編が10,700語とちょっと長いかもしれませんがとにかくJensenがお馬鹿で、可愛くて、楽しいお話なのです:
タイトルは、「Unequivocal Sex Invite」
作者は、miss_begonia 彼女も本当に上手な作家さんです。
そして一応お話へのリンクを貼り付けたものの…。ずっと隠し持っていたことがアダになってしまいました。
お話のページ開けた方、ほとんどいませんよね?
開けた、という方は、ほぼ間違いなく読んだことがある方、ということでしょうし。
ごめんなさい!
彼女、作品のほとんど(ひょっとして全て?)にお友達ロックをかけてしまったのでした。
私の日記でご存知の方もいるかもしれませんが、先日LiveJournalで発生した「Witch Hunt」で、Fandom系のサイトまでが閉鎖、もしくは削除されかけるような事件があって以来、自分が苦労して書いた作品を守るため、作品に「お友達ロック」をかけた作家さんが結構いるのです。
で、このmiss_begoniaさんもその一人。
私は作品読みたさに、先日彼女に「お友達にして!」と懇願しお友達にしてもらい、日頃は、LJにログインしっぱなしなので気付かず、うっかりリンクを貼ってしまいましたが、たまたま一旦ログアウトしたら、お話を「表示できません」と言われて、「あっ」と思い出しました。
貼り付けるお話を取り替えようとも思いましたが、このお話はぜひお勧めしたい作品でもあるので、あらたにLJのアカウントを取ってでも(とはいえ、既に LJ のアカウントを持ってる人は結構いるかもしれませんよね?)、そして更に、海の向こうの作家さんに「お友達」になってもらってでも、読んでみたい、と思う方が出てきた場合のことを考えて、このままにしておいてみたいと思います。
まずは、LJのアカウントを持っている方、どうでしょう?
この機会に、海の向こうのFan girlに 「お友達」にして、とお願いしてみる体験をしてみるというのは?
今回新たにお友達ロックをかけた作家さんたちは、皆さん結構簡単にお友達にしてくれます。
LJにログインした状態で、上の名前のリンクから彼女の日記に入り、最低限、
「I want to read your stories, add me, please ?」
くらいの一言のコメントを残せば、割とすぐにお友達にしてくれると思います。
お友達にして、というコメントを残している他の大量の人たちの文面を参考にして、自分なりの「お友達にして?」コメントを作ってみることもできますよね。
ということで、読んでみたい!と思う人を一人でも喚起できるよう、そして、この miss_begoniaさん、Crackを書く時には、特に独特の言い回しが多くて、読み始めちょっと内容に入っていきづらい感じを覚える方もいるかもしれないので、今回はちょっと導入部分のあらすじを長めに書いてみたいと思います。
「Unequivocal Sex Invite」あらすじ
あらすじも Crack調にしてみました。 ;D超キュートなJensenはハイスクールのアイドルで、学園のファッションリーダー的存在。
ブランド大好き!でもそれを鼻にかけたりなんかしない、素敵な男の子。
面倒見も良くて、つい転校してきた友達(Chad)のファッションセンスを改善してあげたり、恋の仲介人をしてあげたりしちゃうんだけど、Jensen自身は、まだ特定の彼氏(Jensenは、当然のようにBoyfriendを探してます…)はいなくて、つまりまだバージンってこと。;P
最近、すっごく彼氏が欲しくなってきて、最高に頭が良くてホットなWentworthとは、ちょっと付き合ってみてもいいかな、なんて思ってるんだけど、彼ってなに考えてるのかわからないところもあって困っちゃう。ちょっと不良っぽいChrisも気になったりするし(違ったかな…)、恋の行方はまだまだわからない感じ。
ママ亡き後、再婚した相手とも離婚して、現在男手一つでJensenを育てているリッチな弁護士のジェフリーパパも、一見厳しいようでありながら、実際は可愛いJensenのいいなりで、おねだりに応えてなんでも買ってくれるの。(とはいえ素敵なパパがいつまでも格好よくいられるように、食べる物なんかにも気をつけてあげているJensenです)
パパの再婚相手の連れ子で一時は義理の兄弟だったJaredは、現在ロースクールに通う大学生。パパの離婚後もパパとはいい関係で、現在は、ジェフパパの仕事の手伝いなんかもして、いまだにちょくちょくJensenの家に入り浸ってる。
でも、Jaredったら、おしゃれになんか全然興味がないし、Jensenから見ると、全然イケてないむさ苦しい存在だった…、だったはずなのに…。
このお話の楽しい雰囲気を少しは感じ取っていただけるといいのですが。
おしゃれにばっかり気を使って、ちょっとお馬鹿で超イケイケな外見だけどバージンというJensenのキャラクターがとにかく可愛くてたまりません。
そんなJensenにとって完全に興味の対象外だったJaredが、次第に存在感を増していく様子は、まさに定石どおり(まるで日本の少女マンガのような!)のストーリー運びではあるのですが、読んでいる私達にもJaredがどんどん格好よく思えてきて(っていうか、私はJaredの登場シーンからぞくぞくしました…)、くぅ~、うまいっ!という感じ。
思春期真っ只中のJensenが紆余曲折を経て本当の恋を見つけるまでの物語といってもいいかもしれません。
もちろんCrack ficなので、紆余曲折の展開はとんでもなくハチャメチャなのですけど。
Jaredがちょっとお兄さん、という設定もGoodです。
登場シーンは少ないけど、私の大好きなジェフリーパパもいい味を出しています。
***
主にCrack作品で、美人で最高にキュートなんだけど、ちょっとお馬鹿なJensenという設定のお話は結構あって、現実のJensenは絶対こうじゃないと重々わかっていながら、上手に書かれると、すっかりはまり込んで心底楽しんでしまうのです。
そんなJensenとは対照的に、Jaredがちょっと大人な感じで、お馬鹿なJensenの失敗をさりげなくフォローしたり、なんていうことになると、Jaredカッコイイ!素敵!!なんて、読んでいる私はたちまちメロメロになってしまうという傾向もあったりします。
まだいくつも紹介したいお話はありますが、今回はとりあえず一つだけで我慢しておきます。
一応のおことわり: 今晩から二日間、関東に里帰りすることになったため、私からの日記への反応が途絶えるかもしれません。僻地の日記で、そうそう頻繁に読みに来てくれている人も少ないので、これは完全に蛇足コメントですが念のため。妹のパソコンを借りて日記を見ることができたら、関東から反応するかもしれませんが。
2 件のコメント:
藤葉さま
こんばんは、kyuです。
里帰りされているそうで、のんび~りされているんでしょうね♪♪
はい。就職活動してますよ。実は暇人を続けていたいというダメな願望はあるんですが、いい加減、抜け出さないと本当にヤバそうで…。ちゃんと仕事復帰出来るのか(ブランクが長いため)不安もあるんですけどね。
さて、今回の話題の「Legally Blonde(原題<邦題かな?)」と「Two Weeks~」。私もどちらとも好きな映画です。「Two Weeks」は、藤葉さまも触れられていた、レストランでのシーンが凄く好きで!!たまにDVD引っ張り出して観る時は、そこを何度か繰り返し見たり…。サンドラのコメディ作品である「Miss Congeniality(デンジャラス・ビューティ)」も面白ですよね。ご覧になってます?この作品では、Sir Michael CaineやCandice Bergenも良い味を出していてお気に入りの作品です。サンドラ映画なら田舎の映画館でも上映されることが多いんですが、リースはなかなか映画館で観ることが出来なくて…残念。彼女らが出演しているコメディ映画なら観てみようかなぁ?と、いつも思ってしまいます。
そして、紹介されていたSlash。
面白そうですね!!読んでみたい。でも、例の「お友達にして下さい。」をしないといけないんですね。うぉぉぉ…悶々と悩んでしまいます(苦笑)勇気が…欲望が抑えきれなくなったらチャレンジをしてみよう。
たまたま知り合いになった熱烈なJensen FanGirlから「DA、是非見てね」と言われ、場の雰囲気で「Okay!!」と軽く約束しちゃった私。おっさん好きの私としては、若いキラキラJensenを私は耐えられるのか??と実は干渉を避けてきたんですが、先日「don't forget to watch "DA"」とメールまで頂いたので、ようやっと重い腰が上がって「DA」をレンタルしてきました。が、Playボタンを押せずにいます。見始めたら、あっという間なのに…。
kyuさん
(妹のパソコンを借りてお返事を…)
往復の時間を差し引くと正味一日半程度でなかなか落ち着けません。
就職、私もそろそろできる範囲でできることを探さないと、と思います。
私こそ、超ブランクのため、どうなることやら。
デンジャラス・ビューティーも大好きです!
DA、超可愛いJensenが出てくるまでの道のりは長いですが、マックス役のジェシカ・アルバもやっぱり可愛くて、私は結構楽しめましたよ。
Slash、覚悟が決まったら、ぜひ「お友達にして」にチャレンジしてみてください:D
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