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2009年10月21日水曜日

Supernatural Season 4 DVD Box!!

うすうすこの日記の存在を忘れてしまいそうになってしまうほど、日記書きから遠ざかっている今日この頃の私なのですが…。
昨日、ついに我が家にSupernatural シーズン4のDVD Boxが到着したー!

という事実が、思いのほか嬉しかったので、本当に久々にちょこっとだけ日記を書くことにします。

とはいえ、もはや誰もこの日記になんか遊びにきている人はいないかもしれませんが…。



***



しかも、しかも!!!

今シーズンは日本版にも、Japanese Fangirls 念願のというか、むしろもう悲願とさえいえる『Gag Reel』が入っていましたね!


当初、例年通り2つのBoxでの販売ということで予約を入れていたものの、

『1つのBoxでの販売になったのですけど、それでも欲しい場合は予約を入れなおしてください』

ということで、

「むむむっ??今年のジャパンワーナーさん一味違う…ついにわずかずつとはいえ実際にDVDを購入する私たちFangirlsの現場の声が届いてきたってことなのかも…

でも、Gag Reelも入れてくれる?…とまでの高すぎる期待は持たないようにしておこう」

と、控えめに控えめに、(私の場合)DVD Boxのおまけ等については一切の情報を仕入れないまま、ひたすら手元に届くのを待っていたものだったのですが、

Gag Reelが入ってた!

しかも字幕つきでみられる!

と、嬉しい驚きに心が弾み、ずっと遠ざかっていった日記を書こうという気持ちさえ奮い起こした私です。


とはいえ、ただいま現地アメリカで放送中のシーズン5を追いかけているのに加え、

また新たにいくつかのドラマを追いかけているような状態なので、

ゆっくりじっくり日本語字幕つきでシーズン4を復習するのは、しばらく後回しになりそうです。




***



今年の1月に、社会復帰へのリハビリを兼ねてバイトを始めて以来、相変わらず安月給でのバイト生活は変わらないものの、労働時間がぐんと増えたことで、

自分の自由になる時間がかなり減ってしまい、

観たい海外ドラマを鑑賞する時間や、読書(Slashを含む…)のための時間を差し引くと、

日記を書くための時間というのがほぼとれず、

後で時間がとれたらまとめてちょっと日記を更新しよう…

なんて思っているうちに、一ヶ月、二ヶ月はあっという間にたってしまうという状況が続いています。

とはいえ、日記を書けない、以外は、意外なほど今までと変わらない生活を送っている私です。



現在、鑑賞しているドラマは、

(以下は、まだ日本で放送されていないドラマのネタバレとなる可能性もありますので、ご注意願います)


もちろん!


『Supernatural』シーズン5

(シーズン4のラスト、SamのRubyとの度重なる浮気+日本でもしばらく話題沸騰だった不法薬物じゃなかった、悪魔の血の中毒なんかの問題で、破局寸前となってしまったWinchester夫妻…、ごほっ、いや、兄弟。
シーズン5に入って、別居…ついに離婚の危機ってことなの?!なんていう状況にも陥って、
Fanとしてもしばらく随分さびしい思いを味わったものの、
現在はちょっと観ているこちらがどぎまぎするような台詞連発で、正式な復縁へ向けて、同居を再開した二人の姿に、やれやれと胸をなでおろしつつ、
つい前回のエピソードでは、え?ついに養子をとって二人で子育てするつもりなの?なんて、相変わらず鑑賞中、さまざまな妄想にとりつかれつつ、ニヤニヤがとまらない私、といったところ。)


『Leverage』シーズン2

(なかなか自分の気持ちに正直にならないNateパパのおかげで、ついにSophieママが家を出て行ってしまってしばし、ママの不在に少々精神不安定になっている、そうでなくてもそもそも手の焼ける三人の子供たちを男手一つで面倒をみていくのに限界を感じてきたNateパパは、ロンドンまでSophieママに「子供たちが恋しがってるから帰ってきてくれ」と頼みに行ったものの、ママは「子供たち?あなたはどうなの?」と、そう簡単に「うん」とは言わず、代わりにベビーシッターとして、昔の友達を送り込んできたりして、

この後の展開が非常に気になるところではあるものの、Sophie役のGina Bellman の出産後、残りのエピソードを撮る?とか?なの?〔相変わらず詳細は調査しない私…〕ということで、

ここしばらくHiatusに入っているので、実はある意味ちょっと一息つけて助かっています)


『Merlin』シーズン2

(これも待ちに待っていた新シリーズ!
シーズン2に入ってからは、登場人物たちも少し成長して、まさに『アーサー王』伝説の筋書きを彷彿とさせる感じに、ほのかな恋愛模様なんかもストーリーに盛り込まれるようになりましたが、アーサーとマーリンの仲良しぶりもポイントポイントではちゃんと描かれていて、
私のようなFangirlsのことも忘れていないのね、と思わせてくれます。

このBBCの超力作ドラマは、カナダに続いて、アメリカでもすぐに放映され始めたし、日本でもNHKあたりがすぐに放映権を獲得して放送を始めるのじゃないかと思っていましたが、どうなんでしょう?
昨今の日本のテレビ業界はかなり広告収入が減ったりして台所事情が苦しいという噂も聞くので、手が出なかったりしているのでしょうか?
日本での放送見込みについて、何か噂が出ていますか?)


『Sons of Anarchy』シーズン2

(X-Filesというドラマにハマって以来、愛し続けている俳優さんであり、Supernaturalシーズン4ではついに!Winchester兄弟のおじいちゃん役までも演じた Mitch Pileggi の出演作ということで追いかけ始めた作品なのですが、
このドラマ、私の好みからすると暴力的な意味でとっても恐い!のだけれども、とにかく登場人物が皆格好良くて!
シーズン2も開始早々からかなり衝撃的な内容で、毎回どきどき(びくびく?)しながら新しいエピソードを追いかけています)


『Glee』シーズン1

(…いい年をして…、という感じではあるのですが。
Supernatural Slashの関係で、私がまだわずかにふらついているあたりの海の向こうのFangirlsの日記で同時発生的に『面白い!』という感想を目にするようになって…、うっかり観始めてしまいました。
とあるハイスクールの廃部寸前だった『Glee Club』(合唱クラブ)を舞台に、生徒や先生たちのさまざまな人間ドラマを追った、このドラマ。
日本人の考える『合唱クラブ』とは全く様相が違う、”歌って踊る!”激しいパフォーマンスが毎回盛り込まれるのも一つの楽しみながら、とにかく極端に『変わった』人ばっかりが出てくるのがなんともたまりません!)


『Psych』

(これは、現在アメリカではシーズン4が放送されているという作品なので、既にご存知の方も多いでしょうが…。
ひょっとして、過去に「面白いですよ」と勧めてくださった方がいたような気もするのですが…、だとしたらその際には大変失礼しました。
いまさらですが…、はまりました。
Psych というタイトルからして、一人勝手にかなり重たい内容のドラマだと思い込んでいて、これまで全く興味を持たずに来てしまっていたのですけども…、こんなに楽しいドラマだったとは!

小さな頃から、警察官のお父さんにありとあらゆる捜査の心得と技を仕込まれてきたShawn。
でもお父さんのあまりのスパルタ教育に反発してか、お父さんの望む道からはかけ離れた、はっきりいってろくでもない大人になってしまっていましたが、ある時、お父さん仕込の推理の技でテレビのニュースで目にした事件の犯人を鋭く見分け、報奨金目当てで犯人を警察に密告すると、犯罪の関係者しか知りえない情報を知っているということで、危うく共犯として逮捕されかけ、
その場を切り抜ける苦し紛れに、つい「自分は、サイキックだ!」と口走ってしまい、
それをきっかけに、エセ「霊能力捜査官」として、警察の捜査に(ある意味、無理やり)協力していくことに…。
シャーロック・ホームズの推理を聞いたワトソン君(および読者である私)は、ホームズが種明かしをするまで、まるでホームズが魔法を使って犯人を当てたかのように思ってしまったものでしたが、
優れた捜査の達人の技をこんな風に逆手にとって楽しいドラマにするというのは、とっても目の付け所がおもしろいですよね。

さらに…、Shawnの幼馴染であるGus(なんと、West Wingで大統領の秘書に抜擢された黒人少年!名前はなんていったっけ?)との関係が…、妙に可愛くて!私のような腐のつく女子の心をくすぐります)


一応、以上かな…。

(実は、あと…Sam&Danのキュートな兄弟目当てで、リアリティショーの『The Amazing Race』も見始めています。…が、やっぱりリアリティショーは基本的に苦手で、よっぽど楽しい話題がもれ聞こえてくるまでは、しばらく鑑賞を休むかも…)

仕事を始めた上に、これだけのドラマを毎週追いかけているので、妙に忙しいのも無理はないですね。


せめて、ますます複雑になる、天国vs.地獄の構図を頭の中で整理するためにも、Supernaturalの感想文を毎週ほんの少しでも日記に更新できるようになれば…、と日々思ってはいるのですが…、

現状はかなり難しいという感じ。

あー、一日30時間くらいあったらやりたいことが全部できるようになるのかなー。

2009年5月10日日曜日

Supernatural!感想文書きたいのに!

琴欧洲の婚約が発表されたりして…、

(もう2年前?の)名古屋場所では思いがけず握手をしてもらった元高見山、東関親方が近々定年になることも知ったりして…、

バイトのため本場所の生中継を見ることもできなくなる見込みの私の相撲愛もがくんと冷めて行きそうな今日この頃…。

愛知県に住んでいた時、やっぱり一宮市の佐渡ヶ嶽部屋の宿舎を見学に行っておくべきだった…、私が住んでいた(裸祭りで全国的に有名な)稲沢市のすぐお隣だったっていうのに…

って!そりゃあ当時は一応人妻だったですけどもさっ!はいはいっ!人妻じゃなくったって、年齢は「3つ年上です…」なんてものじゃない年上ですけどもさっ!

でも、これで琴欧洲が落ち着いて大関らしいいい相撲をとってくれるようになるなら、私としては、それが一番嬉しいことです。



☆



などなど、ちょっと気をとられていると、

あっ!という間に、シーズン4最終話の前編が放送になってしまいました。


以下、本日具体的にエピソードの内容に触れるつもりはないのですが、うっかり何かしらネタバレ的なことをもらしてしまうかもしれませんので、ネタバレ絶対に回避!な方は閲覧ご注意ください。





☆







で、来週はその後編、シーズン4の本当の最後のエピソードということなのですね。

最終話までの4話が一気に放送になると聞いた時、覚悟はしていましたが、やっぱり毎週毎週新しいエピソードが放送になるというのは、本当に忙しいものですね!

あー、返す返すも、とにかく何はなくとも時間だけは豊富にあった頃が懐かしいです!

振り返れば毎シーズンそうですが、最終話までの数話というのは内容的にも非常に盛りだくさんで、一話一話を追いかけ、内容をかろうじて消化していくのもアップアップという感じです。

(私はとかくDeanのとんでもない可愛さとかSamのよくここまで成長した!という逞しいセクシーさとかにばかり気をとられて、大事な台詞なんかを右から左に流してしまっていることも多いので…)
ラストスパート全開で、毎週投下される衝撃の展開をなんとか整理して理解しようと、ここしばらく暇さえあればこのシーズンのエピソードを少しずつ復習したりもしているのですが、

先の展開を知った上で、あらためてじっくりとエピソードを見返してみると、重要なキーワードや、兄弟の間の精神的ダイナミズムとでもいったものは、シリーズ全体を通して実にゆるぎなく一貫して描かれていることに気付かされて、

Supernaturalの脚本家チームって、本当に自分たちのドラマをよく研究&復習してるし、どんな細かいことも見逃さずに食いついてくる恐ろしいファンを納得させ、さらにそのファンの想像の上を行く設定を作り出そうと努力しているのだなー、

と、ひたすら感心させられるばかりです。

とはいえ、このシーズン4に入ってからのエピソードというものは、一部の(ひょっとしたらかなり多くの?)ファンにとっては、かなり納得のいかない展開とも受け止められている傾向もあるようで、

エピソード放送後のFangirlsのリアクションの中に、

「私もそう思った!」と素直に同意できる意見が非常に少ないという印象もあるため、

なんとか、自分なりの「シーズン4考」を書き出したい!とは思うのですが、

なんだかこのところめっきり、PCの前にゆっくり座ってじっくりと考えを巡らしたりする機会(&体力…)が減って、エピソードを見た直後の興奮を好きなだけ好きなように日記に吐き出すことができないのが非常に悔しいです。

とはいえ、「父ちゃん考」も途中だし…、ふと振り返れば、この3月にも、一度エピソードのまとめの感想を書き出そうと中途半端なことをしていた形跡が…。
(っていうか、私、そもそもシーズン1のエピソードの感想文も最後まで書いてなかった…?)

この際、来週のエピソードを見てしまって、その後シーズン5が再開されるまでの長~い夏のHiatusの間にじっくりと考察&感想を…

なんて大きなことを言って実現できたためしはないので、何事にも忘れっぽい私がこの激動のシーズンの興奮をあっさりと忘れてしまう前に、なんとか少しずつでも書き出したい!

とは思っているのですけれども…。

夏休みの日記みたいに、一日(Word換算で)一ページずつ、書くとか…。

…、私って、夏休みの宿題も最終日にまとめてやる子だったっけ…。



☆



バイトとはいえ、数年ぶりに外に出て働き始めたりしたことで、微妙なストレスに晒されるようになったためなのか、(最近の日記はこればっかり言ってますね)

口を開けば時間がないと言いつつ、(私の悪い癖で、たぶん現実逃避のために…)映画、ドラマ、本といったフィクションの媒体に浸っていることが多くなってしまっている気がします。

ということで、前回に引き続きということになりますが、またちょっと観た映画のタイトルだけ…:


『ダージリン急行』

映画の大半、包帯に覆われていたとはいえ、Owen Wilsonやっぱり可愛かった…。
っていうか、あのお馬鹿三兄弟が丸ごと可愛かった…。


『グラン・トリノ』

世間でこれほど名作揃いだと評判になっていながら、(とかくお気楽コメディしかみない傾向のある)私、クリント・イーストウッドの監督作品ってこれまでほとんど見たことがなかったのですが、ふとした拍子で観てしまいました。

ある意味、全編お約束といえばお約束なストーリー展開なのでしょうけれども、

頑固で昔かたぎなおじいさんと気弱な少年の間に、ああいうタイプの交流が生じ、二人がそれぞれ成長していくというようなお話は…、

お約束であってもやっぱり ”ぐっ” ときます。


☆


読書は…、

私、またもやスーザン・ブロックマン熱に浮かされるフェーズに入ってしまったようです。

前作の『Into the Fire』も、ついこの間読み終えたばかりという感じがするのですが(2月?!月日の経つのは本当に速いものです!)、

先日Amazonさんから、

Suzanne Brockmannの「Dark of Night」、お手ごろ価格のペーパーバックが入ったんですけどどうですか?

という、毎度の憎いお誘いがあり、うっかりふらふらと覗きにいってみると、

957円?これじゃお手軽すぎて、一冊じゃ送料無料にならないじゃない

すると 「この本を買った人は、こんなのも買ってますぜ?」

という誘惑の中に、

トラブルシューターズシリーズの最新翻訳版「熱い風の廃墟」上下巻が入っていて、

なんとおせっかいにも、「まとめて三冊購入する」というお買い物ボタンまで作ってある!

最近ちゃんと本屋さんに行ってなくて、新しい日本語翻訳版が出ていたことも知らなかった私としては、また、うーんと悩むことに。

とっくの昔にお手ごろ価格なペーパーバックで読んでしまったお話をあらためて高価な日本語翻訳版(しかも上下二巻)で買いなおす際には、いつも同じためらいが生じるのですが、

「熱い風の廃墟」の表紙を拡大してみると原題は『Flashpoint』で、これは記念すべき「トラブルシューターズインク」シリーズの幕開けともなる作品。

過去の日記を検索してみたら、2007年12月11日に感想文が投稿してありました。
当時の感想文では、私なりの解釈でチーム16シリーズの番外編、なんてことが書いてありましたが、この作品を皮切りに、物語の舞台は、海軍SEAL部隊の内部から、トム・パオレッティ(社長)率いるトラブルシューターズインクの活躍へと移っていたのですね。

ということで、結局、逡巡しつつも「三冊まとめて」の注文ボタンを押してしまった私です。

で、お届けは5月17日すぎです、とか言ってたのに、5月5日の午後にお届けされてしまうと、ゴールデンウィークも明けて二日間は仕事があるっていうのに!どうしても週末が待てずにほぼ二日徹夜状態で、「熱い風の廃墟」をおさらい読書してしまうことに…。

でも結果的に、ほぼ一年半ぶり(!)に読み直す機会が持ててよかったです。
(ここ数年で英語も随分速く読めるようになったと思っていたけど、やっぱり母国語である日本語を読むスピードの方が格段に上だということも実感しました)

『Flashpoint』(「熱い風の廃墟」)は、

チーム16が物語の中心でなくなって、知らない目新しい登場人物ばっかりになってしまったことが寂しい…なんてつぶやきつつ、

ほぼ初お目見えだった、デッカー、ナッシュ、テス、ソフィア、マーフィ、デイブ、そしてこの作品を読んでいる間はとにかく小憎らしいだけだったウィル・シュローダー!という数多くの新しい登場人物ばかりが出てくるお話をかなり苦労してじっくり読み込んだ記憶があって、日本語版であらためて読み返す必要もないと思っていたのですが、

でもその後(キュートなゲイのFBI捜査官ジュールズの恋の行方を知りたい一心で…)

『Hot Target』、『Breaking Point』、『Into the Storm』、『Force of Nature』、『All Through the Night』

と立て続けに「トラブルシューターズインク」シリーズを読んできて、

もうすっかりお馴染みさんになった(上に挙げた)『Flashpoint』の主要登場人物をまた勢ぞろいさせたともいえる『Into the Fire』をこの二月に読み終わったばかりの今、

自分でもワクワクするほどの猛スピードで読める日本語版ですっきりと復習してみると、

(以下、完全にネタバレなので一応文字を伏せます)
「ソフィア?ええっっ??!!そこに着地するの??絶対にデッカーとうまくいくものだと思って応援してきたのに!」

と思わされた『Into the Fire』へと繋がる、しっかりとした伏線が、『Flashpoint』でもうはっきりと描かれていたことを再確認できて、

「あー、シリーズものって、時々昔の作品に戻っておさらいするべきなんだなー」
(特に、濫読で忘れっぽい私のような人間は余計に…)

と素直に思えて、今後もいいタイミングで復習するため、このシリーズの日本語翻訳版が出るたびに購入してもいいのかもしれないと思うようになりました。

で!

どうやら前作の『Into the Fire』での出来事を色濃く引きずっているらしい、

『Dark of Night』を読む準備も整ったということで、

Supernaturalの感想文にも手をつけないまま、なけなしの体力を全てつぎ込んで読み始めてしまうことになりそうです…。

だって、ナッシュが…、デッカーが、大変なことになっちゃうみたいなんだもん。

2009年4月26日日曜日

Johnパパ考(まずはほんのちょっとだけでも…)

今年に入ってからバイトを始めたりしたこともあって、Supernaturalシーズン4の本気の感想文に関しては、しばらくストップしている状況なのですが、

(日頃、極力ネタバレ情報を避けて暮らしている私の耳にも随分前から「え~!?」と声を上げたくなるような噂が届いていた)問題の第19話がついに放送になってみると…、

お若いSPNファン(特にJensen!girls)からは、

「なんなのJohn!もうまじで最悪に失望させられた!」

なんていう声も多く聞こえてきて、

とにかくこのSupernaturalというドラマの第1話で、超好みの(JDM=)Johnパパに首っ丈になってしまって以来、ずっ~と、とにかくひたすら(Deanと共に…)「父ちゃん」のことを愛し続けてきた私としては、なんだかぜひともJohnのために弁護をしなければ!

という気分になってしまったのですが、

予想外に長引いてしまった風邪の病みあがりであることに加え、この週末はうかつにも久々に(ほぼ徹夜で…)Sのつくお話を読み耽ってしまったりして…

すっかり時間がなくなってしまいました。

でもこのままJohnパパの弁護をわずかでもしないままではどうにも気が済まないので…、

ちょこっとだけでも私なりの「Johnパパ考」という観点で日記を書いておきたいと思います。



☆



実はシーズン4の、特にここしばらくのエピソードについては、私、ずっとJohnパパと息子たち(特にDean)との関係について考えさせられることが多くて、その辺りをじっくりと整理してまとめてからゆっくり考察を書き出していこう、

あ、それには、頭の数ページを読んだきりなかなかゆっくり読み込む気力を出せないまま、枕元でずっと待機している

「パパの日記」

も一通り読んでおくべきだよね、

なんて欲張ったことを考えている間に、バイト時間が7時間に延長されることになってしまったりして、すっかり感想文書きから遠ざかってしまう結果になっていました。

とはいえ、少しずつでも書き始めてみないことには始まらないので、

いつもの感想文とはまた違うニュアンスで、思いつくままに(少しずつ…)

「Johnパパ考」

というものを書いてみたいと思うのですが…、

本日は時間がなくなってしまったこともあるので、

まずは…ほとんどがJohnパパにとってアウェイな感想が多かった第19話に関して、全面的に同意とはいえないまでも、比較的公正な意見だったと思えたエピソードの考察記事から少々の抜粋をさせていただいて、お茶を濁してみたいと思います。






以下の記事にはSupernaturalシーズン4のネタバレが含まれます。

日本での放送もしくはDVDのレンタルor発売まではネタバレを回避することにしているという方は、閲覧ご注意ください。さらに私の独自の解釈に基づく翻訳には、誤解、曲解、妄想が含まれる可能性が大いにあります。その点を充分にご承知置きいただいた上で、妄想に基づく私の馬鹿な考察を読んでもいいという方のみ先に進んでいただけますよう、くれぐれもよろしくお願いいたします。










とりあえずは、というか、第19話を考察したこちらの記事から:

根本的な考え方として、私の考察とは違う視点から書かれているなーと感じる部分も多いのですが、一応大人の広い目線で書かれている考察ということで納得できる部分も多いので、少々引用させてもらってしまおうと思います。

Papa Winchester Was a Rolling Stone


He showered Adam with affection and baseball games not because he loved him more, but because John wanted some level of normalcy, and he knew he could never have that with Sam and Dean after what happened to their mother.

彼(John)がアダムに惜しみない愛情を与え、野球観戦に連れて行ったのは、ジョンがアダムをSam&Deanよりも愛していたからではなく、ジョンがあるレベルでの「普通」を求めていたからだ、そして彼はSam&Deanの母親に起こった出来事の後で、二人との関係の中で「普通」を求めることはできないことを承知していたからだ。

John Winchester was fiercely protective, trying to shield Adam from the truth, but in the end, that failed. Adam was killed by a lowly Ghoul because he wasn't prepared for the world of demons. Sam and Dean, as much as they may resent the life they've been given, are only alive because of what John taught them.

ジョン・ウィンチェスターは、必死にアダムを(モンスターがそこら中にうようよしているという)真実から守り、隠そうとしたが、最終的には失敗に終わった。アダムは、悪魔のうろつく世界への準備ができていなかったために卑しいゴウルに殺されることになったのだ。サムとディーンは、彼らに与えられた人生を十分に恨みながらも、ジョンが二人に教え込んだものゆえに、生き延びることになった。



私がほぼ100%同意する!と思えた唯一のとあるFangirlの感想で(機会があれば次回にでも少し引用させてもらうかもしれません)

(1990年生まれの12歳のアダムが母親にパパに連絡をとって欲しいと猛烈なおねだりをして)父親であるジョンに初めて(三人目の)息子がいることが伝えられたのは、サムが家族を捨てて大学へと出て行った時期とほぼ一致している。
サムを突然手元から失った当時のジョンは心にぽっかりと空いた穴を抱えていたはず…

という趣旨の計算および考察がされていて、私の中で、シーズン4に入って以来ずーっともやもやと考え続けてきた「父ちゃんと息子たち(特にDean)」の関係に対する考察に一つの筋道のようなものが見えた気がしました。

ジョンパパとしては、どうやってもやむを得ない事情があったとはいえ、「普通」を与えてやれなかった二人の息子に対し拭い去れない後悔と罪悪感があったはずで、実際に大人に差し掛かった次男坊にはっきりとした言葉で自分の育て方を全否定された上で、「普通になる!」と出て行かれた直後に、まだ思春期に差し掛かる前の息子がいたと知らされたら…、

(JohnがどこまでMaryの秘密を明らかにしていたのかわかりませんが、Mary:Sam:YEDの間になんらかの関わりというか因縁があったことには、長年のハンター生活の中で気付かざるを得なかったはずで)
悪魔との関わりのない女性を母親に持つ、つまり悪魔の呪いに縛られていない息子なら(John Winchesterという自分が父親であったとしても)「普通」に生きていくことができるのではないか、という希望を持ったとしても、

そして(ある意味非現実的なロールプレイングゲーム的に)二人の息子にしてやれなかった「普通」を全部与えて、「普通」の子育てというものをやり直してみたいという衝動に駆られたとしても無理はないと思うのです。

それ以来6年ほど?(7年くらい?)

(自力でフルの奨学金を得て大学に進学し、その後Low Schoolに進むことを決めた次男坊を面と向かっては非難しつつも、仕事相手のおじさんにはこっそり自慢したりしていた)父ちゃんが、年に一度、腹違いの三男坊の元を訪れては、

イーグル・スカウト(21個以上の技能賞を得た最高位のボーイスカウト団員)で、高校を主席で卒業し、(看護師の母の背中を見て育ったこともあってか)現在ではウィスコンシン大の医学部に進んだ

なんていう(Samに続いて大変優秀な!Winchester家の遺伝子って大したものですね!)「普通」の息子の「普通」な成長過程を見守った父ちゃん。

でもその行動は、次男坊が出奔してしまった後、ずっと一緒に二人きりで狩りを続けている(妻代わり、母代わりとして長年家族を支え続けてきた)長男には打ち明けることのできない後ろ暗い秘密だったわけです。


(中略)


On the one hand, John Winchester was brave and fearless, an expert hunter who cared deeply for his family. He also proved his bravery after his death, as Alastair told Dean that John refused to stop the pain of Hell by making the same deal Dean made. John sacrificed his own well-being for the greater good, something Dean wasn't able to do.

一方で、ジョン・ウィンチェスターは勇敢で恐れ知らずな、深く家族を思いやる熟練したハンターであった。彼はまた彼の死後も彼の勇敢さを証明した。アラステアは、ディーンが地獄でアラステアに応じたのと同じ約束を交わすことによって、地獄で自らに降りかかる苦痛を止めることをジョンはあくまで拒否したと語ったのだ。ジョンは、大いなる善のため彼自身を犠牲にしたということで、それはディーンが果たせなかったことだった。



上の段落では、ほぼSam:Adamの対比に集中しましたが、(Jensen&Deanの熱烈Fanboyであるクリプキが創造主として君臨する)Supernaturalというドラマの本編では、流れ上、私たち視聴者はどうしても、Deanにシンパシーを感じることが多くなります。

上でもちょっと(妻や母代わりだった…などと)触れましたが、Deanと父ちゃんの関係というものは、次男坊(&三男坊)と父ちゃんの関係、つまり、ある意味典型的な父と息子の構図とは明らかに異なっています。

そもそもシーズン4の考察として、私が一番述べたいのは、その「Deanと父ちゃんの関係」の部分なのですが!

時間がないからちょっとだけ、といって本日の書き出したものの、そこへ到達する前に体力&時間が尽きてしまったので、

今回はここまで、ということで投稿してしまうことにします。

なるべく早く続きを書きたいと思っています。
(父ちゃんの日記もなるべく早いうちに読みたいと思っています。)


☆


あ、そういえば父ちゃんの日記に取り掛かる前に読んでしまわないと気持ち悪いから!と思っていた「Witches Canyon」を読み終わったのでした。

この日記の中でもだいぶ酷評してしまった…「Nevermore」からしたら、「Witches Canyon」の兄弟は、とても兄弟らしかったです。

DeanもSamも、行動&発言共にちゃんとDeanらしく、またSamらしくて、「Nevermore」で感じたおかしな違和感なく読むことができましたが、

延々と続く事件の様子を読んでいくのは…本来、本質的な意味で決してホラーファンではない私としては少々疲労させられました。

でも(きっとこのジャンルが好きな人にとっての)娯楽的読み物としては、ある程度のきちんとした質を備えたお話になっているといえるのだろうと思いました。

ちょこっと出てきた、兄弟と父ちゃんとの思い出も…、上のシーズン4の考察と決して矛盾していなくて、この作家さんはちゃんとドラマを見て、咀嚼し、きちんと吸収しているという感じを受けました。

なんだか上から目線のえらそうな感想ですが(本来、おっ?と思ったフレーズを書き出してゆっくり感想を書こうと思っていたのですけど…)このくらいで…。

ということで、「父ちゃんの日記」にも、そろそろ本気で手をつけたいと思います。

あー、今日の日記…、いつも以上に大急ぎで書きなぐってしまったのですが、ちゃんと日記になっているのだろうか。

2009年3月29日日曜日

Supernatural シーズン4第17話面白ツボ抜書き

大相撲も千秋楽、白鳳が10回目の優勝を決めたところで、また少し日記を投稿しておこうと思います。

来場所からは、バイト時間が7時間ということもあって、私の相撲熱も下火になっていきそうです。
ここしばらく大関陣の成績がさっぱり振るわず、期待の若手力士たちもあと一歩力が伴ってこないという印象で、いま一つ盛り上がりにかける印象なのがとても残念です。
わくわくと応援したくなるような、波乱の場所が見たいものです。


☆



Supernaturalシーズン4第17話の本当の意味での感想文はまた後で(いつか…)ゆっくり書くということにして。

とりあえず忘れない内に、何度観てもけらけらと笑い声が出てしまう第17話の(私限定目線の)面白ツボポイントを少しだけでも書き出していってみようと思います。

今回のエピソードの脚本は Sera Gamble…。

この人絶対Slash読んでる…っていうか…、書いてる…?っていうか、本物のJ2を使ってこれだけ遊べるって本当に羨ましい限りです。



☆



以下の記事にはSupernaturalシーズン4のネタバレが含まれます。

日本での放送もしくはDVDのレンタルor発売まではネタバレを回避することにしているという方は、閲覧ご注意ください。さらに私の独自の解釈に基づく翻訳には、誤解、曲解、妄想が含まれる可能性が大いにあります。その点を充分にご承知置きいただいた上で、妄想に基づく私の馬鹿な感想を読んでもいいという方のみ先に進んでいただけますよう、くれぐれもよろしくお願いいたします。













まずはオープニング早々から、可愛い白襟&ストライプのシャツに幅広のサスペンダー姿のDean(Jensen)が登場!

髪はきっちりと(これも可愛い)横わけ。(笑)

そんなとてもこざっぱりとしたキュートな彼は、会社に持っていくサーモマグに自前のカプチーノマシンで飲み物を用意していますけど、脇においてあるミルクのカートンには「Rice Milk」なんて書いてあります。
健康食品通ではない私は今回始めて存在を知りましたが、いまやUSAの健康志向のエグゼクティブの間では、「Soya Milk(豆乳)」どころかお米からつくったミルクなんかも飲まれているっていうことなんですか?

そして(ガソリンを吐いて走っているようなImpalaにあてつけるかのように…)超燃費のいいハイブリット車プリウスに乗り込み、ラジオからヘヴィなロックが流れてくれば眉をしかめて番組を変え、

オフィスに到着するとネームプレートには、Dean Smithという名前が(おまけに役職はDirector, Sales & Marketing=営業部長)…、

精力的に仕事を片付けながらも、休憩時間には同僚と

「またProject Runway(ファッションデザイナーの卵たちを競わせるリアリティーショーですよね?)みたいな番組が始まらないかなと思ってさ…」

なんておしゃべりをし、

ランチはサラダのみ!

日暮れのオフィスでは友達との電話で、(スポーツ)ジムをずっとさぼっちゃってて、僕もちょっと太っちゃった、Sedentary Lifestyle(デスクワーク中心の生活)だからしょうがないよねー、なんて話しつつ、いいよ、もう一回言って?レモンと…え?なに?カイエン(ペッパー)ね、それにメイプルシロップ?それまじで?
(これって、クエン酸とカプサイシンの脂肪燃焼の相乗効果を狙ったダイエット飲料かなにかのレシピを教えてもらってるってことでしょうか?
この後のシーンでDeanが「これMaster cleanseっていうんだ。デトックスしてくれるんだよね」なんていってやたらとがぶがぶ飲んでたドリンクがこれなのかな…。あれはまた別物かな?)


で、どのくらい痩せた?なんていうダイエット話に花を咲かせるという、

まさにGayestといえるくらいのGayそのものとしか思えないSnobな生活ぶり!

今週末開催されているLAコンにゲストで参加している(エレンの娘)Jo こと Alona は17話を観ての感想として、

「あのDeanって普段のJensenのパーソナリティーに近いと思う、それにしてもあのDeanは最高にゲイよね」

とかなんとかいうコメントをしていた(既にビデオもUPされているとか)というような話をちょこっと読んだのですが…、私の誤解だったらごめんなさい。あー、LAコンの楽しいレポートもじっくり読みたい…。

そんなどこからみてもGayで可愛いDeanなのに、一日の仕事を終えてエレベーターに乗り込んだ時、すごく背が高くて妙にガタイのいい青年にじーっと顔を凝視されて、

「俺たち知り合いだっけ?君の顔、すんごく見覚えあるんだけど」

なんて超ベタなナンパをされると、知らないよ!なんて、つれない態度をとったりするのです。

なんと!オープニングだけでこの楽しさ。(笑)


☆


オープニング明け。

Deanを大胆にナンパした(Deanの目線からするとそういうことでしたよね)背の高い大柄な青年は、Deanが営業部長を務める会社のOA機器のテクニカルサポート部門で働いている様子で、

お客様からのお問い合わせの電話への応対に、Sam Wessonです、なんて答えています。
(周囲の同僚に比べて明らかにSamのCubicalが狭く感じますが、Samが大きすぎるってことですよね…)

Dean SmithにSam Wesson!

Winchester兄弟が突然見知らぬ他人同士になったと思ったら、二人の苗字を合わせるとSmith&Wessonに!
いうまでもなくどちらも有名な銃メーカーの名前ということで、思わず「うまい!」と手を叩きたくなってしまうような遊び心が隅々にまで溢れているエピソードです。

そんなSam青年は、頻繁に「Tessaという名前の死神を悪魔から救った」なんていう不思議な夢を見続けているようで、今日も窮屈なCubicalの中で大あくびしつつ、ほんのちょっとうとうとしてしまうと、いつもの不思議な夢の中に、エレベーターであった超美人でキュートなあの営業部長が!

その後、再びエレベーターの中で再会した二人。
お互い意識し合いながらも一緒に乗り合わせた大勢の人たちのおかげで話ができない、かと思いきや、次にエレベータのドアが開くと、なんと二人を除く全員が降りていってしまいます。
(この辺り、ラブコメ映画の演出みたい!(笑))

前回ナンパをすげなく拒否してしまったDeanは、大きくて頑丈そうなSamと二人っきりで残されてちょっと不安そうです。

すると案の定、一つ質問していいかな、なんてまた懲りずにアタックされて、前回も言ったけど僕、男に興味ないから…と言ってるのに、俺だってないさ、一つ質問したいだけなんだ、それならいいよ、

すると

お化けを信じる?バンパイアは?っていうのも俺、最近 Weird dreams(変な夢)ばっか見てさ、俺の言ってる意味わかるだろ?

Samが見ているという「変な夢」を(私の印象ではあきらかに)イヤラシイ夢だと受け止めたらしいDeanは、

「このまま二人でエレベーターの中に閉じ込められていたら絶対レイプされちゃう!」

と確信したらしく、そんな夢なんか知らない!と言い捨てて、なんとかドアを開き再びSamの前から逃げていってしまいます。

しかし人事課(Human Resource:HR)から呼び出されて以来様子がおかしくなったSamの同僚ポールが定年を2週間後に控えながら自殺するという事件の後、

運び出されるポールの死体を見送るDeanの顔が!とんでもなく美しいですよね!!

とあるFangirlの日記でも

Jensen was just stupidly, stupidly beautiful in this episode. He looked exactly like the grown up twink he is. That suit, his hair, the colours, God, so very pretty!
このエピソードのJensenってもうとにかく馬鹿げてる!馬鹿なの?ってくらいに美人だったわよね。彼はまさに、(ハードボイルドなDeanとは違う)現在の彼そのものの大人になった可愛い男の子に見えたわ(Days of Our Livesだとか、Dawson’s Creakの頃のとにかく綺麗すぎで可愛いすぎるJensenを英語圏の女の子たちは「Twink」だと表現しますよね)。あのスーツ、あの髪型、(画面や衣装の?)色合い、もう!とんでもなく可愛いわよ!


なんて表現されているのを見つけましたが、本当にこのエピソードのJensenは美人オーラが全開になっちゃっています。

三度目の再会で、そんな超美人のDeanの姿を見つけて、やっぱり今度も視線を外せなくなってしまったSamとついに視線を交わしてしまうDean!
(あ…、彼って身体がすごいだけじゃなくてかなりのハンサムガイだったんだ…でもそんなにじっと見つめられると困っちゃう…って目を逸らす、という、もう完璧に恋の始まりです)

そしてまたもや人事から呼び出されたSamの同僚 Ian が、今度はなんとJensenの目の前で自殺してしまうという衝撃の事件に遭遇して、

Dean: I need to see you in my office ... now.
   僕のオフィスで会いたい…今すぐ。

という、(Sam君)どっきどきのDeanの電話から、はだけたシャツのボタンをとめるDeanの手元のアップになり、そこへ現れたSamに向かって

Dean: Come on in. Shut the door.
  入って。ドアを閉めてくれ。

という、これはもう世界中の腐のつくFangirlsの血管を切れさせるための演出としか思えない台詞&シーンに。

結局、二人で協力して(幽霊のこと、調べるべきじゃないかな?…でも、もう遅いもんね、という微妙に甘えてはにかんだ感じにお願いするDeanの目線に、「死ぬほど調べたいよ、今すぐ!」とすぐに乗っかってしまうSamが笑えます)3人目の犠牲者になりかけた男性を救い、

なんとそのままDeanの素敵なマンションへと一緒に帰ってきた二人は:

どうして幽霊が(工具の)レンチを怖がるって知ってたんだ?(Sam)

君こそ、ドアを蹴破るなんてジェット・リーみたいで凄かった、君って黒帯かなにかなの?(Dean)

なんて話しつつ、「でも今の自分が本当の自分って気がしない、なにか他にやらなきゃならないことが待ってるみたいでさ、君はそう思わないのか?」なんていうSamに、

「今は、今やらなきゃならないことをするだけさ、Sammy」とDeanが会話を締めくくると

今、俺のことSammyって呼んだ?呼んだかな?呼んだと思うよ。うん、それはやめてくれ。
(Sam、一目ぼれした美人のDeanでも、「兄ちゃん」でない限りは Sammy とは呼ばせないんですね)

で、二人で妙に親密に仲良くPCで会社に取り憑いている幽霊のことを調べ、
(お互いの肩越しに相手のPCの画面を覗き込んだりしつつ仲良く調べ物をしていましたが…PCの脇に手をついてSamの逞しい肩に顎を乗っけそうなくらいに無防備に接近するDeanに対し、Samがちょっと遠巻きなのは、あれ以上近づいたら美人のDeanを抱きしめちゃうし、もしそんなことになったらその後どうなるかわからない、とSamなりに自制しているからだ、と判断したのは私だけでしょうか)

Deanが見つけた Ghostfacers のサイトで、とにかくムカツク存在だという Winchester とかいう兄弟直伝の幽霊退治の方法も勉強し、

大恐慌のたびに出現しては、やる気のない社員を殺してきたらしい会社の創業者(だったっけ?)のおじいさんの幽霊を退治し、

なんか凄かったよね!ね?だよね?

と二人は笑顔で見つめあい、揃ってDeanのオフィスに戻ります。

こんなに楽しかったの、生まれてはじめてかも。

なんて言ってるDeanに、Samは、

俺もさ、…このまま二人でずっとこうして暮らしていこう、

と、これはもう完全にプロポーズと受け取れる提案をするのですが、
(この後、Deanの台詞の訳がおかしなことになっていますが、私の妄想フィルターがどうしても解除できないため、気持ち悪い!と感じても、どうかご辛抱願います)

二人揃って仕事を辞めて(幽霊退治の)旅に出るっていうの?生活はどうするのよ?カード詐欺でもして、飽和脂肪酸に浸ったようなダイナーの食事を食べて、しけたモーテルに毎晩一緒に泊まるっていうわけ?

そんなの些細なことさ。

些細なことが全てだっていってるのよ!あなただって健康保険もなく、幽霊退治をして暮らしたいわけじゃないでしょ?

わかった、じゃ…告白するよ。俺が話した、幽霊が出てくる夢の話覚えてるだろ?あの夢の中で、俺は幽霊と戦ってるんだ、君と一緒にね。 俺たちは、なんていうか、ハンターっていう感じなんだ。で、俺たちは友達で…。っていうか、もっと兄弟みたいな感じかな。つまりさ、もしそっちの俺たちが現実だったとしたら?今回の幽霊退治でもわかったろ?幽霊ってのは人の頭の中を混乱させるんだ。俺たちの頭も混乱させられてるんだとしたら?だろ?

あたしは、営業部長よ。スタンフォードを出てる。父の名前はBobで、母の名前はEllen、妹の名前はJoよ。

(スタンフォード卒のDeanに、Bobbyパパに、Ellenママに、妹のJo…、シーズンの最初から追いかけているFanに思わず笑い声を上げさせる楽しいお遊びだと思いますが、
このAlternative Universeに、なんらかの形でDeanの潜在意識の中の願望が反映されているのだと考えると、なんだかちょっと切なくなります)

家族と最後に話したのはいつだ?俺は婚約者のMadisonと破局してここへ来た、でもその後彼女に電話をかけようとしたら、動物病院に繋がっただけだった。
(これもある意味、絶妙に皮肉な設定です…)

その後も畳み掛けるようになんとか、

僕らには他にしなきゃならないことがあるんだ、君はこんなところにいるべき人間じゃない。

と熱をこめて説得するSamですが…。

出ていってちょうだい。

と、Deanは最後の言葉を口にしてしまい、この場では、二人にハッピーエンドは訪れません。

この後、まさにラブコメのような、あれこれ悩んだ末に二人がそれぞれ(やっぱりせっかくめぐり逢った真実の愛を手放しちゃ駄目だと…)心を決めるシーンへと繋がるわけですけれども。(違うか…そう見えたのは私だけですね)

それは、この先いつか(たぶん…)書く予定の、第17話の感想文へとまわすことにして、今回はこのくらいで投稿することにします。

ちょっとだけ書き出すつもりが、いつもの感想文の一回分くらいになってしまいました。

さて、この後、少しはLAコンのレポートを読みに行こうか…。

2009年3月15日日曜日

Supernaturalシーズン4(第11話~)エピソード考察:その1

今のところ来月、日記書きに使える時間が持てるものかまだ見込みがつかないので、3月中は、できる範囲で少しまとめて日記を更新していきたいと思っています。

まずは 「Official Companion:Season 3」 が一通り読み終わったので、いつもどおり印象に残った部分をちょこっと書き出しておこうと下書きを始めたところ、それが終わる前に(やっぱり…)

Supernaturalの新エピソード:シーズン4第15話が放送になってしまいました。

久々にレギュラー放送が再開されたSupernaturalの今回のエピソード、私個人的にはとっても面白かったです!

でも最新エピソードの感想文を書く前に、少しさかのぼって、(Supernaturalの2回の長~いHiatusと一緒に、昨年末以来私の日記書きもすっかりHiatusモードに入ってしまっていたので…)第11話から少し感想を書き出していきたいと思っています…。

とはいえ、このところなかなかゆっくり日記を書くことができない状況が続いて、既にこまかいところは随分忘れてしまってきているのですが、冬のHiatus後に放送になったエピソードについて、ちょこっとだけせめてこれだけはというところだけ…。







以下の記事にはSupernaturalシーズン4のネタバレが含まれます。

日本での放送もしくはDVDのレンタルor発売まではネタバレを回避することにしているという方は、閲覧ご注意ください。さらに私の独自の解釈に基づく翻訳には、誤解、曲解、妄想が含まれる可能性が大いにあります。その点を充分にご承知置きいただいた上で、妄想に基づく私の馬鹿な感想を読んでもいいという方のみ先に進んでいただけますよう、くれぐれもよろしくお願いいたします。








☆







シーズン4に入って天国vs地獄だなんていうあまりに大きな設定が投入されて以来、Supernaturalというドラマのこれまでの兄弟中心(+時々悪魔)のAngstなストーリーという本来的なテーマの置き所から、なんとなく外れてきているというか、ずれてきているというような微妙な違和感をずっと持ち続けていました。

でも落ち着いてここしばらくのエピソードを振り返ってみると、シーズン1からこのドラマの礎ともなっているDean&Samという二人の兄弟の間のDynamicとでもいうべきものは、ちゃんと変わらずこの新しいシーズンにも受け継がれているのかも…、と思えても来ます。

ということで、長いブランクの後、以下どんなものになるかわかりませんが、シーズン4のエピソードの感想文の続きをぽつぽつと書き始めてみることにします。




第11話:『Family Remain』

オープニング明け、Impalaの運転席で懐中電灯の明かりを頼りになにやら調べ物をしている兄ちゃん&(なんだか既に随分昔のことに思えますが、Hiatusに入る直前のエピソードで兄ちゃんがまさにその場所でAnnaとイイコトをしていたことを知ってか知らずか…)後部座席でまだまだ可愛い寝顔で仮眠をとっているサムの姿からはじまるこのエピソード、

「今週のモンスター」的見地から分類すると、シーズン1の『Benders』、そしてその『Benders』の感想文を書いた時にも例に挙げたX-Filesのシーズン4『Home』というエピソードを彷彿とするような、

「やっぱり一番恐いのは、人間」
(By Jensen:日本のメディアへのインタビューに以前そう答えていましたよね?)

というテーマだったといえるのだと思うのですが、このエピソードの演出に関しては

殺人事件が起こった怪しい家に引っ越してきた(兄弟とはなんの関係もない)一家について妙に掘り下げた細かい描写がされていたりして、これまでのシリーズの中でもかなり特異な印象をうけました。

あそこまで意味ありげな描写をされると、実は、あの新たに引っ越してきた一家も、あの怪しい家の壁の向こう側の住人とどこかでオーバーラップするようなおぞましい秘密を持っているのでは…、

なんていう推理をエピソード鑑賞中、一人漠然としていたのですが、あくまであの一家の抱えたつらい秘密は、交通事故で亡くなったお兄ちゃん(長男)のことだけで、あの妙に意味ありげな感じだったおじさんも単に引越しの手伝いに来て、思わぬ事件に巻き込まれてしまった可哀想な存在というだけということになるのですよね?

ママを亡くした心の傷を共有する父ちゃん&兄弟がテーマだったシーズン1や、

父ちゃんを亡くした心の傷を共有する兄弟がテーマだったシーズン2の頃なら、

この(愛する家族の一員を亡くした経験を持つ)家族とWinchester兄弟の間に感情面での共通性を読み取ることもできたと思うのですが、天使や悪魔に振り回されてばかりで、いつもの兄弟のいちゃいちゃAngstもなかなか目にできない今シーズンではなんとなくしっくり来ない印象も受けてしまいます。


と、まあ、その辺りのことはひとまずおいといて。


このSupernaturalというドラマの主人公である兄弟の第11話現在の状況はどうなっているのかというと、天使vs悪魔の戦いをうまいこと生き延びた後、涙ながらに地獄での恐ろしくも辛い経験を語ったディーンは、あれから一ヶ月以上も休みなし、それどころかろくに睡眠もとらずに狩りに没頭しているとのこと。


精神状態をなんとか正常に保っておくために狩りに没頭するディーン、という構図は、実は今回に限ったことではありませんよね?

シーズン1では、狩りをして人助けをすることで、4歳の時ママを救えなかった罪悪感のようなものに耐えることができるんだ、というようなことを語っていたことがあった気がします(Wendigoの回の森の中でそんなことを確か?)

シーズン2では、自分の身代わりに父ちゃんを失ってしまった心の傷&罪悪感から目を背けるために狩りに逃避し、かつ父ちゃんの遺言により明らかになったサムが悪の存在に変わってしまうかもしれないという恐ろしい事実を打ち消すために、そして

シーズン3では、可愛いサミーを救うために自分の命を投げ出してしまった結果、近々一人ぼっちにさせてしまうことになるサムに対する罪悪感と、愛する兄ちゃんを救いたい一心から、サムが悪の存在へと変わっていってしまいそうなことへの不安と恐怖感から目をそらすために、なんだか大きな陰謀が渦巻いている感じの悪魔たちの活動から目を背け、「今週のモンスター」の狩りばかりに没頭していた時期もありました。


でも…、シーズン4になってからのディーンはある意味落ち着いてた感じだったのに、11話になって急に?

昨年末以来、2回も長いHiatusが入った上、私自身も今までのシーズンのようにエピソードを繰り返し繰り返し見返す時間も持てなかったこともあって、シーズン初めのエピソードの記憶がかなり薄らいでしまっているので、

シーズン4のエピソードをもう一度頭からじっくりと見返す必要があるのかもしれませんが、

私にはどうもシーズン4の最初、Castielに地獄から引っ張り出されてお墓から這い出てきたばかりのディーンに、地獄での、丸々全ての記憶が残っているとは思えないのですけど…。

というか、リリスの幻影から「地獄でのこと全部覚えてるんでしょ?」と言われたり、アラステアおじさんが現れて「地獄ではあんなに仲良しだったのに…」なんて言われるまでは地獄のことなんか忘れてたの?とすら思えるというか。

もちろんサムに正式に言葉にして告白したことで、あらためてまざまざと地獄での記憶が蘇ってきてしまった、ということもあるのかもしれませんが。

このエピソードの一家のお父さんからも「どうしてそこまで親身になって、自分たち一家を救おうとしてくれるのか」と少々不審がられるほどに、突如として再び「Saving People」に固執するようになったディーンは、

(怪物扱いであっさり退治しちゃったけど…、あの壁の向こうの住人って、人間なんだよね?…というそこはかとない戸惑いも私たち視聴者に与えつつ…)なんとか事件を解決した後、サムから手渡されたハンバーガーにも手をつけず、そんならしくない兄ちゃんの様子を心配するサムに向かって、

下のようなことを語り始めます。


Dean: You know, I felt for those sons of bitches back there. Lifelong torture turns you into something like that.
  なあ、俺、あの(壁の中の)化け物が他人事とは思えないんだ。生まれてからずっと酷い目に遭い続けてたら、人間ってあんな化け物に変わっちまうってことなんだよ。

Sam: You were in hell, Dean. Look, maybe you did what you did there...but you're not them. They were barely human.
  ディーン、兄ちゃんは地獄にいたんだ。なあ、兄ちゃんは地獄では酷いことをしてたかもしれない…でも兄ちゃんはやつらとは違うよ。あいつらは、とても人間とはいえない存在だった。

Dean: Well, you're right. I wasn't like them. I was worse. They were animals, Sam, defending territory. Me...I did it for the sheer pleasure of it.
  ある意味、お前の言うとおりだ。俺はやつらとは違う。俺の方がもっと悪い。やつらは動物だ、サム、自分の縄張りを守ろうとしただけのな。俺は…俺は、純粋な喜びのためにやってたんだ。

Sam: What?
  なんだって?

Dean: I enjoyed it, Sam. They took me off the rack, and I tortured souls, and I liked it. All those years...all that pain...finally getting to deal some out yourself. I didn't care who they put in front of me. Because that f...that pain I felt...it just slipped away. No matter how many people I save...I can't change that. I can't fill this hole. Not ever.
  俺は楽しんでたんだ、サム。拷問台から下ろされた俺は、魂を拷問した、それを俺は楽しんでたんだ。拷問されてたあの年月…あの全ての痛み…それをやっと少しでも自分の中から吐き出せるって。目の前に差し出された魂が何者かなんてどうでもよかった。つまりあの…俺が感じた痛み…それがただ消えていく気がしてさ。俺がどれだけ大勢の人間を救ったって関係ない…俺が楽しんで魂を拷問したって事実は変えられないんだ。このぽっかりあいた穴を埋めることなんかできやしない。永遠にな。



(しつこいようですが、もう随分昔のことのようだけれども)前回に続き、兄ちゃんの地獄での体験を聞かされて、再びなんにも言えなくなってしまったサムと二人揃ってなんだか妙に寂しく可哀想な感じに黙り込んでしまった兄弟を引きのカメラがぽつんと小さく捕らえて…どうにも心をもやもやさせられたまま、第11話はエンドマークに。


!!って!またそんな感じで終わり?!

兄ちゃん!

全くもう!またそんなことを言い出しちゃって!

天使と悪魔の間の戦争も本番はまだこれからっていう感じなのに、こんな重たい心の傷を抱えてこの兄弟、これからどうなっちゃうんでしょうか…と思っていると、

第12話は、ある意味、そんな問いかけへの一つの答えのようでもありましたよね?

…ということで、続きは 第12話:「Criss angel is a douche bag」 の感想文へ。



☆



ああ~、もうちょっと進めるかと思いましたが、久々の感想文書きでなかなか頭もまとまらず調子が出ないので、今回はここまでにしておきます。

なるべく早いうちに続きの感想文を書いてしまいたいと思いますが、明日は無理かな…。

2008年11月15日土曜日

Supernaturalシーズン4第9話感想文その1

今回のエピソード、お若いFangirlsの間では、「ええーーーっ??!!」という衝撃もあったようではありますが、

いやー、私個人的には、またまた本当に楽しめました!


今週末は、横綱朝青龍の欠場に続き、ご当所九州出身の大関魁皇までが怪我のため途中休場となってしまって今一つ盛り上がりに欠ける印象もある大相撲も中盤戦に入ったところで(…どうでもいい?)、

さらにシカゴConも!
(私がのろのろエピソードの感想文を書いてる間に、着々とConventionレポートもあがってきていますね…)

発表されている今回のConventionの参加ゲストを見ると:

Confirmed guests are Jensen, Jared, Gabriel Tigerman (Andy), Samantha Smith (Mary Winchester), Chad Lindberg (Ash), Charles M. Whitfield (Henricksen), Richard Speight, Jr. (Trickster). There will be perfromances by Jason Manns and Steve Carlson.

ということで!

SPNの撮影が行われているカナダに程近いシカゴでのConということもあって(撮影がお休みの週末にJ2の二人がアメフトの試合観戦にひょいっと出かけたりするくらいですもんね)、今回のシカゴConには、J2が二人揃っての参加が叶った!というのも(毎度レポートを読むだけの寂しい身分であるとはいえ)本当に楽しみですが、

アンディ&アッシュことGabe&Chad、それにJason&Steveといった、Supernatural Conventionのもう完全なるレギュラー的存在になったメンバーをはじめ、

今回はそれに加えて(大人の)ママ役のSamantha Smithに、ヘンリクソンに、トリックスターまでが??!!

参加メンバーの顔ぶれを文字で目にするだけでも本当にわくわくしてくるような感じです。


それにしても毎度毎度、どうして大相撲の本場所の真っ最中に、Conventionが開催されるのでしょう?
結局のところまた今回も遠い日本から指をくわえて羨ましく見守るしかない私ですが、少しでも現地の雰囲気を味わいたいために、きっとまた楽しいレポートを探してふらふらすることになってしまいそうです。



とりあえず、そういったあれこれをかいくぐりつつ、またまた新しいエピソードを鑑賞した感動を忘れない内に、なんとか今週のエピソードの感想文を(少しだけでも)書いておきたいと思います。






以下の記事にはSupernaturalシーズン4のネタバレが含まれます。

日本での放送もしくはDVDのレンタルor発売まではネタバレを回避することにしているという方は、閲覧ご注意ください。さらに私の独自の解釈に基づく翻訳には、誤解、曲解、妄想が含まれる可能性が大いにあります。その点を充分にご承知置きいただいた上で、妄想に基づく私の馬鹿な感想を読んでもいいという方のみ先に進んでいただけますよう、くれぐれもよろしくお願いいたします。








***







今回および次回のエピソードの予告映像やSpoiler情報が公開された直後から(相変わらず私個人的には、ほぼ完全に『蚊帳の外』ではあったのですが)多くのFangirlsの間に衝撃が走っていたらしいことからもわかるように、

(腐がついたり、つかなかったりの違いこそあれ)大半が血気盛んな女子から構成されるSupernaturalのFandomでは、定期的に 「Wank」 と呼ばれる騒動が発生して、それは時に、先日の日記で触れた

「DeanはDickなんかじゃない!」騒動

の時のように、制作サイドの責任者が事態の沈静化のため釈明のコメントを発表しなければならないような事態になったりすることすらあったりもするわけですが、

シーズン4に入ってすぐに勃発した『Wank』がもう一つあったのですよね?
(この『Wank』がまた、なかなか沈静化せずにしぶとく続いていたものの、私としてはあまりにバカバカしくて日記で取り上げる気にもならなかったというものなのですが)

この馬鹿らしい『Wank』について万一ご存知ない方のために、私が知るつもりもなく知ってしまったほんの僅かな情報から(自分では馬鹿らしくてとても詳細を調べる気にはなれませんので!)大筋を説明すると:

シーズン4の第1話、シャワーから出たばかりのように髪が濡れた状態の超セクシーなサムのホテルの部屋にパンティーとTシャツ姿という非常に軽装のRubyがいた(さらにはブラジャーの忘れ物もあった)という事実を目にして以来、

『これって、サムとルビーがセックスしてるってこと?悪魔が取り付いた人間っていうのは、身体の中に宿主の人間の魂も一緒に閉じ込められていて、自分がやってる恐ろしいこととか悪いことをどうすることも出来ずに身体の奥底で見てるっていう設定だったじゃない?悪魔のルビーがとり憑いた女の子とサムがセックスしてるとしたら、サムって、一切の抵抗もできないままの女の子に同意もなく性行為を強要してるってことで、それってはっきり言ってレイプじゃない!』

と大騒ぎしている集団がいる、ということで、

これも別の角度から考えてみれば、これまでのシーズンでも連綿と続いてきた多くのFangirlsの共通する心理として、サムにしろ、ディーンにしろ、兄弟が女性キャラと親密な関係を築いたりする可能性を極力排除したいという気持ちから、

「サムがレイプなんかするはずないから、ルビーとだってセックスしてないはず」と自分に言い聞かせつつ、

暗に「サムがルビーとセックスしてるなんていう設定を盛り込んだりしないでよ!」と制作サイドにプレッシャーをかけたいというある意味姑息な深層心理が働いている、

とも勘ぐることもできるような気もするのですが、

これがエスカレートして、よりにもよってJaredが『レイプ』批判の矛先を向けられるような事態に発展しているというような話まで漏れ聞くようになったのに至って、私としては、もうこの『Wank』には一切首を突っ込んで詳細を覗いたりするようなことはせず、可能な限り無視しておくことにしようと決めたものの、

この騒ぎがとにかくしつこく全く沈静化をみせる気配もないまま現在まで続いてきてしまっているという状態は内心とても気にはなっていたのです。

それがとにもかくにも今回のエピソードで、上記のタチの悪い馬鹿らしい『Wank』にやっと!綺麗さっぱりカタがついたというか、

少なくとも(わざとらしいくらいあけすけに…)筋の通った回答が出されたということになったと言えるわけで、

その意味で、私としては、今回のエピソードを非常に気持ちよく鑑賞できる結果にもなりました。

(とはいえ、『なぜRubyが悪魔を敵に回して兄弟の側に立つような行動をとるのか』についての動機付けについては、シーズン3から繰り返されているRubyの台詞による証言だけではまだまだ納得しきれない部分もあるのですが…、それについてはこの下の感想文の中で触れることができればと思っています。)


☆


と、ここしばらく楽しいJ2仲良しエピソードの陰に隠れるようにして心の底に燻っていたもやもやした気持ちをやっと吐き出せたことでもあるので、なんとか落ち着いて感想文にとりかかりたいとは思いますが…、今週はまたあまりに盛りだくさんで…。

なるべく瑣末を端折りつつ、できる範囲でじわじわ進めてみたいと思います。


☆


オープニング、精神病棟にいるAnnaという女の子が、シーズン4のこれまでのエピソードを非常にわかりやすく総括するような事実を述べた上、

Luciferを閉じ込める封印というのは、実は600もあって、Lilithが開けようとする66の封印がその内のどれなのかを特定するのは実質不可能だから、結局Lilithを止めることなんかできないまま天使は負けることになり、この世は終焉を迎えて、人類は滅びてしまうのよ、

なんていう、衝撃的な新たな情報まで追加してます。

このAnnaという女の子は、Deanが地獄からCastielによって引っ張り出されたまさにその日に、どういうわけだか天使たちの通信網のチャンネルと周波数が合ってしまったようで、それ以来天使たちの会話が聞こえてしまうようになったのだ、とのこと。

さらに、天使の声が聞こえるようになって以来、念力で大きなものを動かしたりするようなサイキック能力までも獲得してしまったらしいAnnaが、看護師の身体を乗っ取ってAnnaを攫いにきたらしいBlack Eyeの悪魔の手から危ういところで逃げ出したところで、衝撃のオープニングがあけると…。


☆


シーズン2の『Plaything』で、大酒を飲んだ挙句、兄ちゃんをベッドに押し倒しそうになったという前科を皮切りに、

シーズン3では、なんとか兄ちゃんを救おうと頑張ってるのにRubyの悪魔のお師匠さんから「あんたなんか、悪魔のリーダーの本命じゃなくなった」なんて言われて、俺になんか兄ちゃんを救えないのかも…なんて弱気になりつつ真昼間からお酒を呷っていたシーンが冒頭に出てきた「Dream a Little Dream of Me」なんかを思い出しても、

サムという子は自分の無力さをとことん思い知った時には、とかくお酒に溺れがちになるというのは、私達にも見えてきたパターンではありますが、
(最近のディーンの酒量や、シーズン1での父ちゃんの飲酒傾向についての兄弟の台詞なんかを考慮すると、辛い現実からお酒で逃避するって、実はWinchester家の男達全員に共通する習性なのかもしれませんね)

前回、兄ちゃんの口から「俺の地獄での経験は、お前なんかには理解できない」ときっぱり断言されてしまったことがよっぽどショックだったらしいサムは、

オープニング明け早々、完全な酔っ払い状態で賭けビリヤードなんかをやってます。

そこへAnnaという女の子を生け捕りにしようと悪魔達が大騒ぎしているという情報を伝えるためRubyが現れると、いつもどおりたちまち嫌味の応酬を始めた兄ちゃんとRubyを押し留め、「とにかく調べてみよう」とサムが間に入ります。

Annaが入院していた病院へと向かうImpalaの中で、またもやぶちぶちと「あんな女の情報なんて信用ならない」と不平を言い始めたディーンに:

何か言いたいことがあるなら言えよ。兄ちゃんがムカついてるのは、訳もわからず(悪魔が追ってるという)女の子を追いかけなきゃならないからじゃなくて、その情報を持ってきたのがルビーだからだろ、とサム。


Dean: Right. 'Cause as far as you're concerned, the hell-bitch is practically family. Yeah, boy, something major must've happened while I was downstairs, 'cause I come back, and -- And you're BFF with a demon?
  そうさ。だってお前に関して言えば、あの地獄のメス悪魔とすっかり家族になっちゃってんだもん。ああ、そうだよな、俺が下の階に行ってる間、なんか大したことが起こったんだろうよ、だって俺が戻ってみたら、そしたら…そしたらお前は悪魔と大の仲良しになっちまってるなんてさ?


【BFF: Best Friends Foreverの省略形。僕たち永遠に親友でいようね、という、大親友!という感じで、これは日常的に本当によく使われている表現ですよね。そしてまさにJared&JensenはBFF!なんでしょうね…】


言ったろ、ディーン。彼女は俺がリリスを追跡するのを手助けしてくれたんだ。ふーん、超簡単な説明ありがとな。もうちょい詳しい説明してもらえるか?

Sam: Sure, Dean, let's trade stories. You first. How was hell? Don't spare the details.
  もちろんするさ、ディーン、それぞれ打ち明けあおうぜ。兄ちゃんから先に言えよ。地獄はどうだった?詳細を省くなよ。



そう言って可愛いけれども焼きもち焼きで手の焼ける兄ちゃんを黙らせたサムは、しかし、一人兄ちゃんを失った6ヶ月前当時の回想に入ります。


Rubyの顔を見たり、Rubyが話に出るたびに、どうしても強烈な焼きもち(私にはそうとしか思えません)の発露を止められないディーンがなんとも可愛いのはもちろんですが、それを大人っぽく冷静にかわしつつも、

「そういう兄ちゃんだって俺に言えない秘密を抱えてるじゃないか!」という事実に対しここまであからさまな怒りを表に出して、あまつさえそれをこんなフレーズではっきりと口にしてみせるサムにも本当にどきどきさせられます!


☆


6ヶ月前。

憔悴しきった様子で酒瓶を片手に、クロスロードにお願いセットを埋めるサム。

シーズン2のラスト、死んでしまったサムを埋葬するのをあくまで拒否して(あの食いしん坊君が)食事もせずに酒に溺れていたディーンの姿が重なります。

ついに!やっと!ディーンを埋葬した後のサムの様子を目にすることができて、

ボロボロになったサムの姿には本当に胸が痛むものの、ディーンのサムに対する愛情に負けず劣らずのサムのディーンに向ける愛情の深さをはっきりと目撃したことで、なんだかほっとするような気持ちすら湧いてきた私でした。

出て来い!!と絶叫するサムの前に現れたのはなんと男のCrossroad Demon!


Crossroad Demon: I was wondering whether to come or not. I mean, you shot one of my co-workers. Don't take this the wrong way, Sam, but you don't look so hot, buddy. I guess burying your brother didn't agree with you.
  俺としては出てくるべきか否か迷ったんだ。つまり、君は俺の同僚の一人を撃ち殺したわけだから。悪く取らないでもらいたいんだがね、サム、今の君はとても超ホットとはいえないぞ。俺が思うに、兄さんを埋葬するってのは君の健康にはあまりそぐわないみたいだな。



Rubyのナイフもちゃんと見えるところに出し、Devil’s Trapも仕掛けてないと明言するサムですが、でも取引はしない、とCrossroad Demonにあっさり拒否され、

Crossroad Demonの手をRubyのナイフで突き刺し、

10年の命なんかいらない、1年の命すらいらない、飴玉一個だっていらないんだ、Lilithは俺を殺したいんだろ、だったらただ兄ちゃんを戻して俺を代わりに連れて行け!

とCrossroad Demonを脅しつけるものの、


Crossroad Demon: It's not about your soul. Dean's in hell, right where we want him. We've got everything exactly the way we want it.
 問題なのはお前の命じゃないんだ。ディーンが地獄にいる、それこそ俺たちが彼を置いときたい場所なのさ。今の状況はまさに俺たちが望むものを全て手に入れた状態なんだ。


………。

Luciferを復活させようと目論むLilithたち一派の目的は、サムを殺して地獄に、ではなくて、ディーンを地獄に監禁しておくことだってことなの???

うーむ、謎は深まるばかりです。


☆


Annaが入院していた精神病院を訪れた兄弟はAnnaが残したスケッチブックに描かれた『Witnesses』や『Samhain』のスケッチを目にし、

Annaを担当していたドクター(カウンセラー?)から、Annaが、悪魔がそこらじゅうにいる、とか、Devilが復活して世界が終わろうとしているなんていうことを語っていたという証言を聞き、

Rubyの言うとおり悪魔の手に渡る前にAnnaを保護しなければと、Annaの実家を訪ねてみるものの、そこでは既に悪魔の手によってAnnaの両親が殺されていました。

しかし、その場にあった家族写真とAnnaのスケッチを付き合わせて、悪魔の追跡に怯えたAnnaは教会に逃げ込んでいるかもしれない、と推理し、見事教会に隠れていたAnnaを発見。

9月18日、ディーンがCastielによって地獄から引っ張り出された日、"Dean Winchester is saved." という言葉がはっきりと頭の中で響いて以来、ずっと天使たちの話を聞くつもりもなく聞き続けていたという Annaは、

一部の天使の間ではひょっとしたら人間を救えるかもしれないということで話題の 「The Dean」 のことや、

反対に天使の一部からはかなり人気のない「Sam」のことは、

知り合いみたいに感じるほどよく聞いているとのこと。

Annaを手に入れれば、天使の側の情報を全て盗み聞きすることが可能になるわけだから、悪魔がAnnaを欲しがるのも当然のこと。

そこへ飛び込んできたRubyが、Annaの家から兄弟の後をつけてきた大物悪魔が今にもやってくるから逃げて、と言ってる間に、その場にあったマリア像が血の涙を流し始めるという「Omen」(悪魔登場の兆候)が現れてしまい、

この際サムがダークサイドにとかいうゴタクを並べてる暇なんかないわ、ここでサムが悪魔祓いできなかったら、全員が死ぬ事になるわよ、というRubyの警告に、サムが悪魔祓いの準備をして待ち受けていると、

品のいい初老の小児科医の身体を借りたLilithと同じ白い目の大物悪魔が登場。

全力で悪魔祓いを始めたサムに、軽く咳払いして

That tickles.
ちょっと(喉が)痒いね
、でも

You don't have the juice to take me on, Sam.
お前は私に対抗できるほどの力は持ってないぞ、サム。


と言って、あっさりサムを階段の下へと放り出したと思ったら、Rubyのナイフをかざして飛び掛るディーンを捕まえ、ディーンを執拗に殴りつけながら、

Bigwig Demon: Hello again, Dean. Come on, Dean. Don't you recognize me? Oh, I forgot -- I'm wearing a pediatrician. But we were so close... In hell.
  やあ、また会ったな、ディーン。どうしたんだ、ディーン。私がわからないのか?ああ、忘れていたよ――今の私は小児科医の皮を着ていたのだった。しかし、私達はとても仲良しだったろう…地獄で。

Dean: Alastair.
  アラステア。


って…、なんとディーンは、この大物悪魔の名前を知ってます!

そこへ戻ってきたサムがRubyのナイフをAlastairに突き刺し、「もっともっと頑張らないと駄目だぞ、坊主」と言いつつも Alastairが刺さったナイフを抜くのに手こずっている間に(ということはつまり、大事なナイフをAlastairの手に残したまま)兄弟はステンドグラスの窓を破って外に飛び出します。


☆


なんとかモーテルに戻ってきた兄弟は、とりあえず高い教会の窓から飛び降りたことで負った怪我の手当てをしつつ、

(シーズン3の「Mystery Spot」に続き、サムがまた自分で縫合してますね!なんで兄ちゃんが縫ってあげないのかと思ったら、兄ちゃんは肩を脱臼してました。
1,2の3で入れるぞ、と言いつつ、1で入れてしまうサムがお約束ではありますがまた素敵です。しかもあの腕の筋肉!!)



あの悪魔何者なんだよ?とにかく最悪の奴だ。Annaを見つけなきゃ。Rubyが一緒だから大丈夫だ。

なんていう会話をしています。

でもまだRubyへの不信感が拭い去れないディーンは:

Rubyって本当に信用できるか?俺には、あいつ俺たちを利用して「Radio girl」を見つけさせてさ、あの大物悪魔を連れてきて俺たちを始末しようとしたみたいに思えるぜ。

でもあくまでサムは、Rubyは信頼できると言い張り、あの悪魔が俺たちを殺すのは簡単なのにあえて逃がしたのは、俺たちがまたAnnaと合流するのを監視するためだ。今は大人しくしてRubyが接触してくるのを待とう。

なんでお前そこまであの女を信用してるんだよ?それについてはもう話しただろ。


Dean: You got to do better than that. Hey, and I'm not trying to pick a fight here. I mean, I really want to understand. But I need to know more. I mean, I deserve to know more.
  もっとちゃんと話してくれ。なあ、俺、なにもまたここで喧嘩をふっかけようっていうんじゃないんだ。つまりさ、俺、本当に理解したいんだよ。でもそれにはもっと知る必要がある。それに、俺にはもっと知る資格があるだろ。



喧嘩腰でない兄ちゃんに、こんな台詞を言われしまうと、さすがにサムも全てを打ち明けないわけにはいかなくなります。


☆


いよいよストーリーは、上で述べたFandomの「Wank」への明白な回答も出しつつ、佳境に入っていくところではあるのですが…、

なんだかいつも以上に「あらすじを書き出しただけ」という感じになってしまった割りに、(相撲観戦疲れか…)早くも体力が尽きてしまったので、ひとまずここで投稿ということにしてしまいます。

そろそろシカゴConのレポートも出てきているので、続きは、Conventionレポートの感想文の後、ということになるかもしれません。

2008年11月4日火曜日

Supernaturalシーズン4第7話感想文…その2…

なんとか気持ちがくじけてしまう前に…、感想文の続きを。




以下の記事にはSupernaturalシーズン4のネタバレが含まれます。

日本での放送もしくはDVDのレンタルor発売まではネタバレを回避することにしているという方は、閲覧ご注意ください。さらに私の独自の解釈に基づく翻訳には、誤解、曲解、妄想が含まれる可能性が大いにあります。その点を充分にご承知置きいただいた上で、妄想に基づく私の馬鹿な感想を読んでもいいという方のみ先に進んでいただけますよう、くれぐれもよろしくお願いいたします。









***







最近、「今週のモンスター」の時には、エピソードの間中「可愛い!」とか、「素敵!」とか叫ばされ、

「Mithology」の週になると、とんでもなく複雑で難しい伏線やら設定やらが出てきて…、

いずれにしても体力を消耗させられる上に、毎週のエピソードの放送の合間には、とんでもない J2 の仲良しエピソードが細かく飛び込んできたりして、今年度のシーズンもまんまと Supernatural にしてやられている状態にはまりこんできています。

そして、毎回今週こそあっさりと短めの感想文を書いてしまおうとパソコンを開くものの、気付けば一回では終わらないようなことに。

とりあえず、なによりも自分が楽しいのだし…、体力の続く間は、こんな調子で続けていくしかないということでしょうか。

でも今週金曜日には、ついに「X-Files:I want to believe」が日本で公開になるし!
(ミニフラッシュライトのオマケ目当てで、前売り券購入済みだし!)

今度の日曜日からは、(ずーっと、もはや馬鹿馬鹿しいとも思えるスキャンダル続きで、哀しくなることもあったりしつつも…)大相撲本場所も始まるし!

(私限定の…?)楽しいイベントが目白押しで、早々に体力切れになりそうな予感もしているところではありますが、

なにはともあれSupernaturalシーズン4第7話の感想文の続きです。



☆



Castiel: Tell me something, Dean. When your father gave you an order, Didn't you obey?
  なら聞かせてもらおうか、ディーン。お前の父親から命令を与えられた時、お前はそれに背いたか?



父ちゃんの名前を出されて、さすがに少し顔色を変えたディーンでしたが、すぐに言葉を続けます。


Dean: Sorry, boys, it looks like the plans have changed.
  悪いな、天使さんたち、計画は変更になったみたいだぜ。

Uriel: You think you can stop us?
  お前は、我々を止められると思うのか?

Dean: No. But if you're gonna smite this whole town... Then you're gonna have to smite us with it. Because we are not leaving. You went to the trouble of busting me out of hell. I figure I'm worth something to the man upstairs. You want to waste me? Go ahead. See how he digs that.
  いや、でも、もしあんたらがこの町をぶっ叩くつもりだっていうなら……、なら、あんたらは俺たちごと、ぶっ叩くんだな。なぜなら俺たちはここを離れるつもりはないからさ。あんたらはわざわざ俺のことを地獄から引っ張り出しにやってきたほどなんだ。上の階にいる人にとって、俺ってなんらかの価値があるってことなんじゃないかと、俺は思うけどね。俺を殺したいか?やれよ。で、上にいる人がそれを気に入るかどうか、見てみればいい。


(シーズン4の第1話でしたっけ?ディーンは、これとほぼ同じ理屈を使って、悪魔の働くダイナーから逃げ出してましたよね…)

Uriel: I will drag you out of here myself.
  私自身の手でお前をここから引きずり出してやる。

Dean: Yeah, but you'll have to kill me.
  ああ、でもそれには俺を殺す覚悟が必要だぜ。



天使と兄弟の言い合いは堂々巡りになりつつも、俺たちなら魔女を見つけて、Samhainの呼び出しを止められる、ともう一度はっきり宣言したディーンをじっと見つめ、「やるなら急いだ方がいい」と一応了承の言葉を口にしたCastiel。

魔女探しのため、早速モーテルを出た兄弟は、もちろん『Treat』をディーンによってあえなく拒否されたぽっちゃり宇宙飛行士の残酷な『Trick』の餌食となった、可哀想なImpalaの姿を目にすることになります。

『宇宙飛行士め!』と一言悔し紛れに声を張り上げるディーンをサムが(完全に)笑顔で見守った後、

無残な姿になったImpalaに乗り込んだ兄弟ですが、(Castielから「これ渡しとく」ともらったらしいHex Bagをひねりつつ)サムは妙にしょんぼりした様子。

(このサムのなんだか心細げな頼りない感じ…、久々に弟モードが戻ってきた感じです)

俺、もっと違う感じかと思ってた。何、天使か?うん。あー、俺としてはなんとか(天使って奴ら、大分イメージが違うぞって?)伝えようとしたんだけどな。
まあ、ああいう「神から与えられた仕事をしてるんだ!」って凝り固まってるような輩が一番危ないってことだろ。


Sam: But, I mean, this is god and heaven? This is what I've been praying to?
  でも、つまりさ、これが神様とか天国の真実ってことだろ?俺がずっと祈ってきたものが、こんなだったなんてさ?

Dean: Look, man, I know you're into the whole god thing and Jesus on a tortilla and stuff like that. But just because there's a couple of bad apples, doesn't mean the whole barrel is rotten. I mean, for all we know, God hates these jerks. Don't give up on the stuff is all I'm saying. Babe Ruth was a dick, but baseball's still a beautiful game.
  なあ、お前が神様とか、イエス様の御姿がトルティーアに浮き出る奇蹟なんてのに興味があるのは知ってるよ(以前たまたま目にした「マイネームイズアール」というコメディードラマで、トーストの焦げ目としてイエス様が浮き出た!という奇蹟を偽造するシーンをみたことがあります…)。でもたまたま二個の林檎が腐ってたって、一樽全部腐ってるってことにはならないだろ。つまりさ、ひょっとしたら、神様だってあのムカツク奴らのことなんか嫌ってたりするかも知れないぜ。俺が言いたいのは、こんなことでお前の信仰心ってものを、諦めたりすんなよってことだ。ベーブ・ルースがDickだったとしたって、野球はそれでも最高のスポーツだろ。



さりげない会話ではありますが、ここでの会話も、実に感慨深いものがありますよね。

モンスターや悪魔は現実に存在するけど、見たこともない神様とかっていうのは信じない!と言い張ってきたディーンが、

慈悲もへったくれもない天使の姿を目の当たりにしてサムの善良さの礎でもあった信仰心が揺れ始めているのを敏感に察して、あんな天使の言葉で「究極の善」の代表である神様っていう存在にまで愛想を尽かしたりするな、と説得するというのは、

サムを絶対に黄色い目の悪魔なんかに変化させたりするわけにはいかない、と頑なに心に誓いつつも、どんどん事態がちっぽけな自分の手になんか負えないようなとんでもなく大きなレベルの話になっていってしまう…というディーンの潜在意識の中の恐怖が、ついにはまさに全知全能の神様に救いを求めるような気持ちに変化しはじめている、ということなのかもしれません。

兄ちゃんの説得で、多少気持ちが軽くなったのか、サムは、いじっていたHex Bagの中の炭化した赤ん坊の骨をつまみ、

骨を炭化するほどの高温に晒すには…という発想からピンときて、Tracyの同級生の男の子が大きなマリファナ用のパイプを焼こうとしていた学校のKiln(窯)のおいてあった工房に兄ちゃんと一緒にやってきました。

さらにそもそもHex Bagが兄弟の部屋から見つかったのは、Tracyと会った後ではなく、そのTracyと喧嘩した美術の先生と会った後だ…、

で、近くにあったごつい(サムが握ると小さくみえますが…)ハンマーで、力ずくで先生の鍵のかかった引き出しを開けてみると、見事に子供の骨がざくざく。


☆


その頃、天使のおじさんたちは、仮装をした子供達の歓声の響く公園の片隅で、66の封印の一つが今にも破られようとしているとは思えない、のどかな様子で会話中:

Castiel: The decision's been made.
  決定は為された。

Uriel: By a mud monkey.
  ちっぽけな猿によってな。



彼らのことをそんな風に呼ぶものじゃない。あー、奴らはまさにそのものじゃないか、野蛮で、二本の足が生えた消化管に過ぎない。君はかなり冒涜的(Blasphemy)ともいえることを言ってるぞ。

Castiel: There's a reason we were sent to save him. He has potential. He may succeed here. At any rate... It's out of our hands.
  我々が彼のもとへ遣わされたのには理由があるのだ。彼には秘めた可能性がある。彼はここでの仕事に成功するかもしれない。いずれにせよ…事は我々の手を離れた。



そうとも限らない。ディーン・ウィンチェスターをこの場から引きずり出して、このちっぽけな針の先でついたような町を消し去ってしまえばいい。

Castiel: You know our true orders. Are you prepared to disobey?
  君は我々に課された、真の命令を承知しているはずだ。その命令に背く用意があるというのか?



この天使おじさんたちの会話を聞くと、さすがに神様からじきじきに「ディーンを下の階から引っ張り出してやって」と頼まれたCastielは、これでもかなりの人間びいきな天使さんであったことがわかります。

シーズン3の「Sin City」では、Luciferが劣った生物である人間の前に跪くことを拒否して地獄に堕とされた、という話が出てきましたが、今回新たに登場したUrielの言動をみるにつけ、下等生物人間を嫌悪する感情というものは天使全般で全くありふれたものであるようにも思えます。


☆


『Trick or Treat』の子供達も素通りする、美術教師Donの家の地下室では、ロープで吊るされたTracyを背にしてDonがSamhainを呼び出すおまじないの佳境に入っている様子。

そこに飛び込んできた兄弟が、Donをあっさり撃ち殺すと、助け出されたTracyの態度がふいに変わり、

「こいつのおまじないがどんなにへたっぴか聞いた?兄さんって、いつもちょっと足りないヤツだったのよね」

慌てて銃をTracyに向けた兄弟でしたが、Tracyから一撃で床に倒され、兄弟揃って胸を抱えて苦しんでいる脇で、

あたしを生贄にっていうのは兄さんのアイデアだったんだけど、その名誉は兄ちゃんに移っちゃったわね。このおまじないって、二人一組でやらなきゃ駄目なのよ。わかる?こんなうすのろに、600年もの間我慢してこなきゃならなかったのよ?ずっと顔を引き剥がしてやりたいと思ってたけど、あんたたちが銃で始末をつけてくれた。気に入ったわ。今日のこの日っていうのはね、昔なら子供達を外に出さないよう閉じ込めてたような晩だったの。今夜、あんたたち人間は本物のハロウィンがどういうものか目にすることになるわ。

なんて語りながら、Donの血を集め、おまじないの仕上げに取り掛かります。

そのTracyの背後で、サムはDonの身体から流れ出た血に手を浸して、自分の顔に塗りつけ、次に隣に転がってる兄ちゃんに「Just follow my lead.」なんて、ちょっとどきっとするような大人なことを囁きつつ、大きな手で兄ちゃんの顔にもべったりと血をなすりつけます。

封印を破り黒い煙となって噴出してきたSamhainは生贄となったDonの身体に入りこみ、「お前、老けたな。でもきれいだよ」なんて言いつつ Tracyをあっさり始末して、床に倒れてじっとしている兄弟のことは素通りして、出て行きました。

サムの解説によると、「昔の言い伝えでは、人々はSamhainから身を隠すためマスクを被ったって言ったろ?だから試しにやってみたんだ」とのこと。
それを聞いたディーンは(俺たちの命がかかってるってのに)「試しにやってみただと?」とちょっとご立腹。

(夜道を歩いていくDonに画面が変わると、さすがにハロウィンの晩ということもあって、周囲の子供達は誰も、血だらけのDonに反応せず、Donの方も、仮装をしている子供達の様子が目には入っていないように見えます。 )


☆


Donの後を追って、「仲間を呼び出すなら、墓場だよな」とImpalaに乗り込んだ兄弟ですが。

何かの覚悟を決めたように一度息を大きく吸い、

『強力な悪魔、Samhainに対抗するためには、普通の武器以上のものが必要になるかもしれない』

なんてことを言い出したサムに、ディーンは、駄目!お前は絶対サイキックとかなんとかっていう力を使っちゃもちろん駄目だし、そんなこと考えるのも駄目だかんな!ルビーのナイフで充分だ。どうしてだよ?

Dean: Because the angel said so, for one.
  だって一つには天使がそう言ってるってこともあるし。

Sam: I thought you said they were a bunch of fanatics.
  兄ちゃんは、天使なんて狂信者の集まりだって言ってたと思ったけど?

Dean: Well, they happen to be right about this.
  まあ、この件に関しちゃ、あいつらもたまたま正しいってことだ。

Sam: I don't know, Dean. It doesn't seem like they're right about much.
  どうかな、ディーン。彼らの言ってることって、そんなに正しいことばっかりじゃないように思えるぜ。

Dean: Look, forget the angels, okay? You said yourself, these powers -- It's like playing with fire.
  なあ、天使たちのことはこの際置いとけ、いいか?お前は自分で、この力ってのは――火を弄ぶようなもんだって言ったんだぞ。


兄ちゃんのその言葉を耳にして、厳しい顔つきで黙り込んでしまったサムにルビーのナイフを差し出し、「Please!頼むぞ!(おかしな考えおこすなよ)」と会話を終わりにするディーンから、無言でナイフを受け取るサム。

(このImpalaのシーンのサムは本当に素敵ですが…、このシーンのフリがあるだけに、この後の展開が嫌でも予想されてしまいます…)


☆


Donはどこに出かけたのかと思ったら、兄弟の予想どおり、仲間のモンスターたちを呼び出して楽しい流血のお祭りを開くため、

エピソードの初めのぱっとしない学校主催のハロウィンパーティーでのApple-Bobbingのシーンで、モテモテJustin君が君たちもくるだろ?とTracyとJennyちゃんを誘っていた、『Mausoleum Party』(霊廟パーティー)の会場である霊廟にあらわれ、

600年ぶりできっとお腹がぺこぺこのはずのゾンビたちへのご馳走としてぴっちぴちに活きのいい生徒達を閉じ込めて去ってしまうと、もちろん、霊廟の死体たちが甦って、ご馳走をいただき始めます。

なんとかそれほど被害が拡大しないうちに現場にかけつけた兄弟ですが、サムは、兄ちゃんにその場を任せ、兄ちゃんの制止も聞かず一人Samhainを追ってしまいます。


☆


Samhainの姿を見つけたサムは、全くためらう様子もなく、平然とSamhainに歩み寄っていきます!

サムに気付いたSamhainは振り向きざま、(かなりの上級悪魔だけが出せるらしい)白い閃光をサムに浴びせかけますが


Sam: Yeah. That demon-ray-gun stuff... Doesn't work on me.
  ああ。その悪魔のレーザー銃みたいなやつ…、俺には効かないんだ。



半ば不謹慎だとは思いつつも、白い閃光もどこ吹く風という感じで、平然と歩き続けるサムの姿とこの台詞に、ぞくぞくっと鳥肌が立つような興奮を覚えて、「サム、カッコイイ!!!」と思わず声をあげてしまったのは、私だけではないはず…。

で、悪魔も白い閃光以外に色々な力を持っていそうなものだと思うのに、どういうわけだか、両者素手で殴り合いを始めるサムとSamhain。

でも人間の体力では所詮力およばず、結局Samhainに片手で首元を押さえられ、サムは壁に押さえつけられてしまいます。

なんとかRubyのナイフで抵抗しようとするもの、あっさりナイフもサムも弾き飛ばされ…、

最後のとどめに駆け寄ってきたSamhainに向かって、サムはついに、力を使ってしまいます。

下っ端のBlack Eyeレベルの悪魔だと、頭痛すらも起こさずにあっというまに黒い煙が漏れ出して片付けてしまえるまでになったサムの力も、さすがにLuciferの封印となるほどの悪魔相手には、兄弟に撃たれた銃創からほんの少しだけの黒い煙が漏れる程度。

手こずっている間に、ゾンビたちのお片づけを終えた兄ちゃんがサムのところに駆けつけてしまいます。

ちら、ちら、と兄ちゃんの姿に目を止めつつも、もう後にも引けず力を使い続けるサムは、これまでにないほどの頭痛に襲われているようで、顔も目も真っ赤に充血し、ついには鼻血までが流れ出した時、

ついにSamhainがサムの力に屈して、大量の黒い煙を吐いて床に倒れこみます。

この様子を(某「巨人の星」の明子姉ちゃんのように)廊下のはずれからそっと静かに見つめ続ける兄ちゃんの顔が!

そんな兄ちゃんと視線を合わせるサムの顔が!

あまりに絶妙な兄弟の演技に、私はもう完全に半泣き状態です。


☆


場面が変わると、ハロウィンの翌日。

モーテルで、厳しい顔つきで一人荷造りをするサムのところへは、天使のお約束で、全く気配も前触れもなしに姿を現し、サムをびくぅっとさせたUrielが、

明日は11月2日で、お前の母親がAzazelに殺され、その22年後にはお前の恋人までが殺されたというお前にとっては耐えられないほどに辛い日だろう。なのに、お前というやつは、臆面もなく、奴がお前の血管に汚らわしい血を流し込むことでお前に与えた力を使ったのだ。

どうすればよかったっていうんだよ。あの悪魔は俺を殺し、兄ちゃんを殺し、誰も彼もを殺すことになったかもしれないんだ。

お前は使うなと言い渡されていたのだ。

Samhainが解き放たれたらこの町は…。

これは2回目の警告だ。


とにかくサムの弁明には全く耳を貸すことなく、力を使ったサムを責め続けるUrielに、

Sam: You know, my brother was right about you. You are dicks.
  な、兄ちゃんがあんたたちについて言ってたこと当たってたよ。あんたたちはDickだ。


サミーがこんなことを口にしちゃうなんて!と思った瞬間、サムの前髪がふわっと舞い上がるような勢いで、Urielがサムの目の前に移動し、

Uriel: The only reason you're still alive, Sam Winchester, is because you've been useful. The moment that ceases to be true, the second you become more trouble then you're worth, One word -- One -- And I will turn you to dust.
  サム・ウィンチェスター、お前がまだ息をしている唯一の理由は、お前が役に立つからだ。それが真実でなくなった瞬間、そしてお前が、その価値を超えるトラブルになったその時。たった一言、…一言(神からそうお告げがあれば)…私はお前を塵に変える。



天使たちの公園での会話のシーンで、Castielが「He has potential. He may succeed here.」と言った時、「この流れだと、彼って…、ディーンのことだよね?」と思っていましたが、

Urielの口からサムのことを Useful だと聞くと、サムのAzazelから与えられた力を上の階の人たちは今のところ「まだ判断のつかないPotential」として「役に立つかも…」と捕らえているとも考えられるでしょうか?

(このエピソード、あまりに細かく色々な意味ありげな台詞が盛りだくさん過ぎて頭が混乱して、冷静に考えれば簡単にわかるはずのことまで、わけが分からなくなっているような気がします。
後でこの日記読み返したら、なんでこんなこと書いたんだろう…、って思いそう…)


さすがに素直なサミーが小さくこくっとうなずくと、Urielはさらに、


Uriel: As for your brother, tell him that maybe he should climb off that high horse of his.
  お前の兄についてだが、もう見せ掛けだけの強がりは止めるべきだと伝えてくれ。

【climb off that high horse of his:これとほぼ同じフレーズで、
”get off one's high horse”というのがありますよね。これは「高い馬の背から降りる」すなわち「目線を低くする」という表現から⇒「威張り散らしたり、高慢な態度を止める」という意味になるわけですが、
もちろん、天使に面と向かって口答えしたりするディーンをUrielが高慢と表現した可能性はありますけれども、
どうも「高慢」というニュアンスでは、この後に続く台詞とうまく繋がらない気がするので、私はちょっと意訳的に「強がり」と訳してしまいました】


(なんにしても-CastielにしてもUrielにしても-天使の言い回しは、どうも古くて堅苦しくて難解な感じで…、私と一緒に)「どういうこと?」とサムが眉をひそめると。

Uriel: Ask Dean... What he remembers from hell.
  ディーンに…、地獄での記憶を聞いてみるがいい。



☆


その頃、ぽつんとのどかな公園のベンチに座るディーンは、さすがにCastielの登場パターンに慣れてきたのか、ぴくりとも驚かずに、

Dean: Let me guess. You're here for the "I told you so."
  当てようか。あんた、「だから言っただろ」って言いに来たんだろ。



と、隣のベンチに出現したCastielに声をかけると、Castielは意外にも「No」という返事。

違う?だったら、まあよかったよ、実際俺、あんたの意見に興味もあるわけじゃないしな。

私はお前を裁くためにここへきたのではない。だったらなんでここにいるんだよ?我々の命令は…。ああ!なあ、俺あんたらの命令とかってのは聞き飽きてんだけど!
(すると、Castiel、そうじゃなくって!という感じで…)


Castiel: Our orders... Were not to stop the summoning of Samhain. They were to do whatever you told us to do.
  我々への命令は…Samhainの呼び出しを阻めというものではない。なんであろうともお前の言うとおりにしろ、というものだったのだ。

Dean: Your orders were to follow my orders?
  あんたらが受けた命令って、俺の命令に従えってことだったっていうのか?

Castiel: It was a test... To see how you would perform under... Battlefield conditions, you might say.
  ある種の試験だった…お前が…、お前達のいう、戦場下でどのような行動をとるかを見るためのな。



相手は魔女一匹で、(ベトナム戦争の時の)「テト攻勢」なんて大げさなもんじゃなかったけどな。
じゃ、俺、試験に落ちたってことか?それでいいよ。

だってさ、もしあんたがあの魔法のタイムトラベルの杖を振って、もう一度頭っからやり直すことになったとしても、俺はまた同じ道を選ぶ、

…だって、なあ、俺には封印ってのが解かれた時どんなことになるのかわかんねえ、ったく、俺には明日がどうなるかってことすらわかんないんだ。

でも俺にわかってるのは、この子供達とか、ブランコとか、木とかさ、そういうもんがまだここにあるのは、俺と弟のおかげだってことだ。


Castiel: You misunderstand me, Dean. I'm not like you think. I was praying that you would choose to save the town.
  お前は私を誤解しているぞ、ディーン。私はお前が考えているような存在ではない。私は、お前がこの町を救う道を選んでくれることを祈っていた。

Dean: You were?
  そうなのか?

Castiel: These people --They're all my father's creations. They're works of art. And yet... Even though you stopped Samhain, the seal was broken, and we are one step closer to hell on earth for all creation. And that's
not an expression, Dean. It's literal. You of all people should... Appreciate what that means. I'll tell you something if you promise
not to tell another soul.
  これらの人々――彼らは全て我が父の創造物だ。彼らは、芸術品だ。そして、…お前たちがSamhainの甦りを阻んだとしても、封印は破られてしまった、そして我々は全ての主の創造物が暮らす地上にまた一歩地獄を近づけてしまった。そして、それは言葉だけの表現などではない。文字通りにだ。お前は人間を代表して…、その意味をよく肝に銘じておくべきだ。お前が誰にも口外しないと約束するなら、一つ言いたいことがある。



【Appreciateっていう単語を目にすると…どうしてもシーズン1の日本語字幕で、シェイプシフターが、「兄ちゃんの身体を最高に気に入った」と言った後、サムに「(こんな最高の身体の兄ちゃんのこと)感謝しろ」と訳してあったことを思い出してしまいます。

あの回の感想文でも書きましたが、Appreciateには確かに「感謝する」という意味もありますけれども、「物事の価値を正当に評価して理解する」という意味もあって、シェイプシフターのAppreciateも、今回のCastielのAppreciateも、明らかに後者の意味だと私は思うのです。

…だって、「兄ちゃんが最高の身体を持ってる」からって、どうしてサムが感謝しなきゃならないのよ?!私のようなともすれば偏りがちな Fangirls が必死に正当でまっとうな目線でエピソードを素直に観ようと、日々努力してるっていうのに、そんな字幕で煽るなんて反則です!】



Dean: Okay.
  いいよ。


(それにしても、なんなの!この二人の会話の親密ぶりは!(笑)
笑い事じゃない深刻な会話だし、冷静に考えれば、Castielっていうのは天使の中でも「動物大好きムツゴロウさん」的な下等生物「人間」びいきのちょっと変わった天使さんということで、こんな、天使にあるまじき気持ちをディーンの前で告白してしまっているということなんだと思うのですが、
「僕のこと誤解しないで」とか、「誰にも内緒にしてくれるなら、秘密を教えちゃう」とか、台詞だけ聞いてるとCastiel…、そんなにディーンのことが大好きになっちゃったの?とも思えてきます。

サムが聞いたら、「もういい加減にしてくれ!俺の兄ちゃんをとるつもりかよ!」と間に割り込んできそうです。)

Castiel: I'm not, uh...A hammer, as you say. I have questions. I...I have doubts. I don't know what is right and what is wrong anymore... And whether you passed or failed here. But in the coming months, you will have more decisions to make. I don't envy the weight that's on your shoulders, Dean. I truly don't.
  私は、…お前が言ったようなハンマーなどではない。私は、疑問を持っているし。私は…、私は、疑心も持っている。私にはもはや、何が正しくて、何が間違っているのかわからないのだ…。そしてお前が今回の試験に合格したのか、不合格となったのかも…。しかしこれからくる月日の中で、お前はより多くの決断を下さなければならなくなる。私は、お前の肩に乗るそんな重荷をとても羨む気にはなれない。心から、そう思う。



☆


うーん、あっさり感想を…なんて言いつつ、自分頭の中の理解の助けのためもあって、結局妙に細々と台詞を書き出すことになってしまいました。

勢いでここまで書いてきたものの…、今回の日記、すっごく支離滅裂になっていそうで、見返すのが怖い…。

悪魔の力を使うことについて、厳つくて怖い(ほとんどサムの顔をまっすぐ見れるくらいに大きなおじさんでしたもんね)おじさん天使Urielから、きつ~く釘を刺されてしまったサムと、

それに対して、「悪から貰った力」を使ったとしても、天国の父の素敵な創造物を守った兄弟の働きをある意味で肯定したともとれるCastielの言葉を聞かされたディーン。

この二人の天使の相反する言動も、上の階にいるお方のトリッキーな計画の一部なのでしょうか…。

二人の天使に翻弄される兄弟の今後の動向がどうなっていくのかが気になるのと同時に、今週もまた気になるフリが出てきたディーンの地獄での記憶のことも…、本当に気になってきました!

あーっ、これからどうなるんでしょう?


☆


今回、久しぶりのCastielの登場で、ちょっと気になったのは、Deanとの身長差。

ディーン、季節も涼しくなってきて、踵の高いブーツでも履くようになったの?

今までのエピソードでは、ここまでCastielが見上げるような身長差はなかったような気がするんですけど…。

2008年11月3日月曜日

Supernaturalシーズン4第7話感想文…(実は)その1…

前回の第6話のエピソードの終わりについていたJensen による「Eye of the Tiger」口パク熱演!という楽しいオマケ映像の中、「JaredがJensenをJennyと呼んだ?!疑惑」に続き、またまたこんな証言を聞いてしまいました。これももう既に世間に広まっていることかもしれませんが:

“you trade your passion for glory” 「栄光と引き換えに情熱を失ってしまう…」

という歌詞に合わせ、Jensenが胸(情熱)を小刻みに叩いた後、天(栄光)を指差して、ついにImpalaのルーフによじ登るあたり…、このオマケクリップだけの映像のカウントだと、40秒くらいだったか…、

ケラケラと笑い続けるJaredが、(笑いに紛れた声にならないような声で)


「I love this guy…」


と言ってる!!!!

絶対言ってるわよ!!!!!

ね? ね? ね????!!!!

(ぜひとも音声を最大にして、耳を澄ませてみてください。私には間違いなく聞こえます。)

という衝撃の絶叫コメントを目にして、再びもう数え切れないくらいこのクリップをリプレイしてしまったりしながらも、その一方で、

第5話、第6話と、(ディーンが妙に)可愛くて楽しいエピソードが続いたので、またそろそろ「重た~い」エピソードがやってくるのではないか…と、私としては内心少々ドキドキしていましたが、やっぱり来ました。

兄弟のAngstエピソード。

最近調子に乗って妙に日記が長くなってしまっていたので、今回の感想文はなるべくあっさり目に行きたいと思っています。





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以下の記事にはSupernaturalシーズン4のネタバレが含まれます。

日本での放送もしくはDVDのレンタルor発売まではネタバレを回避することにしているという方は、閲覧ご注意ください。さらに私の独自の解釈に基づく翻訳には、誤解、曲解、妄想が含まれる可能性が大いにあります。その点を充分にご承知置きいただいた上で、妄想に基づく私の馬鹿な感想を読んでもいいという方のみ先に進んでいただけますよう、くれぐれもよろしくお願いいたします。








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今回は、まさにハロウィーンにちなんだエピソードということで、冒頭の「これまでのSupernatural」には兄弟がこれまでに遭遇してきたモンスターたちがあれこれ出てきましたが、私が何よりも「おおっ!?」となんだか新鮮な衝撃を感じたのは、

シーズン1のPilotエピソードの本当に最初のシーンのサムの姿と声!!

最近、あどけないと言いたくなるほどの過剰な可愛さをアピールする傾向が目立つ兄ちゃんの面倒を男手一つで見なければならないせいか、(出番はなんだか少なくても…)もの凄~く大人っぽくて、逞しくて、男っぽいサムが、

(背格好も、睫毛の長いぱっちりした瞳も、唇のふっくら具合も、とかく色々考えすぎの私のようなオバサンが懸念を感じるほど兄ちゃんに良く似ていたと断言してやまない)

超美人の彼女、ジェシカに向かい:

「僕がハロウィンのことをどう思ってるか、知ってるだろ?」

と気弱げに訴えるその声も!顔つきも!現在とは比べ物にならないくらい「少年!」ですよねー!可愛いーっっ!!


☆


エピソードが始まると、奥さんが買ってきた「Trick or Treat」(いたずらされたくなきゃ、お菓子をくれ!)で各家を訪ねてくる子供たちに配るためのキャンディーをつまみ食いして、なんと4枚のかみそりの刃を一緒に食べてしまった、というとんでもない死に方をした男性に続き、

高校の(到底盛り上がりそうもない)ハロウィンパーティーで、友達に続き、気になる男の子Justinの気を惹こうと「Apple-Bobbing」(水に浮かべたりんごを口で咥えてとるというゲーム)にチャレンジした女の子が、りんごの入った桶から顔が上げられなくなったと思ったら、桶の水が突然沸騰して死んでしまう、という、

奇妙な二つの死亡事件が発生。

もうYEDが計画してたとかいうEndgameとかさ、Lilithが企んでるっていうApocalypseなんてなんてどうでもいいよね?今日もまた二人で楽しくモンスターを退治しちゃおうよ!という感じで、Winchester家のFamily Businessをもう三週に渡り継続中の兄弟は当然また可愛い(サムにはもうあきらかにこの形容は使えなくなってきましたが…)FBI捜査官となって調査にやってきます。

すると、どちらの現場からも、

二百年前に絶滅した「Goldthread」(黄蓮)という植物に、

600年ものくらいだというもう正真正銘まがい物なんかじゃない強力なケルトのおまじないのチャームに、

100年くらい前の炭化した新生児の中手骨なんていうものが入った、

ハンパじゃないレベルの「Hex Bag」(魔女の呪い袋)が出てきて、今回の事件にはあきらかに、かなりタチの悪い魔女が絡んでいるらしいことはわかったものの、

かみそりを食べてしまったLukeは、本物のバニラがスパイシーに感じるほどのVanilla(ありきたり、とか、面白みがないという形容詞として使われますよね)な男性だったし、

りんごの桶で、溺れ&大火傷で亡くなったJennyちゃん(…最近、この名前をどこかで…)もごく普通の女子高生ということで、ディーン曰く、

Both of these vics are Squeaky-Clean.
被害者は二人とも(洗い立てのお皿みたいに)キュッキュッと音が出るくらい潔白

で、とても人から怨みを買うような人たちではないし、

目撃者の同級生である可愛い金髪娘のTracyに聞いても、死んだJennyがLukeと面識があった様子もない、

この可愛い目撃者を目にして、途端に「俺が聴取を担当する!」というディーンに、

Two words -- Jail bait.
二言言っとく、(未成年の少女に手を出すのは)犯・罪だぞ。


(Jail bait: 直訳では、「牢屋への誘惑」とでもいう感じになりますが、一般的に、法律上成年に達しない「少年少女」のことを「万一淫らな行為の対象にしたりしたら即刻牢屋行きです」という意味で Jailbait と呼びますよね)

と忠告するサムが、今週もまた大人っぽくて素敵です。


となると、二人の死は、恨みとか復讐なんかには関係ないのか…と、モーテルに戻り二人でまた調査を進めていると、サムは、

今回、二人を殺した魔女は、なんらかの魔法をかけるつもりなのかもしれない、ちょっとこれを聞いてくれ:

Sam: "Three blood sacrifices over three days -- The last before midnight on the
final day of the final harvest." Celtic calendar -- The final day of the final harvest Is October 31st.
  「三日間で三人の血の生贄――その最後の生贄を、最後の収穫の最終日の真夜中前に捧げる」 ケルトのカレンダーでは――その最後の収穫の最終日っていうのは、10月31日なんだ。



ってことは、まさにハロウィーンってことで、その血の生贄っていうのは、サムの考察が正しければ: 今回の魔女は、Samhainという、まさにハロウィーンのルーツともなった悪魔を呼び出そうとしてるらしい、ケルト人は、10月31日っていうのは生と死の境のベールが一番薄くなってSamhainが現れると信じていて、彼から身を隠すために「マスクを被り」、彼を宥めるために「お菓子を玄関先に置き」、彼を崇拝するため「カボチャに顔を刻んだ」。Samhainは何百年も前に悪魔祓いされて下の階に帰ったんだけど、現在では悪魔の流血の祭りの代わりに、「お菓子」や「仮装」なんていう子供達のためのお祭りという形で伝統だけが残っている。


Dean: Okay, so some witch wants to raise Samhain and “take back the night”?
  オーケイ、じゃ、どっかの魔女がSamhainを蘇らせて、「闇を取り戻そう」と企んでるってことか?


(瑣末なことなのですが…、このディーンのコメントにサムが「真面目な話なんだから(ふざけないの)、めっ!」と言ってるので:

“take back the night”は、“take back the right”「権利を取り戻す」と一文字違いということになるので、ディーンは


「(虐げられた人々が)権利を取り戻す」

という表現に掛ける形で、魔女が

「子供の楽しいお祭りになってしまったハロウィンに真の闇を取り戻そうとしてる」

という駄洒落を披露してしまった、ということでしょうか?)


Samhainを地獄から呼び出す魔法は600年に一度しか行えず、その600年目というのがもちろん明日、ということに。

Samhainというのは大勢の仲間と一緒にいるのが好きだから、もしSamhainが甦ったりしたら、ハメルーンの笛吹きに引き寄せられる子供達みたいに、ありとあらゆる闇のモンスター達を呼び寄せだすだろう。その晩が明けるまでに、俺たちが今まで戦ってきたあらゆるモンスターが一堂に会することになってしまう。

途中、ちっちゃい手の「靴屋の小人」も甦っちゃうかな?なんて、茶々をいれていたディーンもさすがに、そんなモンスターが勢ぞろいしたら、


Dean: It's gonna be a slaughterhouse.
  人間界は、屠殺場みたいなことになっちまうな



と真面目な顔に。



☆


魔女の正体の手掛かりを得るために再び「カミソリLuke」夫人の家の前で張り込みをしつつ、だってハロウィンだもん!を言い訳にして、まるで先週せっかくサムが買ってきてくれたドーナツや袋一杯のお菓子を食べられなかった怨みを晴らすかのように、今回のエピソードが始まって以来ずっと、次から次へとキャンディーをむしゃむしゃと食べ続けているディーンが、(画面の前で見ている私のようなオバサンが、「あんた、そんなにお菓子ばっかり食べて、お腹痛くなるから!」と呟くのに正確に反応するように)「うっ!」と腹痛に襲われつつも、サムの電話に答えたりしていると、

結局、Lukeの家のベビーシッターをやっていたのが、カミソリLukeなんて聞いたこともないときっぱり証言していた、Jennyの事件の目撃者のTracyだったということが分かり、Tracyが魔女?ということに。

何百歳にもなる魔女にしては面白い外見だよね、というサムに、自分が600歳のクソババアだとして、どんな見かけにもなれるってことになったら、セクシーなチアリーダー選ばない?俺なら選ぶね、と、うっとりと遠い目をする可愛い兄ちゃんから

(こんな兄ちゃんの顔をずっとみてると…っていうか、チアリーダーになった兄ちゃんの姿を想像したりすると、やばいことになる…、っていうか、Jaredとしては、確かJensenって高校時代チアリーダーだったんだよね…、うっ、こんなこと思い出すと笑っちゃう、と)サムは難しい顔で視線をそらし、

Tracyが最近学校で、ある教師と大喧嘩をして停学になるような騒ぎをおこしていた、と報告。


☆


Tracyが騒ぎを起こした相手の教師から話を聞くため訪れた学校で、ハロウィン用に生徒達が制作した(ということでしょうか?)不気味なマスクを目にしたディーンに異変が…、


Sam: Bring back memories?
  記憶が蘇るかい?

Dean: What do you mean?
  どういう意味だよ。

Sam: Being a teenager, all that angst.
  青春時代のあらゆる悩みが戻ってくるかってこと。

Dean: Oh.
  ああ、それか。

Sam: What'd you think I meant?
  なんのことだと思ったんだ?


う~~っ、気になりますね!

先週のLilithの幻影からも指摘され、この後のシーンで、新登場のCastielの同僚(兄弟?)天使Urielからも意味ありげな台詞が出てきますが、ディーンの地獄での記憶、一体どういうことになっているのでしょう?

ともあれ、教師のDonから、Tracyが課題に不気味な絵や図案(大昔のケルトのおまじないのマークまで)を描いてた、とか、一年前転校してきて以来一人暮らしをしているが、あんな子の親っていうのは一体どんな人間なのか…、なんて、いかにもTracyを「怪しい」と確信するような話を聞き、モーテルに帰ってきた兄弟を待っていたのは…、


☆


不穏に目を細め、去っていったぽっちゃりした宇宙飛行士を別にして…、
(キャンディなら車の中に山ほどあるだろ?と言うサムが、「あったけど、もうなくなっちゃったの!」とディーンに言い返され、眉を吊り上げて溜息をつく様子が、もう聞き飽きましたか?大人ですよねー)

Castiel ともう一人の謎の男(上でもうUrielと名前を出してしまいましたけど…)。

お目にかかれて光栄です!兄ちゃんから色々聞いてます、と握手を求めて手を出すサムに、

(なんだかRubyの「天使には気をつけてね」という言葉が甦って私はヒヤヒヤしてました)

人間には握手っていう習慣があるんだっけ、と、ゆっくり思い出したのか、(または別の躊躇いがあったのか…)、促すように差し出した手をぴくっと小さく動かしたサムの手を握り、もう一方の手も重ね…。


Castiel: And I, you. Sam Winchester -- The boy with the demon blood. Glad to hear you've ceased your extracurricular activities.
  そして私も君のことは色々耳にしている。サム・ウィンチェスター――その身の内に悪魔の血を宿す少年。君がextracurricular(正しい道から外れた、という感じ?)な活動を止めたと聞いて嬉しく思う。


すると窓際に立ついかめしげな謎の男も、「ぜひそのまま維持しておいてもらおう」と。

あんたの友達、誰なんだよ?というディーンの問いかけは放置されたまま、Castielは、

兄弟のモーテルの部屋の壁の中から、「Hex bag」を見つけたこと、明らかに魔女の方でも既に兄弟のことを知っていて、Castielたちが呪い袋を見つけなければ、今頃は兄弟のどちらか、もしくは二人とも死んでいたかもしれない。Samhainを甦らせるのは66の封印の一つであり、Luciferの復活を阻止するためには、どんな手段を使っても封印が破られることを食い止める必要がある。

せっかくここにいるなら、その魔女がどこにいるか教えてくれれば、すぐに退治して…、というディーンに、

Castiel: We are not omniscient. This witch is very powerful. She's cloaked, even to our methods.
  我々は全知ではないのだ。この魔女は非常に強い力を持っている。この魔女は、我々の手管を持ってしても探しきれないほどに、巧妙に姿を隠している。


でも魔女の正体はもうわかってるんだから、俺たちが協力すれば、といい始めたサムの言葉を遮るように

Enough of this.
こんな茶番はもう沢山だ。


と、声を上げる謎の男に、ディーンが(可愛いサミーが話してるっていうのに)おっさん誰なんだよ!ってそんなの正直知りたくもないけどよ!と声を荒らげると。


Castiel: This is uriel. He's what you might call... A specialist.
  彼はユリエルだ。彼は、君らの言う…専門家、とでもいうべきか。

専門家?あんたら一体なにするつもりだよ。

するとCastielは、お前達はすぐにこの町を直ちに去るのだ。どうして?なぜなら我々はこの町を破壊するからだ。我々には時間がない。魔女は必ず殺さねばならず。封印は守られなければならない。

で、千人ほどもいる町の住人を一緒に殺すというのです。しかも、ユリエルは専門家だというだけあって、こんな風に町をPurify(浄化)するのは初めてではない、と!

遺憾なことではあるが、既にあまりに多くの封印が破られてしまっており、60億の人間を救うための千人の犠牲ということであって、自分たちは大きい視野で物事を見ているだけだ、Luciferを復活させるわけにはいかない、Luciferが復活すれば、地獄が彼と共にこの地上に放たれることになる、

魔女がSamhainを呼び出す前に殺せば、封印は守られる、そうすれば誰も死ぬ必要ないよ、とサムが提案しますが、

ユリエルは、こんなちっぽけな猿どもに時間を無駄にしている、と言い、Castielも、すまないが我々も命令を受けている身だ、と。

次々と天使たちの口から飛び出すとんでもない言葉に、

Sam: No, you can't do this. You -- You're angels. I mean, aren't you supposed to -- You're supposed to show mercy.
  駄目だ。そんなことしちゃいけない。あなた達は、天使でしょう。つまり、だったら、本来、人間に対して慈悲を与える存在じゃないか。

Uriel: Says who?
  誰がそんなことを言った?

Castiel: We have no choice.
  我々には選択の余地はないのだ。

Dean: Of course you have a choice. I mean, come on, what, you've never --Never questioned a crap order, huh? What are you both, just a couple of hammers?
  もちろん選択肢はあるさ。つまり、なあ、なんだってんだよ、あんたらいままで、――今まで馬鹿げた命令に疑問を持ったことないのか?あんたら二人ともなんだよ、(ただ全部ぶっ壊すだけなんて)ただの二本のハンマーかよ?

Castiel: Look, even if you can't understand it, Have faith the plan is just.
  いいか、たとえそれが理解できないような命令だとしても、神を信ずる心を持ってすれば、神の計画は正しいことがわかる。

Sam: How can you even say that?
  どうしてそんなことが言えるんだよ?

Castiel: Because it comes from heaven. That makes it just.
  なぜならその計画が天から授けられたものだからだ。ならばその計画は正しいことになる。

Dean: It must be nice to be so sure of yourselves.
  そこまで自分に確信が持てるっていうのもいいもんだろうな。

Castiel: Tell me something, Dean. When your father gave you an order, Didn't you obey?
  なら聞かせてもらおうか、ディーン。お前の父親から命令を与えられた時、お前はそれに背いたか?



この後の展開を見れば、天使たちは、神様からのトリッキーな命令に基づいて、兄弟、特にディーンを自発的な行動に駆り立てるよう煽っているのだということがわかりますが、ここでCastielの口からこの台詞を聞くと、うっと胸にこたえます。

ディーンはシーズン2の冒頭、「万一の時はサムを殺せ」という父ちゃんが最後の最後に遺した命令にだけ唯一「父ちゃんはどうかしてる!」とその命令だけは守らないことを宣言していましたが、

今、現実に、サムが神も危惧するほどの悪魔の力を身につけつつある中で、Castielからあらためてこの言葉を聞くと、もしサムが完全に天に背く存在に転じたりしたら?ディーンはその時どうするのだろうか、という疑問が湧いてきます。

一方で、ここまでの成長の過程で、素直に「神様」や「天使様」を信じてきたサムに、天使本人の口からここまで残酷かつ無慈悲な言葉を聞かせることで、神様という完全な「正義」への型どおりの信頼を失った後、サムの意識がどう変わっていくのか…、

神様としては、その辺りの様子も見てみるつもりでいるような気がします。


☆


あれ?今回こそ、あっさりと短い感想文を書くつもりで…。


まだまだやっと半分というところですが、またもや体力ぎれになってしまったので、いったんここで、投稿することにしてしまいます。

また嫌になる前に、なるべく早く、続きを書いてしまいたいと思います。

2008年10月29日水曜日

Supernaturalシーズン4第6話感想文:続き

以下の記事にはSupernaturalシーズン4のネタバレが含まれます。

日本での放送もしくはDVDのレンタルor発売まではネタバレを回避することにしているという方は、閲覧ご注意ください。さらに私の独自の解釈に基づく翻訳には、誤解、曲解、妄想が含まれる可能性が大いにあります。その点を充分にご承知置きいただいた上で、妄想に基づく私の馬鹿な感想を読んでもいいという方のみ先に進んでいただけますよう、くれぐれもよろしくお願いいたします。








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黄色い目になったサムという、とんでもなく恐ろしい幻覚を見てしまったディーン!

という、衝撃の展開に、まさに、この後どうなるのよぅ?!というところで、前回の感想文書きの体力が尽きてしまったのですが、

続きです。



☆



場面が変わると、サムはなんだかのどかな様子で、新たな知恵を借りるためボビーおじさんを呼び出して兄弟の狩りの現場の町にまで出かけてきてもらったようです。


Bobby: Where's Dean?
  ディーンはどこだ?

Sam: Home sick.
  (病気だから)家で大人しくさせてる。



このHome sickは、「家が恋しくなる」Homesickではなくて、インフルエンザとかはしかだとか、クラスの皆にうつっちゃうような病気にかかった子供が、「今日は学校を休んでおうちで大人しくしてなさい!」と言い渡されてる感じですよね。

サムから、今日は家で大人しくしてるんだぞ、と言い渡されたのに違いないディーンはというと、おうち(ホテルの部屋)で一人、(現在のディーンにとって)一番怖くなさそうなTV番組を選んでということなのか、

シーズン3の可愛いミニチュアディーンが出てくるエピソードでもチラッと触れられたことのある、緑色粘土のヒーローGumby氏と、彼の親友、オレンジ色の粘土のお馬であるPokey君の冒険を見ているのですが、

なんとS3のエピソードの中で、

「(ヨガの先生だとかいうことで、大変身体が柔らかいらしい)リサがGumby Girlだったとしたら、俺、Pokeyになっちゃうの?」

と、また可愛い顔で、かつてその存在に自分をダブらせたこともある、その当のPokey君が、首に紐を巻かれ、ピックアップトラックで強引に引きずられていってしまうという、世にも恐ろしいシーンが出てきて、「Oh, this isn't helping.」(あー、せっかくのどかなアニメで落ち着こうとしてるのに)これじゃ助けにならないよ…、

と余計に衝撃&恐怖を感じたりしています。


☆


一方のサムは、ボビーおじさんに、検死官に会ったのが月曜の朝8時だったから、もう残り2時間切ったところだよ(ってことは、この二人のシーンは、水曜日の早朝6時ってことなんですね?)と説明し、何か新しい情報を見つけた?なんて聞いてみると、

家中にやたら本が積んであったりして、ボビーおじさんがかなりの読書家であることは私達もこれまでのシリーズの中で知っていましたが、


『This, uh, encyclopedia of spirits dates to the Edo period.』
この、あー、江戸時代の妖怪百科(幽霊百科かな…)によると


と言って、サミーに差し出したのは、なんと日本語の本!

この本、装丁はいかにもそれらしく古文書のような本を装って作ってありますよね。

サムの開いたページにも

「鬼染症」

なんていう見出しがあったり、隣の副題のついたページも

「魔鬼の病気と感染する人」とか

「恐れおよび爪手(爪で腕を引っ掻く、という症状から何か文を捻り出したのでしょうね)の幻影の病気」なんて、

ちょっと翻訳ソフト?かな?という感じはあってもそれなりに頑張って作ってあります。
(ふと、どんなことが書いてあるのか興味が湧いて、一時停止して内容を確認してみたところでは、本文の部分には「スパイ」だとか「プレート」だとか江戸時代の資料にはまず出てくるはずのないカタカナが沢山出ていて…、なにか手元にあった資料を適当に英日翻訳ソフトにかけて、出てきたものを貼り付けたということなのかもしれませんが、それでも低予算の中、小道具のスタッフ達なかなか健闘してますよね。)

ボビーおじさんから手渡された日本語の本を開き、さすがに


Sam: You can read Japanese?
  ボビーおじさん、日本語読めるの?


と驚いたようすを見せるサムに、ボビーは!(笑)


「君らが生まれる前からずっとだよ」

(ボビーの意図としては

「(I have been speaking and reading Japanese) Long before you boys were born.」

という感じでしょうかね?)


と、たどたどしくも、なんとも可愛い日本語で返答!

そんなボビーに、インテリ少年のプライドが刺激されたのかサムは、


Sam: Guess so, show-off.
  (明らかに、日本語を読める上に話せる)みたいだね。まったく見せびらかし屋なんだから。



とにかくこの本には、兄弟が現在悩まされている、恐怖を人々に伝染させるという「ぶるぶる」と呼ばれる幽霊(私個人的には初耳です)のことも載っていて(どうやら偶然にもそのページをサムが開いて見ていたようですが)、

退治するには、通常の手順で、死体を焼いてしまうのが一番なのだけれども、それが駄目だとなったら、「ぶるぶる」は恐怖から生まれた幽霊であるだけに、恐怖そのものであるともいえて、言い伝えによれば恐怖を使って退治することもできるとのこと。


Sam: So we have to scare a ghost to death?
  じゃ、俺たちは幽霊を(文字通り)死ぬほど怖がらせなきゃならないってこと?


そんなの一体どうやったらいいんだよ…、と戸惑いつつも、サムは一人で心細くお留守番しながらまだGumby&Pokeyの冒険を鑑賞中の可愛い兄ちゃんに連絡を入れます。


Sam: So, uh, just ride out the trip, okay? You're - you're gonna
be fine. We got a plan.
  だから、あー、とにかくこの危機を乗り越えような?兄ちゃんは、-兄ちゃんはちゃんと元気になるから。ボビーと俺とで計画を立てたからさ。

Dean: What is it?
  どんな計画?

Sam: Uh, just a good plan, all right? Hang in there.
  あー、とにかくいい計画さ、いいか?そこで大人しくしてろよ。


しかし電話を切ったサムの横で、ボビーは


Bobby: This is a terrible plan.
  こいつはとんだお粗末な計画だぞ。

Sam: Yeah, tell me about it.
  ああ、言われなくてもわかってる。



今回のサムって、前のシーズンで余命一年の兄ちゃんをあれこれ心配していた姿をずーっと見ていた私達からすると、

もう後数時間の命しか残されていないお兄ちゃんを抱えていながら 「どうしちゃったの?」 と思うくらい落ち着いて、平静でいるように見えるのですが、

兄ちゃんのいない4ヶ月間、たった一人で狩りをした経験の中で、随分と自分の狩りの腕にも自信がつき、(今回のエピソードの中でも、私達もまざまざと実感したように)かつ格段に一人の大人の男として成長した、ということなのでしょうか?

(もう使わない、と約束したけれども)念じるだけで悪魔を退治できるほどになった自分に、「臆病者の幽霊」ごときが片付けられないはずはない、という自信が、

「俺には絶対に兄ちゃんを助けられる」という確信に繋がっていったということなのでしょうか?


☆


サム&ボビーの作戦が開始された頃、部屋のドアに迫る Hellhound の吠え声を耳にしてソファーの陰に隠れたディーンのところへ、なんと同じく Ghost Sickness に苦しむ保安官がドアを蹴破って現れます。

20年前、Luther に対し親友のフランクが行った残酷な犯罪を揉み消してしまったことをきっと長年に渡りずっと気に病んだ挙句、Ghost Sickness に感染してしまったこの保安官も決して、その根っこの部分は悪い人ではなかったのだろうと思いますが、

ディーンたちが扮装したFBI捜査官が過去の事件を洗い出し、自分の立場を失墜させるつもりだとの恐怖に完全に捕らわれてしまった保安官は、ディーンとの揉み合いの中で、保安官の目が悪魔の「Black Eyes」に変わったという幻覚に襲われたディーンにつき飛ばされ、床に倒れこんだまま、ついに心臓が限界を迎えて死んでしまいます。


☆


怖がりの可愛いディーンを連れずに、怖そうなショットガン(sawed-offですよね)を持った大きくて強そうなサムだけがやってきたことで、怖がって隠れてしまったらしいLutherの幽霊をなんとか怒らせておびき出すため、サムはショットガンを床に置き、Lutherの描いたJessieの絵を次々と破き始めます。

ついに姿を現したLutherの幽霊を振り返るサムの視線の位置が!(笑)

自分より大きな人間に出会うことがほとんどないはずのサムは、振り返った時、一番近くで見慣れている存在の兄ちゃんの顔がある辺りに視線を投げ、あ、顔がない、と慌てて視線を上げていますよね。
(シーズン2の兄弟が刑務所内の幽霊を退治するエピソードで、サムの同房となった囚人が、サムよりも一回り以上縦横共に大きい怪物だったことで、閉められるドアの向こうで物凄く心細そうな顔をしていたサムの顔をふと思い出します)


☆


ディーンはというと、保安官さんの死体に、ベッドスプレッドをはがしてかけてあげたようなのですが、通常死体を覆う場合、頭まですっぽりと布を被せてしまうのが普通だと思うのに、「死んじゃってても苦しいかもしれないし…」と心配にでもなったのか、まるで毛布をかけるように顔と腕を出した状態でかけてありますね。

ポツンと一人(サムの側の?)ベッドに腰掛けたディーンの両腕はもう真っ赤に掻き毟られ、頭の中には、黄色い目のサミーの声が響いています。

そしてふと床に落ちていた聖書に目を止め、最後の頼みの綱のように拾い上げて唇を押し当てた時、Lilithが、シーズン3の最終話のあの可愛いけれども非常に芸達者だったあの小さな女の子の姿で登場。

会いたかったわ!もう帰る時間よ。と、抱きつくLilithから、お前は幻覚だ、と言つつなるべくLilithに視線を投げないようにして離れたディーンに、


Lilith: What's the matter, Dean? Don't you remember all the fun you had down there? You do remember. 4 months is like 40 years in hell. Like doggy years. And you remember every second.
  だったらなんだっていうの、ディーン?あなたが下の階で体験したあの楽しいことを全部忘れちゃったわけじゃないんでしょ?覚えているはずよ。人間界の4ヶ月なんて、地獄では40年と一緒だもの。ワンちゃんの年みたいなもんよね。で、あなたは、その一秒残さず全てを覚えてるのよ。


(先日のJaredがJensenの演技にもらい泣きしたと語ったインタビューの中で、ネタバレ警戒のため一応文字を伏せます-ディーンが地獄での体験を語るシーンがある、という言葉がありましたが、実際のところどうなんでしょう?ディーンはLilithの言うように、地獄から帰ってきてからずっと地獄での体験を全て覚えていたのか、もしくは今まで忘れていたけれども、何か-今回の事件とか?-がきっかけで全て思い出すことになるのか…)


Dean: You are not real.
  お前は幻覚だ。


と言いつつ、そろそろ心臓が限界に近づいてきたらしく胸を押さえながら膝をついたディーンに近づき、その顔を小さな両手に取るLilith。(このディーンの顔が、Lilith 役の小さな女の子より頼りなげで、可愛いかも…)


Lilith: It doesn't matter. You're still gonna die. You're still gonna burn.
  そんなの関係ないのよ。それでもあなたが死ぬのは変わらないし。あなたが地獄で焼かれることになるのも変わらない。

Dean: Why me? Why'd I get infected?
  どうして俺なんだ?なぜ俺が感染した?

Lilith: Silly goose. You know why, Dean. Listen to your heart.
  お馬鹿さんね。どうしてか、あなたはわかってるでしょ、ディーン。自分の心に聞いてごらんなさい。

Dean: What?
  なんだって?



私は全く関知しないことだったのですが、Supernatural Fandomの(明らかに私が出入りしてない範囲の)どこかでは、今回のエピソードでの暗喩を受けて、

「DeanをDick扱いするなんて酷い!」
(辞書で引くと「嫌なやつ」なんていう訳が出てくるこの言葉が、どのくらい強い意味を持っているのか、いま一つ実感として良くわからないため、私としては、そこまでの反応をするほどのことなの?と思ったりもしたのですが、
一方で、この騒ぎを「また?ほんとバカバカしい!…、もうこういう騒ぎには一切関わりたくないのに、どうしても耳に入ってきちゃうのよね」なんて言ってる人たちもいるので、こうしたことに敏感に反応したりするのも、個人差-というか、ひょっとしたら、年齢的なもの?-もあるのかもしれません)

という不満を高らかに表明していた集団がいたようで、Eric Kripkeが急遽

「DeanはDickなんかじゃないし、このエピソードでも決してそんなことを言ったつもりはない」

という声明を出すはめになった、なんていう騒動も起きていたようです。

Lilithとのこのシーンを見ても、今回のGhost Sicknessが感染するには、単に「Dickだった」なんていう人間性だけが関係しているのではないらしいことがわかります。

Kripkeは弁明の中で、エピソード本編にもそんなフレーズが出てきたように「恐怖というものを武器に使っていた(Victims contract the illness because they use “fear as a weapon.”)」という事実がキーになっているのだと語っていますが、

Kripkeの(兄弟の感情面の解釈ではとかく薄っぺらに感じることも多い、言い換えれば、いかにも男性目線の)エピソード解説には私個人的には、いつも全面的に同意できない部分もあって…、

今回のエピソードの感想を書いている中でまとまった私の解釈としては、

Ghost Sicknessの第一号患者となったフランクがそもそも妻およびLutherの死から20年も経った現在になって、なぜ再びあの製材所を訪れることになったのか、についてのはっきりとした説明は出てこなかったように思うのですが、

自分の前から姿を消した妻に関する間違った思い込みから、何の罪もないLutherを酷い形で死に至らしめてしまったことをフランクは実は長年ずっと恐怖に近いともいえる形で、「後悔」し続けてきたのではないか、

で、自分の気持ちを振り返るために再びあの製材所を訪れ、20年間あの製材所で、死の間際の恐怖を糧に幽霊としての強力な力を蓄えたLutherによって、Ghost Sicknessに感染させられてしまったのではないか、

という風に考えられるような気もするのです。

保安官さんを見ても、上の感想文でも触れたように、フランクへの友情から、罪もないLutherの殺害に目をつぶってしまったことを長年「後悔」していたようにも思えます。

そう考えていくと、Kripkeのいう

感染した人たちは「恐怖というものを武器に使っていた」というキーフレーズよりは、

過去に強烈な「後悔」を感じるような経験をしていた、というキーフレーズの方が、無理がないように思うのですが。

ディーンは、シーズン1の時から、確か(もはやうろ覚えですので、違っていたらすみません)「狩り」を続ける理由として、「狩り」をして、人々を助けることで、ママのことを助けられなかったというどうしようもない後悔から救われる気がする、というようなことを口にしていたような記憶があります。

ママが死んだ時、全くの赤ちゃんだったサムと違って、優しくて美人だったママの記憶を持っているディーンは、肝心な時にママのことを守ってくれなかった天使なんかいない!信じない!と言い続けてきたほどで、

愛しい妻を亡くした後、全てを捨てて妻の実家の家業であった「ハンター」に転職してしまったほどの父ちゃんと張るくらい、目の前でみすみすママを死なせてしまったことを長年後悔してきたはずです。

さらには、シーズン1の最後には、自分の命と引き換えに父ちゃんが地獄に連れて行かれてしまうような経験もし、

その一年後には、この世でなによりも代えがたく愛しい存在であるサムを腕の中で失う事態に遭遇して、

遂には自分の魂を悪魔にただ同然で叩き売ってしまうような行動に出たりもしています。

私がみる限り、ディーンにとって、「後悔」というのは、人生の中でかなりのウェイトを占めるキーワードになると思えます。

フランクの死体に二人揃って接した兄弟の内、ディーンだけが発症した理由についての私の解釈は上記のようなものになるのですが、

このエピソードを観ている間、もう一つ私の脳裏をよぎった仮説としては、

狩りをしていく中で、ディーンと同じように「(Kripkeが感染の原因としてあげる)恐怖というものを武器に使っていた」はずのサムがこのGhost Sicknessに感染しなかったのは、やっぱりサムの身体の中のDemon Bloodが何か関係しているのではないかということ。

シーズン2の「Croatoan」では、Demon Virusに触れた人たちの中で唯一発症しなかったサムだし、

シーズン3の「Heart」では、WerewolfのVirusに感染したお姉さんとあれだけ激しいセックスを交わしても感染しなかったサムなのですから。

いずれにしても-Jaredが語った、-またちょこっと伏せます-ディーンが地獄での経験を告白するという-今後のエピソードの中で、「ディーンだけが感染した」ことの謎について、もう少し明らかになってくるのではないかと期待しています。


と、かなり脇にそれてしまいましたが…、どこまでいったっけ?そうそう、

「Listen to your heart.」という言葉に、「(いまにも止まりそうな)心臓の音に耳を済ませてごらんなさい」という意味合いを込めてか、

「Baboon!」という言葉を連呼し始めたLilith。


☆


サムは、自分よりも大きなLutherと必死に格闘しつつ、Impalaに結びつけた太い鉄製のチェーンの先を床に敷き詰められるように落ちている木屑の中に埋めておいたポイントに投げ出されて一瞬笑顔を見せ、LutherのGhostの首に素早くチェーンを巻きつけ、

「ボビー、今だ!」と叫びます。

ボビーの運転する猛スピードのImpalaに引きずられるという、まさに死の間際の状況の再現に、LutherのGhostが恐怖の限界に達して、ついに消え去った瞬間、

ディーンに Baboon!攻撃をしかけていたLilithの幻影も姿を消します。


☆


病気が感知したディーンの腕からは、醜い掻き傷がきれいさっぱり消えました。
(また赤ちゃんのお尻のようなすべすべお肌に元通りです。よかったね!サム!)


☆


幽霊退治の呪文を刻み込んだ鉄(これまでのエピソードでも幽霊には鉄というのは何度も出てきた退治法ですよね)のチェーンで、Lutherにとっての最悪の恐怖を再び味あわせるというかなり残酷な方法でLutherの幽霊を片付けたというボビー&サミーに少々呆れ顔をしつつも、

「ま、俺が生きてるんだから、よしとするか」なんて言ってるディーンに、

ところで兄ちゃん、気分はどう?

今回の事件じゃ、かなりの恐怖を味わっただろう?

と心配するサミー&ボビーに、

もう全然平気。狩りに行きたいか?行くぜ。何でも殺してやる。

とディーンは強がってみせますが、


Sam: Aw.

Bobby: He's adorable.
  可愛いもんだな。



兄ちゃんの隣で、笑顔でボビーと視線を合わせつつ、Aw~と低く声を出し、「Adorable」というボビーのコメントに高笑いするサムが!!!!!

なんかもう完全に、「もう怖くないもん!」と強がっている彼女を「もう、こいつ可愛くてたまんない!」という視線で温かく見守る頼りになる彼氏そのもので、腰が砕けそうになるほど素敵です。



☆


一足先に帰っていくボビーを見送った後、しかし、もちろんやっぱりもう一度、兄弟の気になるシーンが現れます。


Sam: So, what did you see? Near the end, I mean.
  で、何を見たんだ?終わり近くで、ってことだけど。

Dean: Oh, besides a cop beating my ass?
  あー、警官に尻を叩かれた以外でか?

Sam: Seriously.
  マジにさ。


(そう言いつつ、本当に優しい表情でディーンを見つめるサムの目が…、太陽の光でも反射したかのように、ほんの一瞬だけ黄色に光ります…)

ぎょっと、一瞬表情を固くしたディーンは、しかし、


Dean: Howler monkeys. Whole roomful of them. Those things creep the hell out of me.
  ホエザルだよ。部屋中に一杯の。あいつらには超びびった。


 (Lilithが連呼していた ”Baboon” という音には、ヒヒという意味もありますよね?それにかけてるってこともあるのでしょうか?)

Sam: Right.
  そうか。

Dean: Just the usual stuff, Sammy. Not that I couldn't handle.
  そういうありふれたもんさ、サミー。俺の手に負えないようなものじゃない。



黄色い目のサミーは、ディーンが気楽にサムに打ち明けることもできないほど、まさにディーンにとって「couldn’t handle」なレベルの恐ろしい幻影だった、ということが、はっきりとわかった瞬間ではありますが、

ここで、今回のエピソードは終わりということに。


☆


この流れだと…、そろそろまたCastielが登場しそうな雰囲気だな…、という余韻に浸る間もなく、なぜか再び「Eye of the Tiger」のイントロと共に、Impalaが画面に現れたと思ったら…、

Jensenの最高の激しくも楽しいパフォーマンスが始まり、

最後には(私達Fangirlsは全員固くそう信じています!)Jaredが熱い口パクパフォーマンスを終えて可愛い笑顔に戻ったボーイフレンドに、「Jenny!」と公共の場で呼びかけるという、

最高のおまけまでついて!

あー、今回のエピソードも本当に面白かった!

でも、そろそろまた来週は…、重たいエピソードに戻りそうな予感でしょうか?

2008年10月25日土曜日

Supernaturalシーズン4第6話ちょっとだけ(じゃない…)感想文

次から次へと投下されるJ2の仲良しエピソードに、顔がにやけっぱなしの今日この頃ではありますが、

気持ちがくじけてしまう前に、新しいエピソードの感想文を書いておきたいと思います。



以下の記事にはSupernaturalシーズン4のネタバレが含まれます。

日本での放送もしくはDVDのレンタルor発売まではネタバレを回避することにしているという方は、閲覧ご注意ください。さらに私の独自の解釈に基づく翻訳には、誤解、曲解、妄想が含まれる可能性が大いにあります。その点を充分にご承知置きいただいた上で、妄想に基づく私の馬鹿な感想を読んでもいいという方のみ先に進んでいただけますよう、くれぐれもよろしくお願いいたします。






***






今回のエピソード、とにかくとんでもなくディーンが可愛かったですよねー!!!(笑)

そしてそんな可愛い兄ちゃんの面倒をしっかりと見るサムがなんて大人っぽくて、男前だったことか!!!

今シーズンのSupernaturalのエピソード、毎回、期待を上回るいい仕上がりで、嬉しすぎてなんだか今後が心配になってくるほどです。



☆



オープニング、なんだか物凄そうな猛犬から死に物狂いで逃げているらしいディーンが、ホームレスのおじさんの家財道具一式に激突して倒した挙句、おじさんに向かい「逃げろ!殺されるぞ!」と叫びながら指差した先に視線を投げると…、

頭にピンクのリボンをつけたちっちゃなヨークシャーテリア(かな?)がきょとんとした顔で見上げています。

再び必死の形相で(そして前回に引き続き可愛いダークスーツ姿で)駆け出したディーンの後ろを

『お兄ちゃん、あたしと遊んでくれてるのよね?』

と、ちょこちょこと追いかけるちっちゃなちっちゃなワンコ…。

数ヶ月前、Hell Houndに酷い目に合わされたことで、ディーンたら犬恐怖症になっちゃったとか???

と?マークが頭をぐるぐるしていると、場面は43時間前に。


☆


兄弟はどうやら、3日前に心臓発作で死んだフランク・オブライエンという男のことを調べている様子。

3日前に死んだフランクに続き、近くの町で昨日全く健康な男性二人が同じく心臓発作で突然死したという報告にもとづいて、兄弟としては「なにかある」とSupernaturalな気配を嗅ぎつけ、またもや可愛いFBI捜査官(といってもサムはもうすっかり本物FBI捜査官っぽい貫禄が板についてきましたが!)になってこの町にやってきたようです。

サミーが「もう怖い力は使わないことにする」と宣言したことで、怖いお仕事斡旋天使Castielもとりあえずは満足したということなのか、近頃ぱったりと姿を見せなくなったのをいいことに、

今週も兄弟は仲良く「昔ながらのWinchester家のお仕事」を楽しく継続中ということのよう。

さて、フランクの死因を調べにきた兄弟は、というと、

ディーンは「これをちょっと持っててくれるかね?」とポンっとフランクの心臓を手に乗せられ、それを笑っていたサムの顔に脾臓の液(汁?)が盛大に飛び散るという散々な目に遭いつつ立ち会った検死の結果を聞いても、マラソンランナーだったというフランクは、手に残る酷い擦り傷を除けば全くの健康体だったことが判明。
(ビニールの術衣とエプロンを貸してもらって検死に立ち会う兄弟の姿を見ると、そんな格好でもサムはある程度さまになって大人っぽいのに、ディーンはなんだか幼く可愛く見えるのはどういうことなんでしょうか…
フランクの結婚指輪の跡を指摘する手術用のゴム手袋をしたディーンの指もなんだか丸っこくて可愛いです…同じ手袋をしてもフランクの手首に残った引っ掻き傷を見るために掴んだサムの手は逞しく見えるのに!)

さらに情報を集めるため、地元の保安官事務所を訪れた兄弟は、消毒用ジェルで手を擦ってばかりいる妙に潔癖な保安官(土足禁止の執務室に入る時の兄弟の靴の脱ぎ方が!(笑)日常、靴を脱ぎ慣れない人たちには脱いだ靴を揃えるなんていう習慣は全くないのですね)から、

フランクと保安官は高校時代からの友達で、いまだに『Gamecocks』というソフトボールチームで一緒にプレイする仲だったが、最近の彼は何かに怯えているようだった、電話に出ないので部下を様子見に行かせたら…、あとは君らの知ってのとおりだ、と。

『Gamecocks』とは「闘鶏」という勇ましいチーム名なのですが、シモネタ好きのディーンはあきらかにCockに反応してニヤリとしてます。(言葉の響きから単純に推測すると、この単語って、遊びで女をやりまくる男達、みたいな裏の意味にとれたりもするのでしょうか?

「フランクはいいやつだった」と語る保安官に、挽回のためか、ディーンは「Big heart」(心の広い人という意味と、検死官の先生から実際に彼の心臓をずっしりと手に乗せられた経験をかけてるんですね…)な人でしたね、と答えてまたもやその場をしらけさせたりしつつ、その場を辞したものの、

フランクを含め三人の被害者に共通する、赤い引っ掻き傷と、死の48時間前から奇妙にそわそわした様子を見せ初め、最後には恐怖に駆られて死に至ってしまうという奇妙な症状のことを考えると、とても三人の死因が単なる心臓発作とは思えません。

ところが、フランクを最後に目撃したという近所の住人Mark Hutchinsという人物を訪ねてみようか、と歩き出した時、ディーンは突然、前方にたむろする全く害も無いように見える(どの子もやっと小学校を卒業したくらいの)男の子たちを見て、

「なんか、あのティーンエイジャーのコたちの顔つきが物騒だからさ、こっちの道から行かない?」
(ディーンの台詞がちょっとオカマちっくですがご容赦ください…)

と突然方向転換してしまいます。

生きているフランクの最後の目撃者Mark Hutchinsは大きな蛇を肩にかけたまま兄弟に応対するという、かなり度を越した爬虫類好きという強烈なキャラクターの持ち主ではあるものの、

それにしてもディーンはなんだかずっと周囲の様子を見回してはそわそわそわそわ…。

爬虫類好きのMarkさんによると、最近のフランクの怖がりようといったらとんでもなくて、

この前の夜テレビでやってた「オズの魔法使い」を見て緑の魔女を怖がってたほどだし、

他にもアルカイーダとか、フェレットとか、人口甘味料だとか、ペッツディスペンサーについてる顔の(小さい頃にはよく食べましたが、ペッツって今でも売ってるんですね)死んだような小さい目だとか、とにかくあらゆるものを怖がってた。

さらに続けてフランクの人物像を聞くと、

「死んだ人間の悪口は言いたくないけど…」と前置きしつつ、高校時代のフランクは「Dick」(嫌なやつ)だった。自分も含めて、町の半分の人間は酷い目に遭わされたはずだ(he probably taped half the town's butt cheeks together…って、こんな感じの訳でいいのでしょうか?まさか文字どおりじゃないでしょ?)

多くの人をムカつかせていたというなら、彼に復讐したいと考える人間もいると思いますか?と問いかけるディーンに、
(ここで、でもフランクは心臓発作なんだろ?と返すMarkさんに”Just answer the question, sir.”と畳み掛けるサムがまた男らしくて素敵です。)

それでも20年前に奥さんを亡くしてからは大分更生したんだ、と答えつつ、

相変わらずMarkさんの首の周りで気持ち良さそうにじっとしている大きな蛇にびくびくするディーンを目にしたマークさんは、

Mark: Don't be scared of Donny. He's a sweetheart. It's Marie you got to look out for. She smells fear.
  Donnyのことは怖がらなくていいよ。この子は気立ての優しい子なんだ。気をつけるんならMarieの方だ。彼女は恐怖を嗅ぎ分けるからね。

と、Markさんが指差したディーンの肩先からは、ぽっちゃりとこれまたよく太った大きな白いニシキヘビが(日本ならいかにも金運が上がりそう!とありがたがられそうな可愛い女の子です)顔を出して、するするとディーンの腕を滑り降りていきます。


☆


Marieが這ったところにアレルギーでも出たかのように腕を掻きつつ、Impalaの中で調査資料を見ているディーンのところに、フランクの家を調べに行ったサムが帰ってきますが、

ディーンの調査によるとフランクの妻は躁うつ病で自殺したことがわかったものの、その死にフランクが関わった様子はなく、サムが隅から隅まで調べたフランクの家も「EMFの反応なし、魔女の呪い袋もなし、硫黄の残留物もなし」ってことで、となると「幽霊、魔女、悪魔」は除外されるのかなってことになって、フランクたちに死をもたらした100個のSupernatural候補の内、3つは消せるか…なんていう会話をしつつ、

ホテルに向かってImpalaを走らせるディーンの様子が明らかに変…。


Sam: Dude, you're going 20.
  な、兄ちゃん、時速20マイルで走ってるんだけど。

 (1mile=約1.6kmなので、大体時速30キロちょっと?こんなにのんびり運転されてるImpalaもびっくりしてるかも…)

Dean: And?
  だから?

Sam: That's the speed limit.
  それって制限速度だろ。

Dean: What? Safety's a crime now?
  なんだよ?今じゃ安全って犯罪になったのか?


かと思ったら今度は、二人が宿泊するホテルに行くには左折(日本とは車線が反対なので、日本の感覚では対向車の動向を見極めつつ曲がらなければならない右折ですね)すべき交差点を直進!


Sam: Dude, where are you going? That was our hotel.
  兄ちゃん、どこいくつもりだよ?俺たちのホテルはあっちだぞ。

Dean: Sam, I'm not gonna make a left-hand turn into oncoming traffic. I'm not suicidal. Did I just say that? That was kind of weird.
  サム、俺、対向車がいるのに左折するなんてことするつもりないから。俺は自殺願望なんかないんだからな。って、…俺、今の台詞本当に言った?これって、なんかちょっとおかしいよね。



なんて可愛い笑顔で最後の言葉を小さく呟くディーンの横で、サムのポケットに入ったEMFメーターが盛大に唸り出します。

サムがポケットから取り出したEMFをディーンに向けるとメーターのランプが全部真っ赤に!

俺、とり憑かれちゃたの? ね、俺、とり憑かれちゃったの?!


☆


(場面はいよいよあのJensenのパフォーマンスの時のシーンに(笑))

翌日、「幽霊にとり憑かれちゃった…」ときっと元気をなくしているはずの兄ちゃんを元気付けるためか、ドーナツの箱を抱えて帰ってきたサムは、ホテルの前に停めたImpalaの中、「Eye of the Tiger」のイントロに合わせてエアドラムを熱演中の兄ちゃんを発見。

バンバンッとImpalaのルーフを叩くサムに、びくっと驚いてImpalaから出てきた兄ちゃんは息を切らせつつ「これ見て?」と腕についた掻き傷を頼りになる逞しい弟サミーに見せます。

サムから渡されたドーナツの箱を中身も見ずにぽんっとImpalaのシートに投げてしまったディーンを見て、サムはちょっと驚きに眉を顰めるものの、

ま、せっかく兄ちゃんもいることだし、と、説明を始めます。

(今回、こういう長々とした説明台詞が妙に沢山出てくる気がするんですけど…)
今、ボビーと話したんだけど、どうも兄ちゃんにとり憑いてんのは、Ghost sicknessらしい。ある文化圏(この後のボビーの資料をみると日本ってことのようですけども)では、ある種の霊は、生きてる人間に病気をうつすことができるって信じてるんだってさ。だからそういう文化では、自宅に死体を置いておかずに葬儀場に移すようになったんだそうだ。
その病気の症状っていうのは、まず心配するようになって、怖がるようになって、とんでもなく怖がるようになって、最後に心臓が止まっちゃうんだって。

なんか最近聞いた感じだろ?

その霊の病気っていうのは、一旦感染すると普通の病気と一緒で、咳とか握手とかを介してインフルエンザみたいに伝染していくんだ。
見る限りフランクが最初の患者で、そのフランクは、二人の犠牲者の出た町 Maumee に先週末ソフトボールのトーナメントで出かけてて、二人の犠牲者は、Gamecocksの対戦相手の Cornjerkersのメンバーだった。

ってことはつまり、霊に感染させられたフランクが二人の犠牲者に伝染させたってことに。

で、俺はフランクの死体からその病気をもらったってのか?じゃ、なんだよ、俺の頭がおかしくなって心臓が止まるまで後48時間ってことか?

っていうか、もう24時間かな。

でもなんで俺なんだよ、お前なんか脾臓の汁を顔に浴びたってのに。

それについてはBobbyと仮説を考えたんだけど…、三人の犠牲者は皆ある特定の性格を共有してたっていうか、つまり、Bully(いばりんぼ、というか、いじめっ子というか…)だったっていうか、基本的に全員「Dick」だったってこと。

俺が「Dick」だっていうのかよ?

いやいやそうじゃなくて、三人の犠牲者は皆(高校時代のいじめっ子に、教頭先生に、クラブの用心棒なんていう経歴からして)恐怖を武器として使ってたってことなんだ。で、その病気は、ただそれをお返しに使ったっていうか。

俺、人を怖がらせたことなんかないもん。

ディーン、俺たちのやってることは全部人を怖がらせるようなことだ。

だったらお前だってDickってことになるだろ?

明らかに、俺は違ったみたいだな。

…なんでもいいや、で、どうやったら止められる?

原因になった霊を見つけるんだな。そうすれば病気も消せるだろ。

ね、その霊ってフランクの妻かな?なんて話してると、サミーはそういえば、という顔で、


Sam: What are you doing waiting out here, anyway?
  それにしても、どうしてこんなところで待ってたんだ?

Dean: Our room's on the fourth floor. It's -it's high.
  俺たちの部屋って四階だろ?それって、-それって高いから…。

Sam: I'll see if I can move us down to the first.
  一階の部屋に変えてもらえるか聞いてくる。



高いところで一人で待ってるのが怖い、なんて言い出した兄ちゃんを少しもからかったりすることもなく、冷静に対処するサムが大人っぽくて!本当に素敵です。

その後再びImpalaに乗り込んで、サムの買ってきてくれたドーナツの箱を開けてみるものの、いつもの食いしん坊もどこへやらで再びドーナツの箱を放り出してしまうディーンも可愛いですが、

その後、ホテルの部屋で、一人でお留守番しているディーンの顔がまた最高に可愛いですよね!
(このエピソードの撮影中こんな可愛い顔ばっかりさせられて…、Jensenとしても、「Eye of the Tiger」に合わせて雄雄しく Lip Sync Performanceでもやってみせないことには、Manlinessがなくなっちゃうかも…、と不安になってきたのかもしれないですね。
と言いつつ、素敵なボーイフレンドからJenny!と呼びかけられても、気にしないJensen…なのですね)

やけに煩い時計をぷっくりとした唇を尖らせ、上目遣いで睨みながら、資料の本を読もうとするものの、そろそろ幻覚が襲ってきて

「Your dying. Again. Loser. You Gonna Cry? Baby Gonna Cry?」
お前は死ぬんだ。もう一度な。負け犬め。泣いちゃうかな?ベイビーちゃん泣いちゃうの?

なんて、実際に、本になんか書かれていない文字が太字になって浮かび上がってきたりして、我慢できずに煩い時計をガシャンと壊したところにやっと、(今回、何度見ても本当に大人っぽくて素敵な)サムがまたもや兄ちゃんの好きそうなおやつをお土産に買い込んで、調査から戻ってきます。

フランクの妻、ジェシーの死体は火葬されてたから、彼女が俺たちの探してる霊でないことは確かだと思う。と言いつつ腰を下ろしたサムは、また腕を掻き始めたディーンを長い足でつつき、

Sam: Hey. Quit picking at that.
  ほら、引っ掻くのはやめなさい。

と、もはやお父さんのような口調で注意。

捜査はまた振り出しに戻ってしまったってことで、

やっと今にも死にそうだって気持ちを忘れかけてたところだっていうのに、最高だよ!

なんてぶつぶつ言ってたディーンが、突然咳き込んだと思ったら、なんとディーンの喉から木の小さなチップが出てきました。


Sam: We've been completely ignoring the biggest clue we have - you.
  俺たちは俺たちの手の中にある一番大きい手掛かりのことを忘れてたよ。兄ちゃんだ。

Dean: I don't want to be a clue.
  俺、手掛かりなんかになりたくないもん。

Sam: The abrasions, this - the disease, it's trying to tell us something.
  その擦り傷に、この兄ちゃんから出てきた木屑、-この病気は俺たちになにか告げようとしてるんだ。

Dean: Tell us what- wood chips?
  何を告げてるっていうんだよ。木屑に注目しろって?

Sam: Exactly.
  まさにそういうことだ。



と、可愛い兄ちゃんの目線に合わせるように腰を曲げ、素敵な笑顔を見せるサム。

町の(既に閉鎖された?)製材所にやってきた兄弟ですが、ディーンの怖がりは相変わらず継続中というか加速中。

(この製剤所は、先日のインタビューで、Jaredが「Jensen's got a big crush on me!」と何度も繰り返してた場所ですよね?
こんなに可愛くて、サムにくっついてばかりいるディーンのエピソードを撮っている最中だったのであれば、Jaredとしてもこんな惚気を言ってガス抜きでもしないことには-なにかモヤモヤとこみ上げる感情で-爆発しそうだったのかもしれません…)

人気のない寂れた製材所を目にしたディーンは、俺、あんなところに入りたくない、と駄々をこねますが、

Sam: I need backup, and you're all I've got.
  俺にはバックアップが必要で、今は兄ちゃんに手伝ってもらうしかないんだ。


(だから駄々をこねずに)一緒に行こうな。と、また大人な口調で諭すサムに、お酒で気を大きくしてなんとかついていく決心はしたものの、

銃を手渡そうとするサムに、

俺、そんなの持たないよ、だって暴発するかもだろ?俺、懐中電灯係になる!

と、またもや可愛い顔で、両手でぎゅっと懐中電灯を握り締めるディーン。

さすがに大人のサムはここでも叱らず「そうしてくれ」と笑顔を見せます。

製材所の中に乗り込んだ兄弟、っていうかサムは、

EMFメーターが鳴り出した!と思ったらディーンの手がそっとサムの腕に乗ってて(笑)「霊の病気が感染してる俺がいる(っていうか、隙があればサムにくっつこうとしてる)から、EMFは使えないね?」なんて可愛い笑顔を見せたり、

ロッカーの中に入り込んでいた猫に、まるで女の子のような甲高い悲鳴をあげ「怖かったー!」なんて言ってるディーンを置いてさっさと歩き出してしまうサムに「待ってよ」と小さく囁いたりするディーンに手を焼きながらも、

フランクの指から消えていた結婚指輪やLuther Garlandという人物のIDなどを見つけます。

そして勇敢にもサムからちょっとだけ離れて部屋を調べ始めたディーンが、フランクの妻ジェシーを描いた絵を見つけ、ぴりっと一部を小さく破きながらその絵を持ち上げた瞬間、

製材所の機械が唸りをあげて動き出し、さらにディーンは部屋の隅に佇む不気味な人影を見つけてしまいます。

その直後、見事な逃げ足で駆け去っていくディーンに小さく溜息をつき、まさに今見つけたLuther GarlandのIDの写真どおり顔をした巨大で恐ろしげな幽霊に岩塩の弾を一発お見舞いするサム。

恐怖のあまり持っていたウイスキーの瓶を空にしてしまってベロベロ状態のディーンを連れ、再び保安官事務所を訪れたサムは、ほっぺの赤い素朴な好青年の保安官代理からLuther Garlandの資料を借りてその場を立ち去りますが、

朦朧としているディーンを目にして「彼酔ってるんですか?」と尋ねる赤ほっぺ君の目をまっすぐに見つめたまま、平然と「No」と答えるサムが!

赤ほっぺ君に「You’re awesome!」なんて言ってるディーンの首根っこを掴んで連れ去るサムが!

また最高に男前です!


今日は具合が悪くて会えないと言いつつ、インターフォンで兄弟がLuther Garlandの死を調べ始めたことをチェックした保安官は執務室の中で、スチールウールのたわしで腕をこすりつつ、銃の手入れをし、「やつらは知ってる、やつらはお前のやったことを知っていてお前に罪を償わせるつもりだ」という幻覚と一人戦っていました。

死んだフランクと高校時代からの友達である、明らかにBullyでDickな保安官もまた、フランクの病気に感染していたようです。


☆


一方の兄弟は、Luther Garlandの死の背景をさらに深く調べるため、Lutherの兄のいる老人ホームを訪ねます。

でもここでもまた、「こんなのうまくいくはずないよ。IDはニセモノなのに、もしばれたら、牢屋に入れられちゃうかもしんない…」なんて弱気なことを言い出したディーンを

「しーっ、ディーン、落ち着くんだ。深く息を吸って、いいかい?そうだ、少しは気分が良くなったか?」と宥めるものの、

また最高に可愛い上目遣いで「ううん」と首を振るディーンに溜息をつきつつ、とにかく行こう、と促すサムは、また腕を掻こうとするディーンを「掻かないの!」と小さく叱って歩き出します。

(この後、また通り過ぎる人に怯えて逞しくて背の高いサムのスーツの腕をちょこっと摘まむディーンの心細げな後姿が、叫び声をあげたくなるくらい可愛いです)

サムの的確な問いに答えて、Lutherの兄が語ったのは:

Lutherは他人を傷つけることなどとてもできない優しい性格だったが、周囲の人間からはその大きな体と、いかめしい外見から恐れられていた。

フランクの妻Jessieが行方不明になった時、フランクはJessieに片思いしていたLutherが何かしたと思い込み、Lutherの首にチェーンを巻きつけ車で引きずり殺すという残酷な所業をしたのだが、町でモンスター扱いされていたLutherを殺した、町の中心人物であるフランクのことを誰も糾弾しようとはせず、事件は闇に埋もれてしまったのだ…、

ということ。

ディーンはまさに、Lutherの死をスローモーションで再体験しているのだということはわかったものの、Lutherの死体は、道路を激しく引きずられている間に町中に散らばってしまって、とても全てを集めて燃やすことはできない。

なにか他の方法を見つけよう、とサムは冷静にディーンを説得するのですが、

ここでついにディーンに我慢の限界が訪れます。

俺たちなにやってんだよ?幽霊を狩るだって?そんなこと誰がする?俺たちだって?


Dean: And that, Sam - that is exactly why our lives suck. I mean, come on. We hunt monsters! What the hell?! I mean, normal people, they see a monster, and they run. But not us - no, no, no. We - we search out things that want to kill us. Yeah? Huh? Or eat us! You know who does that? Crazy people! We... are insane! You know, and then there's the bad diner food and then the skeevy motel rooms and then the truck-stop waitress with the bizarre rash. I mean, who wants this life, Sam? Huh? Seriously? Do you actually like being stuck in a car with me eight hours a day, every single day? I don't think so! I mean, I drive too fast, and I listen to the same five albums over and over and over again, a-and I sing along. I'm annoying. I know that. And you - you're gassy! You eat half a burrito, and you get toxic!
  それだよ、サム-まさに俺たちの人生が最悪なのはそれが原因だ。つまり、考えてもみろよ。俺たちモンスターを狩ってるんだぞ?なんだよそれ?!つまりさ、普通の人間だったら、モンスターを見たら、逃げ出すもんだ。なのに俺たちはそうじゃない、じゃない、じゃないどころか、俺たち、わざわざ俺たちを殺したがってるような奴らを探したりしてんだ。そうだろ?はあ?俺たちを食べちゃうような相手をだぞ!そんなことするのはどんなやつか知ってるか?頭がおかしい人間だ!俺たちは…どうかしてる!だろ、それに、くそまずいダイナーの食事に、しょぼいモーテルの部屋に、ドライブインのウェイトレスには気味の悪いデキものができてて。俺が言いたいのは、誰がそんな生活を望む?ってことだよ、サム。な?マジでさ?お前、正直言って俺なんかと一緒に一日8時間も車の中に閉じ込められていたいか?一日欠かさずだぞ?俺はそうは思わないね!だってさ、俺はスピードを出しすぎるし、俺ってば、同じ5枚のアルバムを繰り返し繰り返し繰り返し聞いてばっかいて、で、で、それに合わせて歌ったりするしさ。俺って、マジイラつくよ。自分でわかってる。で、お前ってば、-屁ばっかりこくしさ!お前ってば、ブリトーを半分も食べりゃ、途端に毒ガスを発生させるんだから!

Dean: I'm done with the monsters and - and - and the hellhounds and the ghost sickness
and the damn apocalypse. I'm out. I'm done. Quit.
  俺、もうモンスターなんてうんざりだ、それに、-それに-それに、地獄の犬とか、幽霊の病気だとか、くそったれの世界の滅亡とか。俺は抜ける。もううんざりだ。やめる。


そう一気に思いのたけをぶちまけたディーンは、兄ちゃんのあまりの勢いにもはや制止の言葉も出てこないサムを置き去りにその場を歩き去り…、

「お兄ちゃん、あたしと遊んでくれるの?」とつぶらな瞳で見上げるオープニングの可愛いワンコと目が合ってしまうという恐怖体験をすることになるのでした。


☆


その後、ホテルに帰ってきたサムは、ホテルのベッドにぽつんと座っているディーンの姿をみつけ

「あちこち探したんだぞ、一体どうやって帰ってきた?」

「走ってだけど?」

で、隣のベッドにどさっと腰を下ろした、これがまた大人っぽくて頼りになりそうな!サミーに

「これからどうしよう、もう残り時間4時間切っちゃった、俺、また死んじゃう、サミー」

なんて半泣きで言ってみるのですが、サミーは平然と…、


Sam: Yeah, you are. You're going back.
  ああ、お前は死ぬ。お前は、また戻るんだ。

Dean: Back?
  戻る?

Sam: Downstairs, Dean hell. It's about damn time, too. Truth is, you've been a real pain in my ass.
  下の階へさ、ディーン、地獄だ。そろそろ潮時だろ。本当言って、お前にはこれまで本当に手を焼かされてきた。



そう言ったサムの目がなんと黄色にっっ!!!

瞬時に飛びかかろうとするディーンを手を差し上げるだけで、壁に張り付けてしまうサム!


Dean: No! You get out of my brother, you evil son of a bitch!
  嫌だ!俺の弟から出て行け!この邪悪なくそったれめ!

Sa,: No one's possessing me, Dean. This is what I'm going to become. This is what I want to become. There's nothing you can do about it.
 (セクシーに笑い声を上げながら)誰も俺にとり憑いたりなんかしていないさ、ディーン。これが俺のなるべき姿なんだ。これが俺がなりたいと願う姿さ。俺がこうなることに、お前ができることなんか何もない。



黄色い目のサムの大きな手に窒息させられそうになったディーンは、いつもの瞳に戻ったサムから「Hey, hey, hey, Dean.」と声をかけられ、幻覚を見ていたことに気付きます。


☆


あー、もう残りわずかではあるのですが!

(ほとんどGhost Sicknessの事件の長~い説明のために…。違う?サム、素敵!ディーン、可愛い!って騒ぎすぎで、かな?)

既に、とんでもない長さになってしまっているのと、この後のシーンもなるべく細かく感想を入れていきたいので、ここで一旦投稿ということにしたいと思います。

なるべく早いうちに続きを投稿できれば…、と思っています…。