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2011年11月18日金曜日

Supernaturalシーズン7第7話ちょっとだけ感想







やーっとSPNシーズン7第7話の感想を書こうと思うのですが、



Hawaii Five-0 シーズン2、(いきなりネタバレです!ご注意を!!)どうしても我慢できないので、ちょこっとだけ書かせてください。





なんと第9話ではついに、SteveとDannyが同棲を始めてましたね!



今回のエピソードの時点で、2週間とか言ってたっけ?

あの窓もないホテルに、黒かびが発生して、Steveの家にDannyが転がり込んだという設定らしいけども、

オーシャンビューなSteveの(厳密には、亡くなったお父さんの)家で、波の音がうるさくて眠れない…、とテレビを付けっぱなしで眠るDannyの、そのまたテレビの音で眠れないSteveは、エピソードのラストで、Dannyにヘッドホンをプレゼントしてあげるという…。


「安眠妨害だからさっさと出て行け」じゃなくて、「これで一晩中テレビを見てられるだろ」と、Dannyが家に残れる方向で対策を考えるSteveが可愛いです。


でも、その直後、すぐご近所に家を借りたとDannyから告白された瞬間、


“Forget it!”


と反射的に言ってたSteve。

Dannyは、その言葉を、同じ職場の同僚が同じ通りに住むなんて(イヤだ)、どこか別の場所に部屋を借りろ、という風に解釈してたみたいだったけど、Steveは、せっかくヘッドホンを買ってやったんだから、出ていったりするなよ、そんな契約なんかキャンセルしちまえ、って意味で言ってたような気がしてならないんですよねー。

(と、無理やり、かつ明らかな妄想解釈を加えてみる私…)



某Jensen&Jaredが、Real Lifeで同棲していた頃、「すぐ新しいところを探して、さっさと出て行くから」と言い張るJensenをなんとか引き止めようとするJaredという構図のSlashが山ほど書かれて、私なんかいまだにその手の話をみつけると反射的に読んでしまうくらいなんですけど、


今後きっと、Five-0のFandomで、全く同じ構図のSlashが大量に発生しそうな…、


も、もちろんHawaii Five-0のSlashになんか手を出すつもりは微塵もないですけどね!(今のところ…)

















以下、まだ日本では放送されていない Supernatural シーズン7のネタバレが出てくる可能性がありますので、閲覧ご注意ください。















オープニングの今週の事件のシーン。



嘘っぱちの霊視鑑定の場で、「Sadie」というワンコ(犬種はSchnauzerでしたが)の名前が出てきていましたが、Sadieという名のワンコと聞いて、SPN Fangirlsの脳裏にすぐに浮かぶのは、Jaredのワンコですよね。

元カノと、奥さんに続いて、今度は娘同然のワンコまで(名前だけ)登場?と楽しい気分で、エピソード鑑賞中(日本時間で11月5日)にやにやしていたら、

その直後(2日後になるのかな)に、息子同然のHarleyの死がJaredのTwitterで報告されて、なんだかとても複雑な気持ちになりました。




☆




さて、今回のWinchester夫妻は?


やっと、やっと、兄ちゃんは俺を一人前の男と認めてくれたんだと思ったのに…。


前回、兄ちゃんの皮を被ったLeviathanから Amyに関する秘密を聞かされ、怒りに震えるSammyさんは、兄ちゃんのもとを去ってしまい、その後一週間半もの間、全くの音信不通となってしまった様子。


Sammyからの着信のない携帯を眺め、ふうっと切ないため息をついた兄ちゃんが、(盗んだ)車のラジオをつけると、アメリカ随一のサイキックが集まる街、Lily Daleで二人の霊能者が殺された、という奇妙なニュースが耳に飛び込んできました。


一人で当てもなくぷらぷらしていても寂しいので、『狩り』でもしようかと、Lily Daleという街にやってきたDean、


とはいえ調査の途中で絶妙なギャグを飛ばしても、いつもならそこで打てば響くように(「全然、笑えない」 とか…)反応してくれるSammyさんはいず、しょんぼりして、


あらゆるメニューをご注文いただいた方に無料の占い鑑定をおつけしますよ、という、街のサイキックカフェにうっかり入ってしまうと、Extra shot(エスプレッソを足すってことでいいのよね?)のブラックコーヒーを注文する、愛しい彼の声が!


前回のエピソードの中で暴露された兄ちゃんの秘密のことで、依然として、思いっきりふてくされているSammyさんではありますが、「とにかくこれ以上人が殺されるのを止めたいだけなの」と切々と説得するDeanに、今回の狩りについては一緒に仕事をすることを承諾します。







***







結局のところ、今回の事件は、本物の霊能力を持つ雑貨店の店長Jimmyが、嘘っぱちの霊能力で大もうけしている街の人気霊能者たちに対して怨みを抱き、大昔にこの街にいた、自分と同じような境遇の幽霊を使役して、次々と殺していた、というのが真相だったわけですよね。


Jimmyに使役されて次々と殺人を続ける姉の凶行を止めるため、妹の霊が、標的とされたいかさま人気霊能者たちのところを訪れては、警告のビジョンを見せていたのだけれども、その姿が監視カメラの映ってしまっていたために、兄弟はこの妹が犯人だと思ってしまうという伏線で揺さぶられはしましたが、Winchester兄弟は、今回も無事事件を解決することになります。


ところが、いんちき霊能者が大量に集まったこの街で、兄弟は、なぜか行く先々で、勝手に、しかもなかなか的確に鑑定されてしまっていましたね。


ということで、今回は、私の感想というよりも、気になった台詞の引用ばかりになってしまいそうですが、なにしろ意味ありげな台詞ばかり大量に出てくるので、抜粋しはじめたらキリがなくなってしまって…、以下何卒、お付き合いいただければありがたいです。





☆





おばあちゃんを殺されたMelanie Golden:
(ボディーランゲージなどで、相手の内面を読むことを仕事にしているとのこと)

Melanie: Like you two -- longtime partners, but, um... a lot of tension. You're pissed. And you're stressed. It's not brain surgery.

例えばあなたたち二人、…長い間パートナーとしてやってきたけど、あー…二人の関係はかなり張り詰めてる。(サムに向かって⇒)あなたはムカついてて。(ディーンに向かって⇒)で、あなたは、ストレスを感じてる。こんなの脳外科手術みたいに難しいことじゃないのよ。





☆





Emporium(雑貨店)の店長Jimmy Tomorrow:
(全ての事件の間接的な犯人だった本物のサイキック)

Sam: We're looking for a necklace.

俺たちは、ネックレスを探しているんだが。

Jimmy: Oh. Romantic.

ああ、ロマンチックだね。

(そう言って、ちらっとDeanに視線を投げるJimmyは、もちろん、Sammyから愛するDeanへのプレゼントとしてだねっていう、当てこすりをしてるわけですよね)



その後、証拠の品として件のネックレスをもらっていこうと手を伸ばしたSammyさんの手を掴んだJimmy。



Jimmy: You know, I give private energetic readings.

なあ、俺は、個人的なエネルギーリーディングをやってるんだ。

Sam: No, thanks.

いや、結構だ。

Jimmy: A loss weighs on you. You're angry. It's complicated. Come see me, Agent. (と、Sammyさんに名刺を手渡す)

あんたの心には、ある人を亡くしたことが重く圧し掛かってる。あんたは怒りを感じている。複雑な事情があるようだ。俺のところに鑑定を受けにくるといいよ、捜査官さん。





☆





郷土史博物館(なのかな、あそこって?)の館長さん:


館長さん:Never ended well for the siblings.

兄弟同士というのは、最後はうまくいかなくなるものですな。


Dean: Why is that?

それはどうしてです?


館長さん:Mm, the strain of working together, or maybe just being around each other all their lives. Those two were the exception, actually -- the Campbells. Got along famously. Of course, that was just a stage name. They weren't actually brothers. That was a cover for their, um... Alternative lifestyle. Any other questions I can answer?

んー、一緒に仕事をすることでの精神的緊張、もしくは生まれてからずっと近くにいるってことが問題なのかもしれません。この二人は例外ですがね、実際、…キャンベル兄弟(キャンベルって…、Maryママの旧姓なんですけど…)ですよ。仲の良いことで有名でした。もちろん、それはあくまで芸名で。彼らは実際には兄弟ではなかった。兄弟というのは、彼らの隠れ蓑で、あー、…通常とは違った生活様式(Alternative lifestyleで、同性愛の関係を暗示するのは、よく使われる表現)のね。他になにか、私がお答えできる質問がございますか?


Sam: Yes. Who are they?

ええ、この二人は誰です?


館長さん:Oh, the Fox sisters -- among the founders of Lily Dale. Kate Fox -- quite troubled, apparently, but mesmerizing onstage. She's said to be able to levitate objects and foretell one's death.

ああ、フォックス姉妹です…リリーデイルの創設者の一員です。ケイト・フォックス…、大変問題を抱えた人物だったのは確かですが、ステージ上では皆魅了されたそうです。彼女は、物を浮かせたり、他人の死を予言したりできたといわれています。


Dean: That's her.

(サムにこそっと)彼女が犯人だ。


館長さん: Her older sister, Margaret -- perhaps not a natural psychic.

彼女の姉、マーガレットは…天性の超能力者ではなかったようですな。


Dean: So, full of crap.

完全にインチキってことですか。


館長さん:Yes, well... She didn't have her sister's charisma, but she looked after Kate. Sometimes, one's true gift is taking care of others.

ええ、まあ…、彼女は、妹のようなカリスマ性は持ってはいなかったが、彼女は、ケイトの面倒をよくみていました。時に、ある人の真の才能というのは、他の人を世話することだったりするのですよ。



この言葉が、妙に心に染みてしまったらしいDeanさん。



とにかく、Fox姉妹が、この街のお墓に埋葬されていることを教えてもらって、その場を辞そうとしたその時、Deanの腕をがしっとつかんだ館長さん。



館長さん:I don't normally do this during business hours, but do you know an Eleanor... or an Ellen? She seems quite concerned about you. She wants to tell you -- pardon me -- if you don't tell someone how bad it really is, she'll kick your ass from beyond. You have to trust someone again eventually. Anyway, don't forget to visit the gift shop.

私は、普通、開館時間中にこういうことをしないのですがね、あなたには、エレノア…、もしくはエレンという知り合いがいますか? 彼女は、大変にあなたのことを心配しているようです。彼女は、あなたにこう伝えてくれと…、(こんな言い方をして)失礼ですが…、もしあんたが、誰かに自分の状態がどんなに最悪か言わないなら、天国からあなたのケツをけっとばしてやるわよ。あんたは、いずれはまた誰かを信じなきゃならないの、と。ま、いずれにしても、土産物売り場にはぜひお立ち寄りください。




この天国のエレンおばさんからのアドバイスを受けて、ディーンはここしばらくお酒に逃げながら心に抱えてきたものを吐き出すことにします。



Dean: No. Just hold on a damn minute. Enough with "just the facts."

駄目、ちょっと待ってちょうだい。「事実だけ」なんてもううんざりよ。


Sam: We agreed --

俺たち同意したはずだ…


Dean: No, we agreed to work the case. We didn't agree for you to be a dick the whole time.

いいえ、私たちは一緒に仕事をすることに同意したの。あんたがずっと嫌な奴でいていいなんて同意した覚えはないわ。


Sam: What?

なんだと?


Dean: You're pissed, okay? And you've got a right.

あんたはムカついてるのよね? で、あなたにはその権利はある。


Sam: Yeah, damn straight.

ああ、まったくそのとおりだ。


Dean: But enough's enough.

でも、うんざりはうんざりなの。


Sam: Says who? Look, I'll work this damn case, but you lied to me, and you killed my friend.

どの口がそんなこと言えるんだ? いいか、俺はこの仕事はする、だけどお前は俺に嘘をついたんだ、俺の友達を殺したんだぞ。


Dean: No, I put down a monster who killed four people, and if you didn't know her, you'd have done the same thing.

いいえ、私は四人の人を殺したモンスターを退治したの、で、あなたがもし彼女と知り合いじゃなかったら、あなただって同じことをしたはずよ。


Sam: I did know her, Dean.

俺は、彼女の知り合いだったんだ。


Dean: Yeah, which is why you couldn't do it. Look, I get it. There are certain people in this world, no matter how dangerous they are, you just can't.

ええ、だからあなたはあのモンスターを退治できなかった。ねえ、わかったわ。世の中にはそういう人がいるのよね、どんなに危険な相手でも、退治できない…。


Sam: Don't pull that card. That's bull. Look, if I've learned one thing, it's that if something feels wrong, it probably is!

その手を使うのは卑怯だぞ。そんなの嘘っぱちだ。いいか、俺が一つ学んだことがあったとしたら、それは、なにかが間違ってると感じたら、それは大体間違ってるんだ。


Dean: Usually, yeah. But killing Amy was not wrong. You couldn't do it, so I did. That's what family does --the dirty work. And I would have told you eventually, once I knew that this whole "waving a gun at Satan" thing was a one-time show. I think it's reasonable to want to know that you're off the friggin' high dive, Sam. You almost got us both killed, so you can be pissed all you want, but quit being a bitch.

大抵の場合はね、そうよ。でも、エイミーを殺したことは間違ってない。あなたにはできなかった、だからあたしがやった。それが家族がすることだもの…、汚れ仕事をするのもね。で、私、いずれはあなたにいうつもりだったのよ。あなたの「魔王に向かって銃を振り回す」なんていうあんな見世物が、一回こっきりのものだったんだって確信できたらね。あんたの急降下状態が終わったってことを確認したいっていうのは、理不尽なことじゃないと思う、サム。あなたのおかげで、私たち二人揃って死に掛けたんだから。だからあなたは気が済むまでムカついてもいいけど、意地悪になるのはやめて。





この兄ちゃんの暴発をきっかけにして、ラストシーン近くでMelanieも触れていたように、二人の関係が少し上向いたように見えますよね。





***





Jimmyに騙されて、マタニティヨガ教室に誘導されたりしつつも、Samは、Jimmyのアパートで、犠牲者に手をかけた本当の犯人であったMargaretの霊を退治して、今回の事件も一件落着となりました。


ラストシーン、Samが兄ちゃんの(盗んだボロい)車に自分の荷物を積み込んでいるのを目にしたDean。





Dean: That's your stuff.

それって、あなたの荷物じゃない。


Sam: Yeah. Yeah. I figured we'd take one car.

ああ、ああ。俺たち、一台の車に乗ってた方がいいと思ってさ。


Dean: Works for me. You still want to break my face?

私はそれで構わないわよ。まだ私を殴りたい?


Sam: No. Uh, not at this moment. Look, you know what? Um... You were right. About Amy. If she was... just any monster, I'm not sure I could have let her walk away. I don't know. I mean, I'll never know.

いや。あー、今のところはな。なあ、あのな。んー、お前が正しかったよ。エイミーのことはさ。もし彼女が、…他のモンスターだったとしたら、俺は、彼女を逃がすことができたかわからない。


Dean: So, what are you saying?

で、あなたの要点はなに?


Sam: What I'm saying is... I get why you did it. You were just trying to make sure no one else got hurt. But here's the thing. You can't just look me in the face and tell me you're fine. I mean, you're not sleeping, you drink for the record --

俺が言いたいのは…、お前がなぜああしたのか、理解したってことだ。お前はただ、もうあれ以上誰も傷つけられないことを確実にしたかった。でも、問題はここからだ。お前は、俺の顔もまともに見られないで、大丈夫だって言い続けた。つまり、眠れず、とんでもない量の酒を飲んで…


Dean: Oh, here we go.

ああ、またその話。


Sam: Look, whatever. Last one to preach. I know. But... Just be honest with me. How are those the actions of someone who knows they did the right thing?

いいか、なんでもいい。俺が説教できる立場じゃないことはわかってる。だけどな…、俺の前では素直でいてくれ。あんな行動をとってる人間が、正しいことをしてるなんて誰にわかる?


Dean: You want me to be honest?

私に素直になって欲しいの?


Sam: Yeah.

ああ。


Dean: I went with my gut. And that felt right. I didn't trust her, Sam. Of course, ever since Cass, I'm having a hard time trusting anybody. And as far as how I’ve been acting... I don't know. Maybe it's 'cause I don't like lying to you. You know, it doesn't feel right. So, yeah, you got me there. I been climbing the walls.

私は、自分の直感に従ったの。で、それは間違ってないと思ったわ。私は彼女を信用できなかったのよ、サム。もちろん、キャスのことがあって以来、私、誰のことも信じるのが恐くなっちゃってるっていうのはあるけど。で、私の行動に関していえば…、なんていうのかな。あなたに嘘をつくのが嫌だからなのかも。だって、それって間違ってる感じがするんだもの。だから、うん、確かにそう。あたし、どうにかなりそうになってた。



上のエレンおばさんの言葉と、このディーンの台詞を合わせると、Dean/Cass fangirls へのサービス的な演出もあるのだろうとはいえ、やっぱり私としては、「ええ? ディーン、そこまでCassが好きだったの?」 というショックを禁じ得ません。
ひょっとして、サムの心の壁を壊した後、「後で治すから」と言ったのに、サムを壊れたまま放置したってことで、信じられない!ってなってるなら…、とも、ちらっと思ったけども、
トレンチコートを大事そうにたたむ、あの姿を見ちゃうと、「好き」の方なんでしょうねー、やっぱり。



Sam: I know how that is. But, hey... If I learned one thing from that museum, sibling acts are tough.

その感じはどういうのかわかるよ。だけどな、なあ…、あの博物館で俺がなにか学んだとするなら、兄弟でやるのは難しいってことだ。


Dean: Oh, don't compare us to that hall of crazy. We're like poster kids of functional family life compared to them.

ああ、あんな頭のおかしい連中とあたしたちを一緒にしないで。あの人たちに比べたら、あたしたちは、上手くいってる家庭生活のお手本みたいなものよ。


Sam: It's a low bar.

基準が低すぎるだろ。


Dean: Well, hey... grading on a curve has got me past everything since kindergarten, so don't knock it.

まあ、… 道端で成績をつける場合、私って、幼稚園以来、全部合格してきたのよ、だから馬鹿にしないでちょうだい。


Sam: Whatever you say. I still want to know how that guy bent my spoon.

もうどうでもいいさ。俺としては、あの男がどうやって俺のスプーンを曲げたのか知りたい。


Dean: Forget it, Sam. It's Lily Dale.

忘れなさいって、サム。私たち、リリーデイルにいたのよ。





***





本日、7話と8話と二つ感想Upできるかと軽く思っていたのでしたが、引用ばっかりのわりにてこずって8話には全く届きませんでした。



できれば、明日中には、8話の感想を書いてしまいたい…、けど、どうなるでしょう。



2011年11月7日月曜日

Supernaturalシーズン7第6話ちょっとだけ感想







ちょっと油断している間に、第7話もオンエアされてしまいましたが、とにかくまずは、第6話の感想をちょこっとだけ書いておきたいと思います。













以下、まだ日本では放送されていない Supernatural シーズン7のネタバレが出てくる可能性がありますので、閲覧ご注意ください。





























前回、ついにWinchester兄弟に追いついたチーズ味のおやつが好きな Leviathan の Chet を、魔法使いのDonのおかげで、あっさりと捕獲することができた兄弟。


鎖でぐるぐる巻きにしたままのChetをボビーおじさんのところに連れて行って、Leviathanの息の根を止める方法をあれこれ試してもらってみるものの、何をやっても全然効きません。


そうこうしている間に、最先端のIT技術と、ダウンロードしたCasの記憶をあますとこなく利用して着実に兄弟追跡の包囲網を縮めつつあったLeviathanたちは、(Chetの証言によれば)モーテルのバスルームの排水口から採取した兄弟の毛髪を使って、Winchester兄弟のコピーとなり、


Samがスタンフォードを辞めて、Deanと二人っきりで仲良く一緒に狩りを始めた頃(シーズン1)の足取りを頭から忠実に辿りつつ、各地でとんでもなく容赦のない大量殺人を行って、Winchester兄弟を全米随一の『おたずね者』に仕立て上げて、兄弟の逃げ場をなくしてしまうという、とんでもない手を打ちはじめたことが明らかになります。


Leviathan兄弟の大量殺戮のシーンの説明は、前回の『タイトルの所以』に貼り付けたリンクのビデオクリップに任せるとして、


私がこのエピソードを見ている間に感じたのは、LeviathanなSam & Dean、特に如才なく女の子に話しかけたりするDeanの表情が、なんだか昔(シーズン初期の頃)のDeanみたいに見える瞬間があった気がして、(私だけかしら?)


本物の兄弟のシーンも、Leviathanの兄弟のシーンも、今現在のほぼ同じタイミングで撮影しているはずなのに、Leviathan兄弟のシーンは、ところどころ、なんだか数年前のJensenを連れてきて、演技させてるような錯覚に陥ってしまった私です。


近頃では、(プロデューサーにも無断で!)台詞こそ男らしく書き換えてるかもしれないけれども、(私の目には)すっかり更年期にさしかかった主婦にしか見えない状態になっていたので、なんだか新鮮で、少々不思議な感覚を覚えました。


対する、本物のDeanの方は、愛するBabyであるImpalaちゃんを置き去りにしなきゃならなくなったことにふくれつつ、ラジオから流れるAir Supplyの(全然男らしくない)曲にどっぷり浸って一緒にくちずさんだりしちゃっていて(このシーン、完全にMr. & Mrs. Smithのパクリだったとはいえ…、何度観ても笑いが止まらなくなります)、


うーん、やっぱり無理して台詞を書き換えたりなんかせずに『妻』らしい言葉で話しちゃえばいいのにねー。


(でも…、今回の三本の映画の中のカップルと対比させると、脚本上は、Sammyの方が妻っぽい台詞を割り当てられているという可能性が濃厚ではあるのだけれども…)





***





二件目の大量殺戮の現場となる、DeanがSt. Louisで一番だと断言する美味しいハンバーガーを出してくれるConner’s Dinerにて、本物の兄弟についてグチを言い合うLeviathanたちも面白いですよね。


以下、ダーッと書き出してみますが、スラングというか、慣用句が多用されているので、私のつけた日本語が完全に嘘っぱちになっていたりしましたら、すみません…。





Levia-Dean: You know, he has one of these every day. And in his heart, he thinks they're almost as good as sex. This... is disgusting.

  
(本物のディーンがうっとりと語っていたバーガーを一口齧り)なあ、こいつって、毎日、これを食べてるんだよな。んで、心の底で、こんなものをセックスと同じくらい価値があると思ってるんだ。こんなもの…、吐き気がする。 


Levia-Sam: Dead plants with creamy goo. It's like eating self-righteousness. I mean, you tell me which is worse.

  
(サミー君がいつも食べているサラダを前にして)クリーム状のドロドロしたものをかけた死んだ植物。まさに独善を食っているようなものだ。つまりさ、どっちもどっちってことだろ。


Levia-Dean: I mean, honestly, I just... You know what? I can't stand the guy. Talk about a hero complex. And he doesn't have relationships. No, he has applications for sainthood. Oh, and he thinks he's funny. He thinks he's a damn comedian.

    俺としてはさ、正直言って、とにかく…、いいか? こいつには我慢できねえ。まさにヒーローコンプレックスってやつだし。それに、付き合ってる女もいないんだぜ。いや、むしろ聖人になるための申請書を出せるくらいの身奇麗さだな。おっと、その上、自分を面白いと思ってる。自分をくそったれのコメディアンだとでも思ってんだ。



Levia-Sam: Who has two thumbs and full-blown bats in the belfry? I'm serious. It's nothing but Satan-vision on the inside. I mean, how he's walking around in a jacket with detachable arms is beyond me. You know, I had a brother with this many issues once.

   親指を二本持ってて、完全に頭がおかしいのは誰だ?
(その持ってる二本の親指で、自分をグイッと指すサミーさん)これ、まじだぞ。頭ん中の魔王の幻覚一つをとってもさ。つまり、こいつが、どうやって平然と歩き回っていられるのか、俺は理解に苦しむよ。知ってると思うけど、俺にも、色々問題を抱えた兄貴(弟)がいたろ。



※ a jacket with detachable armsに何か隠された意味があるのだとしても、私には見つけられませんでした。直訳では、釣りに行くときなんかに着る、袖を取り外すことができるアウトドア用の上着、っていうことで、気楽な野外の娯楽に出かけるような格好でっていう意味なのかなーと、結局解釈したのですけど、そんな上着、サム着てたことありましたっけ?

ひょっとして、a jacket with detachable armsで、Satan=Luciferを現わしてる?

=Luciferに憑依された状態で、よく歩き回っていられる、という意味になるとか…。




Levia-Dean: Yeah?

    うん?


Levia-Sam: Know what I did?

   俺がどうしたか知ってるか?


Levia-Dean: Hmm?

   んん?


Levia-Sam:I ate him.

   食った。


Levia-Dean: Of course you did.

   もちろんお前ならそうしたろうよ。


Levia-Sam: How are these guys even a threat?

   こんな奴らが、なんで脅威になんかなり得るんだ?


Levia-Dean: Boss says they gotta go, they gotta go.

   ボスが、しばらく泳がせとけって言うからな。


Levia-Sam: Right. Idea. You wanna trade? I mean, I'll take chuckles over schizo.

   いいこと思いついた。交換しないか? つまりさ、俺、頭がおかしいのより、笑えるおかしいのの方がいい。


Levia-Dean: No, I like this one's hair better. You can stay in the big one.

   駄目だ、俺、こいつの髪型の方が好きだもん。お前は、でっかい方に入っとけ。


Levia-Sam: All right. In that case, let's turn up the heat. The sooner I get out of this and into something more stable, the better.

   わかったよ。そういうことなら、仕事のペースを上げようぜ。早いとここいつから出て、何かもっと安定したのに入りたいからな。






コピーした相手の情報を丸ごと抱えることになるため、ダウンロードしたデータが(Satanの幻影を見ているSammyさんみたいに)不安定だと、その姿になっているLeviathanも落ち着かないということになるんでしょうか。







***





Frankおじさん:



兄弟に、Mr. & Mr. Smith (もちろん絶対に、Married Coupleよね!)という新しいI.D. を与えてくれた、ボビーに大昔命を救われたことがあるらしいおじさん。


また実に味のある、だけどあきらかにおかしなFrankおじさんは、まさに 『X-Files』 のモルダーのような政府の陰謀(Conspiracy)論、信奉者のようです。


政府は何年も前から人間のクローンを作ってるとか、


政府は二億台もの監視カメラにアクセス可能であるとか、なんていう、まことしやかな陰謀論、なんか懐かしいです…。


シーズン7では、一度のゲスト出演だけではもったいないようなキャラクターが沢山でてきますが、


こうした濃すぎるキャラっていうのは、なかなかこのSPNというドラマに複数回登場させるのはむずかしいのかな。





***





ボビーおじさん:



相変わらず、もてますねー。



シーズン6の時のJensen監督作品、「ボビーおじさんの一日」 エピソードに続き、


地下室でモンスターを拷問したりしている時に限って、美人が差し入れを持って押しかけてきてしまうって、


全然飾らずに自然体で生きてるあら削りな男性を見ると、女って本能的に引き寄せられずにはいられないっていうことなのですね。


このボビーのモテモテっぷりを見ていると、Johnパパがどれほど狩りで出かけた各地でモテていたか…が目に浮かぶようです。

隠し子っていうか、Sam & Deanと腹違いの兄弟…アダムの他にも、まだまだいるっていうことなのかも。

(忘れがちだけど、確かアダムはMichaelと一緒に地獄に幽閉されっぱなしなんですよね? 
このままじゃあまりに可哀想ではあるんだけど、Winchester夫妻は二人の問題で手一杯だし…、
今後、Crowleyが、なんらかの駆け引きというか、取引の材料として、アダムを帰してくれるというような流れになる可能性もあり?)


今回、かなり大胆にボビーにアタックする姿を見せてくれた、『Jodyと呼んで』こと、Mills保安官は、ボビーの奥さんが蘇ったゾンビエピソードで夫と幼い息子を亡くして以来、SPNにはこれで四作目の登場となったわけですよね。


彼女はとってもチャーミングだし、Ellenおばさんばりに度胸もあるし、ボビーとの今後の恋模様の発展に期待したいところなのですが、女性キャラは、出演が長引くと…命の危険が出てきてしまうところが心配です。




***





まあとにかく、ボビーおじさんの魅力に惹かれて突然押しかけてきたJodyさんが、お掃除までしてくれたおかげで、お掃除用洗剤に当たり前のように入っている


Sodium Borate:ホウ酸ナトリウム


という化学薬品が、Leviathanの弱点であることが判明し、ひとまずは、Leviathanの追撃を食い止めることに成功したわけで、


ボビーおじさんとJodyのキスシーン、そしてあの二人の別れのシーンの微妙なやり取りとともに、やっぱりボビーの恋の今後の展開に期待が湧いてしまいます。




***





とはいえ、Leviathanとの攻防の過程で、Deanがここしばらく胸に秘めたまま、どうしても愛するSammyさんに打ち明けることができずにいた、


「キツネのAmy」を殺してしまったというあの秘密を


Levia-Deanの口からあっさり暴露されてしまい、Sammy君は怒りにワナワナと震えることに…。


Samがここまで怒ったのは、


Samとしては、Amyを見逃す件についてDeanが同意してくれたのは、Deanが、自分のことをついに一人前の男として対等な存在だと認めてくれた証だとも思っていたからだと思うのです。

それを影でこっそりAmyを殺して、あまつさえその事実を隠していたとなれば、とてもSamの判断を尊重しているとはいえず、Deanは相変わらず、Samのことを取るに足らない子供だと思っているのだという事実を目の前で露呈されたように思えたのかもしれません。


Samにしてみれば、Casもいなくなって、やっと夫婦仲良く水入らずでやっていけると思っていた矢先に、これはひどい裏切り行為です。





***





LeviathanのBoss登場:


Dick Roman(一説には、Porn starに同姓同名がいるという話も…)と名乗る、上品な、いかにもエリートビジネスマン風の人物(のコピー)。


(自称「神」となったCasが消えてしまったおかげで)地獄の経営者の地位に戻ったらしいCrowleyからの業務提携の申し出をこれ以上ないくらい見事に突っぱねて拒否。


敵の敵は味方、ということで、Crowleyは、また兄弟に和平を申し出てくることになるのかもしれませんね。




***




Amyの秘密が明らかになってしまったことで、Winchester夫妻、またもや別居の危機に陥ってしまうことになりました。


返す返すも…、まさにラブコメ映画からそのまま抜き出してきたみたいだったという、もともとの脚本のままの台詞まわしで、このラストシーンを見てみたかった。


とはいえ、ここまで本気で怒ったSammyさんの姿を見るのは久々な気がします。


初期の頃のシーズンでは、しょっちゅう派手な兄弟喧嘩が勃発していたものでしたよね。


この後、兄弟は、どうなってしまうのか。





***





次回の第7話も、またWinchester夫妻の関係に焦点を当てた、なかなかいいエピソード(私好みの小さなネタをポイントポイントで放り込んでくれるという意味で…)になっていたと思います。


嫌になってしまう前に、第7話の感想もなるべく早く、できるだけ手短に書いてしまいたいとは思っております。





2011年11月2日水曜日

Supernaturalシーズン7第6話「あのタイトル」の所以













以下、まだ日本では放送されていない Supernatural シーズン7のネタバレが出てくる可能性がありますので、閲覧ご注意ください。















なるほど、なるほど。





このところ、エピソードのネタバレや、トリビア情報を探してうろつくことが皆無になっていたため、どこに調べに行けばいいのか、ちっとも勘が働かなくて、ちょっと手間取りましたが、わかりました。



Supernaturalシーズン7第6話のタイトル『Slash Fiction』の由来って、そういうことだったんですね。



今更そんなこと言ってんの?という方も、沢山いらっしゃるかとは思いますが、一応、私の覚書ということで、本日私の調査に引っかかってきた情報を書き出しておくことにします。



まずは、Supernatural-wikiから:



The episode title "Slash Fiction" is a play on three references. First it is a reference to the Tarantino movie Pulp Fiction. Slash or slasher refers to a sub-genre of horror movies.

Slash fiction is also the name of a genre of fanfiction which pairs two characters of the same gender in a sexual relationship – see Slash for more information. There are references in the episode that compare Sam and Dean to a couple - Honey Bunny and Pumpkin from Pulp Fiction, Mickey and Mallory from Natural Born Killers as well as Mr and Mr(s) Smith.

『This video』 compares scenes from the episode with the original movies.

And the final scene was one that Jensen mentioned at Salute to Supernatural Chicago 2011 as one that both he and Jared thought made Sam and Dean sound too much like a married couple, so they rewrote a couple of the lines.


今回のエピソードに『Slash Fiction』というタイトルがついている理由は、三つあって、

一つ目は、タランティーノ監督の『パルプ・フィクション』を初めとする、Slash、もしくはSlasherと呼ばれる(大量殺人を恐怖のベースに据えた)B級ホラームービーの作りを踏襲していること(特に、Leviathanが変身したSam&Deanのシーンということになりますね)、

次に、Slash Fictionといえば、(もちろん私の大好きな)同性同士の二人が、性的関係を持つカップルになるというファンフィクションのジャンルのことで、


今回のエピソード内でも、

『パルプ・フィクション』のハニー・バニーとパンプキン、

『ナチュラル・ボーン・キラー』のミッキーとマロリー、

『ミスターアンドミセス・スミス』のスミス夫妻、


といった映画のシーンをほぼ丸ごとパクッたとも言えるシーンをSam&Deanの二人で再現することによって、二人を「そういう意味での」カップルになぞらえている、ということ。

(上のリンクのビデオクリップでは、まさにそれぞれの映画のシーンと、今回のエピソードとのきれいな対比が見られます)

さらに、ジェンセンが2011年のシカゴ・コンベンションで言及していたように、このエピソードのラストシーンの台詞は当初、「あまりに夫婦っぽくって」もうちょっと兄弟らしくなるように、二人で勝手に台詞を書き換えてしまったのだということ。





そのシカゴ・コンで、ジェンセンが語った内容の一部抜粋は、『ここ』で読めます。



該当部分だけ、以下にこっそり引用してしまうことにします。



Fan: Is there ever a time when you read a script and you say to your character, “Dean! What are you thinking?”

脚本を読んだ時に、「ディーン!お前、何考えてんだ?」って自分のキャラクターに向かって言っちゃったことってある?



Jensen: All the time. Seriously. Usually just certain lines, because we get new writers. I know that every year they have to take at least one outside submission, so basically someone who has never written for the show. They understand the show because their script got picked, and it’s a good script, but it’s just that sometimes the dialog isn’t really true to character. So I’ll either sit down and rewrite the lines to tailor it to Dean or just call Sera or Bob and say “Hey, this particular scene doesn’t sound like Dean at all.” That’s happened maybe twice this year. There’s a scene between Jared and I, Sam and Dean, in fact I think it’s the next episode, it’s the end scene. We have like a falling out, an argument. And I kid you not, the scene was like straight out of a romantic comedy. It was like a break-up between a woman and a man. Right out of a romantic comedy. And Jared and I were in the make-up trailer that morning and I hadn’t really read the scene before then, and I was like “Dude, we gotta change this!” So he and I sat there in the make-up trailer and rewrote the scene to make it closer to our characters. And we didn’t even tell the producer. And then it happened again two episodes later, there was another scene and we were like, “What is happening??” And that time we finally called Sera and said we’re changing the scene. But it all says the same stuff, it’s just the way of saying it. I think one of Jared’s lines was when I go to move toward Sam and he goes “Don’t! Just don’t! I can’t even look at you right now!” And we were like “No way! I’m not saying that!” So we made it a little bit more manly. So yes, there are times when we look at the script and change lines. The writers trust us enough to know, I mean, we love these characters. We want to protect them, we would never do anything to make them look worse.



いつものことだよ。まじでさ。大抵は、ほんの一部の台詞ではあるんだけどね。

どうしてかっていうと、新しい脚本家が入るからなんだ。毎年少なくとも一本は、外部から提出される脚本を受け入れなきゃならない。だから基本的に、これまで Supernatural っていうドラマを書いたことがない人が混じってるわけ。そういう人も、SPNのことを理解はしてくれてるんだよね。なにしろその人の脚本が採用されて、呼ばれているわけだし、実際、いい脚本なんだよ、

でも、時々、台詞の言いまわしが、なんかキャラっぽくないっていうだけなんだ。そういう場合、僕は座って、ディーンっぽくなるように書き換えちゃうか、「ねえ、このシーン、全くディーンらしくないんだけど」って、セラかボブに電話する。

そういうことって、年に二回くらいは起こるかな。

ジャレッドと僕、つまりサムとディーンがやりとりするシーンでこういうのがあった、それって実際、次のエピソード(第4話?5話かな?)だったと思うんだけど、そのラストシーンだ。

僕らが、喧嘩して、言い争うみたいな感じのシーン。で、これから言うの冗談じゃないからね。そのシーンは、まるで、ラブコメ映画からそのまま抜き出したみたいだったんだ。男女の別れのシーンみたいな。完全に、ラブコメ映画から抜き出した感じ。

で、その朝、ジャレッドと僕は、メイクアップトレーラーにいたんだけど、僕は、その時までそのシーンをちゃんと読んでなくて、読んでみたら「ジャレッド、僕たち、これ書き換えなきゃ!」ってことになって。それで、彼と僕は、メイクアップトレーラーの中に座ったまま、僕らのキャラクターに近づくように、そのシーンを書き換えちゃったんだ。

で、僕ら、そのことをプロデューサーに伝えもしなかった。それからまた二つ後のエピソード(これが第6話?)で、またそんなシーンが出てきて、僕らは、「どうなっちゃってるんだ??」ってなって。

その時は、ついにセラに電話して、そのシーンを変えてくれって言った。でも、台詞の内容は同じなんだよ、ただ言いまわしだけ。確か、僕がサムに向かって近づこうとする時のジャレッドの台詞が、「やめて!とにかくやめてよ!今は、あなたを見ることさえできない!」っていうので。僕らは、「ありえないよ!僕は、そんなこと言わないぞ!」ってなって。それで僕ら、もうちょっと男らしく変えたんだ。

ということで、うん、僕らが脚本を見て、台詞を変えちゃうようなことってあるよ。脚本家さんたちは、僕らが自分たちのキャラクターを愛してるんだってことをきちんと分かってくれる程度には、僕らを信頼してくれてるしね。僕らとしては、キャラクターを守りたいんだ、サムとディーンがみっともなく見えるようなことは、したくないからね。







ふーむ。



いつも、Winchester兄弟の台詞、まるっきり「夫婦」じゃない!(笑)


なんて、毎度毎度ニヤニヤしてたけど…。


J2が、「こんな夫婦(カップル)みたいな台詞、言えるか!」って、勝手に手を入れて変更しちゃう前は、もっともっと、「夫婦」みたいな台詞が、もともとの脚本には書いてあるってことなのね…。


どうやら、Supernaturalの脚本家チームに、私の腐の念力に操られている新人脚本家、もしくは、私と思考がまるで双子みたいな新人脚本家が紛れ込んでいるってことのよう。

(もう一つの可能性としては、表面、新人脚本家の体をよそおって、実は、裏で、Sera Gamble姐さんが糸を引いてるとか…)


今回の『Slash Fiction』というタイトルと、ドラマの内容とが、私の感覚的に、今ひとつしっくりとこない気がしたのは、


映画通ではない私が(望んで観るのは、基本ラブコメ映画ばっかり…)、Slasher系のB級ホラー映画をろくに観たことがないというのも、もちろん大きな要素ではあるけれども、


いかにも(私の大好きな意味で)『Slash Fiction』らしくなるはずだった、腐女子の心を絶妙にくすぐる言い回しの台詞がちゃんと用意されていたものを、


Jared&Jensenの小僧たち二人が、「こんなの恥ずかしくて言えねえよっ!」って書き換えちゃっていたからだったのねー!!!(怒)



くっそぅ…。



はっ、コホン…。



いやー、でも、実際に『Slash Fiction』を読んでいた(らしい)という伝説を持つ、故キム・マナーズ監督がご存命だったら…、



「Boys、君たちは、確かに違和感を覚えているかもしれない、だが、役者として、脚本家たちが苦労して書き上げた作品を尊重する気持ちも持たなければいけないよ。


今君たちが感じている、その違和感こそが、化学反応の起爆剤となって、何かまったく新しいものを生みだすという可能性もあるんだ。


騙されたと思って、この脚本の通りに台詞を言ってごらん。それがおかしいかどうかを判断するのは、監督の僕の仕事だ。さあ、恥ずかしがらずに、しっかりと見つめ合って!」



なぁんて、うま~~いことJ2を丸め込んで、まさにWinchester夫妻そのまんまなシーンを私たちFangirlsの前に、どーんっと見せてくれたかもしれないのに…。


そしたら、もうそれこそFandomは狂喜乱舞だったのにっ!


ちっ!


シーズンも長くなって、J2(特に監督もやるJensen)の発言力も、かなり大きくなってきてしまってはいるんだろうけれども…。


プロデューサーにすらも断りなく、萌え台詞を書き換えちゃうなんて、それはちょっと一線を越えてると言えるんじゃないの?


二人とも奥さんももらって、いまさら画面上でなにしようが、「いや俺たち、それぞれ美人な奥さんがいて、正真正銘ストレートっすから!」って、はっきり言い訳できる立場になったんでしょうが!


「恥ずかしい!」とか、子供みたいなこと、ぐずぐず言ってないで、ちょっとはファンにサービスしてもらいたいもんだわよ!


Sera姐さん、なんとか、もうちょっと手綱を引きしめて、Boysに


「つべこべ言わずに脚本通りやりなさい!」


って圧力かけて欲しいんですけど。


………。


こんなことで、ぶつぶつ文句言ったりしてるの、私だけ?





***







第6話のちょっとだけ感想を書くつもりだったのですが、軽い気持ちでタイトルの所以を調べ始めたところ、J2による『萌え台詞隠滅』事件に行き当たって、思いのほか長くなってしまったので、今回はここまでで投稿ということにしてしまいます。



2011年10月24日月曜日

Supernatural シーズン7第5話ちょっとだけ感想





























以下、まだ日本では放送されていない Supernatural シーズン7のネタバレが出てくる可能性がありますので、閲覧ご注意ください。





















今回の第5話、ストーリーの中心となった魔法使いの夫婦を演じている二人は、Buffy the Vampire Slayer(邦題:バフィー~恋する十字架~)マニアなファンにとっては垂涎の配役となっていたようですが、



(Supernatural以上にマニアなファンの多いBuffy。
SPNの初期の頃のエピソードでも、Ghost Facersのオタクな二人の初登場のシーンで、あの二人は、「こんな時、Buffyならどうする?」を合言葉に勇気をかきたてていましたよね。)



私が一言で、この第5話をまとめるなら、ずばり



『Winchester夫妻、ひとの振りみて、我が振り直せ』の巻



ってことになるでしょうかね。





小さな浮気をきっかけにして、お互いの心の底の思いを伝える言葉が足りなかったばっかりに、離婚どころか、殺し合いにまで発展しかけた魔法使いの夫婦を見て、



(ほとんど同じ境遇だともいえる…)Winchester 夫妻もかなり胸に響くものがあったようではありますが、



Deanったら、可愛い顔して、結婚暦800年の先輩ご夫婦の仲直りの様子を目の前にしてさえ、愛する夫に対してまだ心が開けないという、とんでもない頑固さを見せてくれます。



とはいえ、Deanが夫のSammyさんに対してここまで頑なに秘密を貫こうとしているのだって、



「秘密を知られたら、愛するSamに嫌われちゃう…」



という可愛い恐怖心に基づいているわけですから、Sammyさん、きっともう一押しで兄ちゃんは心を開いてくれるはずよ。



うん、もちろん、Deanが心を開いて、隠し続けてきた秘密を打ち明けちゃったりしちゃうとそれがまた、二人の関係にひびを入れる火種になっちゃう可能性はありありなんですけど…、



なにはともあれ、仲良し夫婦になれる日まで、Sammyさん、頑張って!



っていうか…、私の日記の中ではこれまで、当たり前のように、Winchester夫妻、なんて書いてきてましたが…、


今回みたいなエピソードが、書かれるってことは、


Supernaturalの脚本チーム、やっぱり私と同じように、この兄弟を基本的に「夫婦」として捉えてるってことですよね?







***







エピソード冒頭、毎度おなじみの可愛い寝顔で、眠っているDeanさんなのですが、



いまだに、水に溶けてしまった愛人の天使さんの姿や、Luciferの幻覚と戦っている可愛い弟の姿、なんていう心の底から愛する二人の男たちが目の前で無残に壊れてしまった時のことがトラウマとして心に焼き付いてしまっているのに加え、



近頃、やっと自分を取り戻し始めてくれて、素敵で頼れる夫に戻りつつあるように思えるSamとの約束を、思いっきり破って「キツネ」を殺してしまった時の記憶に悩まされて、うなされちゃったりしているようです。



悪夢に消耗して目を覚ますと(きっと優しく抱きしめて慰めて欲しいのに…)夫の姿はなく、しかたがないので、近くで起きた「奇妙な事件」について調べたりしていると、



セクシーで逞しい夫のSamさんが、汗だくでジョギングから戻ってきます。



このシーンって、単純にうなされて寝付きの悪かった兄ちゃんがお寝坊しただけの話なのかもしれないんだけど、Samさん、このところなーんかどうも、あんまり眠ってないし、あんまり食べないし、むやみに身体を鍛えてるし、っていう感じがしません?



Samと同化した「魂の抜けたSam」の影響がでてるってことはないんでしょうか。



うーん、考えすぎなんだとは思うんだけど、先週くらいから、(まるで私の切なる願いが届いたみたいに…)めきめきと大人っぽくなってきたSamをみるたびに、魂が抜けていた頃の強烈セクシーサムさんの姿がオーバーラップしてきてしまって、こうした演出に何か意味があるのか、と、気になります…。



さて、私と同様、汗だくな逞しいSamさんに瞬時にときめいてしまったらしいDeanは、照れ隠しに(←絶対そうだと思う!)憎まれ口を叩き始めます。





「(朝っぱらから走り回ってるなんて)誰かに追い掛け回されたんだって言ってちょうだいよね」






「(ジョギングは)身体にいいんだぞ」






「身体によくなんかないわよ。見てみなさい。あなた、汗まみれで臭いじゃない。あんたが、ランス・アームストロングを目指している間に…」






「それは、自転車に乗る人だろ」






「あたしは、仕事してたって言ってんの」







とにかく、先々週のきつねのAmyとの再会をきっかけに、ずーっと燻っていたなにかが吹っ切れて、大人になりはじめたSam。



兄ちゃんに憎まれ口を叩かれても、軽く流しているこういう姿を見ると、どきどきが止まらなくなります。



一方、心に悩み事がある時には、(父ちゃん直伝の手っ取り早い解決策として)お酒に溺れてしまう傾向のあるDean。

これは、シーズンの初期の頃から私たちも繰り返し目にしてきた現象です。



⇒ ということは、つまり、Samには、兄ちゃんが心に何か悩みを抱えていることが一目瞭然ということ。





Sam: What's going on with you?


    お前、どうしたんだ?






Dean: We have had this conversation, Sam.


    サム、私たち、この話は済んだでしょ。






Sam: No, we haven't. See, to do that, you'd have to, uh, sort of...speak.


    いや、話は済んでない。いいか、話を済ませるには、まず、なにかしら…話す必要があるだろ。






Dean: Okay, let's see if you can get this straight. See [clears throat] you're --you're new Sam, right, Lance Armstrong.


    いいわ、あなたの気の済むようにしましょ。いい?(咳払い)あなたは、…あなたは新しいサムになったのよね、でしょ、ランス・アームストロングさん。






Sam: Biking.


    それは自転車に乗る人だって。


(正確には、癌と闘いつつ、トライアスロンで長年次々とすごい記録を打ち立てた人らしいです)






Dean: And, uh -- and I'm still me, okay? All right, so -- so, you might see things different now -- call it a runner's high or some crap -- but that doesn't mean that something's going on with me, okay?


    で、あー…、で、私は、いまだに私のままなの、わかる? っていうことで、だから…、だから、あなたとしては、今、色々ものの見方が変わったのかもしれないけど…、そういうのをランナーズハイとかなんとかくだらない言い方するんでしょう、…でも、だからって、私がどうにかなってるってことにはならないの、わかる?






Sam: Yeah, okay.


    ああ、わかったよ。


(あきらかに、サムは、ここで押してもまだディーンの心を開かせるのは無理だと諦めた様子)






Dean: No, don't say, "yeah, okay," like, "yeah, okay."


    「ああ、わかったよ」なんて、「ああ、そういうことね」みたいな言い方で言わないで。


(ディーンもサム言葉のニュアンスを敏感に感じ取っていますよね)






Sam: Yeah, okay.


    ああ、わかったよ。



と言いつつ、シャワーへと消えてしまうサム。





この二人の会話!(笑)



いかにも夫婦らしくて、ディーンが一人心に抱えている重荷はかわいそうだけど、どうしてもニマニマしてしまいます。



今回のエピソード、兄弟の夫婦扱いはこんなものでは終わりません。







***







ディーンが調べた奇妙な連続死亡事件は、強力な魔法使いの夫婦の夫婦喧嘩が原因であることを突き止めた二人。



ボビーおじさんに、魔法使い退治の方法を教えてもらうものの、(魔法使い夫婦喧嘩のとばっちりで?)お肉屋さんの一帯が停電になってしまったため、鳥の脚が傷んでいたのがよくなかったのか、



中世ルネッサンス時代には、既に、倦怠期を迎えて浮気事件が勃発していたり、奥さんの方は、1492年にとある船に乗った男(私の学生時代には、1492年を「いよっ、国がみえたぞ」なんていう語呂合わせで暗記したものですが、⇒ 新大陸を発見したコロンブスの可能性大?)とアバンチュールを経験していたらしいような経験豊富な魔法使い夫婦には、付け焼刃の兄弟のちゃっちい攻撃なんかチクリとも効かず、



急遽、サムの機転で、もう一つの作戦、「夫婦カウンセリング」に挑戦することにします。







Dean: Look -- obviously, you two are capable of wiping each other out, right? But you haven't, huh? Which means that you two -- you still value whatever it is you got. A-and you want keep that dance going. Maybe it's -- maybe it's punishment. Maybe it's -- it's sick, messed-up, erotic, kinky, "clamps and feathers" kind of love.


    ねえ、… あきらかに、あなたたち二人は、お互いを始末できちゃうくらいの力を持ってるわ、そうでしょ? でも、そうしてない、ね? それって、あなたたち二人が、… まだ、なんであれお互いに価値を見出しているってことよ。だから、ダンスを続けたいと思ってる。もしかしたらそれって、罰を与えたいのかもしれない。もしかしたら、それって、ちょっと異常な感じに、こんがらがった、エロチックで、倒錯した、『洗濯ばさみと鳥の羽』的な愛なのかもしれ…。






Sam: Okay, okay, t-that's -- that's going way too deep, there, cowboy. Look, what he's trying to say is that -- is that you two -- whatever it is you have, you're bonded.


    よし、そこまで、それは、…それはちょっと深みに足を入れすぎだ。いいですか、兄ちゃんの言おうとしているのは、…あなたたち二人…なんであれ、お二人の間には、絆があるってことですよ。






Maggie: Are you out of your mind? He cheated on me, humiliated me.


    あんた頭がおかしいんじゃないの? この人は、浮気したの、私に恥をかかせたのよ。






Sam: We're not trying to say what Don did was right. When a relationship cracks, usually both parties have a hand in it.


    俺たちは、なにもドンが正しいって言ってるんじゃないんです。関係にひびが入る時っていうのは、大抵、双方に原因があったりするってことで。






Don: Indeed.


    まさにその通り。






Maggie: You're defending him?


    あなた、この人の肩を持つつもり?





などなど、頭に血が上っている魔法使い二人を相手に、しどろもどろながら、なんとか説得を試みつつ、微妙に失言しては、兄弟交互に痛い目に合わされつつも、



まあ、Donの現アシスタントのJenny(趣味:カップケーキを焼くこと)との浮気は完全な誤解だったりしたこともあきらかになり、MaggieのDonに対する怒りの炎も鎮火の気配が見えてくると、上手いタイミングで、Donも謝罪を口にすることができて、そこからなしくずしにお互いの胸のうちを明らかにすることで、事態は一挙に収束へと向かうことになります。







Sam: See? See? Guys, guys... You're talking. All these years, you -- you buried your anger and your disappointment till it tore you apart. All you needed to do was talk.


    ね? ね? あなたたち、二人、…話してるじゃないですか。これまでずっと、お互い、怒りや、失望を胸の中に埋もれ続けさせていたために、二人の仲を引き裂きそうにまでなったっていうのに。二人に必要なのは、腹を割って話すことだったんですよ。





(サムさん、魔法使い夫婦の仲直りの様子を見て、「兄ちゃんとの仲直りにこれは使える!」と実感したらしく、妙に嬉しそうです)



なんとか上手く魔法使い夫婦の喧嘩を治め、800年ものの愛をあらためて確かめ合っている魔法使い夫婦をそっと残して、



Winchester 夫妻の方も二人の愛の巣…じゃなかった、モーテルに帰ってくると、手強かった魔法使い相手の仕事をやっと終えて、やれやれと息をつく間もなく、



チーズをかけた美味しいおやつを時々つまみつつ兄弟を追いかけてきたLeviathanが、兄弟の前についに現れてしまいます。



ところが、全くLeviathanに歯が立たない兄弟がピンチに陥った瞬間、なんともタイミングのいいことに!



夫婦喧嘩を治めてもらったお礼として、「あたしを殺そうとしたんだから、兄弟を殺すわよ」と言ってるらしい奥様魔女 Maggie の魔法を解除にやってきてくれた Don が現れ、「なんだね、こいつは?」 と言いつつ、あっさり、Leviathanを麻痺状態にしてくれた上、



「呪文の効果は、2,3日しかもたないから、その間に底なしの穴を見つけて放り込みなさい」と、アドバイスまで…。



いや~、よか…、うん、よかったんだけど、そ、そんな簡単に??



う、うんうん、今のSamさんには、Leviathanを相手にする前に、しなきゃならない大事なことがあるんで、ひとまず、今回は Donさんありがとう!





***







それにしても、実にいいキャラクターだった、魔法使いの Don & Maggie Stark 夫婦、またいつかゲストで出てくれたりしたら楽しそうだけど…、あまり頻繁に登場するようになったりすると、存在感がありすぎて、まだまだ夫婦としては新米の Winchester 夫妻の影が薄くなっちゃうのかしら…。







***







とりあえず、鎖でぐるぐる巻きに梱包した麻痺状態の Leviathan を Impala ちゃんの後部座席に押し込み、兄ちゃんが、ボビーおじさんにどこか配達先(底なし穴)を探してもらうお願いをしたのを確認して、



Samさんは、魔法使い夫婦の仲直りをお手本に、自分たちの夫婦関係修復に取り組んでみることにします。







Sam: Hey, were you, um -- were you listening to the Starks tonight?


    なあ、お前さ、あー…、お前、今晩のスターク夫婦の会話聞いてたか?






Dean: Uh, a little, when I wasn't getting slammed into a wall or stung by bees.


    あー、ちょっとはね、壁に叩き付けられたり、ハチに刺されたりしてない時は。






Sam: You notice how they, uh -- you know, how they -- how they opened up, got everything off their chest?


    お前、あの人たちがどんなに、うーん…、つまりさ、あの二人がどんな感じに…、心を開いて、胸の中に抱えてたものを吐き出してたか、見ただろ。






Dean: Yeah. Kudos on selling them that crap.


    ええ。あんなインチキを、あいつらに信じさせたのは賞賛ものよ。






Sam: It wasn't crap, Dean. It worked.


    インチキじゃないさ、ディーン。上手くいったんだ。






Dean: Sam, I am so very, very, very, very...Very, very tired --


    サム、あたし、超、すっごく、すっごく、すっごく、すっごく…、とーっても、とっても疲れてるの…。






Sam: Dean, like it or not, the stuff you don't talk about doesn't just go away. It builds up, like whatever's eating at you right now.


    ディーン、望もうと望むまいと、お前が口にしないでいることは、ただどこかへ消えていったりはしないんだ。そいつは、たった今お前の心を蝕んでる何かみたいに、どんどん積みあがっていってしまう。






Dean: There's always something eating at me. That's who I am. Something happens, I feel responsible, all right? The Lindbergh baby -- that's on me. Unemployment -- my bad.


    あたしの心を蝕むものは、いつだってあるの。それがあたしっていう人間なのよ。なにかが起こると、あたしは、自分のせいだって思っちゃうの、わかる?リンドバーグの赤ちゃんの誘拐(アメリカで歴史的に有名な誘拐事件)だって、…自分のせいだと思っちゃう。失業率悪化…、あたしが悪いのよ。






Sam: That's not what I'm talking about.


   俺が言ってるのはそういうことじゃない。






Dean: Well, then what the hell are you talking about?


    そう、じゃ、あんたは一体なにを言いたいわけ?






Sam: I'm talking about whatever you're not telling me about. Look, Dean, it's fine. You can unload. That's kind of what I'm here for. I mean... We're good, right?


    俺は、なんであれ、お前が俺に言えないでいることについて話をしたいんだ。いいか、ディーン、いいんだ。お前、打ち明けていいんだよ。俺は、言ってみれば、それを受け止めるためにここにいるようなもんなんだから。つまりさ…、俺たち、上手くいってると思っていいんだよな?






Dean: We're good.


    私たち、何も問題ないわ。







そこで会話を断ち切って、車に乗り込んでしまうディーン。



ディーンだって、できることなら打ち明けたいんですよね。全部告白して、楽になりたい。でもそうしたら、やっと上手くいき始めた愛するサムとの関係に、確実に亀裂を入れることになってしまう。



サムを愛しているからこそ、サムだけには打ち明けられない。まさにジレンマですよね。



うーむ、「キツネのAmy」を殺すという、あの時のディーンの決断が、ここまで深い傷を遺して、後を引くことになってしまうとは…。



この後、どうなっちゃうんでしょう。



あまりにあっさりと食い止められた Leviathanの追っ手も、もちろんあのままって訳にはいかないでしょうし、Winchester夫妻の行く手には、まだまだ困難が待ち構えていそうですが、



天使や悪魔のでしゃばりに邪魔されることなく、比較的じっくりと Winchester 夫妻の関係にスポットライトが当てられている、ここしばらくのエピソードの流れは、初期の頃のシーズンの兄弟がちょっと戻ってきたようで、私としては、嬉しい感じです。



でも気は抜かずに、この先を見守っていくことにしよう。




2011年10月17日月曜日

Supernatural シーズン7第4話ちょっとだけ感想






第4話の放送を待っていたら、



Supernatural  The Official Companion Season 6



が、ちょうど配達されました。

(到着から二日たった今でも、まだほとんど中身に目を通していませんが、また「これ可愛い!」という記事があったら、あとで少し感想を書くかもしれません。)





んんー? うん、このコンパニオンブックって、定価は$14.95でシーズン1の時から変わってないんですね。



シーズン初期の頃って、日本円で1700円くらい払っていた記憶があるんですけど…、



今回は1078円という請求額。

(予約を入れた時より、200円近く安くなりましたという連絡も来てましたっけ)



ワタクシの質素すぎる日常生活の中で、このオフィシャルコンパニオンブックは、現在の超円高を唯一実感できる存在と言えるのかも…。



この間にもう少し Gay Romance Novel もまとめ買いしておくべきなのだろうか…。



















以下、まだ日本では放送されていない Supernatural シーズン7のネタバレが出てくる可能性がありますので、閲覧ご注意ください。
























とっても可愛くて楽しかったけれども、先週のエピソードは、兄弟の今後の関係に、



「あー、また何か嫌な感じの波風が立ちそう…」



という不安な気持ちを掻き立てられるラストになっていましたよね。



そんなこんなで、少々ヒヤヒヤしながら次週の新しいエピソードの放送を待っていたら、



かすかに洩れ聞こえてくるSpoiler情報では、



「罪悪感」を持つ人を「目には目を」的な罰を与えて処刑してしまう



という、(なぜか)エジプトの神様が登場し、



さらに、先週、「俺を信じてくれ」という、夫のSammyさんを真っ向から裏切る形で、あらたな「うしろめたい」感情を胸に抱えることになってしまったDeanさんが、



まんまと、その神様の標的にされてしまうらしいとのこと。



もちろん、



「あー、やばいじゃん!」



と、不安な気持ちで、エピソードを鑑賞することになった私でした。







***







実際に鑑賞を終えてみると…、うーん、上手く交わした?というのか、火種を先に持ち越したというのか、



なーんとなく、これを額面どおりに受け取って、Winchester夫妻、危機を回避した!と受け取ってしまっていいものなのか、



KitsuneのAmyの一件を芯にした、まだ決して消えたわけではない、兄弟の関係を引き裂きかねない不穏な火種のことを今後もまだしばらくは心配し続けていくべきなのか、



ちょっと決めかねる仕上がりになっていた気がします。



とはいえ、(ただでさえこのところFringeで消耗させられているわけだし)取り越し苦労で疲労しても馬鹿みたいというものなので、



(Samさんの成長にだけは期待をかけつつも)なるべく素直でニュートラルな気持ちで、今後の Winchester兄弟の恋愛模様の発展を見守っていきたいとは、思っております。







***







Samさん:



先週、キツネ狩りに集中している間は、悩まされずに済んでいたように思えた、Luciferの幻覚でしたが、まだ油断すると、Luciferの声が聞こえてきちゃうらしいです。



でもそんな時には、兄ちゃんが(ちょっと雑な感じに…)縫ってくれた掌の傷跡をぎゅーっと押せば、可愛い兄ちゃんのいるこの世界こそが「現実」だと思えるようにもなったみたい。



ぽーっと幻覚&幻聴に囚われている姿を兄ちゃんに見咎められて、心配されることがなくなったってことで、



大人への階段、また一段階クリア、でしょうか。



しかも、ボビーおじさんから新たなリバイアサンの活動報告が入るまでの間という条件付きではあるものの、



消えてしまったCasや、不安定なSammyちゃんへの気苦労で、このところ少々精神的に消耗している兄ちゃんのため、



幽霊が犯人らしき単純な狩りを警察無線の盗聴で見つけてあげるという、余裕を見せるほどにSammyさんの調子が良さそうなことで、兄ちゃんもちょっとほっとしている感じ。





と思ったら…。







Sam: By the way... Thank you.



Dean: For?



Sam: Amy. I know you didn't want to let her go, but it was the right thing to do. So, thanks.



Dean: No problem.









様々な媒体から、耳を塞いでいてすら入り込んできたわずかな Spoilerによれば、



「罪悪感」をキーワードにして人の命を奪うような神様が遊びに来ちゃっているらしい街で、



もちろん先週「罪悪感」を思いっきり抱えそうなことを自らしでかしたのは、兄ちゃんだとはいえ、



初っ端からの上の会話は、いきなりやばくなりそうな気配が満々です。







***







今回の(思いのほか、ややこしくなってしまった)狩りの概要はというと:





10階のアパートの部屋で、車に轢かれて死んだ男。



⇒ 10年前、酒に酔った状態でガレージから車を出そうとした際、自転車に乗った10歳の女の子の姿が見えずに轢いてしまい、命を奪ってしまったらしい。

不注意によるものということで、罪にも問われなかったのだが、それ以後、10年間、断酒の会(AA)に入り、自分自身を律して、女の子のお墓にもお花をかかさず供えていた。





窓もないレストランのトイレで、(犬らしき)動物に襲われて死んだ男。



⇒ 5年前、闘犬を主催した罪で逮捕されている。

保護観察がついて釈放された後、釈放の条件でもあったアニマルシェルターでボランティアを始めたのだが、保護観察期間が完了したずっと後も、そのボランティアに打ち込み続けて、犬たちの保護のための募金もかなりの額を集めたりするまでになっていた。





(この流れで話を出すのもどうかと思いますが、第一子が生まれる予定のPadalecki夫妻は、多くのファンからの「お祝いを贈りたい!」という願いに応えて、せっかくならあまり幸せとはいえない子供たちのために、ある病院に寄付して欲しいということで、Pada家へのお祝いに代えた、募金を募っていましたね)





どちらの現場にも、とあるリンゴ農園のものとおぼしき赤土が残されていたってことで、とにかくその赤土のある場所を探しに出かけると、



自分でも訳のわからない状況で、何者かから必死に逃げているおじいさんに遭遇。



このおじいさんは、30年前に酒店に強盗に入り、店主とその妻を殺した罪で投獄され、30年刑期を勤め上げたところでつい最近、仮釈放されたところ、とのこと。

とはいうものの、自分の犯した罪を忘れることはできず、毎日殺した人たちのことを考え続けていたのだが、ある日、とあるバーにいたと思ったら、次の瞬間には、りんご農園の納屋で裁判にかけられ、死刑を宣告されてしまった、とのこと。



とあるバーとは、「Neal's Tavern」で、どうやら先の事件の被害者二人も立ち寄っていたらしい。



兄ちゃんとしては、「単純で楽しい幽霊退治」がしたかっただけなのに、心を入れ替えたとはいえ、犯罪者を擁護するようなややこしい仕事に取り組むのはいや!



Samとしては、自分たちだって仕事の都合上、何度も人を撃ったりしてきてるわけだし、仕事は仕事だ。



ということで、サムは、おじいさんを保護しつつ、りんご農園の調査をすることになり、



一方の、憂さ晴らしもかねて、「Neal's Tavern」というバーに行ってみることにした兄ちゃんは、それぞれに疚しい過去を抱えた三人の犠牲者が唯一共通して立ち寄ったらしいことがわかっている、まさにその場所で、



「やむにやまれぬ事情で、旦那に隠れて、旦那がして欲しくないって言ったことをやっちゃって、それで落ち込んでるの…」

(私の妄想にもとづく、微妙な意訳が含まれている可能性があります)



なんて、美人バーテンダーのお姉さんに、可愛い顔で告白しちゃって、その話を、野球帽を被った肌の浅黒い怪しい男性に聞かれてしまうのです。





***





三番目の被害者となるおじいさんが目撃したという記号のようなものを、ボビーおじさんに調べてもらうと、



今回兄弟が対決する相手は、オシリスというエジプトの神様で、この神様は、相手の心の奥底を見通して、心に抱えている「罪悪感」の重さを量り、それが鳥の羽一枚よりも重いことがわかると、即「死刑!」ということに決めてしまう、



という、とんでもない神様であることが判明。



なんでそんな神様がアメリカの田舎町なんかにいるのかというと、なんか、突然どこかに出現しては、一回り裁判を行って、またどこかに消えてしまうという性質を持ってるらしい、

(すっごく無理のある設定だと思うけど…)



さすがのボビーおじさんでもわかったのはそこまで。



でも、ってことは、兄弟みたいな人生を送ってきた人間は、裁判にかけられないよう、とにかく一刻も早くその町から逃げ出さなきゃダメだってこと。





とはいえ、もちろんDeanは、あっさりオシリスに掴まってしまって、(スタンフォード大で、Pre-Lowまで法律の勉強をすすめた経験のある)Samを弁護士に、ロードハウスの看板娘だったJoを原告側の証人として、裁判にかけられてしまうことになります。



Pre-Low ながら、なかなか鋭い弁護の腕を発揮してSam君が頑張るものの、



裁判が長引くごとに、Deanの心には、Deanがその死に責任を感じる人たちの死に際の場面がどんどん思い出されてきてしまいます。



Samがどんなに弁護を頑張って、Deanの立場を正当化してみても、



Deanが心に抱える「罪悪感」の重さだけを基準にして罪を確定するオシリスから、



最後の、今もっともDeanがその人を殺した罪に心を重くしている証人(これが「キツネのAmy」となる予定だったわけよね)、を呼ぶか?と尋ねられた時、



Samの前でAmyと対面することに耐えられないDeanは、「さっさと判決を下してくれ!」と口走ってしまい、



「死刑」



を宣告されてしまいます。





***





最終的には、ボビーおじさんに調べてもらって、ユダヤ教の教会に飾ってあった羊の角で、オシリスの心臓を貫くことにより、一時的に(といっても、数百年間は有効)、オシリスを殺すことができるということで、



危機一髪のところで、Samは、死刑執行の担当にされたJoを苦しめることもなく、Deanの命を救うことができた、



ということで、とりあえずは一件落着、となったわけですけれども…。



二つほど、気になることがあります。





一つ目は、



Amyのことって、今後、やっぱりいつかはバレちゃうんでしょうか?



うーん、私個人的には、もうこのままうやむやにしてくれてもいいんだけど…。



でもいつか、DeanがSamとの約束を真っ向から破る形で 「キツネのAmy」を殺してしまったあの一件は、兄弟の仲を決定的に引き裂くための道具として、誰か悪い人(存在)に利用されてしまいそうな気はします。





そして二つ目は、まさにラストシーンで兄ちゃんの口からSamに問いかけられたこと、



シーズン1で、父ちゃんが行方不明になったことをきっかけに再会して以来、ほぼ同じような経験を乗り越えて生きてきたはずのWinchester兄弟なのに、



オシリスはなぜ、Samを審判の対象に選ばなかったのか。



その疑問に答えているSamさんの言い分は以下のとおり:

(こんなシーンまで、Deanさんの台詞につけた日本語が女言葉になっていることについては、私の指がどうしても自動的にそうタイプしてしまうということで、許してください)







Sam: I think I just don't... feel guilty anymore.

  俺、とにかくもう、…罪悪感を感じないんだ。



Dean: Come on.

  なに言ってんのよ。



Sam: Look, I don't know what to tell you, Dean. I mean, I've spent a lot of time feeling pretty crappy -- like, my whole life.

  なあ、ディーン、なんて言えばいいのかわからないんだけど。つまり、俺は随分長い間、とても最高とは言えない精神状態で過ごしてきた、…俺のこれまでの人生ずっとと言ってもいいくらい長くさ。



Dean: What, you got a secret stash of happy pills?

  なによ、嬉しい気分になる秘密の薬でも手に入れたっていうの?



Sam: Hell. Look, I'm not saying it's logical. I just...you know, I feel like I did a lot of stuff I should have felt bad for, and then I paid a lot of dues and came out the other side, you know?

  地獄だよ。なあ、これが理にかなった話に聞こえるとは言わない。俺はただ、…わかるかな、俺は、罪悪感を抱くべきことを山ほどしてきた、で、その後、その対価を山ほど払わされて、反対側からひょいっと出てきたって感じなんだよ、わかるか?



Dean: And that worked? I mean, you really feel like your slate's wiped?

  で、それが効いたってことなの? つまり、あなた本当に、過去にやったことが白紙に戻ったっていう心境になったわけ?



Sam: No. Nothing eve
r gets wiped. You know? Sometimes I see Lucifer when I friggin' brush my teeth, but, I don't know, I guess I just finally feel like my past is my past, and I can move on with my life. You know, hopefully. 

  いや、なにも白紙に戻ってやしないさ。そうだろ? 時々、俺はいまだに歯を磨いてる時にすら、ルシファの姿を目にしたりもするんだ、でも、なんていうか、たぶん、やっと俺、過去は過去なんだって、自分の人生を前に進めていいんだって思えるようになったんだよ。なんとかそうやっていければいいな、ってことだけどさ。



Dean: Easier said than done.

  それって、言うは易し、行うは難しだけどね。



Sam: Not arguing that.

  そうだな、それに反論はないよ。



Dean: Well, I don't know whether to be jealous or weirded out.

  うーん、私、うらやましいと思うべきか、変なのって思うべきか、わからないわ。



Sam: You'll get used to it. I mean, I don't want to sound lame, but...I kind of

feel good, Dean.


  その内慣れるだろ。つまり、あんまりベタなことを言いたくないんだけど、でも…、俺、なんか気分がいいんだよ、ディーン。



Dean: Well, you are going to be a pleasure to ride with.

  ま、そんなあなたって、一緒にドライブするには楽しい相手になるわよね。






私が雑につけた日本語のせいで、わかりづらいのか…。



どうです?



どういうことなんでしょう?



このSammy君の変化。



私のような Fangirls の願いがついに叶って、Samが着実に大人への道を歩き始めたんだって、素直に捉えてしまっていいの?



でも、今回のこの、睡眠すらろくにとらずに、休む間もなく妙に張り切って仕事に打ち込んでる感じ…。



魂が抜けてる時のSamさんをちょっと彷彿させられたりもするんだけど…、実は、このSam君の行動の背景には、なにかあるの?



うむむ…、やっぱりまだまだ油断はできないって思っておけばいいんでしょうか。





***





そうそう、もう一つ引っかかったことがありました。



たとえ罪を犯していても、「罪悪感」がなければ処罰を与えないオシリス…、っていうのも、なーんか納得できないなーという印象も持ったのですけども、



だって、どんな極悪な罪を犯しても、「俺は悪くないもんね!」ってケロッとしていられる極悪人は、罰されないってことになるじゃない?



でも、オシリス自身が語っていたように、「罪悪感を心に重く抱え続けている人間」にとっては、罰を受けることが慈悲になる、



という視点で考えると、オシリスはあくまで、現世で抱えていくには重過ぎる罪を抱えて生きている人間に慈悲を与えて、早めに自由にしてやっているだけで、



上のような罪を罪とも思わない「ケロッとした極悪人」は、地獄で、それこそルシファとかに思いっきり裁いてもらうことになるんだよってことなのかな。





***





最後に、どーぅでもいいことですけど、



美人バーテンダーのお姉さんが、仕事があがった後、遊んでくれるということになった時、リサ親子と決別して以来くらいの久々だったという事情はあるにしても、あのDeanが、妙にびびってというのか、気後れしたみたいに、「俺はやれる!」とか自分を鼓舞してたのが、なんだか可愛かったですね。



決別したとはいえ、一年もの間家族として暮らしていたリサに対して、まだ微妙な後ろめたさがあるということなのか、



はたまた、間男Casも(いまのところ)姿を消し、愛する夫のSamとやっと水入らずで「狩り」をしたり、二人っきりで一緒に過ごせるようになった状況で、こんな誘われるままに、お姉さんと遊んじゃったりしていいの?って、それこそ「罪悪感」を感じちゃって、



だからこそ、あの瞬間に、オシリスにとっ掴まえられちゃったってことだったりして…。





***





だらだら書いた割に、これといって内容のない感想文になってしまったかしら。


でも全般的に、先週に引き続き、Samさんの成長ぶりがうかがえる、私的には、「うん、よし」と思えるストーリーになっていた気がします。

さすが、Sera姐さん、古株の中年Fangirlsの心をよくわかってます。




きっともっとじっくり見返せば、まだまだ書き出したくなる細かいポイントはあると思うのですが、



現在、「Fringe」が面白くて、なかなかSPNにすら集中できないので、この辺で。

2011年9月5日月曜日

Supernatural シーズン6エピソード考察 SammyとCass ⑤

本当に、もう次の第7シーズンが始まってしまいそうですし、第6シーズンのボックスって、もうそろそろ届いちゃうのでしたっけ?




なんて思っていたら、今朝、シーズン6リリースのCMを目撃しました。



なんてことを呟きつつ、ぐずぐず日記を書いていたら、シーズン6のBoxを本日発送しましたというメールがAmazonさんから届いてしまいました。



うう~…、とりあえず、この考察だけでも終了したい!















以下、Supernaturalシーズン6のネタバレが出てきますので、閲覧ご注意ください。



























さて、このテーマでの最後の考察として(今回こそ、何があってもSammy&Cas最終回です!)、取り上げてみたいのは、



母性がたっぷりすぎて、いまにもこぼれそうになっているDeanさん、



そんなDeanさんが、なぜ Castiel 、そして Soulless Sam に惹かれてしまうのか、その理由です。





***





Dean さんは、外見上は、30代に入ったばかりの、自分では某父ちゃんのような荒削り(Rugged)な男前であると自称しているものの、その実、完全にママ譲りのおめめぱっちり、マスカラいらずの天然超長睫毛で、唇ふっくらな美人さんな青年なのですが、



その中身はというと、



それはもうまごうことなき真実として言えるのは、



「子育ても一段落して、そろそろ更年期に差しかかろうという主婦」、なんですよね。



上記のような年代の主婦というのは、それまで全身全霊を注いで育て上げてきた子供の自立に伴い、「Empty Nest Syndrome」(空の巣症候群)と呼ばれる不安定な精神状態に陥りがちで、



大人になって自分のもとから巣立ってしまった子供の代わりに愛情を注ぎこむ存在を探しては、それに強烈にのめり込んでしまうというような傾向があるわけです。



そういった愛情を注ぐ対象はペットである場合も多いでしょう。



Dean さんも、某 Impala ちゃんという黒くて大きな自動車にたっぷりと愛情を注いで、世話を焼き、執着したりもしています。



さらに、こうした主婦たちが、家事の合間の、ちょっとした休憩時間に心を取り込まれてしまいがちなのは? はい、もちろん、



Soap Opera (昼メロ、メロドラマ、恋愛ドラマ) です。



身近にはとても存在しないようなハンサムで魅力的な男性が登場して、さまざまなシチュエーションで恋愛模様を繰り広げる様子を、ヒロインの立場に強烈に感情移入しながらドキドキハラハラを味わうことで、無意識に、欠乏し始めたホルモンレベルをあげようとする、というのが、その心理の裏側にあるのかもしれませんが、



Dean さんは、シーズン5で、トリックスターによりTVの国に放り込まれてしまった時、超お気に入りの Soap Opera の主人公「Dr. Sexy」に遭遇して、



「やだっ!Dr. Sexyだわ!どうしよう…」



なんて、目線も合わせられないくらいにドキドキした挙句、



「カウボーイブーツを履いてないDr. Sexyなんてありえない!」



と、非常に細かいトリビアを披露して、疑念を差し挟む予知が1mmもないほどに



熱烈な 「Dr. Sexy」 Fangirl



であることを自ら暴露してしまったという、シーンがありましたよね?



そのエピソードでは、食い入るようにテレビを見つめている姿を夫の Sam さんに見咎められ、


「お前、いつ更年期になったんだ?」


と、大変的確なツッコミを入れられたりもしていました。



そんな Dean さんのような、正真正銘、筋金入りの熟年世代の主婦が、



さらに輪をかけて嵌るものと言えば?



そう、韓流(そこから派生してのK-Popも若干含むのかな?)ですよね。



奥様たちの間の韓流人気というのは、上の Soap Drama に嵌るのと同じじゃないの?と思われるかもしれません。



でも私の印象では、ちょっと違う要素が含まれているように思うのです。



私はこのところずっと、都市伝説を漁って、あちこちふらふらしているのですが、そんな中で、引っかかってきた噂の一つに、



韓国は、国のイメージ向上のために、国家予算の1割を割いている。



そのイメージ向上戦略の大半は、外貨獲得の目的から、世界で唯一、いまだに CD や DVD といったソフト媒体にお金をつかう、日本と米国に向けられている。



つまり、K-Popアイドルや、韓流ドラマスターを、国を挙げて(緻密な計算に基づき)育成し、日本および米国に向け、次々と売り込んでいる、というもの。



で、そういった韓流スター&アイドルたちの育成&教育&訓練の一環として、日本や米国でデビューするに当たっては、相手の国の言葉も、日常会話程度は教え込まれる…というのも、一つの重要な要素です。



日本人の奥様たちからすると、同じ東洋人ながら、格段に鍛え上げられて立派な体格をした、でもお肌すべすべで可愛い顔をしたアイドルたちが、



つたない日本語で、「おうえんシテクダサイ、おねがいデス」 なんて訴えかけてきて、国がすぐお隣ということもあって、頻繁に来日してくれるので、「生」で、そのセクシーで可愛い姿を眼にしたりもできるし、場合によっては、ライブやファンの集いなどで、直に交流したりすることもできたりする



あり余って行き場のない母性本能を注ぎ込むには、超絶妙にぴったりな存在といえます。



こうした現象は、米国でもジワジワと進んでいるようで、



特に腐のつくFangirls(この日記で何度も触れていますが、ワタクシと同世代から、もっとお姉さまも沢山存在します)などにとっては、(アメリカ人のステロイド増強的なムキムキ男たちと比較すれば)華奢で中性的な容姿の見目麗しい東洋人の男の子たちが、



(韓国のアイドル養成の基本として、デビュー前後の数年間は、ほとんど皆、寮生活で常に寝食を共にして暮しているというちょっと他国ではみかけない特異な背景もあり)



(ゲイだと誤解されることを非常に警戒する傾向のあるストレートの)アメリカ人の男の子たちではとても考えられないくらいに、グループのメンバー同士でべたべた仲良しな姿を信じられないくらい思いっきり晒してくれつつ、やっぱり片言の英語で、「ボクは、○○(←仲良しメンバーの名前)がだいちゅき!あいしてるの」なんて天真爛漫なコメントを投下してくれたりしたら、



「このコたち、最高にかっわいい~~~っ!!!!」



って、コロッとやられてしまうことになるわけですよね。



ということで、現在、日本および米国を中心に行われている(と一部で囁かれている)韓流アイドルの猛烈な売り込みは、



これまで長年主婦たちが嵌ってきた Soap Opera の要素に、



「片言の言葉」と、



微妙な文化の違いによる(いい意味での)感覚的な違和感により、



母性本能を強烈に刺激するという、



まさに最強の布陣をそろえた戦略に基づいている、と言えるのではないかと思うのです。





***





そして、Deanが、Castiel、そして、Soulless Sam に惹かれてしまう理由を(もう何度も同じようなことをやってるような気もしますが…)考察してみましょう。



当初、2千年ぶりに交流することになった下等生物である人間の感情など理解しようという気もなく、完全に上から目線だったCastielは、



Winchester兄弟(特にMichaelのVessel候補で、悪魔の影響を受けていないDeanさん)の味方になって、悪魔はもちろん、自分の兄弟たちとも喧嘩していく道を選んだ後、



時たまは、天使らしい横柄さと上から目線な態度を交えつつも、小さな子が、お母さんのマネをして言葉や社会常識を少しずつ覚えていくように、なんの曇りもなく素直に、Deanが教える「人間として知っておくべきこと」を吸収しようという態度を見せるようになりました。



母性の塊 Dean にとっては、これはたまらないツボで、



小悪魔な愛人を作って、外でこそこそなにか後ろめたいことをしている夫の Sam に当て付けるかのように、急速に Castiel との距離を縮めていくことになります。



一方の、Soulless Sam はどうでしょう。



浮気問題もなんとか片付き、やっと仲直りできたかと思えた愛する夫の Sam は、地獄への単身赴任が決まってしまい、Castiel も天国の仕事で忙しくなってそう頻繁に会うこともなくなり、Ben という可愛い子に愛情を注ぎこむことで、心の空白を紛らわせていた時、



突然Deanの目の前に現れ、Lisa&Ben親子とのほのぼのとした生活から、Deanを攫うようにして強引に引き離したのは、



外見は、Dean が手塩にかけて長年大事に育て上げてきた自慢の弟であり、現在は、最愛の夫的な存在ともなった Sam にそっくり、



なのに中身は見知らぬ他人で、しかも Sam を Sam たらしめていた善良さ、社会的常識などがまるで抜け落ちてしまったような、野獣のような危険な匂いのする男でした。

(まるで、ハーレクイン小説のあらすじみたい…)



そんな突然人が変わってしまったように思える Sam に対して、最初は、不気味さと怖さしか感じなかった Dean だったわけですが、



「魂」が抜けちゃってる、という事情を知り、



ボビーおじさんに強要される形で、しかたなく一緒に過ごす内に、Soulless Sam というのは、野生の生存本能だけで生きている、まさに野獣に育てられた子供のようなものだということがわかってきます。



脳に刻まれた記憶を元に、自分がどこか欠落した存在であることを理解している Sam は、記憶の中にある「Deanの愛情」を丸ごと受け取るためには、「本当の人間」にならなければならないということを学習し、



人間の常識なんか振り捨てて、一番効率よく、なによりも強い存在として生きたいという、自分の中の強烈な生存本能と葛藤しながらも、日々自分に向けて降り注がれる Dean の



「人間として、やっちゃいけないこと」についての教育をある意味小さな子供のように、受け入れはじめます。





***





とはいえ、



Castiel  もSoulless Sam も、自分のフィールド、つまり



Castiel: 天国



Soulless Sam: 腕利きハンターという立場



に戻れば、完璧に一人前の存在なのです。



(きっと自国にいる時の韓流アイドルたちが、年相応の、生意気だったり、流暢に悪態をついたりもする普通の青年であったりするように。


随分前のことになりますが、ビビアン・スーがブラックビスケットとして人気を集めていた時、たどたどしい日本語で一生懸命自分の気持ちを伝えようとする姿に、


「日本の人たちは、天使みたいと言ってくれるけど、台湾語の時は、悪魔みたいに口が悪くなるの」


と、インタビューか何かで呟いていたのが妙に記憶に残っています。


人間というものは、相手の実際の存在がどうであれ、反射的に、片言=言葉を覚えている途中の子供という認識を持って、保護欲を掻き立てられてしまうのかもしれません。)



ただ、人間の感情の働きや、常識といったものを知らなかったり、脳の中にデータとして刻まれた知識として知ってはいても、尊重すべきものだとはまったく思っていなかったりする姿が、



Deanの目には、「教えて育ててあげなきゃならない」存在として写り、



結果的に、有り余る母性本能を注ぎ込むという行動に繋がっていき、



そんな Dean の愛情を受けた Castiel、Soulless Sam (おまけにBenも)は、知らず知らずのうちに Dean の魅力に絡め取られていくわけですよね。



上記のような流れから、Dean のような主婦層を夢中にさせる要素として、浮かび上がってくる Castiel&Soulless Sam : 韓流アイドル&スターの共通点は:



子供だと思って接していると、ふとした瞬間に、「男」、「大人」を感じさせる一面を見せられるってことでしょうか。



ただペットを可愛がるだけでは、



夫の留守に、おせんべいをかじりながら昼メロにのめり込むだけでは、



満たされない心の空洞を埋め、さらに更年期も吹っ飛んじゃうようなドキドキを味わうには、



母性本能を刺激する「たどたどしい素朴さ」と、



女の部分を刺激する「大人の男の魅力」が、



絶妙に混在された「韓流」が最適ということになるのです。



以上、Deanさんを韓流(or K-Popアイドル)にハマる奥様になぞらえて、考えてみたのですが、うーん、やっぱり無理があったかも…。



ちなみに、私は、今のところ韓流には一線を引いて、極力立ち入らないようにしておりますため、現在の韓流ブームを上っ面だけ眺めた私の考察には、納得いかないし、断固異論を唱える!と思われる方も多いでしょうが、

そんな見方もある、と、何卒大目にみていただければと存じます。





***





魂が戻って、さらに地獄の記憶も戻った Sammy さん。



シーズン6では、あれこれあって、なし崩しに、すっかり「弟のSammy君」に戻ってしまったような状態になっていますが、



シーズン6のラストで、とんでもないことになってしまったCastielに対抗するためにも、



シーズン7では、弟の殻から大幅に脱皮して、「大人の男」としての成長を見せてくれないと、「夫」として、すっかり韓流的な魅力の男たちに嵌り込んでしまった愛しい妻の心を取り戻すことはできないのじゃないかと思うのですけど…。



CastielとSoulless Samに振り回された、SPNに流れる 韓流ブーム的な流れもそろそろ卒業ということにして、Winchester夫妻の本物の大人の恋愛ってものを描く段階に入ってもらいたいものです。



Sammy さんの今後の成長に、ひたすら期待するばかりです。





☆





え?あれ…、Supernaturalって、恋愛ドラマじゃないんでしたっけ?



☆
 
 
 
なんだか、あまりに更新の期間があきすぎてしまったこともあり、非常に不完全燃焼な感じもありますが、これで、Dean を巡る Sammy と Cas についての考察は終わりということにしたいと思います。
 
シーズン6の第15話以降の考察も、できれば少しは進めたいと思ってはおります。

2011年8月1日月曜日

Supernatural シーズン6エピソード考察 SammyとCass ④

追記: 日記を開いた時は、7月31日だったのに、投稿したら日付が変わっておりました…、と、一言だけ言い訳。



放送が始まったばかりの頃、「これかなり面白いかも…」という呟きを耳にして、一瞬かなり興味を惹かれたものの、その後、私がフラフラしている範囲では、「嵌ってる!」という話を聞かなくなってしまったこともあって、観賞をずっと保留しつづけていた


「V: Visitors」(2009年リメイク版) を


昨今の都市伝説熱の復活も手伝って、この週末から、見始めてしまいました。


なんて言ってると、また横道に逸れてしまうので!



長い夏のHiatusの間に頑張る!とか言いつつ、またもやエピソード考察、中断?…っていうか、挫折?という疑念を抱いておられる方もいらっしゃると思います。




ご明察!



なぁーんてことを言わずに、なんとか、なんとかSammyとCasの考察だけでもキリをつけたい…。


ということで、また同じような理屈の繰り返しな上、すっごく中途半端になっちゃうと思うけど…、一応、7月中に一度は続きを投稿したい、と、少し前の日記で口にした経緯もありますので、


ここ2ヶ月くらいの間、書き始めては行き詰まり…を何度も繰り返していた、考察の続き、一旦投稿してしまうことにします。















以下、Supernaturalシーズン6のネタバレが出てきますので、閲覧ご注意ください。





















もういい加減、Sammy と Cas に関しての考察は、完了させたい…。

それは本心から切に思っているんです。

どーぅも Casに対する思い入れが、元から薄いこともあって、考察を書き始めると、Samの意見ばっかり何度も同じようなことを繰り返してしまうハメになりがちです。



さて、どこまで進めたのでしたっけ。



男を一発で虜にするDeanさんの汲めども尽きない母性本能についてだったかな。

(ちょっとその辺りのコツっていうか、秘訣について教えを請いたいくらいです…)





☆





ということで、



【SammyとCas】についての考察の途中ではありますが、



Deanの母性本能からの流れで、どうしても避けては通れない、



【SammyとBen】について、少しだけ触れてみたいと思います。





ディーンのタネではない、と、これまでのシーズンの中でも繰り返し繰り返し念を押すような台詞が出てくるが故に、却って「そこまで否定するってことは、やっぱりそうなのかしら…」という疑念がどうしても浮かんでしまうし、



Dean と並んで立つ姿を見ると、



「うーん、まるでディーンのミニチュア版!超可愛い!」



という気持ちが湧き上がってくるのを抑えきれないBen君。

(どうにかして、この Ben 君と、可愛いちびサムこと Colin Ford 君が一緒に画面に出るようなエピソードを作ってくれないかなー…、サムが何かの呪いとかなんとかでちっちゃくなっちゃうとか…。この二人が揃ったら、すっごく可愛いと思うんだけど!)



シリーズがスタートして以来、Winchester兄弟に関わる女性たちというのは、
(Fangirlsからの無言…-有言の場合も多いか-の圧力もあって…)



「あ、はい、ではこの辺で、お疲れ様でした!」



と肩を叩かれ、あっさりと退場することになりがちなのですが、



Lisaに関しては、「Ben」の存在によって、退場のタイミングをかなり遅らせる結果になった気がしています。

(というより、何度退場しても、またひょいっと復活するというか…)



天国や地獄や煉獄に関するプロットが時間を取りすぎる関係上もあって、



Ben がどうしてあそこまで、Dean に心を開き、懐くことになったのかについて、ちょっとした Lisa の台詞と、ほんの数分の台詞のない回想シーンでの描写などで想像するしかないというのは、



私個人的には、少々不満足という印象も拭い去れないところ。



美人ハツラツなヨガインストラクターである(そんな設定覚えてるの私だけ…?)Lisaママに女手一つで育てられてきたBenとしては、

物心ついてから Dean に出会うまでの間(今調べたらシーズン3の初登場の時って、8歳だったのね)に、きっとかなりの数のママのボーイフレンドと対面したり、時には一緒に住んだりもしてきているだろうと思うのに、



Dean の何がそんなに特別だったのか…と考えると、



それはやっぱり、Deanの母性本能だったのかも…、とも思うのです。



でも母性本能なら、Ben は、生みの母である Lisa から注がれ慣れてるはず?



Lisa には、その時々でボーイフレンドはいたのかもしれないけれども、Ben の父親といえるような存在は、少なくともシーズン3でDeanと再会した時点では、存在していなかったわけですよね?



となると、Lisa としては、自分と Be nの生活を確保して生きていくために、ある意味では父親的な立場でいなければならない局面も多かったはずだと思うのです。



対する Dean はと言えば、



若干4歳の時、ママが突然、パパと Dean の人生からいなくなってしまった後、しばらくの間、言葉をなくしてしまうほどのショックを受けながらも、

ママが、唯一遺していってくれた大切な宝物である赤ちゃんの Sammy が、

夜の間に、誰かに、どこかに、連れていかれてしまうようなことがないように、



毎晩、Sammyのベビーベッドに潜り込んで、赤ちゃんのSammyを抱きしめて眠っていたDean。

(今となってはもはや懐かしい、「父ちゃんの日記」参照ください)


Dean の母性本能というのは、そんなところからスタートしています。


その後ちょっと成長してからは、父ちゃんを支えつつ、ほぼ専業主婦と同等な立場で、一家を切り盛りしつつ、Samの子育てをしてきたわけで、



ヘタをしたらお母さん的役割という意味では、そのキャリア(Sammyの子育て18年)も濃さも完全にLisaを上回ってしまっているのでは…という実力者。



Deanが「面倒をみてあげたい!」と思う対象を愛するやり方は、その辺の普通の男性とは根本的に違うと言えるのかもしれません。



そんな Dean に生後6ヶ月から育てられた Sammy さんという人が、兄ちゃんに対してどれほどの執着心&粘着度を持つようになったか、もしくは想像を超える底知れない愛を抱くようになったかを見ると、



シーズン6、ルシファと共に地獄へ堕ちていったSamを取り戻すことを表面あきらめて、普通の生活を送ってみることにした Dean から、これまで Sam だけがほぼ独占状態(たまには父ちゃんも…)で注いでもらっていた



Dean特製 『母性たっぷりの愛情』 をほぼ一年間の間、一身に受け止めることになったBenは…、



もうこの先絶対Deanから受ける愛情を手放したくない!と思ってしまっても無理はないところ。


この日記では何度も書いてきたことですが、この Ben という存在に対しては、初対面の頃からSammyさんはライバル心をむき出しにしてきています。

シーズン3での Ben君初登場回のすぐ次のエピソードでは、SPN界の究極の伝説的シーンの一つともなった


『I lost my shoe...』 + フルパワーの Puppy dog face を

兄ちゃんに向けて投下するという、手加減なしの荒業を繰り出して、可愛い Ben 君に一瞬揺さぶられてしまった兄ちゃんの心をぎゅっと掴みなおしていました。

そして、(魂を持っていたSam自身が招いたこととはいえ)シーズン6が幕を開けてみると、Lisa & Ben 母子との生活に落ち着いてしまった兄ちゃんを振り向かせ、自分の手に取り戻したい、

でも、魂が抜けているという事情もあり、超男臭くなってしまっていて、

いかんせん、「母性本能をくすぐる可愛さ」 という意味では、とても Ben 君に太刀打ちできないと見て取ると、

狩りの調査の途中で拾ったシェイプシフターの赤ちゃんで、Dean を魅了するという、

これはもう完璧に反則技というしかない手段を使うことさえためらいません。

その後も、


「ママが三回目のデートにでかけちゃうっ!」


なんて、もうっ、母性本能を超~くすぐられずにはいられない理由をつけて Deanを呼び出す Ben に対しては、

Samは、

「兄ちゃん、行ってこいよ。

俺は、Death おじさんが、いつ壊れちゃうかわからない、すっごく危うい心の壁を作ってくれて、思い出したら、死んじゃうかもしれない地獄の記憶を閉じ込めてくれたから心配ないし。

ちょっとした刺激で、その壁って崩れそうになったりもするけどさ。

マネキンにとり憑いた幽霊くらい一人で退治できるから。

うん、そりゃあ、兄ちゃんがダメっ!って言ってるのに、わざと心の壁をひっかいて、一瞬ブラックアウトしたりもしてるけど、兄ちゃんが Ben の話を聞いてやるくらいの間は、俺一人でも大丈夫だからさ!」

と、絶対に兄ちゃんが戻ってこないではいられない保険をかけてから、兄ちゃんを送り出すなど、

Sammy vs. Ben の攻防は、容赦ない激しさで続いていきます。

この二人の勝負の決着がどうなったかについては、シーズン6のこの先のエピソードで一応あきらかになってはいますけれども、

私個人的には、まだ、本当に勝負がついたとは思っていません。
Ben 君が、再び Samの前にライバルとして姿を現す日も、可能性という意味では消えてはいないと思っています。

ちょこっとだけ、と言いつつ、やっぱり長くなってしまいました。




***




体力も尽きてきたので、やっぱり Sammy vs. Cas の考察はまったく進まなかったけれども、


今回は、ここまでということにします。


次回はいよいよ、このテーマでの考察の最終回。(に、絶対なるはず!)



Dean が、


(下等生物)人間の言葉&感情の汲み取りが不自由な天使のCastiel


そして


やはり、人間の繊細な心の襞の奥のことなんか、絶対に理解できない魂の抜けたSam


に、なぜああも母性本能を掻きたてられてしまうのかについて、とにかく、できるだけ短く、考察を加えて、幕を引くことにしたいと思っております。

2011年6月1日水曜日

Supernatural シーズン6エピソード考察 Sammy と Cas ②

6月に入ったというのに、北関東は信じられないような寒い一日でした。
小耳に挟んだところによると、6月にこれほど気温が下がったのは、50年ぶり?なんだとか。

震災以来、お天気もなんというか不思議な感じに不安定になっているような印象ですが、こんな時こそ体調に気をつけて、美味しいものを食べて!楽しいイメージを心に持って、元気に暮らしていきたいものです。

ついでに楽しい妄想も…、ということで、

SammyとCassの関係性について、考察続きです。

え、いや、考察やっとこ始めます……かな?




以下、Supernaturalシーズン6のネタバレが出てきますので、閲覧ご注意ください。






前回に引き続き、日記のタイトル、『エピソード考察』だけで、エピソードナンバーが書いてございませんが、

これまでのシーズン6エピソード考察の続きということで、ゴールとしては、一応、第12話~第14話までの流れをカバーできればというところを目指して、進めていきたいと目論んでおります。

というのも、Sam&Dean×J2 Crossover AUエピソードとなった第15話については、たとえ軽~くでも、独立した考察を入れたい…という儚い希望を持っていますのです…。


では、すでに何ヶ月も引っ張ってきた Sam vs. Cas についての考察に、ついに取り掛かりたいと思いますが…、

私、何度もこの日記の中で白状してきていますけど、主役のSammyさんを差し置いて、不当にいいシーン、いい台詞をたんまり沢山もらえているように思える天使(や悪魔)に関するプロットがあまりツボに嵌らないタイプでして…、

ここ近年、新規参入した多量のファン向けに投入される、これみよがしな 『Cas/Dean Slash どんどん書いちゃって!』 的演出も、超ややこしい天国の内戦の話題も、正直なところ体力および時間が足りず、割とスルーしがち…ということで、

結果的に、Winchester 夫妻の離婚危機問題にばかり注目してエピソードを追いかけることになっているため、

熱心かつ丹念に天国&地獄&煉獄等にまつわるプロットを追いかけていらっしゃる方などから見たら、非常にSamさんサイドに偏った、

「Casって言えば、あの名シーンもあったじゃない!」
「えっ? あの最高のやり取りを入れないの?」

なんて、きっと色々突っ込みたくなる、ザルな仕上がりになってしまうやもしれませんけれでも、私の乏しい脳みそを絞れる範囲で思い出しながら進めていきますので、大きな心でお付き合いいただければ…と前もってお願いしておきます。



【Sammyから見たCas】

そもそもの初っ端から、Castiel の存在は Sammy さんにとって面白くないものでした。

そりゃあ、奥さん(Dean)の留守に、あーんまりに寂しくてっっ、うっかり小悪魔の罠に乗っかって、小悪魔にもついでに乗っかっちゃったり…なんてことをやってたSammyさんの自業自得といえる部分も多分にあるかもしれないけども、

でも、そうなるまでには、

Crossroad での約束を破れば、この世の何よりも愛する夫の Sammy が代わりに地獄につれていかれてしまうかもしれないという恐怖から(そういう理由でしたよね?確か…)、一年間という命の回収期限を撤回するための努力を一切しないどころか、サムの「兄ちゃんを助けるぞ!」作戦に全く協力してもくれない

そんな兄ちゃんを地獄に連れて行かれないよう、Sammy さんなりにできる限りの手を尽くして、使える限りの手段を講じて、兄ちゃんを守ろうと努力したというのに、結局 Hellhound に兄ちゃんを目の前で滅茶苦茶に食いちぎられた挙句、地獄へと連れ去られてしまったわけよね?

で、もうほとんど自暴自棄になりつつも、どうしても兄ちゃんのことをあきらめることなんかできないSammyさんは、

「Samがどんな悪魔もやっつけられるくらい強くなれば、お兄さんを地獄から連れ戻せるのよ。それには悪魔の血を飲むのが一番!」

というRubyの口車に乗って、小悪魔の血をたっぷりと飲まされ、悪魔の血ジャンキーにされながらも、なんとかあきらめずに、兄ちゃんを連れ戻す手段を模索していた…

なんていう、Sammy さんなりのやむにやまれぬ辛い事情もあったのです。

そんな時、

色々な手順や作戦なんかすっ飛ばして、「父上に言われたから…」って、あっさりと兄ちゃんを地獄から連れ戻したのは、まあ、まあ一応いいとしても、

新規再生された(シーズン4第5話のDean 曰く: Re-hymenatedされちゃった)身体でお墓から出てきた兄ちゃんの、まさに赤ちゃんのお尻並みに傷ひとつないすべすべぷるぷるお肌に、

まるで所有の刻印みたいにして、くっきりとイヤラシイ手形を残すという厚かましい所業をやってのけた Castiel だったわけですよね。

初めてあの Cas の手形を見た時のSammyさんの顔も忘れられません。


☆



前回の考察でも述べたように、Sammy さんとしては、思春期以降のもう優に10年以上にわたって、絶対に自分の手で兄ちゃんを汚すようなことをしちゃいけない、と、最上級の自制心で自らを律してきたっていうのに、

どこの馬のホネともわからない薄汚いトレンチコートに無精ひげの間男天使が、どこからどこまで余すところなく Sammy さんのものである、兄ちゃんの身体に触れた証拠をこれみよがしに残すなんて!

Sammy さんにしてみたら、まさに言語道断です。


☆


初っ端の印象がそんな感じだった上、人間的な慎みだとか、遠慮なんていう感情にお構いなしのCastiel は、

地獄に島流し中の、ルシファ兄さんがどうやら地獄を抜け出そうとあれこれ不穏な動きをしてて、今後もし人間界で迎え撃たなきゃならないような事態になった場合に、マイケル兄さんの地上での活動用の器が必要なのだ、それがお前なのだ、なんて言いつつ

(今になって振り返ると、人間の言葉も不自由な感じだった初期の Castiel は、兄弟に対しても完全に上から目線で、その分天上人らしい崇高感もにじみ出ていたような気もしますね)

ぐいぐいぐいぐい兄ちゃんに接近しはじめ、かと思えば

Sam を置き去りに(←ここ重要!)、父ちゃんとママが若くて超可愛いカップルだった頃に兄ちゃんを連れて行ってみたり、

Samは、神様が心配するような悪いモノ(悪魔)と付き合ってるらしい、なんて、兄ちゃんに告げ口しただけじゃなく、

兄ちゃんにはきっぱり手を切ったんだよと誤魔化しておいた不倫相手Rubyと、Sam が密会している現場にわざわざ兄ちゃんを案内してくるなんていう信じられない反則技を平然と繰り出してきて、

なんと、やっと地獄から戻ってきた愛する兄ちゃんと別居させられそうな状況に追い込んだり、

Sam が悪魔の血に溺れて、悪魔的な力をつけ、このまま行けば心まで悪魔よりになってしまうという最悪の疑心暗鬼と不安を愛しい兄ちゃんの心に植えつけたりするわけです。


***



…言い訳の前置きばかり長くて、ちーっとも進んでいないのですけど…。

一旦ここで投稿ということにさせてもらってもいいかしら。

こういうややこしい考察を下書きのまま抱えていると、反射的に全部消したくなってしまいそうなので。

なるべく早めに続きを書いていきたいとは思っております。

2011年5月30日月曜日

Supernatural シーズン6エピソード考察 Sammy と Cas ①

Sammy と Cas ?




今、頭の片隅に 『トミーとマツ…』 というフレーズがほんのチラリとでも浮かんだあなた。



はいっ、私とほぼ同世代。



と、どーぅでもいいことは、置いておいて。



Supernatural シーズン6も(ワタクシ個人的な感想としては、少々不本意な展開ではありながら)幕を下ろしたということで、シーズン7の再開まで、今年も長~い夏のHiatusを乗り越えなければならない私たちFangirlsなのですが、



この間に、少しは初心を取り戻して、自分自身に活を入れるためにも、(これも毎年言ってるような…)



放置プレイにもほどがあるというほどに、放置しっぱなしだったシーズン6のエピソード考察にたとえ少しずつでも…戻りたいと思います。(少し、少しってくどいかしら…)







以下、Supernaturalシーズン6のネタバレが出てきますので、閲覧ご注意ください。

















まずは、前回のエピソード考察の続き的な流れということで、考察の範囲としては、シーズン6に限定せず、もっと前のシーズンからということになるかもしれませんけれども、



Supernatural 界の魔性の美人さん

(何しろ関わった男たちをことごとく我を忘れて虜にさせた挙句、多くの男たちは身を破滅させるようなことになっています)


Dean Winchester さんを巡って、まさにSlash 系に傾倒するFandom内でも目下火花を散らして対決中の男性二名



Sam Winchester さん vs. 天使の Castiel さんの関係性についての考察を少し入れてみたいと思います。



ですが…、前回の、サムさんの人物像への考察の際、少々書き漏らしたことがありますので、その辺を先にちょこっとだけということで、『Sammyさんという人』の続きを書かせてください:



【Sammyは、ブルネットの美人がお好き?】



Sammyさんがこれまでの(行きずりで関係を持った)女性遍歴。



(Sammyさんという夫一途のくせに)女好きキャラを無理やり前面に押し出してタフガイな女たらしを気取っているDean兄ちゃんからは、ガリ勉オタクなどと評され、一見した表面上は、あまり女性に縁もないし、興味もないというような触れ込みの体裁を維持している Sammy さんではありますが、


父ちゃんや、母方のじいちゃん譲りの立派な体格と、どんどん男らしくなる顔立ち、女性というものを本能的に無条件で惹きつけずにはおかないフェロモンなどと言った条件を生まれながらにして有しているため、


過去のシーズンを振り返っても、狩りの最中に(Deanと違って、なんの努力もなく)かなりの数の女性をその魅力で吸い寄せてしまっているというのは、否定のしようもない厳然たる事実。



そんなSammyさんの周辺に現れる女性たちというのは:



シーズン1第19話『Provenance』の画商の娘(じゃなかったっけ?)Sarah


シーズン2第17話『Heart』のMadison


シーズン4第14話『Sex and Violence』での女医さん


そしてもちろんシーズン4で、兄ちゃんの留守に不倫関係に陥った二代目ルビー


等など、など等、ナドナド、その他、事件解決に際し、複数のシングルママたちからお礼のキッスをされるなどという事例も多数報告されております。



こうした(ほぼ)一夜限りのSammyさんのお相手、実はこれが面白いくらいにタイプが統一されているのですよね!



それは、そのことごとくが、ブルネットの美人さんである、ということ。



藤よう的妄想考察にもとづくと、「超自分の好みの異性の姿で登場する」 ことになっているCrossroad の小悪魔さん(私がCrossroadでお願いした場合、JDMが現れるはずなの…)が、

Sammyさんが呼び出した場合、Sammyさんの中の人であるJared P氏の元カノ(当時は婚約者だったのかな?)のSandyだったこと、

(まあ、Winchester兄弟が、片っ端からCrossroadの美人小悪魔を殺してしまったせいで、Crossroad部門も人手不足となり、最後はCrowley部長みずから、現場に出るはめになってしまっていましたけどね)

兄ちゃんの留守に始まった不倫関係をなかなか清算できないまま、かなり長いこと引きずってしまうことになった二代目Rubyは、Jared P氏の奥さんになってしまったというような事実関係により、


いつの間にか、Sammyさんの女性の好みは、『ブルネットの美人』であるというような見方が、Supernatural界ですっかり定着してしまったのですけれども…



いいですか? 落ち着いてよく考えてみて。



ブルネットの美人が好きなのは、Jared なんです。Sammy さんじゃないんです。



ん? うんうん、私の言ってること、確かに、はっきりと理屈がおかしいことになっていますよね。



でも、まあ、聞いて。



この5年間の私の日記をちらっとでも振り返っていただければ、すぐにお分かりのように、Sammy さんの本当の本当の本当に根本的な好みは、



『金髪で背の高い唇ふっくら美人』(どっちにしても美人が好きなのは確か)



なのです。



ならどうして、Sammyは一夜のセックスの相手に『ブルネットの美人』を選ぶのか。



それは浮気と本命との間に、きっちりと線引きをするため、だと思うのです。



マザコンとブラコンが結合した、ものすごーく強烈な愛着というか愛情をベースにしてがっちりと兄ちゃんに粘着している Sammy さんは、


(何度も何度も同じ理屈ばかりで、しつこくて恐縮です…)思春期以降、一旦、「これじゃ駄目だ!」と兄ちゃんへの粘着愛をすっぱり切り捨て(た。と、自分に言い聞かせ)、兄ちゃんにそっくりなジェシカをお嫁にもらうことに決めました。


ところが自分の本当の気持ちを偽って生きていくことなど運命が許さないということなのか、まさにその運命の采配によりジェシカを失い、超絶邪魔者だった父ちゃんもいなくなり、いつしか気づけば、絶対に手に入れることなどできないと自分に言い聞かせ続けていた兄ちゃんと、晴れて結ばれること…、ゴフッ、ゲフフッ、いいえ、


ずーっと一緒にモンスターを狩って旅して行こうよ!ね? という状況に直面してしまうことになったわけです。



そんなこんなで、ド本命で、世界一大好きな兄ちゃんと、ほぼ夫婦同然に24時間片時も離れることなく愛に満ちた生活を送ることになったわけではありますが、


なにぶんにも、母代わりに自分を育ててくれた兄ちゃんですからねー…


パンツ一枚で寝ている姿(お尻)をいやらしい目で存分に鑑賞したり、歯磨きしながらさりげなくシャワーを覗いたり、酔った振りもしくは軽いおふざけの取っ組み合いを装ってベッドに押し倒したり、あらゆる機会を捕まえて思いっきりぎゅーっっっとハグしてみたり、

(たぶんほんの少しだけ、藤ようの妄想が紛れ込んだ可能性もなきにしもあらずです)


そんな微笑ましくも可愛い小さな欲情発散は時々しているものの、


『兄ちゃん、セッ〇スさせて』 (シモネタじゃねーかっ!!)


という、最後のお願いだけは口にすることができません。


でも Sammy さんも至極健康な二十代の一青年ですから、溜まったものを吐き出す必要があるわけです。


とはいうものの、『金髪で背の高い唇ふっくら美人』をセックスの相手に選んでしまう、というのは、Sammyさんの中で、あまりに『兄ちゃんとセックス』に直結してしまうこと。


ちなみに言えば、ジェシカをお嫁さんにしよう、と思ったのは、兄ちゃんと完璧に決別するつもりだったからです。


で、どうなるかというと、唯一『身体の関係』だけは許されないものの、兄ちゃんと実質ほぼ夫婦同然の関係を築き上げた Sammy さんとしては、兄ちゃんへの激しすぎる愛情ゆえに、皮肉にも『金髪で背の高い唇ふっくら美人』という、ど真ん中のタイプとはセックスできないことになってしまったのです。


(だって、兄ちゃんとキャラが被る女の子とセックスするクセがついちゃったら、うっかり寝ぼけて兄ちゃんを襲ってしまうようなことにもなりかねません)


そんな Sammy さんの自制心に関して、私が心底凄いと思ったのは、理性や罪悪感という歯止めがすっぱりとなくなっていたはずの「魂抜けSammyさん」までが、きっちりと「ブルネットの美人」のみを相手にしていたこと。


それはSammyさんが潜在意識の底の底まで、「兄ちゃんと被る女の子とのセックス」をタブーにしていたからだと思うのです。


あれほど奔放だった「魂抜けSammyさん」ですが、Sammyの記憶に刻まれた、「兄ちゃん大好き」「兄ちゃんと一緒にいたい」等々の気持ちを筆頭にした、兄ちゃん関係の強烈記憶についてだけは、なにか別格のものとして、理由も分からずに守って、従っていたように見えました。


そんな強烈記憶の中に、「兄ちゃんとのセックス」および「兄ちゃんとタイプが被る女の子とのセックス」も、絶対にやってはいけないこととして刻まれていたのかもしれません。


では、金髪以外なら、栗毛でも、赤毛でも良さそうなのに、なぜブルネットなのか。


Season 6, Episode 13: Unforgiven では、サムじいちゃんと二人で調査に行った街の「目力の強いブルネットの美人」を総ざらい食っちゃったりもしてましたよね。


「目力の強いブルネットの美人」


これがキーワードです。


そう、Dean がその昔(Benの年齢+1年前)、まだ兄ちゃん離れする心構えなんかできるはずもないほんの少年だった Sam を捨てて、家族を築くことを決心しかけた相手、


そして上のW Samuels の仕事の時にはまさに、Dean と家族として暮らしていた相手。


Lisa そのものです。


兄ちゃんとセックスできないから、兄ちゃんがセックスする相手と同じタイプとセックスする。


非常に屈折して捻じ曲がった理屈ではありますが、ある意味一本筋が通っているとも思えます。


(もちろん以上は完全なる私の妄想解釈ですけれどもさっ!)


Sammy さんがそこまで執着し、とんでもなく深い愛情を注いで、大事にしてきた兄ちゃんとの間に、突如割り込んできた Castielという間男天使。


今回はタイトルにもあるように…、まさにその Cas と Sammy との関係性について考察を加えるつもりだったのですが…、


Sammy さんの女性の好みに関する(シモネタに寄りすぎた)考察が、思いのほか長くなってしまったので、次回に続く、ということにさせていただきたいと思います。

タイトルに偽りあり! 皆、油断しないで! 藤ようってそんないい加減なやつなのよ! 騙されないで! 上の考察も100%嘘っぱちだってことは承知しつつ、楽しく妄想しているだけだから、石は投げないで…。