2007年5月31日木曜日

あれやこれや(怠惰なSlasher生活)

五月も今日で終わりなんですね。

究極の暇人であるにも関わらず、ろくでもないことにうつつを抜かしているために毎日妙に忙しくて、あっという間に月日が飛び去っていくようです。


今更ですが…、「Supernatural」 セカンドシーズンのDVDをついに予約してしまいました。


夏頃に再び引っ越すことになるかもしれず、DVDの発売日付近に自分が一体どこにいるか最近まではっきりしなかったため予約を控えていたのですが、10月くらいまでは現在の住所にいるということがはっきりしたのと、いつも通っている近所のTSUTAYAでついにSupernaturalのセカンドシーズンのDVDのポスターが貼り出され、予約をすれば20%引きだというので(確かAMAZONとかの方が割引率は高かったと聞いた気はしますが)、文庫本の3巻目を(やっと)買いに行ったついでに予約してしまいました。

手元に届くのはまだまだ先だとしても、予約を入れたということで、なんだかもう半分手に入ったような気がして、嬉しい気持ちです。


そして、しばらくSupernaturalの新しいエピソードを追いかける必要がなくなったこともあって、ここしばらく枕元文庫に鎮座し続けていたジョナサン・ケラーマンの「A COLD HEART」をなんとか読み終わることができました。

この日記ではうんざりするほど触れてきましたが、最近の日課として起きている時間のほとんどを使って Slashを読んでいるため、ベッドに入って、さらに英語のペーパーバックを読むというのは、かなりの苦行で(笑)一日にせいぜい数ページという微々たる進捗状況だったのですが、ここ数日、強烈な眠気と戦いつつ(なんだか受験勉強を思い出したほど…)読み続けてついに!終了しました。

しばらく前の日記でも少し紹介したのですが、今回の「A COLD HEART」という作品は、私のお気に入りのアレックス・デラウェアシリーズと、ケラーマンのもう一つの女刑事ぺトラのシリーズがクロスオーバーになっています。

通常はもっと事件の張本人(被害者もしくは犯人)の生活なんかを追う描写が多かったりして、大好きなマイロとアレックスの仲良しシーンは本編にそれほど出てこないことが多いのですが、今回は、終始捜査側の視点で物語が展開していったこともあって、ぺトラの側の事件の進展を追うシーンも多かったわりに、マイロの登場シーンも豊富にあって楽しめました。

アレックスが長年の恋人のロビンと破局(ロビンとの破局も二度目か、三度目?)して、新しい彼女であるアリソンと付き合い始めたところ、しかも新しい彼女のアリソンもドクターで忙しくアレックスがポツンと一人で置かれていることが多いという微妙な状況ということもあり、寂しがりのアレックスは今回やけにマイロにくっついて行動していて(捜査に協力的という言い方もできますけど…)、また物語の影でマイロの恋人のリックが焼きもちを焼いていたのではないか、なんて思いました。(エンディングぎりぎりのところで、マイロがリックを伴って現れるシーンが数行出てきたりして、ちょっとにやっとした私…(笑))

今回、ぺトラのところに新しいパートナーが配属され、この Eric Stahl という軍の特殊部隊出身ながら影が薄くて得体の知れない感じの新しい登場人物も物語の重要なスパイスになっていました。今後のぺトラとエリックの関係にも俄然興味が出てきて、これでぺトラの新しいシリーズが出たらきっと読みたくなって、買ってしまうことになるのに違いありません。完全にケラーマンの作戦に乗せられています。
(腐女子心をくすぐるアレックスシリーズに対して、ぺトラシリーズは、男性社会で働く女性の孤独というか、-仕事もやりがいはあるけど辛い、恋もうまくいかない、私の人生っていったいなに?みたいな-そういう意味での「女心(OL心というか)」を鷲掴みにされることが多いのですよね。そしてどちらも私のツボを刺激されるということなのです。のん気なニート生活に入って随分経つのに、OL時代のトラウマからまだ抜けていないということでしょうか?)

本来は、この「A COLD HEART」の後に、「RAGE」という作品が続くのですが、O型の悪い癖でそちらを先に読んでしまったので、次は、最近また買ってしまった「GONE」という新しいペーパーバックを読み始める予定です。(ハードカバーでは既に次の「OBSSESSION」も発行されているので、それがペーパーバックで発売される頃までにゆっくり読めば、とも思いますが、今勢いがついてるので一気に読んでしまうかも…)

枕元文庫が一応一冊減ったので、Supernaturalの文庫3を加えようかと思いますが、現在本当に読書三昧の生活を送っていて、学生の頃から「本だけ読んで暮らせればいいのに…」というのが一番の願いだったことを思うと、(病気のことさえなければ)現在の状況は最高に幸せなのかもと思ったりもします。


***


そしてTSUTAYAに行ったのは、半額レンタルが目当てですので、もちろんまた借りてきました。

ずっとちびちびと見続けている「The West Wing」サードシーズンの続き(4~7枚目)、「トゥルーコーリング」の続き(父ちゃんの姿も見てしまったのでどうしようか迷いましたが、この後、新しい展開になっていくのですよね)、そして、「ズーランダー」です。

「ズーランダー」。

先日のAsylum コンベンションのレポートの中でも頻繁に言及されていた、「ジャレッドのブルースチール顔」。
ジャレッドのお気に入りの顔といえばとにかく「ブルースチール顔だろ」というジェンセンのあのコメントですね。

Fan girlsの間では、あまりに常識的な事柄であったためか、どのレポートにも説明が一切なく、私、ずーっとこれがなんのことなのか分からなくて(映画についても呆れるほど知識のない私…)、Asylumレポート日記の中でも触れることが出来なかったのです。

先日、某お方(ムー眠さんお忙しそうですね…)のブログへ遊びに行って、やっと分かりました。

「ジャレッドのブルースチール顔」とは、映画「ズーランダー」主人公の男性スーパーモデル、デレク・ズーランダーの決め顔のことだったのですね!

DVDの gag reel で、最終話の収録中(後?)らしい Impala の中、JDMが助手席で大爆笑している隣で、ジャレッドが頬を吸い込むようにして目を細めた顔をしていますよね。
(後部座席でまたジェンセンが超可愛い笑顔で笑ってましたっけ…)

あれこそが「ブルースチール顔」なんですね!

今日は、昼間からケラーマンを読み耽って消耗してしまったので、明日改めてゆっくり見てみたいと思っていますが、今から楽しみです。


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そして、QAFファーストシーズンも今確認にいったら(今日の午前中の段階ではまだ11話までだったのに)なんと一気に13話までUPされてました!(別の人が14話から先をUPしてくれているので、これで繋がります!)


これからゆっくり見てきたいと思います。


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そして今日のSlash。
(もういい加減に勘弁して!なんて泣いてる人もいますか?いえいえ、Hiatusの間、皆さんにもSlash三昧に付き合ってもらいます)


「Sick!verse」です。(このリンクもArchiveです。第1話は一番下にあります。)

このお話は、決まって水曜日にUPされるということでも有名です。

最終回を迎えてからご紹介しようと思っていましたが、現在17章(!)でまだまだ物語は続いていくという感じなので、もうご紹介してしまうことにします。

病気のJensenを看病したある日、Jensenをそういう意味で大好きだ、と気付いてしまったJared。今度は逆に、看病して欲しくて仮病を使ってJensen を部屋に呼びますが、仮病がばれて Jensen は大激怒。
Jaredは心を入れ替えて、「真剣に好きなんです。お付き合いしてください!」とJensen にお願いを続け、なんとかそういう方向に向かいかけた二人なのですが…。

心に傷を抱えたJensenが、少しずつJaredに心を開いていきかけると事件が起こって、Jensen がまた心の殻の中に潜り込んでしまったり、それをJaredが何度も諦めそうになりつつも、でもやっぱりJensen が大好きで…。
この微妙な二人の関係が、読んでいて胸をきりきりと痛くしてくれる、これまたいいお話です。
最初のうち、Crack?と思うほど、のん気な可愛い感じのお話だと思ったら、お話が進むごことにJensenの心の傷がクローズアップされてきて、どんどん大変なことになっていきます。

皆さん、最近私が紹介するお話については、もう諦めてるかもしれませんが、これも第17章まできて、まだ!NC-17に到達していません。

その内、色っぽいお話をたっぷりご紹介する機会もあるかと思いますので、誰か一人くらいは諦めずについてきてくれるといいのですが…。


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最後にちょっとだけ。

LJで、最近ちょっと不穏な動きがあったみたいですね。

誰か(どこかのグループなのかも)の密告というか告発により、Incest を取り扱ったコミュニティーが軒並み削除された、というのです。
Wincest 全盛の Supernatural 関係のコミュニティーでも一瞬衝撃が走ったようなのですが、告発した人たちも「Fandom」については何も文句はないと言明しているということで、「Supernatural」に関しては、とりあえず騒ぎは治まったようです。

とはいえ、FandomではないIncest、(Fandomも含む)Pedophile(怖い単語なので和訳はつけません)の要素を持つサイト(今回は主に「Harry Potter」のサイトなどが標的になったみたいです)の中には予告なしに削除されたところもあったようで、海外のFandomサイトも今後は「お友達ロック」という形で閲覧対象を制限するような動きが増えてくるのかもしれません。

ちょっと寂しくはありますが、誰でもアクセスできるネットの世界だけに、行き過ぎた内容に警戒を覚える人も出てくるということなのかもしれません。(アメリカなどの場合、それが実際の犯罪に結びつくという現実もあるということなのかもしれません)

ファンが成熟して、皆がマナーを守って楽しむことができるようになるのが理想なのでしょうけど、サイトの内容にどこで線引きをするか、というのは、いつの時代も難しいところです。

変に取り締まりが厳しくなりすぎないこと、そして今後も質の高いSlashを読み続けていけることを日本の片隅で祈っている私です。

2007年5月29日火曜日

101回目の告白

本日、書き込みへのお返事を書こうとして日記を開いた時、あることに気付きました。

実はこれまで全然気にも留めていなかったのですが、前回の嘆願書への署名のお願いの回で、なんとこのブログ100回目の投稿を迎えていました。
ただただ日々妄想のみを吐き出しているだけの日記なので、100回目だからどう、ということは別に何もないのですけども。

今までの人生で、日記なんか三日坊主すら続かなかった私が、この5ヶ月で100回も日記を書いたなんて!それを思うと、今更ながらSupernatural および J2 の二人の魅力&威力に感服します。

ということで、今日は一応自分へのご褒美としてビールをちびちびやりながら、ここまでの道のりを振り返ってみたいと思います。(大げさ!)



***



昨年、夏の終わりか秋頃だったと思います。
ある日、北関東のとある田舎町で一番大きなレコード店(HMVとかではありません)に行きました。DVDコーナーの近くに、近日発売とかレンタル開始のチラシを集めて展示してあるコーナーがあって、私はCDを熱心に物色している夫から離れ、なにげなく一枚のチラシを手に取ったのです(この時夫はよりにもよって“なぎら健壱”のCDを買い、早速帰りの車の中で聴かされたことをぼんやり覚えています)。
それは文庫本を開いたくらいの大きさの冊子状に折りたたまれた小さなチラシだったと記憶しています。


「イケメン兄弟が、超常現象に立ち向かう!」


とかなんとかいう煽り文句に、長年の熊男フィルター装着のため本当にこの兄弟がイケメンなのかの判断はつかなかったものの(…)、X-Filesの最終シーズンの後、熱烈な興味の対象を失って、しばらく抜け殻のようになっていた私は、「超常現象と戦いつつ、兄弟は行方不明になった父親を探し続ける」というようなあらすじを読んで、このドラマのDVD買うかも…、なんて「なぎら健一」の昭和歌謡を聞き流しながら夫に告げたことをことを思い出します。

冴えないきっかけですが、これが、私が 「Supernatural」 というドラマを知った、一番の始まりでした。

その後、「Supernatural」のレンタルが開始されてもなかなか「最新作!」という文字が前面で踊っている間は手を出す気になれず、確か11月くらいになって、北関東のとあるTSUTAYAで 「いつでも半額レンタル中」 となったファーストシーズンのDVDの一枚目をまず借り、兄弟はなかなか仲がいいけれども、女性ゲストの存在もかなり鼻についた(すみません、根っからの腐女子で…)初期のエピソードに、この先ちゃんと面白くなるのか?という一抹の不安を抱えた私。

それから実は一ヶ月ほどの間を置いて-この空白の一ヶ月はどういうことかというと、急遽、東海地方への引越しが決まったりしてバタバタしていたのです-、引越し先のTSUTAYAで改めて次の2枚目と3枚目のDVDを借りました。
ここまで観てくると、兄弟二人きりで父ちゃんを探し続ける切ないロードムービーに、X-Filesにどうしようもなくはまっていった時の fan girl としての感覚がありありと蘇ってきました。
そしてついに、その2枚のDVDをTSUTAYAに返却にいったその足で、「Supernatural」のDVDセットをまとめ買いして、一気に最終話まで息もつかずに観て。

クリフハンガーのとんでもない最終話のエピソードに 「この後どうなるよう!!!!!」 と絶叫しつつ、この時には「Supernatural」というドラマに完全にやられてしまった自分をどうにも否定することができなくなっていました。

久々にめらめらと燃え上がった腐女子心をどうにも治めることができずに、いい年をしてどうしてもこの妄想を分かち合えるお友達が欲しくなって、恐る恐る日本の腐女子サイトを探そうとしてみるものの、昨今の日本腐女子サイトのあまりの敷居の高さに怖気づいて足を踏み入れることができないまま、それでも溜まりきった妄想を吐き出さないことには死んでしまう!と、年明け早々なんとこのアナログ人間が無謀にもブログを立ち上げ…。

さらに日本の腐女子サイトへの探索を諦めた私は、X-Filesでの経験で深みにはまったら大変なことになると重々承知していたはずの海外Slash にどうしても我慢できずに手を出した挙句、しかも今回は、なんとRPSという未知の世界にまで足を踏み入れてしまい。

挙句の果てには、ファーストシーズンのクリフハンガーにはなんとか耐えたくせに、Spoilerありの最新Slashを読みたい一心で、結局セカンドシーズンのエピソードまで追いかけ初めることになり。
(この頃、自分の日記だけでは充分にガス抜きできず、某marsaさんには常識では考えられないほどの長さのメールを送りつけたりして…、大変ご迷惑をかけてました。今振り返ると冷や汗が出ます。)

日本の腐女子マナー?わからないの、許して!と、伏字なし、実名全開で、妄想日記を書き続けている内、なんとちらほらと日記へ書き込みをしてくれる人も現れるようになりました。

ドラマの感想日記だけでなく、日々読み漁るようになったSlashのことも日記に書き始めた頃、「Slashを読んでみたい」とか「Slashを読んでいます」なんて仰る方まで現れてどんなに嬉しい思いをしたか!

海外の Fan girlsの情報や、Slashの元ネタになったインタビュー記事で「面白い!」と思ったものなんかを日記に載せるようになると、「Slashには、全く興味はないのですが…」なんて仰る方が書き込みをしてくださるようになって、それも大きな驚きであると共に、私などが知りえないような色々な情報を逆に教えていただくことも多くなり、私が日記を書いているのはまさに双方向のネットの世界なんだということを不思議な感覚を伴って実感するようになってきました。

そこからエスカレートして、まさか「Paley event」の全編を翻訳することになるとは(といっても穴だらけで…とても翻訳などというのもおこがましいですが)…、これはあまりに冒険しすぎた、と冷静になった今はツクヅク思っています。

裏番組に強敵が揃っていて、「Supernatural」サードシーズンの続行が危ういかも、なんていう噂をききつけると、海の向こうのFan girlsの強烈な興奮ぶりに完全に乗せられて、この日記を読みに来てくださる方々にむけて、サードシーズン続行を求める手紙を集めたり、ドラマの人気投票への投票を依頼したりなんていう活動にも手を出すようになったりして、子供の時からの人見知り&引っ込み思案で自分から何一つ行動を起こしたことなどなかった私が!と、本当に自分で自分に驚くほどです。


***


現在この僻地の日記をどのくらいの方たちが読みに来てくれているものか、相変わらず検討もつきませんが…ぽつ、ぽつ、と新しい方の書き込みが現れたりすると、妄想だらけの日記でも僅かとはいえ新たに興味を持ってくれる人がいるのだと、また嬉しい気持ちになり。

この日記内では触れてきませんでしたが、高校生の頃からBL作家を目指して小説を書いていたりしたこともある私としては、読者がいる、そして日記の内容に感想をもらえるということは何よりも大きな励みになります。

そして毎日これほどSlash三昧で生きていると、最近、自分でもSlash書こうか、なんて誘惑に駆られたりして、いやいや何言ってんの!無理無理!目を覚まして!なんて自分にビンタしたりして(笑)

ひょっとして、この日記を初期の頃から読んでいる方の中にはご存知の方もいるかもしれませんが、Supernaturalに嵌る直前、一瞬大昔の熱がぶり返して、ちょこっとだけ某Fanficを書き始めたことがあるのです。そういえば、あれもなんとか終わりにしないと…。

更には、病気療養中の無職の身で、自由に使えるお金が欲しいがために、お小遣い稼ぎにBL雑誌にまた投稿しはじめようか…、なんて思ったり。
最近本屋に行っても気恥ずかしくてそのコーナーに近寄れないのですが、いまだにBLの小説雑誌って売ってるのでしょうか?私が昔投稿していた小Jは、確か廃刊(休刊?)になったのですよね?
最近のBL事情に詳しい方がいたら、教えていただきたいところです。
(って、本気で投稿するつもり?)



なんだか妄想はふくらむばかりで、一向に落ち着く様子を見せません。


そんなこんなで、なんと日記も今回が101回目!


思えば遠くへ来たものです。

秋からは、Supernatural サードシーズンも始まります。

ということで、まだまだこれからも妄想日記は、続いていきそうです。

皆さん懲りずにお付き合いいただけると、嬉しいのですが。




次回は、ファーストシーズン第16話の妄想日記を…、と思っておりますが。

「Shadow」、これも手強いエピソードなのですよね。

またSlashに逃げたりしちゃうかも…。

2007年5月28日月曜日

Supernatural ファンイベント開催の為のWEB署名嘆願書

日本のサイトをほとんどめぐることのない私ですので、ちょっと(物凄く)出遅れてしまった感もありますが、この企画ぜひともご紹介させていただきます。






です。(署名期間は2007年5月20日~2007年6月20日までです。)

この日記を読みに来てくださる情報通の Japanese fan girls は、既に投票済みという方も多いでしょうが、ひょっとしてまだ、という方もいるかもしれないので、こんな僻地の日記ですが、票の取りこぼしのないようこの日記でも選挙活動させていただきます。

この企画のことを知って以来、すぐさまご協力したい、とは思ったのですが、私の日記はあまりに「腐」の傾向が強いため、へたにご協力を願い出てかえってご迷惑になってしまったりしたら、という恐れのため、今回の発起人の一人である、睦月さん宛てに 「ご協力差し上げること、お許しいただけるでしょうか…」 とお伺いを立てておりました(笑)

このたび快く承諾をいただいたので、早速日記を投稿します。

Asylum convention…、Blogger day…、Vancouverの撮影所で…、海外での J2とファンの間の仲睦まじい交流の様子をこれまでどんなに羨ましく見てきたことでしょう!

日本にも Jensen&Jared の生の二人に会いたい!!!と願っている Fan girlsは、大量に生息している、ということをどうも今一つやる気の感じられないジャパンワーナーに見せ付けてやる大きなチャンスです。
(つい先日、理想の観光客世界一の座を獲得した、日本人です、某国でのように、J2に飛びついたりなんてことは決してしません。しかも世界有数の裕福な国です。DVD購入でも写真でもサインでも「Coffee talk」でも金に糸目はつけません、よね?)


実現したら、皆さん!


「Winchester sandwich」の具になって、J2とのスリーショット!!!


なんてことも…。あー、貧血起こしそうです…。

あ、そこで倒れている人、なんとか起き上がって、お友達もつれて投票に行って来て下さい。


ということで、今更遅いよ、と笑われてしまいそうではありますが、嘆願書へのご協力のお願いでした。

2007年5月27日日曜日

The Plight of Clownana

YouTube の海で泳いでいるとおかしなものに出会います。

皆さん、Jensen で検索して、バナナの着ぐるみが出てくるおかしなVに出会ったことはありませんか?

私はしばらく前に、そんな経験をして、?????と思ったまま、(いつもどおり)特に深く考えも調べもしなかったのですが、またまた、お気に入りの作家さんの日記から(私の情報源はこればっかりです)衝撃的事実を知りました。

日本の情報通の Fan girls からは、なにを今更!と鼻で笑われてしまいそうですが。

この 「The Plight of Clownana」(Clownana の窮状)というミニドラマ、Jensen がプロデューサーおよび監督を務めた作品なのですってね。

しかも物語の最後、Clownanaに襲い掛かる町のならず者達の中に、Jensen と Chris Kane も入っているのだとか。

Jensen がどのならず者なのか(帽子から金髪がちらっと見えている人のような気がするんだけど…だとしたら帽子の他にカツラも被ってる?全然違うかも、また後でゆっくりみよう…)、はっきり分かりませんが、Chris は、Clownana のライバル dildo manにやられているのがそうですね。

この作品には、Jared の親友 Chad も出演中の One Tree Hill に Rachel 役で出ていて、Jensenの Ten Inch Hero でも共演しているDanneel Harris までゲスト出演しているというのですが…。

もちろん、もうとっくに見てます!という方も多いでしょうが、一応貼り付けておきます。


「The Plight of Clownana(Part 1)」

「The Plight of Clownana(Part 2)」


町の人気者だった Clownana、ある日、道路の向かいにオープンした Porn shop のマスコット dildo man が現れて…。

二人のダンスバトルがまた、妙におかしいのですが、dildo man が雇った小人ふたりと三人でのダンスも…、なんだかキュートです…。

Wincest なんかがおばあちゃんの目に止まったりしないことを祈るなんて言ってた Jensen だけど、基本的に、本当にシモネタ好きってことなんですね。


***


ということで、ここで Slash をまたまた一つご紹介したいと思います。

この作品は、「いつか Crack祭りをやるときのために」 とずっと隠し続けてきたものなのですが、Clownana に対抗するためには、これを出すしかありません。


「padildo!verse」(これもArchiveのリンクです。第1話はページの一番下にあります)


「Clone-A-Willy」というタイトルの作品からスタートしたこの超おかしな Crack 作品。

ずっと離れて暮らしているサンディーへのバレンタインのプレゼントとして、Jared は、ネットで注文して自分の分身を作った、というのです。

Padildo という絶妙のネーミングの意味、これでわかったでしょうか?

ゲイであること、そして Jared に片思いし続けていることを必死に隠し通している Jensen が、この Padildo に悩まされて!おかしいながらも、切ない、いい作品です。

一作目を読んでから、続きが投稿されるのを毎回首を長くして待ち続け、最近、三部作(1, 2, 3a, 3b) が完結しました。

Crack とは、以前にも説明したとおり、ストーリーやキャラクターの設定がとんでもないことになっている、おふざけストーリーのことです。
なので、このお話の J2 のキャラ設定も妙におかしな感じなのですが、うまい人が書くと…、この設定で…、と思いつつ、いつの間にかストーリーに入り込んで、Jensen たちと一喜一憂してしまうことになるのです。


本当に連日の Slash 攻勢ですみません…。

2007年5月26日土曜日

今日もSlash…って言っていい?

今日も懲りずにSlashです。

だんだん私の読書日記か、覚書みたいになってきましたが…。

とにかく日々大量に読み漁っているため、いいお話を読んでも、よっぽどのことがない限り、記憶から消えていってしまうので、この機会に、ちょっと頭を整理する意味も兼ねて、最近読んだものの中から印象に残ったものを紹介してみたいと思います。

今まで、お勧めSlashというと、なるべく短くて気楽に読めるお話をと思ってきたのですが、今回は読んだSlashの覚書ということで、読み進めるには、かなり手強い作品ばかりになってしまうかもしれません。



とはいえ、最初くらいは短くて軽いものをということで、最近少しずつ読み始めた Wincest から、

「People Livin' In Competition」。

これは、兄弟のいつもエスカレートしがちな 「いたずら合戦」が、今回はおかしな方向に進んでいってしまう、というお話です。
短くて、楽しいお話ではあるのですが、(私が感じる)Wincest 特有の緊張感とでもいうような雰囲気があって、「ああ、これがWincestの基本なんだなー」としみじみ感じた作品です。


そして次は、「among these red pieces of day」。

上の作品に隠れている兄弟の間の緊張感を更に強烈にした、という感じ。
ディーンはサムが一番大事で、サムはディーンが一番大事で。二人の気持ちが向かう方向は一つしかないんだけど、二人は、まず兄弟であるので…という、まさにWincestの基本理念とでもいうか…。
このお話では、「Playthings」で酔っ払いサミーがディーンの顔をあのでっかい両手で挟んだ時、サムはキスするつもりだった、という解釈が物語の根底にあって、二人の間の緊張感をひっぱり続けます。

2,935 words。NC-17ということなのですが、本当の本番はこの物語の後、という印象も。

Wincestでも、もっと気楽な、「とにかく兄ちゃんとやりたいんだ!」とか、 「サミー、つべこべ言わずにとにかくやっちまおう!」 みたいな話もあるのだと思うのですが、今の所、お気に入りの作家さんのお勧めにしたがって手探りで読んでいる段階なので、どうも同じような傾向の、いいお話だけど、兄弟の心境を真剣に読み取っていくうちにかなり消耗させられる、というようなお話が多いです。



消耗ついでに、RPSも長~い作品をご紹介してしまおうと思います。

「The Jared Padalecki Untitled Project」
(このリンクはArchiveです。第一話はページの一番下にあります。)

またまた第10章まである長編です。
NC-17になってるのは、最後の10章だけなのですが、そんなのもう関係ない!
最初から胸がきゅーーーっっとなったまま、その締め付けがいつまでも解放されないような、切ないお話で、長いお話ですがもう一気に最後まで読んでしまいました。

Supernaturalの契約続行に Jaredがサインしなかった!ということから、殴り合いの喧嘩で別れて以来、もう2年間も口をきいていない二人。
最近俳優の仕事もろくにしていない Jensen のところに、ハリウッドの売れっ子映画俳優となった Jared との共演の話が舞い込みます。

仲たがいしている二人って、なんでこんなに胸をくすぐるのでしょう…。

Jared に裏切られた、Jared は自分を見捨てていった、と恨みを抱きつつも共演の話を受けたJensenと、2年間、ずっと仲直りの機会を待っていた Jared。

Jared は、なぜ契約続行のサインをしなかったのか、Jensen はなぜ今回の共演の話を受けたのか、細かい裏話を全部ばらしてしまいたいほどですが、このお話はぜひご自分で読んでみてください!と強くお勧めしたい作品です。



最後は、本日読んだばかりの Word Count: 24,976語という長いお話。これも RPS かつ AU で、

「On Your Mark」

なんと、このお話の中のAUでは 「Jared is a high-priced assassin」(ゴルゴ13?)なのです。
Jared が依頼された今回の暗殺相手(Mark)は、Jensen。
身辺調査をしてみるものの、Jensen は、どこをどう調べても普通の変哲のない一般人で、しかも渡された資料の古い写真は 「超可愛い」のに、現在の Jensen は、オタクみたいな最悪の趣味の服装にビン底眼鏡をかけ、全く冴えない人間になってしまっているのです。

暗殺に踏み切れないまま、2週間も Jensenの姿を見守り続けているうちに…。

ご都合主義、と言ってしまえばそれまでですが、このところ消耗する話ばかり読んでいた私としては、深刻になりすぎず、楽しく読めた作品でした。
J2の二人、どんどん大変な事態に陥っていってしまうのにも関わらず、そんなことよりもお互いが気になってしかたない、みたいな感じになってしまって、それも読んでいて微笑ましいところ。
文句なしのハッピーエンドで、最後のリバーシブルも、「う、うん、ま、OK」と許すことができました。(高速スクロールは出てしまったけど…)


連日のSlash攻撃で…、皆さん、もうちょっとお疲れでしょうか?

それでも誰かついてきてくれていると嬉しいのですが。

2007年5月25日金曜日

惜しい!(Slashって思うようにいきません…)

相変わらず、飽きもせず Slash を読み続けています。

しかし読んでいく話がことごとくハズレ、という日もあります。

また、ある意味当たりなんだけど、でもやっぱりハズレ、という日もあります。

何を持って当たりとするか?

それはもちろん、Jensen(Dean)受の良質の作品に当たった時です。

ハズレは、Jared(Sam) 受のそれほど良質でもないお話を読んでしまった時。

ある意味当たりなんだけど、でもやっぱりハズレは、物凄く良質のお話なんだけど、いざそのシーンになったら…、後はもう言わなくてもお分かりですね。


なんだかここ数日、当たりなんだけど、でもやっぱりハズレ!という話ばかりに出くわしている感じで、すごく微妙な心境に陥っています。

しかも私は長~いお話を読むのが好きで、1万語~2万語なんていうお話を延々読み進めていった挙句、よかった!やっと結ばれるのね!ここまで応援してきた甲斐があった!なんて喜んでいると…。

「ああ~~~!!!そっちなの???………ぐぅぅぅ…」

と、妙に早いスクロールでお楽しみシーンを素通りしなければならない時の衝撃といったら!!!



今日は、厄落とし、というのも変ですが、これまでに、

「物凄くいいお話だ!!!と断言できるのに!どうして!!どうしてなの!!!」

と、私に絶叫の声を上げさせた数々の作品を一挙公開してみたいと思います。




まずは RPS で、 「Don't Let It Go To Waste」。

このお話は、以前の日記でも触れたことがあるのですが、幼馴染 J2 という AU のお話です。
子供時代の二人のエピソードがとにかく可愛くて、何度も声を上げて笑わされ。
思春期を迎えた Jared がどんどん Jensen に片思いを募らせていく様子も、本当に胸が痛くなるようで、ストーリーはまさに絶品なのに…、ど、どうしてなの????
(でもあまりに可愛い子供時代が読みたくて、いまだに時々読み返したくなったりしてます…)


お次は 「The Wedding Date」。(このリンクは Archive です。第一話はページの一番下にあります)

このお話では、Jared は、ゲイであることをカミングアウトしているのですが、テキサスのお母さんは、そんな息子に、大喜びでいい彼氏を見つけてあげよう、なんて大騒ぎするほどの世話焼きで。
いとこの結婚式に出席するために実家に帰ることになった時、お母さんのちょっかいを避けるため、なんと Jensen を恋人として一緒に連れて帰ることに。(しかも、Jensen からの提案で!)
このお話に出てくる Jensen が妙に可愛くて、能天気なお母さんや、これもなんだか能天気な Jensen に囲まれて、色々悩みの多い Jared も可哀相なんだけど微笑ましくもあり、第10話まで続いた連載を毎回楽しみに読み進めていった挙句…。ええっっ!!嘘でしょ???と…。
(これも、Jensen と Jared のやりとりが可愛くて、きっとまたいつか読み返すことになりそう…)



そしてこれは、5月23日に投稿されたばかりの、「Anchor My Soul No More 」。

これを書いた作家さん、TempestQuill という人、うまいんです。でもいつも Jared 受なんです…。
毎回、今度こそ、反対になってるかも…、と期待をかけて読んでしまうのですが…。どうしても、ハズレてしまうのです。
今回の Word Count: 13,030語(とほほ…)という作品の Pairing は、Jensen/Sam という、RPS と Wincest のクロスオーバー。
Jensen は、SPNの撮影中、Sam に恋してしまいます。
え?それは、Jared ってことでしょう?と思うでしょうが、そこがこの作家さんのうまいところで、Jensenが恋しているのは、間違いなく Sam なんです。
RPS と Wincest のクロスオーバーでは、最近では既に基本設定のようになりつつあるのですが、SPNは、実在する Winchester一家をモデルにした、実話に基づいたドラマ、ということになっています。
このお話の中では、Winchester一家は全員死亡しているのですが、撮影の度に、Jared に Sam が憑依していて…。Jensen のキャラクターも可愛い感じで、今回こそいけるかも!と思ったのに…。



次は Wincest なのですが、「A Priori」。

これは Fanfic では、ある意味おなじみのテーマともいえる Amnesia (記憶喪失)を主題に据えています。名作と言ってもいい、高品質の作品です。Word Count: 17,672 語という大作。
あらすじを書こうとすると、頭からネタバレになってしまうので、あらすじすら書くことができませんが、キャラクターも良く練られていて、エンディングも、ちょっと意表を突く展開が待っています。
悲劇のようでいて、ハッピーエンドのようでもあり、その判断は読者に任される、という感じでしょうか。
このお話は、厳密には完全なハズレではなく、ハズレに近いリバーシブル(くぅぅ~惜しい!)という感じ。



ここまでご紹介したお話、皆よく書けているし、いいお話ばかりなのです。

そのシーンの手前までは、ぜひ読んでいただきたい!と、お奨めしたいとすら思いますが。

なのに、なのに、なのに…。はあ~あ。

ほとんど(全部かな…)1万語を超えるほどの大作なので、無理強いすることもできませんね…。


と、脱力してばかりもいられないので、最後に、安心して当たりです!と言える作品を一つ。


最近、私がすっかり虜になっている、jayhawk さんの 「Stupidly In Love」です。

Jared がチアリーダー、という AUです。
(もちろん女の子をリフトする、ごつい土台メンバーってことです)
Wordcount: 6339語…、ちょっと長い?
(でも、面白くてあっという間に読み終わってしまいますよ!)

二人とも高校生(Jensenが一学年上)の幼馴染で、Jensen は、タイトル通り、もうずっと Jared に熱烈に、でも密かに片思い中です。
Jensen は、自分がゲイであることを Jared に告白してありますが、二人は変わらず仲良しの親友で、いつもつるんで遊んでいます。
自分の気持ちを知らない Jared の前で、必死に親友を続ける Jensen と、Jensenは、別の友達(Chris)に恋してると思い込んでいて、Jensen の恋がうまくいけばいいと思いつつ、Jensen が傷ついたりするのは許せない、と思う保護欲のような気持ちも持っている Jared とのやり取りが、胸を摑まれるような、可愛くて、切ないお話に仕上がっています。


Slash って、本当に面白いんですよね。

思い通りの作品ばかりじゃない、ってところも、本当の当たりに出くわした時の幸せ感が一層大きくなる要素なのかも、なんて自分を慰めつつ、明日もまた Slash Archive の大海へとダイブを続ける私なのです。

2007年5月24日木曜日

X-Files Slasher の見たSupernatural その20

なんと一ヶ月ぶりのファーストシーズン妄想鑑賞日記です。

この妄想日記も20回を数えるまでに至りましたが、エピソードはまだ15話目なんですよね…。
本放送もHiatusに入ってしまったので、またぼちぼち取り掛かることにしたいと思います。


お気に入りの連続ドラマで、DVDをセットで持っていたとしても、全てのエピソードを見返すことって、少ないですよね。2回目以降の観賞では、お気に入りのシーンや、好きなエピソードばかりを集中的に見返すことになるのではないか、と思います。

X-Filesは全部好きだ、なんて大きなことを言ってきた私ですが、見返すのを無意識に拒否してしまうエピソードも幾つかあります。

中でも4thシーズンの「Home」というエピソードは…。

たぶん現在 Supernatural を製作しているCWなんかではとても作れないような(というか、作ってもとても放送できない)エピソードではないか、と思います。
天下のFOXでさえ、実際の放映時には、倫理委員会からのクレームで冒頭シーンの音声を変えているほど。(DVDでは、「オリジナルの音声」を選ぶと制作時のままの音声で観賞することができます。今回はこれを選択しました…)

どんなにグロいモンスターも、恐ろしい超常現象も、もういい加減免疫ができた、へっちゃらだと思っている私なのですが、このエピソードでモルダー達が立ち向かうのは、歪んだ「人間」なのです。

この「Home」というエピソードは、とにかく、とにかく、とにかく不気味で、二度と見返すことはできないかも、とずっと思っていましたが、今回、SPNの第15話の妄想日記を書くにあたり、ふと思い立ってもう一度見てみることにしました。

このエピソードには、ピーコック一家という、南北戦争の時代から頑なに自分達一家の地所で、自分達だけでほぼ自給自足の生活を行っている家族が出てきます。
自分達だけ、という表現がまさに文字通りであるところが最大のポイントで、この家族はなんと近親婚でずっと命を繋いできているのです。

さらに、全編に渡り Johnny Mathis の "Wonderful, Wonderful" という甘く幸せな歌声が、BGMのように繰り返し流れて、シーンの不気味さがさらに際立ちます。

ということで、何年か振りにみた「Home」やっぱり不気味でした。(本当に!よくこんなのを放送できたものです!)

でも相手がモンスターや超常現象に関係ない、つまり X-Files の範疇でない、と判断した時のモルダーの力の抜け方は相変わらずで、どんな時でも真面目に仕事の手を抜かないスカリーとのやり取りがとっても可愛いということも思い出しました。

詳しいストーリーは…、見てみよう、という度胸のある方にだけ、ご自分で確かめていただくことにして、この日記では今回触れないことにしようと思います。



***



そして本日の本題である Supernatural 第15話「the Benders」。
このエピソードを最初に見た時、思い出したのは上で例に挙げたX-Filesの「Home」でした。

来日した Jensen が、どんなモンスターよりも、ゴーストよりも、一番怖いのは「人間」とインタビューで語ったのが奇妙な偶然のように感じますが、Supernatural ファーストシーズンのエピソードの中で、やはり「怖い人間」の出てくるこのエピソードは、私の中の見返さないリストのトップに入ってしまったため、実は今回の日記を書くにあたって、本当に久々に見返しました。(セカンドシーズンを見始めたりしなければ、きっと見返すこともあったのだと思うのだけど…)

改めて見てみると(というか、「Home」を見た後では)、全編こんなに爽やかだった?と拍子抜けしたくらいで、当初感じた不気味さや怖さはほとんど感じませんでした。

しかも、SPNセカンドシーズンの最終話を見届けた後では、いなくなってしまったサムを心配するディーンの台詞の一言一言が!「このファーストシーズンのエピソードでも、そんなことを、その言葉で、そんなにはっきりと言ってたの???」と驚きさえ伴って胸に突き刺さって…。

オープニングクレジットを見ると、このエピソードの脚本、John Shiban だったんですね。
X-Filesのあれだけ膨大な謎と陰謀をなんとか筋の通るストーリーに仕立て上げていた John、さすがに抜かりない!と頭が下がりました。
シリーズをずっと追いかけて応援している(マニアな)ファンのため、全編をとおしてのMythology の設定が揺らいだりすることのないよう、ちゃんと筋が一本通るように、キャラクターの台詞に気を配って脚本を書いていることが伺えます。

オープニング、近所のおじさんが何者かに車の下に引きずりこまれるところを目撃してしまった小さな男の子のところに、州警察を装った兄弟がやってきます。

「モスラ対ゴジラ」なんかの話題で、またひとしきりディーンがオタクぶりを披露したりしていますが、サムというかJared、私もっと後のエピソードでのタオルシーンを見るまで、多分ずっとJaredについては、一番最初の印象のままの、ひょろひょろ背の高い子という認識しか持っていなかったのだと思うのですが。

州警察の制服姿なんかをみると、既に首も太くて、かなり大きくなってきてますね!

男の子の証言による「Whining growl」というモンスターが立てた物音以外、これといった収穫もなく、兄弟も一応地元のバーにやってきて事件を検討はしてみるものの、ディーンはダーツを投げながら「これって、ただの誘拐事件で、俺達の仕事じゃないんじゃないか?」と、珍しくそれほど仕事に乗り気じゃありません。
(ストーリーの初め、X-Filesの匂いがしなかった「Home」では、モルダーは子供が忘れて言った野球のボールでずっと遊んでいたり、モーテルでも、資料を真面目に検討しているスカリーのそばで、映りの悪いテレビのアンテナを手に持って、なんとか電波をキャッチしようとしたりして、全然仕事をする気がありませんでした。)

とはいえ、父ちゃんもこの地域をチェックしていたとわかって、一応明日から調べてみるか、と決まり、早速モーテルに行って休もう、と言い出したサムに

Dean: “You really know how to have fun, don’t you, Grandma?
(ばあちゃんって、本当に楽しみ方ってもんを知ってるよね、違う?)

と、いつもどおり軽く憎まれ口を叩きつつも、「小便してからいくから、先に外に行ってろ」と別れ、ディーンが外に出てみると、Impalaのボンネットの上に事件の資料と父ちゃんの手帳だけを残したまま、サムは忽然と姿を消していたのでした。

父ちゃん調べで、州内でも人口比でもっとも行方不明者が多いというこの町で、大切な弟の姿を見失ってしまったディーン、「Sam! Sammy!!」と声を張り上げた後、がらんとした道路の真ん中に立って、ため息のように「Sam」と呟く姿。

どうしてもセカンド第21&22話のディーンの姿が蘇ってきてしまいます。


道路の監視カメラに目をつけ、再び州警察のIDを使って地元の警察に協力を求めにやってきたディーン。

この後、Super-wiki にも詳細が乗っている、警察保有の兄弟のプロフィールがパソコンの画面に現れますね。


Samuel Winchester: 1983年5月2日生まれ、身長6’4”、体重180~190ポンド、茶色の髪に茶色の目、特に際立った Marking(生まれつきのアザとかかな?) や刺青はなし。

そして、兄のDean Winchester: 1979年1月24日生まれ、ミズーリ州セントルイスで死亡。身長6’4”(Shapeshifter 死ぬ寸前にサムに変身しようとでもしてたんでしょうか…)、体重175ポンド(死体を計量しているから、断定的です)、茶色の髪に瞳はグリーン、やはり特に際立ったMarking や刺青はなし。
死の直前、セントルイス地区で起きた連続殺人事件の重要参考人とされていた。
(このディーンのプロフィールは、セカンドシーズンの「Nightshift」のエピソードの後、書き換えられることになるんですよね?)

殺人の容疑者?という保安官に。

Dean: “Yeah, Dean. Kind of the black sheep of the family. Hansome, though.
  (ああ、ディーン。一家の厄介者ってやつでね。ま、ハンサムなんだけど。)

この Hansome, though の時のディーンのおすまし顔が可愛いです。
(この日記では、ディーンのことを余りに Low estimate だ、と散々語ってきましたが、ディーンのこうした自分の容姿に対する顕示欲は、また別の意味で考察に値しますね。「ディーンは自分の可愛さが武器になることを絶対わかってる!」っていうやつです。)

監視カメラの写真を入手するための申請書を手に立ち上がったディーン。

Dean: “Officer, look, he’s family. I kind of… kind of look out for the kid. You gotta let me go with you.”
 (あいつは家族なんだ。俺は、このガキの面倒を見てきたって感じで…。俺も捜査に関わらせてくれないかな。)


それは出来ないわ、と答えるOfficerに、ここの郡じゃ、かなりの数の行方不明者が出てるけど、戻ってきた人間ているのか?

Dean: “Sam’s my responsibility. And he’s coming back. I’m bringing him back.”
  (サムのことは俺に責任があるんだ。で、あいつは戻ってくる。俺が連れ戻す。)


ディーンが兄ちゃん心と愛情を全開にして、Officerと交渉している一方で、檻の中のサムが目を覚まします。
この恐ろしい一家、獲物を檻に入れる時には、決まってTシャツ一枚にするんですよね。
一番最初に見たときには、サムの体格になんかまだ全然注目していなかった第15話、今こうして見直してみると、(まだまだ細いけれども)サムいい身体してますね。

檻を掴んで揺するサム。なんとなくそのまま檻を壊せそうな気もしますが…。


再び場面は変わってディーン、サムがいなくなった時間帯の高速道路の監視カメラの写真には、ボロボロの車体に真新しいナンバープレートをつけた不審な車が写っていました。
写真を見ているディーンたちの背後をいいタイミングで「軋る」ようなエンジン音を立てて走っていく車が一台。
男の子の聞いた「Whining growl」という物音の正体がなんだったのか、にディーンは思い当たります。


再び画面はサムに。檻の上部に摑まって両足で檻を蹴りつけたりしていますが、檻はびくともしません。

この獲物の保管所でのサムとジェンキンス氏とのやりとり、ディーンの切羽詰った感じと対照的に、なんだか妙にのん気で笑えます。

ジェンキンスさんは、「Ned Beatty time」が始まるって警戒してるんですけど、私は見たことありませんが、『脱出』という映画でネッド・ビーティがRedneck (直訳では無骨な田舎者という感じ、映画では山男なんですか?) にアナルレイプされる、という衝撃シーンがあって(あの大きなおじさんが?!)、ジェンキンスさんとしては、謎の男達はレイプするためにハンサムガイ(?)を誘拐してきてはストックしていると推測してるんですね。「脱出」ってそういう映画なんですか?
今度機会があったら見てみようかな…。


サムはそんなジェンキンスさんの意見を全然相手にしていませんが…。
どうしてこの子はこんなに平然としてるんでしょう。
今回の事件が、Supernaturalには関係なくて、ただの人間が相手だと知って、大したことないや、って思ってるんでしょうか?

謎の男達、サムには食事をあげませんね。さらってきたばかりの内は気が立ってるから、大人しくなるまで食事も与えないということなのか…。
一番最初に見た時は、あの食事の材料もひょっとして…、なんて思って、本編にははっきりとは出てこないけど、一家の家の中の骨や歯のコレクションを見ても、その可能性が高いですよね。サム、食事をもらわないうちに逃げ出すことができて、よかったのかも。

このシーン、ヘンゼルとグレーテルをちょっと思い出しました。魔女がヘンゼルにご馳走を食べさせるのは、後で殺して食べるためってことですもんね。
(ヘンゼルとグレーテルって言えば、森の中に転々と落ちているM&Mのことも思い出します(笑)あの時は、ディーンがヘンゼルでした)


一方のディーン、IDの嘘がばれてしまいます。
でっぷりした黒人男性の写真を見せられながら、いくらか体重が落ちたし、マイケル・ジャクソンと同じ皮膚の病気で…、なんて言い訳を始めるものの、首を振り車から降りてちょうだいという Officerに、「サムを見つけたいだけなんだ。俺が、嘘をついているかどうか、俺の目を見てくれ」と、飛び道具を出すディーン(これ、SPN版PB のS2第19話でも美人弁護士さん相手にやってましたよね。)ですが、Fan girls なら間違いなく一発でやられてしまうこの作戦にもそれほど揺らいだ様子をみせない Officer (さすが!)に、最終兵器を持ち出します。


Dean: “When we were young, I pretty much pulled him from a fire. And ever since then, I’ve felt responsible for him. You know, like it’s my job to keep him same. I’m just afraid if we don’t find him fast…Please. He’s my family.”
  (俺達が小さい頃、俺はあいつを危ないところで火事から救い出したんだ。それ以来、俺はあいつに責任を感じてる。つまり、あいつを危険な目に遭わせないっていうのは俺の仕事だ、みたいにさ。もしあいつを早いとこ見つけてやらなかったら、どうなっちまうかって…、とにかくそれが怖いだけなんだ。…頼むよ。あいつは俺の家族なんだ)


案山子の回で、サムがメグに「He’s my family.」って言った時には、どうしても(ただただディーンのそばに行きたいだけの気持ちを取り繕うという)嘘くさい感じがしてしまったのですが…(その前のいちゃいちゃ電話のシーンがいけないんですよね!また、そもそもシリーズの最初から、サムがディーンに抱いているのは家族としての愛情だけじゃないって、妄想している私なのでそう感じてしまうのか…)ディーンがこの台詞を言うときには、純粋にその意味のまま胸に届きます。(サム、いつも勘繰ってごめんね。)

ディーンの「Please」と懇願する顔のあまりの可愛さに、さすがの鉄の女もやられてしまったっていうのもあるような気がするけど、車内にクリップで留めてあるお兄さんの写真に目をやったOfficer。

あなたを連行するわ、…サム・ウィンチェスターを見つけた後でね。

と言って再びシートベルトを締めます。


男達が去った後、サムは、電気仕掛けの檻の鍵に繋がっている太い金属製のコードに目をつけて、力任せに引っ張ってます。なかなか思うように引っ張れませんが、「レイプされる」ことばかり心配しているジェンキンスさんなんかに「サミー」と呼びかけられて、「Don't call me Sammy!」と言い返した瞬間、馬鹿力が出て(ははは!ディーンにすらめったに呼ばせないのに、あんなおじさんに呼ばせるわけには行きませんよね)コードが天井から外れました。でも落ちてきたのは、コードを天井に固定していた金属製のブラケットだけ。

ところがその直後、ジェンキンスさんの檻の鍵が開いてしまいます。簡単すぎる、罠かもしれない、出ないほうがいい、というサムを無視して、助けを呼んでくるから、と外に飛び出してしまうジェンキンスさんは、もちろん怪しい兄弟に狩られてしまいます。

檻の中で、ジェンキンスさんの最後の叫び声を聞いたサム。



再び画面は、ディーンに。
どうして急にディーンがサムを探すことを許してくれたのかと訪ねると、Officerのお兄さんもちょうどサムと同じように行方不明になったきり、戻ってこないことが判明。
だからディーンの気持ちがよくわかるのだと。

二人でパトカーを走らせているとディーンは、怪しい私道を発見。調べてみようと車を降りますが、一緒についていくと言ってきかないディーンは「あんたは一般人でしょ」とパトカーに手錠で繋がれてしまいます。

一人で調査にいったOfficer(Kathleen、ここでついに彼女の名前が分かりました)は、怪しい一家の長であるおじさんに殴られて、捕獲されてしまいます。

パトカーの始末のために出てきた恐ろしい兄弟の乗った車の「Whining growl」を聞いて、私達もディーンが見つかっちゃう!と冷や冷やしますが、兄弟がパトカーに近づいた時にはもちろんディーンは姿を消しています。(ちゃんと手錠まで始末していくところはさすがです)


檻の中で意識を取り戻したKathleenとサムが会話をしていると、獲物保管所のドアがぎしっと開く音がして、何者かの足元が画面に映ります。
でも、もちろん私達には、Fan girls の描写でお馴染み Well fucked bowlegs を見ただけで誰の足なのか、分かってしまうのですが…。(腐女子Fan girls の間では、Jensenのbowlegs は、Jaredのせいだ、とまことしやかに語られているのです(笑))

もちろん現れたのはディーン。この兄弟、いなくなった片割れを見つけた時、一緒に女性が捕らわれていても、自分の大事な兄弟にしか気付かないという傾向があります。
(サムの場合、かなり意図的に兄と一緒にいた女性を無視しているようにも見受けられます)
今回も、全く物音を立てなかった二人の檻の内、ディーンは、吸い寄せられるようにサムの方に近づいていきました。(これは一重に兄の愛のおかげ、という気がするのは偏見でしょうか)

ディーンがやってくる途中で、Kathleen の兄の車も見つけ、Kathleenの兄が生きているとはもう望めないことが明らかに。

そして今回の相手は「ただの人間だ」と聞いて、サムから「Be careful」と注意されつつも、軽い気持ちで、鍵をとってくると母屋へ出かけたディーン。

案の定捕まって、椅子に括りつけられてしまいます。(この一家の母屋も不気味ですよね。不気味な室内で、蓄音機から、ずっと軽快なジャズピアノの演奏が流れているのも、一層不気味さを高めているのですが、くどいようですけど「Home」を見た後では、もう全然なんともありません。)

ここでまたちらっと、ディーンのインテリジェンスが垣間見えます。人間を狩っていることを匂わせる息子の言葉に、

Dean: “That’s what this is about. You—You yahoos hunt people?”
  (そういうことかよ。お前らヤフーは、人間を狩ってるのか?)

Yahoo とは、ガリバー旅行記の馬の世界に出てくる、知性のない獣のような人間のことですよね。子供の頃、絵本で小人の国と巨人の国のお話を読みましたが、大学生になって、スウィフトのガリバー旅行記の全編を読んだ時、ちょっとグロいとまで言える大人なお話に驚いたものです。

ひょっとしたら英語圏では、Yahooと言えばどういう存在を指すのか、誰でもが知っている日常の知識に入っているのかもしれませんが、ディーンは、スウィフトのガリバー旅行記を読んでいるのかもしれませんね。(オペラも見ているらしいし…)

ここで不気味オヤジが、一度はクーガーも狩ったことがある、と言っているのは、映画「Devour」の冒頭シーンを暗に示している、と考えるのは、想像をふくらませ過ぎでしょうか?

怖い焼けた火掻き棒のシーンの後、坊主か、警官かどっちかを選べ、といわれ、狩の対象にされるのなら、と、サムを選ぶと、オヤジは息子(Lee)に檻から出さずに撃ち殺せ、と!

この時のディーンの表情!

なんとか助かる可能性を求めて、サムを選んだのに、これでは自分でサムを殺してしまうようなものです。


Dean: “If you hurt my brother, I’ll kill you, I swear. I’ll kill you all. I’ll kill you all!”
  (弟を傷つけたら、絶対にお前らを殺してやる。お前ら全員殺してやる。殺してやるからな!)


あんた、椅子に縛り付けられたまま、そんなこと言ったら!と、こっちがはらはらしますが、とり急ぎこの人たちディーンに手を出す気はないみたいです。

一方のサムは、役に立たないと思っていたブラケットのおかげで(一体何の役に立ったのか、私にはよくわかりませんが)Leeに反撃して倒します。

この後、返事をしないLeeの様子を兄と一緒に見にいくにあたって、オヤジ、このもう一人の息子を「Jared」って呼んでます。この名前にしたのには、何か意味があるんでしょうか?

ディーンの見張りは、13歳の末娘Missyに任せ、獲物保管場所へと向かう親父とJared。
サムとKathleenの反撃にあって、Jaredはサム(Jared)に倒された挙句、檻に閉じ込められ、親父にライフルを突きつけている Kathleen を残して、サムはディーンを救出に向かいますが、二人が出てくると一発の銃声が響きます。

ちゃんと上着を取り戻したサムとディーンは、Kathleen の計らいで、その場から徒歩で去っていきます。


Dean: “Don’t ever do that again.”
  (もう二度とあんなことすんなよ)

Sam: “Do what?”
  (何をすんなって?)

Dean: “Go missing like that.”
  (あんなふうにいなくなったりすることだ)

Sam: “You were worried about me.”
  (俺のこと心配してたんだ)

Dean: “All I’m saying is, you vanish like that again, I’m not looking for you.”
  (俺が言ってるのは、お前がまたあんなふうにいなくなったら、もう探さないってことだ)

Sam: “Sure you won’t.”
  (本当に探さないんだね)

Dean: “I’m not.”
  (探さない)

Sam: “So you got sidelined by a 13-year-old girl?”
  (ところで、兄ちゃん、13歳の女の子に大人しくさせられてたんだ?)

Dean: “Shut up.”
  (黙れ)

Sam: “Just saying, you’re getting rusty, kiddo.”
  (俺はただ、お坊ちゃん、腕が錆び付いたんじゃないの?って言ってるだけだよ)

Dean: “Shut up.”
  (黙れ)


何はともあれ無事にサムを取り戻したディーン。二人は楽しくこんな可愛い会話を交わしながら、仲良くテクテクと夜道を歩いて行きます。

ファーストシーズンで、この二人のやり取りは、ただただ微笑ましく可愛いだけだったのに…。


John Shiban!もう!ちょっと泣けてきちゃうじゃない!